あかかげPRIUS 燃費とFAQ 〜 用語集 兼 FAQ 〜


三重の国、白のEPV2一族に伝わるスーコ号はあらゆる燃費○○○(注)にとって憧れの的、栄光のシンボルであった。 そしてまた、その大径タイヤには、莫大な燃費の謎が秘められているのだ。 この大径タイヤを奪い、燃費○○○の王座を狙おうとうする者が現れた。 蠅帝王を使うトットロ大魔王である。 
起て! 仮免の忍者!  「中影参上!!」

【 本文とは無関係ですm(_ _)m 】


【FAQ】

Frequently Asked Question:よくある質問

プリウスマニアの掲示板に限らず、ありとあらゆる掲示板で、何度も同じ質問が繰り返されています。 
ここでは、中影が比較的重要だと思う項目や、個人的に興味がある項目について、解説します。 
中影が興味を持たない項目は・・・申し訳ありません m(_ _)m
興味がある項目は、No Question でも解説有りです(^^;
以下、数字、アルファベット、50音の順とします。 項目が追加される度に、順番は変わります。 
ここにないものは、末尾の 「その他のFAQ」 などを参照してみて下さい。 


【ご注意】

(1)対象車種

以下の数値は、2003年9月〜2004年8月頃までに製造されたNHW20型プリウスのオーナー各氏の報告に基づいています。 自動車が製造された時期によって、数値が異なっている場合がありますので、以下の数値は目安として下さい。 特に、2004年8月発表の特別仕様車“プレミアム”では、様々な数値の閾値が若干変わっている可能性が高いです。 
各数値が厳密に知りたい方は、以下の数値を目安に、自分で繰り返し実験するなどして確かめて下さい。 

(2)数値について

冷却水の水温など、メーカが計器を装備していない(EMVで表示されない)項目については、数値を気にする必要はありません。 これらは、一部のDIYされている方々から報告されている参考値であり、 「公式な」 数値ではありません。 計器が無くとも目安を知りたい方や、DIYされる方などへの 「参考値」 として記載しています。 

(3)慣用表現

特に必要な場合を除いて、アクセルペダルはアクセル、ブレーキペダルはブレーキ、ステアリングホイールはハンドルという風に、慣用的に表現しています。 


目次

以下の用語をクリックすると、項目にジャンプします。 


■ 【0 to 9】


■ 《0.1G》

 → 《加速度》を参照


■ 《108》

108代将軍様。 師匠・帝王に並ぶ記録と技と執念の持ち主。 


■ 《10型》

初代プリウスの中でも、1997年12月発売の初期型。 元祖プリウス。 
HK-NHW10型。 10・15モード燃費28km/L。 


■ 《11型》

初代プリウスのマイナーチェンジ(改良)型。 
ZA-NHW11型。 
2000年5月のMC29(燃費29km/L)と、2002年8月のMC31(燃費31km/L)の、2種類がある。 
その他、10・11型の歴代モデルは、ペンギン丸さんの 「プリウスライフ」 → 「プリウスの歴史」 に一覧表があります。 

10型と11型の違いについては、プリウスマニアの 「どんなクルマ?」 → 「4.MCプリウス登場」 に詳しく記載されています。 以下、その補足です。 (外見で見分けるには、バンパーの色が最適だと私は思います。)

“10型と11型の違い(補足)”
項目 10型 11型
バンパーモール バンパーの前幅に渡ってグレーのモールが取り付けられていた。 
(傷が目立ちにくい&そこだけ交換できる配慮がされていた。) 
バンパーモールが省略された。 

(あまりそういう使い方をされなかったのか、11型ではなくなってすっきりした。) 
ホイールカバー ホイールカバーは縁取りの円形部分に三角形が内接した形状で、スポークのうち3本と、ナット部分が隠れていた。  ホイールカバーがリング状になり、ナットがむき出しになった。 
“グレード” ナビの有無だけで “グレード” の設定はなく、クルーズコントロールの設定もなかった。  S、Gの “グレード” が設定された。 特別仕様車やヨーロッパ仕様車も販売された。 Gグレードにはクルーズコントロールがオプション設定された。 
マルチモニター(EMV)の操作方法 マルチモニターの下部手前に8つのボタン(外部のスイッチ)があり、画面下部の表示と対応していた。  マルチモニターがタッチパネル式になった。 
オーディオ オーディオはダッシュボードに直接ボタンが埋め込まれていて、カセットデッキは絶対装備だった。 MDはオプションのみ。  オーディオがユニット化され、カセットデッキとMDが選択式になった。 
バッテリー 走行用バッテリーは大型で、車内の後部座席背もたれを外すと、背もたれの裏一杯に装備されていた。 バッテリーとトランクの間は隔壁で仕切られている。 
※備考
トヨタさんは明言していないが、ある生産ロット迄は、正規の点検を受けているなど一定の条件を満たせば、事実上 「永久保証」 されるらしい。
バッテリーが小型化された。 隔壁が省略されたため、トランクスルーも可能になった。 
リアコンビネーションランプ 赤いレンズの真ん中に黄色のウィンカーランプがあり、その下に白い小さなバックライトがある。  赤いレンズの真ん中にシャンパン色のランプ(10型のウィンカーと同じ位置、場所)があり、ウィンカーランプとバックライトの両方がここに点灯する。 
満充電モード 満充電モードというものが、10型にはあります。 一週間ぐらい放置すると、走行中、勝手にバッテリーを満充電まで充電して、その後は、バッテリーレベルが下がるまで、普通のアクセルの踏み込み程度なら、55Km/hまでモーター走行してくれます。 (なし)


なお、10型と11型では、外見の差が小さい割にハイブリッドシステムの改良は大きく、モーターや発電機などは一新されています。 
  ・10型と11型はボディーと電気回路は共通でメカニズムが一新。 
  ・11型と20型はメカニズムが共通でボディーと電気系が一新。 
という感じです。 ほかにも細かい違いはありますが、目立つのはこのあたりかなと。
[以上、Source:2005.06.20、プリウスマニアBBS、大貫さん、OSHOWさん] 


☆Gセレクション(10特別仕様車)の特別装備

☆Sプレミアム21(11特別仕様車)の特別装備
☆ユーロパッケージ(11特別仕様車)の特別装備
 以下のものがパッケージオプション(メーカーオプション)となっているモデルです。
[以上、Source:2005.08.02、プリウスマニアBBS、Local Presidentさん
 (初代(NHW10、11)専門板、「特別仕様車って?」 )] 


※個人的には、 「アクア」 のボディ同色ホイールカバーが綺麗だなと思います。


■ 《20型》

2代目プリウス。 
2003年9月発売の初期モデルは型式ZA−NHW20で、環境評価☆☆☆。 
    (2003年12月25日以前の生産車。 平成12年規制適合車)
2004年1月以降生産モデルは型式DAA−NHW20で、環境評価☆☆☆☆。 
    (2004年01月06日以降の生産車。 平成17年規制適合車)
2004年8月に、“プレミアム”バージョンが追加された。 

10・15モード燃費は、グレードやモデルで異なる。 
S=35.5, G=33.0, ST(P)・GT(P)=30.0km/L。 
(2003年09月〜2005年05月現在)


■ 【A to Z】


■ 《AT》

Automatic Transmission (自動変速機構)の略。 AT車は一般に 「ノー・クラッチ車」 と誤解されているが、これは、 「ノー・クラッチ・ペダル車」 が正しい。 普通のATは、 「クラッチの集合体」 みたいなものだからである。 下記HPに、詳しい構造の解説があります。 

オートマチック・トランスミッション [別窓]


