Coffee Break NO.225/2009年12月24日
今年もコーヒーブレイクのご愛顧、ありがとうございました。
流行の3D映画に行きました。「カールじいさんの空飛ぶ家」です。3Dとは「3dimension」で3次元、つまり立体(映像)のことです。映画館やプラネタリウムで、特殊なメガネを掛けて特殊な3D用の映像を観ると、映像が飛び出して見えるのです。あたかも自分が映像の中にいるような気分になります。雪や花びらが舞っている映像では、自分の肩や頭に降ってきているように感じましたし、こちらに向ってくるものには思わず身を避けたりしました。
「カールじいさんと空飛ぶ家」(英題はUP)は、カールじいさんが先立たれた奥さんとの夢を実現させようと、南アメリカのジャングルに冒険に行くというお話です。思い出が一杯詰まった古いお家にたくさんの風船を付けて、空飛ぶ家にして。冒頭のシーンで、カールじいさんと奥さんとの幼い頃の出逢いから死別までの思い出が走馬灯のように描かれています。とても綺麗で切ないシーンです。
不器用で純粋な少年と道連れになっての珍道中ですが、翻訳機をつけて言葉をしゃべる犬たちが登場して犬の気持ちが分かったり、色々なお楽しみがあって、子どもも大人も楽しめる映画でした。このあたり、「積み木の家」の回想にも似ています。
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Coffee Break NO.224/2009年12月18日
季節絵本の出番が多い季節
「まどから ☆ おくりもの」「ねずみくんのクリスマス」「クリスマスイブのおはなし」「サンタさんありがとう」「急行北極号」「アンパンマンのサンタクロース」etc。クリスマス絵本、12月24日に向けてラストスパートです。
季節絵本の効用は、絵本の中身が周囲にたくさんあるということです。クリスマス絵本の言葉や音楽や風景が身の回りに溢れています。この時期にクリスマス絵本を読むと、言葉や絵を体感できます。臨場感ってものです。
雰囲気だけではありません。クリスマス関連のモノがたくさんありますので、同じ言葉が色んな場面で使われます。一つの言葉が色んな風に使われることを体感すること、これこそ言葉の意味の獲得の本質です。冬の絵本、クリスマス絵本、お正月絵本、・・・季節絵本や生活絵本、全てのご家庭で、是非是非、楽しんで欲しいと願います。
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Coffee Break NO.223/2009年12月3日
読み聞かせは義務では駄目?
初めての子育てで、「読み聞かせが良い」って聞いたものですから、親の仕事と思って読み聞かせに取り組んだ母親がいました。さて、この親子どうなったと思いますか。そのお母様からお聞きした話をご紹介します。
最近この子(1歳1ヶ月のお子さん)、本棚から絵本をどんどん引っ張り出して遊ぶのですよ。特に「くだもの」と「おつきさまこんばんは」は食い入るように見ます。この一ヶ月は一日に(のべ)10冊も20冊も読み聞かせしています。何回も同じ絵本を読まされ、決まったように同じ場面でとまります。絵を指差して何か言ったりして、随分変わってきました。最初、私(母親)は読まなくちゃって半分は義務感だったのですけど、今は子どもを見ていると、楽しくて仕方がありません。
最初は義務感でも、子どもの様子を報告する場(サークル)があったので、失敗談でも聞いてもらおうと軽く始めたのが良かったと思います。自分の癒しになればと読み聞かせを数日続けているうちに、自然体で読み聞かせをしている自分がいたのですね。不思議な力が読み聞かせにはあります。・・・・・と、良いお話をお聞きしました。
「楽しくなかったらおやめなさい」とか、「お母さんが楽しみなさい」とかいうルールにとらわれないで、ちょっとした義務で始めるのも良いってことですね。
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Coffee Break NO.222/2009年11月25日
枯葉はめぐる
毎年、同じ歌なのに、今年もこの時期は枯葉を沢山聞きたくなります。
