副鼻腔炎（蓄膿症）の治療中ですがプールに入ってもいいですか？

　スイミングは、水泳の上達以外にも心と体を鍛えることができる良いスポーツです。しかし、プールの塩素や水中の小さなゴミによって、鼻に炎症が起こり、副鼻腔炎が悪化したり長引く原因にもなります。また、プールの水にさらされると、体が冷えて病気に対する抵抗力が落ち、副鼻腔炎を治す力が低下します。さらに、もぐったり飛び込んだりして鼻に水圧がかかると、鼻水が副鼻腔に移動して副鼻腔炎になります。
　ただし、水面から60cmまでは水圧がかからないので、お風呂で顔をつける位なら大丈夫です。また、副鼻腔炎の治療中のスイミングは禁止ですが、膝下までの水遊び程度のプール、海水浴や家族で行く市民プールくらいなら、体調が良ければ構いません。

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