■ 《CAN通信》

Controller Area Networkの略称。 ドイツBOSCH社が提唱して、ヨーロッパではスタンダードとなりつつある、自動車内通信ネットワーク(車内LANみたいなもの)。 

例えば、ルネサス社のHP
Renesas > 製品 > CAN/LINマイコン > 応用技術情報 - CANプロトコル [別窓]
などに詳細な情報があります。 余談ですが、ここを見て初めて、Devicenetの+CAN/-CANがCAN通信だったことを知り、目から鱗が落ちました(^^;


■ 《CVT》

Continuously Variable Transmission (連続可変変速機構、無段変速機構)の略。 
プリウスはCVTか否か? という議論があります。 一般に知られているベルト式CVTとトロイダルCVTに限定するならば 「否」 ですが、遊星歯車機構による 「極めて特殊な方式のCVT」 であると考えれば良いでしょう。 プリウスは、単独の専用変速機を有するのではなく、動力分割機構が変速機を兼ねているのです。 
下記HP(および、そのリンク先)に、詳しい構造の解説があります。 

Wikipedia-無段変速機 [別窓]


■ 《EMV》

Electro MultiVisionの略。 プリウスに標準装備の、タッチパネル式液晶表示器。 燃費○○○(注)は、これのエネルギーモニタ画面を指して 「EMVの表示」 と表現することが多い。 
【参考】 燃費・回収エネルギーモニタ画面の「平均燃費」は、約10秒周期で更新。 
エネルギーモニタ画面の「瞬間燃費」は、約2秒周期で更新。 
(更新周期は、必ずしも一定ではありません。 若干伸びることがあります。) 


■ 《E-1》

Economy driving conest division One の意味(かな?)。 燃費競争好きな燃費○○○(注)の造語。 


■ 《GT3》

SおよびGグレードの標準タイヤ。 燃費○○○(注)の実験結果では、滑空時の転がりが非常に良く、燃費が良いという結果が出ている。 同一サイズ(185/65-R15)では、これより燃費が延びるタイヤは、燃費○○○の間では見付かっておらず、流石はトヨタが選んだ 「燃費命」 のタイヤであると、絶賛されている(2005年5月現在)。 ツーリングモデルのオーナーの中には、燃費が延びないPilot PrimacyをGT3に換えたがっている人が居る。 

(メーカHPはこちら →) グッドイヤー [別窓]
(GT3は、プレスルーム > バックナンバー から、
“2003.9.2 グッドイヤー 「GT3」 トヨタ新型 「プリウス」 にOE装着” をご覧下さい。 )


■ 《SOC》

State of Charge の略。 電池の充電状態を表す。 
 → 《バッテリ》(電池)を参照


■ 《SuperMID》

なおゆきさん作の、1チップマイコン型自作マルチ表示器。 Super Multiple Information Display の略。 
2005年9月現在、T-1 (Tacho meter type, model -1) 、M-1 (Milage meter type, model -1)、C-1 (CAN signal monitor type, model -1)の3種類がある。 
11型オーナーの 「めいたさん」 が、基板を作ってキット(半完成品)化したものを供給されています。 
(各リンク参照)


■ 《Thunderbird P号》

オフ会のcallにより突撃する、自走式ハイブリッド・ビークル。 パイロットは中影。 開発者はトヨタ自動車株式会社。 1.5Lガソリンエンジンと50kW同期電動機から成るTHSIIという素晴らしいメカニズムを搭載し、良好な燃費と清浄な排気ガスを誇るが、目的地への到着は一般車よりほんの僅か遅い。 特別な装備は搭載していない 「素プリ」 であるが、理論と実績で初心者を救済する。 普段の通勤や生活用でも走行しているという噂があるが、定かではない。 秘密基地は兵庫県にあるらしい。 


■ 《TV-Jumper》

テレビ・ジャンパー(走行中にTVを見る方法)。 プリウスのEMVは、安全優先の為、走行中にはTV画面を見ることができない仕様になっています。 同乗者が見ることができるようにする為の、 「TVジャンパー」 なるものが存在するらしいですが、これは、擬似的に 「停車中」 信号を入力するもののようです。 この副作用として、EMVは燃費を計算しなくなるので、燃費の表示が更新されなくなります。 折衷案として、擬似信号のON/OFFを選択するスイッチ付きのものがあるとのことです。 

【これ以上の詳細は、プリウスマニアの掲示板で、過去ログを検索して下さい。】


■ 《USK》

中古の11型オーナー。 実験結果から自分の環境に最適な運転方法を見つけ出して、無給油1200km記録を長期継続している脅威の燃費○○○(注)。 文章が難解で、真意が伝わり難いのが玉に瑕。 
2005年05月末、走行環境条件が変わり、残念ながら無給油1200kmの連続記録が途絶えてしまった模様。


■ 【あ行】

■ 《アイドリングチェック》

「半ハイブリッド」 とも呼ばれるが、厳密には異なる。 (半ハイブリッドの項を参照下さい。 )

一定の条件が整った時点(=半ハイブリッド状態)で、通常ならアクセルオフで停止するエンジンが、停止せずにアイドリングを続けることがあります。 性質が悪いことに、エンジンが回っているのにも関わらず、赤色の矢印が表示されないのです! 完全に停車後、数秒間(5〜7〜10秒程度、場合による)アイドリングを続けた後、アイドリングチェックが終了してエンジン停止します。 もし、完全に停車せずにノロノロ走行したり、停車後アイドリングチェック完了以前にアクセルを踏んで再発進した場合、永久にアイドリングチェックが続くので、燃費は極端に悪くなります。 燃費○○○(注)が極端に嫌う現象の一つです。 

アイドリングチェックの様子(回生) アイドリングチェックの様子(滑空)

一旦アイドリングチェックが完了すると、冷却水温が一定値以下に下がらない限り、再発しません。 逆に言えば、目的地で停車し、再度発進するまでの時間が長いと、水温が低下して、再度アイドリングチェックを実行することがあります。 極端な場合は、冬季に長い下り坂を滑空した場合など、停車しなくてもアイドリングチェックが 「再発」 することがあります。 

アイドリングチェックの回避方法としては、完全に停車して、アイドリングチェックが自然に終了するのを待つのが一般的です。 特に、信号待ちで後続車が居ない時などは、信号が変わってもすぐに発進せずに、アイドリングチェックの終了を待ちましょう。 

その他、以下の回避方法があります。 

(1)POWERオフ

停車後すぐにシステムオフ(POWERオフ)にする。 3〜5秒程度待って、再度システムオン(READY)にする。 待ち時間が短いと、アイドリングチェックが再度実行されることがあるので注意。 また、この方法は、信号の変わるタイミング次第では後続車に迷惑になるので、周囲の状況に応じて慎重に使い分ける注意が必要である。 アイドリングチェック状態になったが、目的地に到着したのでPOWERオフしたら自動的に解除された、という程度に考えるのが、安全である。 

(2)60km/h以上に加速

走行中、60km/h以上に加速した状態でアクセルを緩めてエンジン停止した場合、アイドリングチェックは一時的にキャンセルされる。 ただし、次にアクセルを踏んだ時、59km/h以下でアクセルを緩めてエンジン停止すると、再度アイドリングチェックが実行されるようになる。 尚、60km/h以上に加速して自然にエンジンが止まったまま滑空〜停車した場合、その時だけはアイドリングチェックが実行されないが、次に走行すると再度アイドリングチェックが実行される。 この場合は、停車後または停車直前に一旦アクセルを踏んでエンジンを掛け、アイドリングチェックを実行させると良いです。 (周囲の状況次第では、停車後に(1)の方法で回避することもできます。 )

(3)EVモード

59km/h以下で走行中は、EVボタンで強制的にエンジン停止し、そのまま滑空(またはモータアシスト走行)する。 この場合、停車したら直ぐにEVボタンを再度押してEVモードを解除し、アイドリングチェックを実行することを忘れないように。 または、(1)の方法でもokです。 これを忘れると、折角のチャンスにアイドリングチェックが終了させられないばかりか、次の発進時にモータ走行してバッテリを浪費してしまいます。 尚、停車できずに(車の流れに乗って)走り続ける場合は、加速する時にEVボタンを再度押してエンジン走行し、加速が終わったらEVモードで滑空する、を繰り返します。 

■ 危険!

