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『珠海梟雄』 画像は、下のほうにまとめています。
たぶん、『大内風雲録』のあとに撮られたドラマなのではないでしょうか、LESLIEは明らかにかつらをかぶっています。後半で、やっと伸びかけの坊主頭になり、あとはオールバックです。

 このなかでLESLIEが演じているのは、もう、なんともいえん、しょーもない男です。まぁ、気の毒な気はするのですが。

 LESLIE「十三行六」(サプサンハウロッ)は、中国服の
仕立て屋の若旦那。借金の取立てにあうと、簡単に銀行強盗をし、そのあと、ピストル強盗もやっちゃう男の子。

 好きな女の子(シュウリン)が、やくざの親分にほれられて、さらわれますが、結局、情にほだされて結婚してしまいます。
 心配してたのに、結局ふられちゃったLESLIE(十三行六)君は、結婚式の場で、吐きそうなくらい酔ってしまい、くだまいて、そのあと怒りくるって、またまた、強盗に行くのです。

 ピストルもって、顔には、ハンカチを三角に折って鼻から下にまいたような覆面をして、賭場にいって、掛け金を奪い取ってきます。一回目、すんなり成功しましたが、ピストルでねらわれたため、つい撃ってしまい、
相手を殺してしまいます。そして、二回目は左腕を撃たれ、また、一人撃ち殺してしまうのです。

 トランクいっぱいのお金を貯めこみ、酔っ払って色街に出かけ、娼婦とたわむれて、今度は、その娼婦から惚れられてしまい、なにかと、つきまとわれ、結婚をせまられて万事休す。
 シュウリンの写真を見られてけちをつけられたため、腹を立てた十三行六は、女を殴り、思い切りどなりつけます。そのあと、しおらしくあやまりにきたその女とベッドで寝ていると、女からピストルで撃たれそうになり、もみ合ううちに、
撃ち殺してしまいました
 
 次の日、新聞にも載って、指名手配の身なのに、思い切りの悪い十三行六君は、シュウリンを呼び出していろいろ話します。そこを警察に見つかり、十三行六くんは逃げ、シュウリンは、疑われることになってしまいます。

 手に入ったドラマのビデオが、中途半端なところで終わっているのでよくはわからないのですが、どうも、このあと十三行六くんは警察に追われている途中に撃ち殺され、シュウリンのほうも、疑っただんなから、撃ち殺されそうです。番組の始まりの主題歌が流れるところで、そういう場面が出てくるのです。

 一応、出番は結構多いし、とてもかっこいいけれど、やってる役の人柄が、ぱっとしないので、なんか、同情できないです。馬鹿だねー、と言いたくなります。
 

  

たぶん、この生写真が、『珠海梟雄』の頃のものだと思います。

これに、シュウリンからもらった赤いマフラーをいっつも巻いていて、
臙脂色のようなソフト帽をかぶってうろうろしてるんですよ。





では、ドラマの中から、画像を紹介しますね。

さて、「珠海梟雄」のお話のはじまりはじまりーー
このお話の主人公はLESLIEではありません。一番右の人が主人公(タオピン)です。
やくざのボス蒲四が、女学校の来賓に行き、花束をくれたシウリンに一目ぼれ。
タオピンの女友達シウリンの家へ、いとこのLESLIE(十三行六)が借金に来ます。
説教ばかりで貸してくれないものだから、高い硯をおじさんが落とすように、仕掛けます。
一方蒲四は、三人も奥さんがいるのに、シウリンまで手に入れたくなりました。
父親に頼んでも断られたので、車でさらって来てしまいました。
一方、LESLIEくんのほうは、借金取りに責め立てられ、
いいこと(?)を思いつきました。
銀行強盗です。すんなりと、お金が手に入りましたよ。
味をしめて、次々に強盗をするのですが、ピストルがなくてうまくいかなかったので、
怪しい薬屋(黄一飛)にいき、ピストルを買いました。
で、前回うまく行かなかった店に本物のピストルを持っていき、成功。
 タオピンが死んだと思われていたときにシウリンは親分のもとへ。そして、だんだん二人の間に愛が芽生えます。タオピンのほうは、あとでそれを知りショックで、前に自分を助けてくれた女親分のところに身を寄せ、仕込んでもらいます。

えーっと、この調子でいくと、全然終わりまでたどり着かないので、あとは、LESLIE中心にとばしていきますね。

つづきです。

シウリンは蒲四との結婚を決意、行六はショックを受け、
色町で悪酔いして騒ぎを起こし、
銃まで持ち出したため、用心棒の人たちにボコボコにされました。
行六は、祝いを持ってシウリンに会いに行き、赤いマフラーをもらいます。
そこに、友達の白露がお祝いを持ってやってきました。
白露は好きなタオピンのため、警察署長?に媚を売り、白露を好きなこの男は、焼餅。
結婚式に招かれ、行六はやってきましたが、面白くないので飲みすぎ、
花嫁、花婿にも絡みますが、周り中からなだめられ座らされます。
吐きそうなLESLIE、おめでたい雰囲気の中で泣いていました。
そこへ、銃を持ったタオピンがやって来て、驚いたシウリンは気絶
蒲四は銃で脅されてもひるまず、反撃し、余裕です。
シウリンは気持ちが揺るがず、蒲四を選び、タオピンは一人、男泣きしました。

うーーん、話をすっ飛ばす予定だったのに、終わらない。30集以上あるのに、まだ10集の途中なのです。

お正月になり、シウリンの実家に蒲四夫婦が挨拶にやってきました。
蒲四がお習字をしていると、行六がまた服を持ってきました。お金は受け取りません。
庭で話していると、三妻がやってきて、気に障ることを言ったようです。
怒った行六は、蒲四の賭場に強盗に入り、
蒲四の手下を射殺してしまいます。
二回目は、左腕を撃たれてしまいました。
病院に行くと、蒲四にばれるので、ちょうど逃げるためのお金を借りに来たタオピンに、
わけを話して、その場で手術してもらいました。
行六を怪しんだ蒲四と手下が病気の見舞いにやってきて、左腕をつかんで確認し、
私たちは家族(親戚)なんだから、と、牽制して帰っていきました。
さて、赤いマフラーの行六君、次はどうする?

くたびれたので、今日は、ここまでね。