第Ⅴ期  地球市民を育てる教師のための研修会  参加レポート
≪第1回 レポート≫                                             


   注:   あくまでも、私の覚書きですので、研修の内容が全て網羅されているわけではありません。
        十分に理解しきれていない部分もあると思いますので、どうぞその辺りはご容赦くださいm(u_u)m .。.:*・゜

『第Ⅴ期 第1回』 2011925

●参加者は、英語に限らず小中学校の先生、教頭先生、教育センターの方や教育委員会の指導主事の方、
児童英語講師など。中嶋ゼミの方は参加者であるとともに、この研修会の準備・運営等を担当。
アドバイザーとして各方面から5名の方が参加。この研修会のリピーターの方が各班のリーダーとして
入ってくださっている。

●研修中のルール

①言いたいことは1分でまとめる (400字原稿用紙1枚程度)・・・だらだら話さない
②論理的に話すこと (3点あります。1点目は…。2点目は・・・)
③愚痴や言い訳はNG

これは、『時間』『人』『場』を大切にするために必要なルール。

Global Citizen Time5分前行動)

●リピーターの先生によるプレゼンテーション 『研修会で学んだこと』 各20

(1)竹田里香先生

     ・ホスピタリティー
     ・Backward Design・・・全てに通ずる
     ・メタ認知力・・・自分と違う価値観にも耳を傾けられるようになった
     ・人を育てる・・・崇高なる仕事
         ↓
        ・下準備
        ・適切な言葉かけ
        ・信じる
        ・待つ

(2)林秀樹先生

      『目標』を達成するためには、『目的』を明確にすることが大切である。
      協力して何かを成し遂げるためには、『概念』の共通認識が必要である。

      目的を達成するためには

         *デザイン力=目的を達成するためにその計画を立てる力

         *コミュニケーション力=一緒に取り組む相手のことを考える力

                               ⇒この2つがそろってこそ目的が達成できる

≪中嶋先生による説明≫

●『線』の研修会とは

      次へ次へとつなげていく=『学んだこと』を生かして『実践』したものを次に持ち寄る

●常にプラスサイクルになるよう心がける=ポジティブモードであることに慣れ、そうなっていく。

●子どもに対する『親近感』と『威厳』のバランスが大切。

●『○○から始めずに○○から考える。』
   ↓           ↓
  How           Why ?
  目標           目的

1枚の写真

   教室の風景の写真

     ・Q1:これは中学校ですか、それとも高等学校ですか。
                    →それはなぜですか。(理由を考えさせる…理由付けが出来る=納得)
     ・Q2:この写真がとられたのはいつですか。

   答えは…、と言った瞬間にそれを聞こうとするのは、自分が自分の答えを持ったから。

   ★こうして1枚の写真が教材になる・・・そのような教材を用意できるかどうか=『教師力』

  授業を雑談でだらだら始めない ⇒ 本題から入っていく (初めからぐっと引きつける)

●最後をどう終わるのか ・・・ そのイメージを持つ

有意味学習で子どもをやる気にさせる(達成感・自信・テストの点・先生の情熱・信念・本気)

        学びを実感できる・丁寧過ぎない・出来るまで鍛える・場面を与えて考えさせる

  機械的学習


●目標と目的

   目標と目的を明確に。並列に話してはあいまいになってしまう。

     *どちらか分からなくなったら、『ために』を入れてみる。

   『何のために』で追求出来ることが『目的』である。・・・わかったら、目的がはっきりする。


  *『目標』は点。これがブレることはない。

       頂上が同じなら、どのルートを通ってもよい。それが個性。
       自分の得意分野を生かし、自分の心から語る。そうでなければ楽しめない。
       先生が楽しめければ、生徒も楽しめるわけがない。

       『目標』のためにどんな活動を仕組んでいくか。・・・戦略と戦術

  *『目的』から始めることで、教科書という素材が教材に変わっていく

=どんどん楽しくなっていく

     いったん種火がともると、それはずっと続いていく。

    小・中・高でどんな授業を受けてきたか・・・大学生になった時に見えてくる。

       自ら学ぶ大学生 ← 中高で『言葉の教育』を受けてきている。
                            ディスカッション・ディベート
                            スピーチ・ドラマなど。…言葉を通して成長していく

       『楽しい!!』という実感があったかなかったかの違い。

    入力 for 出力のため        ゴールを与えない限りほんとの入力は始まらない

教育 for 人格形成のため     知識を与えるためではない

   学習for 概念形成のため     誰もがなるほどと理解出来る定義

   評価 for 自立・自律のため    自己評価能力を高める=自分で次の目標をもてる

体験や知識を自分の言葉で言語化していく       誰かに発信する
    ↓                                  ↓

   経験にしていく=自分のものになっていく       概念化されていく
                                        自分の言葉で目的を持って
    体験を経験に!  知識を知恵に!!           誰かに話す・書く=発信する

                      それが、『線の研修』である

●共通の概念を持つため、言語化するための型を学ぶ。

   組織で動く際、目標達成のためには概念の共通理解が必要。
   そのためには、概念を言語化し、明確にしていくことが必要。

   *マッピング
   *Cut out Picture

マッピング

  *マインドマッピング・・・自分の思考を整理するためのMapping
                     → 自分の伝えたいことを書いていく(話し手中心)
  *セマンティックマッピング・・・質問力を高めるためのMapping
                     → インタビューしながら書いていく(聞き手中心)

  *出来あがった2つのマップをくらべてみる。
     
    話し手は聞き手がききたいことを発信できていたか、聞き手は話し手が話したいことを引き
   出せていたか、ここを考えることがより良いコミュニケーションにつながっていく。

                                             → 両方の観点が必要
CUT OUT PICTURE

  *画用紙の中央に名前を書き、残りのスペースを4分割する。

   それぞれのスペースに文字ではなく絵を描いて、その絵をもとに自己紹介をする。

   *絵の描き方(情報の与え方=詳しく描き過ぎないなど)を工夫することで、聞き手がより興味
         を持って聞ける。

●班ごとに分かれて

●佃先生より『概念』について
















































































































































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