※EVボタンとPOWERボタンを押し間違えると、大変危険です。 走行中にEVモードに切り替える時は、ボタンを押し間違えないように、十分注意して下さい。 アクリル板などで、POWERボタンをカバーするのも、一つの方法です。 

誤って走行中にPOWERボタンを押すと、

■ 技術屋のボヤキ

時々、とんでもない勘違いをしながら、平気で他人に知ったかぶりで説明するド阿呆が居る。 典型的なものは、設計者の意図や苦労を考えようともせずに、 「バグだ」 と騒ぐ輩である。 百歩、いや、千歩・万歩譲って、もしもバグだったとして、トヨタさんがこの現象を知っていながら、そのままで上市・放置する筈が無い。 常識的に考えて、そんなことが判断できない人が、実在するのである。 賢明な皆さんは、どうか、そのような戯言は聞き流して頂きたい。

専門知識が無い一般の方々は勿論、何らかの知識がある者から見ても、アイドリングチェックが一体何をしているのかは、余程の専門知識が無い限り、説明して貰わねば理解不能であろう。 技術屋の末席に身を置く私にも、何が目的なのか、未だに考えが及びません。 是非とも、開発者の方にお会いして、理由を教えて頂きたい。 でも、何かの目的で 「意図的に」 実行していることは想像に難くない。 しかも、その条件を色々と検討した上で、 「その時」 がベストだと判断された結果であろうことも。 燃費○○○(注)の一員としては、別の条件・タイミングに変更して燃費悪化を防止して頂くように、望むばかりです。 


■ 《アクセサリーソケット》

電源ソケット(昔の表現ではシガーライターソケット)。 プリウスのカタログに記載や写真が無いので、ちょっと判り難いようです。 運転席と助手席の間にある 「コンソールボックス」 内に、アクセサリーソケットがあります。 マニュアルの 「4.室内装備の取り扱い」 − 「アクセサリーソケット」 (277ページ)参照。
(GAZOO.comから見ることができます。 項目とページは、2005.05.01現在のもの。)


■ 《アトキンソンサイクル》

高膨張比サイクルエンジン。 同一排気量で比較した場合、出力を犠牲にして効率を向上させたもの。 機械的なリンク機構を工夫することで実現(している点が、ミラーサイクルとの違い)。 従って、トヨタさんがアトキンソンサイクルと表現しても、私はミラーサイクルであると確信しています。 

ウィキペディア(Wikipedia)- アトキンソンサイクル [別窓]

エス・ハイ乗りの澤井さんの所に、良く解る雑談の記録が残っていましたので、ご紹介します。 
Diary of EstimaHybrid > 古い掲示板 > ■ エスティマハイブリッド日記 old メイン掲示板 と辿って、 「1896  ミラーサイクルエンジンの排気量について」 のスレッドをご覧下さい。
私のリンクページの 「尋ね人」 に記載のよく解る動画は、そのBBSでみえはりさんが紹介されているFlashアニメーションと同じものか、または、そのバージョンアップ版だと思います。 
Diary of EstimaHybrid [別窓]

こちらも詳しい解説です。 (残念ながら、図版へのリンクは切れている模様です。 )
【メールマガジンサンプル by 熊野 学】 [別窓]


■ 《裏技》

 → 《隠しコマンド》 を参照


■ 《エアコン》

エア・コンディショナー(空調機)の略。 記号 「A/C」 。 家庭用のエアコンは冷房と暖房の両方が可能だが、自動車のエアコンは通常冷房のみ。 従ってクーラーと称する方が間違いが減る?

エアコンは、走行用のHVバッテリでコンプレッサを駆動するので、エンジン停止中でも冷房を続けることが可能。 逆に言えば、エアコンはHVバッテリを消耗するので使用すればする程燃費が悪くなる。 (エアコンで燃費が悪化するのは、ハイブリッド車に限らず、エンジンでコンプレッサを駆動する一般車でも同様です。 )

ちなみに、暖房はエアコンではなく、エンジンの廃熱を利用する点も、一般車と同じ。 ただし、プリウスの場合、冷却水温度が低いと暖機の為にエンジンが回ることがある。 もちろん、暖房を強く(温度を高く)設定した場合も、 「熱源確保」 と水温維持の目的でエンジンが回る時間が長くなる。 燃費の悪化に対しては、エアコンよりも遥かに影響が大きい。 

※プリウスのオートエアコンは、 「内気循環」 でPOWERオフしても、次にPOWERオンした時には、自動的に 「外気導入」 に切り替わります。 これが嫌な方は、ディーラーさんに頼めば、自動切換えしない設定に変更して貰うことができます。 (TASCANという専用のツールが必要なので、ユーザでは設定変更ができません。 )
 → 《ユーザカスタマイズ機能》 参照。 


■ 《エス・ハイ》

エスティマ・ハイブリッドの略。 白のEPVさんは、エス・ハイでも好燃費記録保持者です。 エス・ハイ界には、燃費ゴレンジャーなる燃費猛者の集団が結成されています。 メンバーは、白のEPVさん、おとおるさん、みえはりさん、mokuさん、カイトpapaさん、です(順不同)。 おとおるさんの 「燃費バイブル」 は、ハイブリッド車オーナーなら必読です。 みえはりさんの 「みなさんの燃費」 は、プリウスその他の車にも広く門戸を開いて戴いています。 白のEPV2師匠はもちろん、108代将軍、シルバ二アン帝王など、プリウスの燃費ランキング上位者はこちらで確認できます。 みなさんも登録して、努力目標を設定して頑張って下さい。 

エス・ハイは、4輪駆動車です。 後輪はモータでのみ駆動され、“E-Four” と名付けられています。 ハイブリッドシステムは初代プリウスのものがベースになっていますが、THS-C として、プリウスのTHS/THSIIとは区別されています。 アル・ハイと称されるアルファード・ハブリッドも兄弟です。 

(詳細はこちら[別窓]→) THS-C & E-Four (pdf) [別窓]


■ 《エネルギーモニタ》

プリウスを初めとする、ハイブリッド車の最大の魅力は、同クラスの他車に対して圧倒的な燃費の良さです。 燃費向上運転に欠かせないのが、エネルギーモニタ画面です。 その名の通り、 「エネルギーの流れ」 を可視化するものです。 これは、最適なアクセルワークを実行する手掛かりとなります。 以下、燃費○○○(注)の用語と合わせて、表示状態の簡単な説明です。 
(この画面の 「モータ」 は、実際には 「発電機」 の場合を含みます。 また、下記画面サンプルのバッテリレベルが 「BL6」 です。 )