ついつい「枯葉」を口ずさんでいる自分がいます。秋空を見ては、ナット・キング・コールのハキハキした枯葉を思い出し、曇った日には呟(つぶや)くようなイブ・モンタンの枯葉が耳の奥で鳴っています。そうなると、甘いシナトラの枯葉は夕焼け空でしょうか。
枯葉はJAZZのスタンダードにもよく登場しますが、どれひとつとして同じものはないように思います。チック・コリアのピアノトリオは活きが良いし、キース・ジャレットのピアノトリオは奇抜だし、ケニー・ドリューのピアノトリオはリリカルで、ペデルセンのウッドベースとのやりとりはファンタジックです。すすり泣くようなトランペットのソロで始まるマイルス・デイビスの枯葉は40年経っても新鮮です。ホントに、沢山の枯葉があるものです。
シャンソンの歌詞が人生を枯葉に例えたのは絶妙ですね。人生も深まりを増すと色々な曲を奏でます。毎年めぐってくる秋に、毎年たくさんの枯葉を聞いていますが、私の秋も深まっていく分、また違った枯葉が聞こえてくるようです。
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Coffee Break NO.221/2009年10月29日
オリオン座流星群
流れ星を久々に見ました。先週の10月21日午前2時、新月の夜中、オリオン座流星群にチャレンジしました。空には雲も無く、空気が冷たく澄んでいるのがわかりました。ベランダから顔をのぞかせて、南東の天空はオリオン座辺りに視線を向けて10分、ちょっと首が痛くなりかけた頃でした。視界の右端を縦にスーっと走る光を視力0.3の私の目はしっかりと捉えていました。「やったー、流れ星、願い事!願い事!」と心の中で叫んでいました。
10分で1個ですから、なかなか上出来です。その後30分くらい空を見上げていたら、数個の流星が通り過ぎました。ラッキーな夜だと思います。
遠い宇宙で起きた全く縁のない出来事に、何故かワクワクさせられて、「星に願いを♪」を鼻歌で歌いながら、眠りについた夜でした。願い事、叶うといいなあと図々しくも思いながら。
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Coffee Break NO.220/2009年10月9日
またまた野分
野分のあとの日、いかがですか?皆さん、お知り合い、被害はございませんでしたか?ニュースを見ていると台風一過で「いみじう あはれに おかし」(清少納言)とは参りませんね。
台風の中での移動、交通手段に迷いますね。風が強まる一方でしたので、最初からJRは諦めていました。私鉄なら頑張ってギリギリまで電車を走らせるだろうと思い、京成電車に賭けてみました。大正解!浅草から高砂、高砂から船橋へ。あの疾風のなか、JRが渡れずにいた風速30mを記録した江戸川の鉄橋も無事に渡りきり、徐行しながらも船橋に到着。強風に煽られながら、よろよろ歩いて目的地にたどり着きました。自宅からは遠回りでしたが意外に早く着きました。台風のお陰で小旅行をした感じです。
過ぎてみると、「いみじう あはれに おかし」でした。
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Coffee Break NO.219/2009年10月2日
小さな秋みーつけた
小さな秋、今回はデパートで見つけました。大好きな「栗きんとん」の出張販売が始まりました。岐阜県の中津川からやってきます。ここは昔から上質の栗が取れる地域で、「栗きんとん」の発祥地だそうです。
作り方は至ってシンプルで、蒸して、裏ごしして、固めるだけ、ただそれだけです。もちろん一般の家庭でも直ぐに作れます。このシンプルさが旬を引き出すのでしょうね。素朴なお菓子、一口食べると、渋みと甘味が溶け合って、口の中が秋いっぱいになります。私は、玉露のように甘いかぶせ茶といっしょに食しますので、甘味と渋みがお互いを一層引き立てあって、口の中の秋も賑やかに感じます。
季節は食から感じ始めるもの。これには確信があります。生きるためには絶対に必要な欲ですからね。
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