|
|
| Coffee Break NO.90/2006年2月26日Sun. 「節句、節供」 来週、3月3日はひな祭り。桃の節句です。この機会に、節句というものについて調べておきましょうね。 お馴染みの節句は次の五つです。@1月7日、七草の節句、人日の節句、A3月3日、桃の節句、上巳(じょうし/じょうみ)の節句、B5月5日、菖蒲の節句、端午(たんご)の節句、C7月7日、笹の節句、たなばたの節句、D9月9日、菊の節句、重陽(ちょうよう)の節句。 よく見ると、1月7日以外は3/3、5/5、7/7、9/9で奇数のぞろ目。1/1はお正月なので、節句の席を1月7日に譲ったのですね。ものの本には、節句とは中国伝来の暦の風習とあります。お雛様あたりは、平安時代から盛んになったようですが、五節句が習慣化したのは江戸時代ということです。もともと奇数は縁起の良い数字だったのでしょうね。 それにしても、「七草、桃、菖蒲、笹、菊」。暦に草花を合わせて季節感を出す辺りは、日本的アレンジでしょうね。四季のある日本の情緒、大切にしたいものです。来週のひな祭り、子供たちには是非、季節感も感じて欲しいと思います。 |
| Coffee Break NO.89/2006年2月19日Sun. 「医食同源」 先日、平塚ラスカの薬膳中華でランチをしました。その日の日替わりランチは、木耳(きくらげ)や大根、セロリーといった普通の食材を使った料理でした。メニューを見ると、これらの食材には「血液さらさら」「血圧安定」などの効能があると書いてありました。これなら普段からできそうです。そうか、「医食同源=薬食帰一」ってことですね。ふつーうの食事が大事ってことですね。 中国の明代の「本草綱目」には、食に関しては、「医食同源」「妙味必淡」「食材自在」「粗料細作」「就地取材」「用具過少」という言葉が紹介されています。意味は順に「医と食は同じ源=薬と食は同一である」「妙味は必ず淡味である」「たくさんの食材を自由に使いこなそう」「安い材料でも手間ひまかけると良い料理になる」「その土地に根付いた材料を知って使おう」「道具は少なく、お鍋一つでも上手にできる」という感じですね。因みに明代は、NHKでやっている「チャングムの誓い」の時代なのです。先週は明の大臣が登場していましたね。 この「本草綱目」の食の内容、自然体を極めようって言っているようで、なんだか子育てにも似ているような気がするのは、私だけでしょうか。 はてさて、その平塚でのランチを頂いて、ちょっと健康になったような気がしました。そんな即効性はないってば。やっぱり気は心、病は気からですかね。 ただ、心残りだったのは、棚にずらりと並んでいた数々の薬膳酒が(お昼時なので)飲めなかったことです。薬効が高そうでした。酒は百薬の長って言いますし。 |
| Coffee Break NO.88/2006年2月11日Sat. 「梅の開花」 花の色は 雪にまじりて 見えずとも 香をだににほへ 人の知るべく 小野篁(おののたかむら)(古今冬) 小野小町のおじいちゃんの歌です。梅の花に雪が降っているのを読んでいます。丁度今頃でしょうね。 今回は、この歌を黙って鑑賞することにしましょう。 |
| Coffee Break NO.87/2006年2月5日Sun. 「福は内 鬼は内」 先日の節分、豆まきはしましたか。昔は夜になると、隣近所から豆まきをする声が聞こえてきたものでした。年男や一家の主人が「福は内、鬼は外」とやっていましたね。煎った大豆をまき、みんな自分の年の数だけ豆を食べて、これから1年健康になるようにと願うわけです。また、妊婦のいる家庭ではこの豆は安産のお守りにしたそうですね。 昨日は立春。もう直ぐ春ですね。昔は立春が正月ですから、節分とは、旧暦の大晦日。節分の豆まきは、新年に幸福をもたらす年神様が来る前に不幸をもたらす鬼を追い払うと言う中国の儀式にならって室町時代に各地の神社で行われるようになったと言われています。 サザエさんのたらちゃんは、「鬼はうち」って言ってました。「鬼がかわいそうだから」ですって。絵本にも、「おにはうち(なかがわひろたか作)」というがありますね。この絵本では子供の鬼が登場して、角を隠して他の子供たちと一緒に仲良く遊ぶのです。いい鬼もいるというお話で、豆まきでは「いいおには〜うち〜」というのですね。・・・・・実際、場所によって鬼や鬼の面を祭っている神社やお寺では「福は内、鬼は内」や「福は内」だけのかけ声の所もあるそうですよ。 さてさて、煎り豆、結構おいしいものですから、子供のころは年長者が羨ましいものでした。今では、イヤというほどたくさん食べられる年齢に達しておりますが。 |