停車中(エンジン停止)
暖機が56秒で終了せずに 「延長モード」 に突入した場合、エンジン回転中でもこの表示になるので、要注意。 
(その場合は、直ぐに走行開始するか、またはEVボタンを押してエンジン停止させます。 )
エンジン停止で停車中
暖機充電
POWER ON直後のエンジン始動から約56秒間は、エンジンの動力はタイヤには伝達されない。 この間にアクセルを踏んで走行すると、エンジンからタイヤへの赤色矢印が表示されるが、実際にはモータ走行のみで、バッテリを激しく消耗する。 
そこで、56秒間は走行せずにじっと我慢して充電させている状態である。 ただし、充電電流の大きさは不明。 
暖機充電の様子
グライダー加速
モータ(発電機)〜電池間の 「充放電矢印」 が出ない状態。 エネルギーの 「変換ロス」 が最も少ない状態。 
グライダー加速の様子
半グライダー加速
モータからタイヤへの黄色い 「駆動矢印」 が出ない状態。 走行トルクが比較的軽負荷で、充電走行したい場合に積極的に用いる。 
瞬間燃費の表示は比較的大きい値になる。 
半グライダー加速の様子
充電走行
モータ(発電機)から電池への緑色の 「充電矢印」 と、モータからタイヤへの黄色い 「駆動矢印」 が、両方出る状態。 バッテリレベル(BL)が高い時は、アクセルを踏み過ぎてエンジン発生動力が余っていることが多い。 バッテリレベル(BL)が低い時は、システムが 「充電必要」 と判断している場合など。 
瞬間燃費の表示は比較的小さい値になる。 
充電走行の様子
モータアシスト走行
エンジンだけではトルクが不足する為に、電池の電力を消費しながらモータで 「補助」 (アシスト)走行している状態。 
モータ 「補助」 走行の様子
モータ走行
必要なトルクが小さい間、エンジンは停止して、電池の電力を消費しながらモータ単独で走行している状態。 
瞬間燃費の表示は必ず 「99.9」 km/Lになる。 

12km/h以下の 「クリーピング」 は、この状態である。 
モータ 「単独」 走行の様子
回生
減速時、モータを発電機として運動エネルギーを電気エネルギーに変換して 「回収」 する。 
瞬間燃費の表示は必ず 「99.9」 km/Lになる。 

14km/h以上の 「アクセルオフ」 は、この状態である。 
回生の様子
滑空
エネルギーの流れを表す赤色・黄色・緑色の矢印が全て消えた状態。 自動車が慣性(惰性)だけで走行している、最も経済的な走行状態。 
瞬間燃費の表示は必ず 「99.9」 km/Lになる。 
(実際には微小なエネルギーの流れがある場合でも、微小な変化で矢印が目まぐるしく変化するのを避ける目的で、一定の範囲以下は表示を消去されているものと思われる。 )
滑空の様子
アイドリングチェック(滑空中)
「半ハイブリッド」 状態の時に現れる、アクセルオフでもエンジン停止しない現象。 矢印が消えているが、瞬間燃費の表示は 「99.9」 km/Lにならない点に注目。 
対策は、EVボタンを押して強制的にエンジン停止するか、または、一旦61km/h以上迄加速する。 
(暖機中は赤色矢印が出るので、アイドリングチェックと混同しないこと。 )
アイドリングチェックの様子(滑空)
アイドリングチェック(回生中)

(回生矢印表示以外は、同上)
アイドリングチェックの様子(回生)

【補足】

  1. 加速中・巡航中共に、車速がある程度速い方が、瞬間燃費の表示は良く(大きい値に)なります。 これは、エンジン出力=ガソリン消費量が一定であるとした場合、燃費表示は単位時間の移動距離に比例するからです。 実際には、動力分割機構の 「変速比」 が高速ギヤになっているのです。 


  2. バッテリが十分に充電されて、BL6の上限に達すると、エンジン走行中はバッテリ〜モータ間の矢印が目まぐるしく充放電を繰り返します。 バッテリ保護の為に、過充電を避ける為に、そのような動作になります。 まるで、バッテリが電気を詰め込んではゲロを吐くかのように見えるので、私はこれを 「バッテリ拒食症」 と呼んでいます。 バイパス道路や流れの遅い高速道路など、60〜70km/h付近で巡航する場合、比較的良い燃費(20〜25〜30km/h程度、状況による)になります。 


  3. 運転中は、EMVを凝視し過ぎないように、注意して下さい。 前後左右をバランスよく見て、安全運転に勤めましょう。 EMVを見ずにアクセルワークや状況判断が出来るようになればベストです。 



■ 《エンジンオイル》

プリウスでは、様々なグレードのエンジンオイルが使用可能です(詳細は、取扱説明書またはメンテナンスノートをご覧下さい)。 ディーラー(販売店)では、お店によって在庫しているオイルの種類が異なります。 理由は、価格のみならず、危険物の保管総量規制などにも関係している模様です。 
DAA−NHW20型(2004年1月以降生産分)の場合、2004年夏時点では、「0W−20」が工場出荷時の充填オイルです。 ディーラーさんでのオイル交換時には、一般に多く用いられている5W−30になる場合もあります。 オーナーさんの意見は、0W−20の方が「エンジン音が静か」「燃費が良い」という意見と、「5W−30でも変わらない」という意見の、両方があります。 (私は、初年の秋に 0W-20 → 5W-30 を覚悟の上でオイル交換しましたが、明確な差は感じられませんでした。)

エンジンオイルの規格(記号や数字の意味)については、オイルメーカのHPが勉強になります。 例えば、BP(ビーピー・カストロール株式会社)の解説は大変詳しく、かつ、解り易いと思います。
(メーカHPはこちら →) BP HOME > オイルの知識 [別窓]


■ 《エンジンブレーキ》

プリウスでは、一定速度(約14km/h)以上でアクセルをオフにした場合、エンジンブレーキは作動せずに、 「回生制動(ブレーキ)」 が作動します。 ただし、ある一定の条件下では、一般車同様にエンジンブレーキが作動することもあります。 その条件は;
(1) Dレンジで、車速が約72km/h以上の時。
(2) Bレンジで、車速が約35km/h以上の時。
(3) バッテリが満充電(BL8の上限)で、回生禁止の制御になった時。

もちろん、エンジンブレーキを作動させない方が、燃費が良くなります。


■ 【か行】


■ 《回生》

「回生制動」 の略。 回生制動には 「抵抗回生」 と 「電源回生」 の2種類があり、プリウスは 「電源回生」 である。 何れも、モータを発電機として作用させて、運動エネルギーを電気エネルギーに変換した後、抵抗で電力を消費したり、電源側に電力を送り出すことにより、モータをブレーキとして利用するものである。 抵抗回生は、電力を熱にして 「捨てる」 だけであるが、電源回生はバッテリに蓄電することが出来るので、従来は機械式ブレーキの摩擦熱となって捨てていたエネルギーを回収し、無駄を減らすことができる。 このとき、EMVのエネルギーモニタ画面には、タイヤ → モータ → 電池へのエネルギーの流れを表す、緑色の矢印が表示されます。 

※滑空よりも回生させた方が良いと勘違いされる方が、時々いらっしゃいますが、間違いです。 
できる限り、滑空させた方が効率が良いです。 

回生の様子


■ 《顔文字マダム》

HNは西園寺ユキコさん。 何処からとも無く 「にょほほ〜」 と現れる、帝王の一番弟子。 前職は○り屋らしいが、帝王に出会って燃費○○○(注)に目覚める。 右足の痛みに耐えて好転させた燃費を家族が悪化させるとボヤいている。 現れる時には、必ず大量の顔文字が付いてくるので、正体を隠し得ない。 根城には複数の巣穴があり、大量の美しい花が咲いている。 


■ 《隠しコマンド 》

時々、 「裏技」 と称して、整備士さんが利用する為の 「メンテナンス操作」 が紹介されています。 整備士さん向けの 「電子技術マニュアル」 というCD(購入には車検証が必要)には、それらの情報が記載されています。 一般のユーザさんが知っていなければならない程のものではないと思いますが、トラブル発生時に緊急対応するなど、自己責任で実施する分には、知識として持っていても良いかもしれません。 操作を間違えて 「意図しない別の動作」 を行うと危険です。 素人さんは、面白半分・興味本位での無用な操作はしない方が良いと思います。 


■ 《かごめ》

女性初の?燃費○○○(注)表明者。 初心者と言いながら、白のEPV2師匠の11ヶ条とシルバ二アン帝王の極意を熱心に写経することにより、僅か2ヶ月程度で通勤距離10kmに対して30km/L越えをSTで達成。 記録達成の為に深夜の燃費ロード走りを試すなど、既に燃費○○○の道にどっぷりと浸かっているかなりの強者。 
“中部軍団” に対抗する “真の西軍” のシンボル、心強い燃費クイーン。 
※忍者の “撒き菱” を踏んでこの道に嵌った、犠牲者らしいです(^^;


■ 《カシミール》

杉本智彦さんによる、3次元地図ソフト。 標高データを利用して 「バード・ビュー」 表示が出来る。 一部の燃費○○○(注)は、これでコースの距離とアップダウン(傾斜度)を解析して、より良い燃費技や燃費ロードを求めて、日夜努力を重ねている。 


■ 《ガス欠》

ガソリン欠乏。 プリウスはガス欠すると自動的にEVモードになる。 HVバッテリレベル次第ですが、EVモードでは数百m〜2km程度の走行ができると、取扱説明書にも記載されています。 タンクの 「底」 を計測する目的で、強制的にガス欠させた後、滑空を織り交ぜながらガソリンスタンドに辿り着いた時の様子です。 BL4程度からBL2まで、約1km程度走行できました。 BL表示が 「青息吐息」 の感じになりました。 次にシステムONした時、 「充電地獄」 が待っていたのは、言うまでもありません(^^;  
良い子の皆さんは、真似しちゃダメよ! 燃料タンクの底が知りたい人は、自己責任でどうぞ。 

ガス欠時のエネルギーモニタ画面 ガス欠時の燃費モニタ画面
ガス欠時の警告灯(ダッシュボード詳細) ガス欠時の警告灯(ダッシュボード全体)

【参考】
燃料警告灯が点滅開始後、約6L弱消費した時点から、GSの周りを約40km/hで周回した時のデータです。 30分間の燃費が、全て30を越えています。 これが、S-Touring (もちろん、Pirot PRIMACYです!)でも平地で30km/Lを越えられるという証拠です。 EMVリセットしていないので、タンク燃費も30越えです(ただし、山間部の燃費ロード走行を含む)。 
ガス欠後EVモードでGS迄走行した後なので、走行距離は 「みなさんの燃費」 よりも約1km多い表示になっています。 


■ 《滑空》

白のEPVさん命名? それとも、10型/11型オーナーの方命名? エスティマ・ハイブリッド乗りの方命名? まさか、トヨタの開発者の皆さん命名? 真相ご存知の方、根拠(出展)と共にご教示下さい。 

飛行機の一種であるモーターグライダーが、エンジンを止めたまま大空を自由に飛び回る状態を 「滑空」 と呼びます。 これに準えて、プリウスがエンジンを停止して慣性(惰性)で走行する状態を、 「滑空」 と表現しています。 

アクセルを完全に離すと、回生(緑色矢印表示)制動により緩いブレーキが掛かります。 しかし、アクセルを僅かに踏みこむと、MT車や一般のAT車がニュートラル走行するのと同じ様に、回生もモータ走行(黄色矢印表示)もしない、 「ニュートラルに近い」 状態で走行することができます。 つまり、動力を使用せずに、効率よく走行距離を伸ばすことができます。 このとき、EMVのエネルギーモニタ画面は、エネルギーの流れを表す赤色・黄色・緑色の矢印が、全て消えた状態になります。 

【備考】
EMVの矢印が全て消えていても、モータ走行していることがあります。 滑空の目的は、極力HVバッテリを消費せずに走行距離を伸ばすことにあります。 そこで、回生(=ブレーキ)を表す緑色の矢印が消えるか消えないかの、ぎりぎりの所を 「真の滑空」 と表現します。 

滑空中も、モータ走行や補機バッテリへの供給の為に、HVバッテリは徐々に消費されるので、長距離の連続滑空を続けると、バッテリレベル(BL)表示は徐々に下がります。 

アクセルワークによる滑空は、モータに流す電流を微妙にコントロールして擬似的にニュートラルに似た状態を作り出しているのであり、Nレンジとは挙動が若干異なります。 (Nレンジは、完全に動力系統が切り離された状態になるので、Nレンジの方が走行抵抗は少なく、バッテリ消費も少なくなります。 ただし、Nレンジは使い方を誤るとTHSIIの故障や補機バッテリ上がりなどのトラブルに繋がる危険性があるので、極力使用しないで下さい。 )

滑空の様子

■ 《加速度》

速度の変化率。 効率の良い回生ができるブレーキ(減速度)の目安としては、 「0.1〜0.2G」 と言われている。 Gは 「重力加速度」を意味するgravityの略。 1G≒9.8m/sec なので、毎秒約35km/hの変化に相当します。 0.1〜0.2Gは、毎秒約3.5〜7.1km/hの変化率です。 40km/hから停止する迄が6〜11秒程度。 
燃費に良い加速度の目安としてはグライダー加速があるが、この時の加速度も、0.1〜0.2G程度です。


■ 《ガリウス》

 → 《ワイパーガリウス》 を参照。 


■ 《拒食症》

 → 《バッテリ拒食症》 を参照。 


■ 《グライダー加速》

白のEPVさん命名による、 「最も効率が良いと考えられる」 エンジン加速の方法。 モータ(発電機)〜電池間の 「充放電矢印」 が消えた状態で、エネルギーの 「変換ロス」 が最も少ない。 ただし、ガソリンから運動エネルギーと電気エネルギーを取り出すTHSIIの 「エンジン総合効率」 が最良かどうかは別問題。 

グライダー加速の様子


■ 《クルコン》

クルーズコントロールの略。 NHW20型では、STP、G、GT、GTPに標準装備。 
(S、STには設定無し。 オプションも不可。 )
高速道路では、初心者向けの 「燃費グッズ」 になる(らしい)。 


■ 《極プリ》

極道なプリウスの略。 燃費が良くない(悪い)プリウスを指す言葉。 教育(学習効果)次第で燃費は良くなるので、 「優等生プリ」 に化けることがある。 


■ 【さ行】


■ 《錯乱坊》

その昔、夜の名古屋高速を疾走する、ただのやんちゃ坊主クルコンマニア、・・・と思いきや、いつのまにか燃費○○○(注)に大変身! タイヤに関しては超実験マニア。 車の挙動についても、鋭い感覚を持つ。 
その感覚を多面で発揮できれば、もう一皮剥けるのだが・・・何故か時々、皮が熱くなる(謎


■ 《椎茸》

関東の知将。 その豊富な知識に裏付けられた行動力は凄い。 卓越した技術とセンスから生まれるDIYは芸術品。
「怪しいテーパー付き角材」の保有者でもある。(^^;


■ 《師匠》

燃費記録の猛者、白のEPV2さんの代名詞。 研究熱心で、成果は惜しげもなく公開されている。 エスティマハイブリッドで為された研究成果をプリウスに応用して、更なる発展・進展を遂げておられる、燃費○○○(注)中の○○○!。 
弟子入りさせて貰っていないのに、 「師匠」 と呼ぶ自称弟子が多数 σ(^^;
(落語家の真打を 「師匠」 と呼ぶのと同じようなもので、肩書きだから良いかと・・・)

【Big News! on 2005年05月31日(火)】
燃費オフ会に向けた試走(ミニ・オフ)で、タイヤを変えた直後の師匠が中部地区常連4人中の最下位になるという、珍事が発生。  「不敗神話」 が脆くも崩れ去り、師匠は完走せずに途中棄権してすごすごと退散するありさまだったとか。 
後に、タイヤの空気圧不足と判明したらしいが、作業者任せにして自分で確認を怠ったことが、大きなツケとなって返って来たと当人は大反省。 詳細は、ご本人のHPや、まおたろーさん、錯乱坊さんの各HPやブログでどうぞ。 
(補足:途中棄権は、生涯燃費の悪化を防ぐ 「秘技」 であったらしい。 やはり、鬼である。)

【備考】
「白のEPV2」 は、プリウス界でのHN。 エスティマハイブリッド界では 「白のEPV」 さん。 でも、最近はプリウス界でも白のEPVを多用されています。 いずれにせよ、同一の方です。 燃費競争で負けたら 「申のEPV」 に・・・(爆


■ 《将軍》

師匠に次ぐ燃費記録保持者(だった)。 HNは108さん。 ハロゲンヒーターの鬼。 

【Big News! on 2005年06月06日(月)】
とんでもないギネスブック級の大記録が達成されました。 市販の乗用車で、な、な、な、ナント、無給油2119.2km走行です。 タネも仕掛け人もありますが、トリックやインチキではありません。 「超満腹法」 給油(60.23L)、かなり高めの(0.3xMPa)タイヤ空気圧設定、恵まれた道路環境、ちょうど良い気温・天候、様々な燃費グッズ、・・・色々な要素が重なっています。 しかし、運転手本人の技術・技量・気力・忍耐力を抜きには不可能な訳で、誰でもが真似して簡単に達成できるものではありません。
給油直後には、師匠と二人で 「33? ひゃひゃひゃラクショー」 (注:まおたろーさん談) とはしゃいでおられたそうですが、ゴールの笑顔と共に、歓喜の姿が目に浮かびます(^^) 
1300マイル達成、おめでとうございました。\(^o^)/

無給油2119.2km 超満腹給油60.23L

【本記事の詳細は、白のEPV2さん、まおたろーさん、錯乱坊さんの各HPやブログでどうぞ。】

【Big News! on 2005年08月08日(月)】
またまた、とんでもないギネスブック級の大記録が達成されました。 108さんの記録に対抗意識剥き出しの米国人5人が交代で燃費道路を周回(片道18マイルの道を連続で往復)するというイベントを行い、約47時間掛けて無給油1397.3マイル(約2248.7km)走行。 平均燃費はEMV表示=109.4マイル/ガロン(約46.5km/L)を達成。 おめでうございます。\(^o^)/
もちろん、この「米国燃費○○○」の車にも、なおゆきさんのSuperMIDが搭載されています。
※1マイル=1.609344km、 1ガロン=3.785L です。

【本記事の詳細は、なおゆきさんのHPのBBSで、米国の記事のURLが紹介されています。】


■ 《商店主》

大和銘木店の店主さん。 HPにはDIYや突撃ドライブのレポート、趣味のページなど、多岐に渡る情報が一杯。 病気療養中だったが、そろそろ復活の狼煙が・・・。 


■ 《初期化》

→ 《バッテリ取り外し後の初期化》 を参照。 


■ 《ステアリングスイッチ》

ハンドルの上面に付いているスイッチ。 右上のMapボタンとInfoボタンでナビ画面とエネルギーモニタ/燃費モニタ画面の切り替えができるなど、非常に便利。 Infoボタンによる燃費モニタ画面とエネルギーモニタ画面の切り替えは、2003年9月の初期バージョン(ZA-NHW20型)では出来なかったが、2004年1月以降の部分マイナーチェンジバージョン(DAA-NHW20型)はできるなど、機能改善が加えられることがある。 

【備考】
今後、中古車の購入を検討される方は、このような 「カタログなどに記載が無く、実際に使うまで判らない、細かい仕様変更(バージョンアップ)」 などにご注意下さい。 


■ 《ステージ》

白のEPVさんによる、暖機状態の表現。 エンジンが冷えている状態から、冷却水が徐々に暖まり、最終的に完全に暖機が終了するまでの間に、プリウスの挙動が少しずつ変化します。 その変化を 「ステージ」 (段階)という言葉で表現しています。 
以下に、第1〜第4ステージの概略を記載します。 ただし、これは初期の解釈が主で、現在はもう少し細分化されています。 詳細は、ペンギン丸さんのHP 「プリウスライフ」 にある 「オーナーリスト」 の、白のEPV2さんのコメントをご覧下さい。 

“ステージ” (暖機運転の段階)
第1ステージ エンジンが冷えている時、システム始動直後に無条件に暖機を実行する時間。 通常は、エンジン始動後約56秒。 この間は、EMVでエンジン → タイヤへの赤色矢印が表示されるにも関わらず、アクセルを踏んでもエンジンの駆動力が直接タイヤに伝わらず、モータ走行状態になることが多いので、燃費の悪化を招く。 
水温が40℃付近の時は、数秒〜数十秒間の 「暖機延長モード」 に入ることがある。 ただし、延長モードでは、暖機は続くがエンジン → タイヤへの駆動力が伝わるので、走行しても良い。 
第2ステージ アクセルオフで常時エンジン停止するが、完全には暖機終了していない状態。 
第3ステージ 通称 「半ハイブリッド」 と呼ばれる。 アクセルオフしても、エンジンが止まらずにアイドリングが続く。 暖機終了直前の状態。 冷却水の水温が72度以上になると、この状態になる。 
第4ステージ アイドリングチェックが終了して、完全に暖機が終了した(とコンピュータが判断する)状態。 冷却水の水温が60度以上の間、(POWERオフしても)この状態を保持し続ける。 冷却水の水温が59度以下になれば、第3ステージに戻る。 


■ 【た行】


■ 《たます式タコメータ》

プリウスにタコメータが付いて無いことが燃費向上の大きな障害になっています。 10型オーナーのたますさんが、タコメータを自作して紹介されています。 後に、20型オーナーのなおゆきさんが、これを参考にしながらSuperMIDを自作されています。 
たますさんのHPへは、プリウスマニアのリンクページからどうぞ。 


■ 《暖機充電》

プリウスのエンジンが冷えている時、始動直後の約56秒間は暖機運転モードになる。 この間は、エンジン出力が機械的にはタイヤに伝達されない。 走行した場合は、EMVのエンジン→タイヤの赤色矢印表示があっても、実際はモータのみのEVモード相当の走行になるので、効率が悪い。 燃費○○○(注)の間では、シルバ二アンさんが実験的に得た結果から、この暖機中は充電のみ実行するほうが、燃費が良くなると考えられている。 

暖機充電の様子


■ 《帝王》

HNはシルバ二アンさん。 非常に研究熱心で、半年程度で師匠(白のEPV2さん)、将軍(108さん)とトップを争う存在に成長。 ネタ満載のブログは、毎日更新で読み応え有り。 
(注意! “シルバニアン”さんではありません。 ・・・って、一般の人には判らないよね。 )


■ 《テレビ・ジャンパー》

 → 《TV-Jumper》を参照


■ 《電源ソケット》

 → 《アクセサリーソケット》を参照


■ 【な行】


■ 《ナビ》

(カー)ナビゲーションシステムの略。 ・・・ってことは、皆さんご存知ですよね(^^;

[ 機能解説を追加する為の、防備録です。  m(_ _)m ]


■ 《燃費恐竜》

CAN信号モニタに、シャープ鰍フPDA 「Zaurus」 を組み合わせると、強力な信号表示器が出来上がります。 一部の燃費○○○(注)の間では、これを 「燃費恐竜」 と称しているようです。 


■ 《燃費グッズ》

これを使う(装着する、加工する、添加する)と燃費が良くなる、と信じられている物。 
(ただし、DIYの部類を実行する場合は、ご注意下さい。 全てユーザの自己責任となります。 )
以下、代表例。 

−−− 以下、DIYの部類 −−−

−−− 以下、人間対策と 「ネタ」 の部類 −−−

【蛇足】
「怪しげなテーパー付き角材」 は、満腹グッズ(満タン無給油走行記録チャレンジグッズ)です。 燃費向上には無関係です。 

※本項は、そのうち 「燃費グッズ」 として、別ページにする予定ですが、時期は未定。 


■ 《燃費技》

これを行うと燃費が良くなる(と考えられている)テクニック。 足技、手業、心臓技など、色々とある。 代表例を以下に示す。 重要なものは、 「燃費運転の基本」 を参照。 

足技:

手業:

心臓技:

五感技(目技、耳技、尻技、・・・):


■ 《燃費○○○》

「○○○な人(達)」 を指す伏字。 一般的には 「○ニア」 とか 「○タク」 と思われがちである。 しかし、アルファベット3文字の略語が氾濫するように、○○○に当てはまる文字は、非常に多いのである。 一例を挙げれば、以下の通り。 

研究者、追及者、探求者、求道者、挑戦者、競争者、理論家、実験者、重視派、拘り派、自慢家、悲観者、案内人、伝道士、・・・(末尾は 「家」 「人」 「者」 「士」 「派」 など、適宜入れ替えできるものが多く有り)

大好き、いのち(命)、凝り性、のオニ、のムシ(虫)、の神様、の達人、の鉄人、の凡人、の下手(ヘボ)、の先生、の師匠、初心者、はかせ(博士)、オヤジ、こぞう(小僧)、詐欺師、偽善者、欺瞞者、・・・

(尚、前出の 「グッズ」 や次の 「ロード」 は、意味・用法が違うので、ここには含みません。  「モニタ」 は、人を指すなら含みますが、計器を指すなら含みません。 「キノコ」は・・・対象が限定され過ぎ!)

さて、中影は? どこかのBBSに 「こんにちは、『燃費FAQ』の中影(あかかげ)です」 とでも書き込んでみましょうか (^^;


■ 《燃費ロード》

運転方法次第では、良好な燃費が記録できる可能性が高い道路(或いは経路)。 燃費競争に用いられることが多い。 
一般に、適度なアップダウンがあり、信号・交差点・一旦停止が少なく、約40〜50(〜60)km/hの適度な速度で流れている道。 
全国の燃費ロードは、エスティマ・ハイブリッドの、 「おとおるさん」 、 「みはりさん」 のページなどからどうぞ。 

【サンプル】
1. 大阪 ダウンヒル・コース(その1) 平面図[別窓]  断面図[別窓]
富田林市(R170 甘山南)−新家(R170-R309)−丹南(R309-府道2[中央環状])−堺(R26)
平均勾配は、約1/180。 詳細は、プリウスマニア−燃費報告専門板−から、
「Sクルコンなしの高速運転法は? かごめ@燃費悪化傾向 05/8/8(月) 20:06」 スレッド下の
「更に訂正…(^^; すりっぱ@大阪人 05/8/26(金) 23:03」、
「 いってきましたぁ〜 かごめ@ナイトランナー 05/8/27(土) 3:12 」
をご覧下さい。

※注意! 
あくまでも、滑空主体でどんな燃費になるかの体験コースとしてのご紹介です。 殆どが下りばかりなので、燃費が良くて当たり前です。 実際に燃費が良いかどうかは、往復するか、別ルートで周回するなど、 「標高差0」 での評価が必要です。


■ 《燃料タンク》 (残量警告灯,タンク容量)

(1)警告灯点滅から、どれだけ残っている?

残量警告灯の表示(最後の1目盛りが点滅開始、EMVが給油のアナウンス)から、 「約6L」 と取扱説明書に記載されています。 実験結果では、約6.5L程度であることが報告されています。 しかし、個体差があるので、過信は禁物。 早目に給油しましょう。 

(2)満タンで、どれだけ入る?

公称45Lですが、セルフスタンドで給油すると、ガス欠直前状態から46〜48L程度入ります。 これは、車体が水平な状態で、給油機が満タンを感知して自動停止した後、4分間の制限時間以内にチョロチョロと継ぎ足し給油した場合です。 制限時間で止まった後、再給油すればもっと入ります。 傾斜のあるスタンドで車体の左後部が上がる向きで駐車したり、給油中に車体が揺れた場合などは、更に多く(49〜50L程度)入ることがあります。 その上は・・・? 
興味のある方は、リンクページから 「みえはりさん」 の 「みなさんの燃費」 をご覧下さい。 
(安全上、詰め込み給油は、お勧めしません。 )

(3)1目盛りは何L?

燃料計の表示変化と、EMVの燃費表示、走行距離からの推定値です。 
2目盛り〜9目盛り(中間値)は、椎茸さんの目安を参考にしました。 
(あくまでも中影の目安です。 鵜呑みにしてガス欠等しないように、ご注意下さい。 )

“燃料計の表示と残量の目安”
表示状態 目盛毎の残量(L)  合計の残量(L) 
10目盛 (点灯)  約 10+α  (注2)  約 47.8+α 
 9目盛 (点灯) 約 3.6 約 37.8
 8目盛 (点灯) 約 3.6 約 34.2
 7目盛 (点灯) 約 3.6 約 30.6
 6目盛 (点灯) 約 3.6 約 27.0
 5目盛 (点灯) 約 3.6 約 23.4
 4目盛 (点灯) 約 3.6 約 19.8
 3目盛 (点灯) 約 3.6 約 16.2
 2目盛 (点灯) 約 3.6 約 12.6
 1目盛 (点灯) 約 2.5 約   9.0
 警告灯 (点滅)  約 6.5  (注1) 約   6.5

(注1) 警告灯点滅時の残量は、トヨタの取扱説明書では 「約6L」 です。 
(注2) 10目盛り目の“α”は、満タン時にどこまで入ったかに依存する。 
           給油機が最初に 「自動停止」 する付近を、約10Lとした。 
           (公称45Lに近い値だが、ノズルの差込深さにもよる。 )


■ 【は行】


■ 《ハイブリッド》

「混ざった(混ぜた)」もの、混成物、合成したもの、動植物で言えば「雑種」、人間で言えば「混血」。
ハイブリッド車は、複数の動力源を使用したものを言います。プリウスはガソリンエンジンと電気モータ。

最近、街で見かけたハイブリッド車を紹介します。

プリウス・パトカー。 勿論、地元のH県警です。 
(携帯で画像サイズを考えずに撮ったから、見苦しいこと、この上無し。m(_ _)m )

H県警のプリウス・パトカー(1) H県警のプリウス・パトカー(2)

日野/Dutro。 2005年07月、某商店街にて、初めて見ました。

日野デュトロ正面(1) 日野デュトロ側面(1) 日野デュトロ背後(1)


■ 《パイロットプライマシー》

Pilot PRIMACY。 ツーリングモデル(ST/GT/STP/GTP)に標準装備の、MICHELIN社製のタイヤ。 燃費競争の結果、ノーマルモデルに標準装備のGOODYEAR社製GT3に比べて、約1割燃費が悪いとされている、悪評のタイヤ。 GとGT・STのカタログ燃費の差も約1割なので、このタイヤが原因であると燃費○○○(注)の間では考えられている。 しかし、運転者の技量が異なるので、真偽の程は定かではない。 
燃費競争の敗因をタイヤに責任転嫁できるので、見方を変えれば非常に都合の良い 「非燃費グッズ」 である(^^;

(メーカHPはこちら →) ミシュラン HOME > 乗用車用サマータイヤ > Pilot PRIMACY [別窓]


■ 《バッテリ》(電池)

プリウスには、走行(モータ駆動)用の 「HVバッテリ(ハイブリッドビークルバッテリ)」 と、一般車同様の車内電装品用 「補機バッテリ」 の、2個(2種類)の電池を積んでいます。 
HVバッテリには、モータ駆動以外にも、2つの役目があります。 

  1. エアコン(冷房用コンプレッサ)の駆動に用いられます。 


  2. 補機バッテリには、HVバッテリからDC−DCコンバータ(電圧変換器)を経由して充電されます。  尚、HVバッテリから補機バッテリへの充電は、システムON(READY状態)であり、かつ、シフトレバーがNレンジ以外であることが条件です。  補機バッテリが上がらないように、注意しましょう。 
    (システムオンでない場合は、保護機能により1時間で自動的にPOWER OFFになります。 )
HVバッテリ・レベル (Hybrid Vehicle Battery Lebel)
BL8
↑66.5 BL7 ↓74.0
↑57.5 BL6 ↓64.0
↑54.5 BL5 ↓55.0
↑51.5 BL4 ↓52.0
↑47.5 BL3 ↓49.0
BL2 ↓45.0
  BL1 
BL1 BL2 BL3 BL4 BL5 BL6 BL7 BL8



■ 《バッテリ拒食症》

バッテリが十分に充電されてBL6の上限に達すると、エンジン走行中は充放電を繰り返して、バッテリ〜モータ間の矢印が目まぐるしく変化します。 バッテリ保護(過充電を避ける)の為に、そのような動作になります。 まるで、バッテリが電気を詰め込んではゲロを吐くかのように見えるので、私はこれを 「バッテリ拒食症」 と呼んでいます。 バイパス道路や流れの遅い高速道路など、60〜70km/h付近でエンジン巡航する場合、比較的良い燃費(20〜25〜30km/h程度、状況による)になります。 


■ 《バッテリ取り外し後の初期化》

プリウスの電装品の多くは、補機バッテリを外すと、様々な設定状態の記憶が消えてしまうので、 「初期化」 する必要があります。 好燃費が出るようにECU(エンジンコントロールコンピュータ)を学習させていた場合など、記憶が消えることによって、一時的に燃費が悪化することがあります。 その他、パワーウィンドウのワンタッチ動作ができなくなるとか、TV・ラジオのチャンネル設定のやり直しなど、様々な症状が発生します。 
取扱説明書に記載されていますので、慌てずによく確認して下さい。 

※燃費が悪い方向にECUが 「学習」 している場合( 「極プリ」 と呼ばれる)は、補機バッテリを一旦外すと、燃費が良くなる(悪くなった状態を忘れる)という噂がありますが、真偽の程は・・・? 試された方、いらっしゃいますか?


■ 《半グライダー》

「半グライダー加速」 の略。 椎茸さんの命名による、加速中のエネルギーモニタ画面の表示状態。 白のEPV2さん命名の 「グライダー加速」 に対して、似て非なる状態であることから名付けられた。 

エンジンからタイヤ駆動を表す赤い矢印と、バッテリへの充電を表す緑色矢印の、両方が表示されており、かつ、モータ駆動を表す黄色い矢印は消えている状態。 サンプル画面参照。 

バッテリレベル(BL)が低下した時など、充電目的で走行する時に、この表示になるようにアクセルを調節すると良い場合がある。 ただし、充電量は比較的少ないと思われるので、必ずしも良い結果が出るとは限らないようである。 

半グライダー加速の様子


■ 《半ハイブリッド》

白のEPV2さんの命名による。 アクセルを緩めるとエンジンが停止するという 「THSIIハイブリッドシステムの特徴」 が一時的に消えることから命名された(と推定しています)。 

アイドリングチェックという 「動作」 (現象、症状)が生じる条件が整った 「状態」 (条件)を表す言葉である。 アイドリグチェック動作そのものを指して 「半ハイブリッド」 と呼ばれることもあるが、混同しないように注意。 

(私もそうなのですが、 「書き手」 は往々にして注意不足になるので、 「読み手」 も気を付けて下さい。 )

半ハイブリッド状態は、冷却水温が59度以下でPOWER ONした後、72度以上になった時に発生します。 水温計が無い方は、エンジン始動後10〜15分程度、走行距離5〜10km程度、を目安にすると良いでしょう。 但し、走行条件(走行中のエンジン駆動比率や、季節毎の外気温変化など)によって目安は変化します。 
一旦アイドリングチェックを終了すると、半ハイブリッド状態は解消します。 水温が60度以上であれば、POWER OFF/ONしても半ハイブリッドにはなりませんが、冷却水温が60度以下になった時、アイドリングチェックしたことを 「忘れて」 しまいます。 次に72度以上になった時点で再発します。 

→ 《アイドリングチェック》を参照。 


■ 【ま行】


■ 《まおたろー》

東海の貴公子、の仮面を被った燃費○○○(注)。 奥様の10型と合わせて、2台のプリウスを所有。 最近、裸足アクセルに目覚めて、燃費急上昇中。 SuperMID取り付けの様子など、画像付きで詳細に紹介されていますので、参考になります。 

ブログペットの kousagi は、私が徘徊する中では、最も優秀です。 殆ど毎回、ツボを突いた 「意味のある」 言葉を、タイムリーに書き込みしています。 とっても不思議。 流石、最初に飼い始めただけのことがある。 飼い方(エサ)に秘密があるのかな? (2005年06月現在)


■ 《マダム》

 → 《顔文字マダム》 を参照。


■ 《ミラーサイクル》

高膨張比サイクルエンジン。 バルブの開閉タイミングを変更することで実現。 

ウィキペディア(Wikipedia)- ミラーサイクル [別窓]

→ 《アトキンソンサイクル》を参照。 


■ 《モーターアシスト》

モータでタイヤを駆動すること。 次の2通りの解釈があるが、厳密に区別せずに使われているので、どちらを指しているのか、要注意である。 前後の文脈から判断すること。 

  1. エンジン走行中に、 「トルク補助」 の目的でHVバッテリを消費してモータを駆動する 「モータ補助」 走行。 エンジンから赤色の矢印があり、燃費表示は 「99.9km/L」 にならない。 
    (一般的には、こちらを指すと考える方が良い。 )

  2. EVモード同様、エンジン停止中の 「モータ単独」 走行。 黄色の矢印のみで、燃費表示は 「99.9km/L」 になる。 
    (滑空中の速度低下を補うという意味で用いられることが、しばしばある。 )

モータ 「補助」 走行の様子 モータ 「単独」 走行の様子
モータ 「補助」 走行の様子 モータ 「単独」 走行の様子

【蛇足】
“グライダー加速” の時もモータからの黄色矢印が出るので 「補助」 に似ていますが、バッテリからの黄色矢印が無いので 「補助」 ではありません。 THSIIは、エンジンの出力を発電機に分配せずに100%タイヤに 「機械的に伝達する」 ことができないのです。 


■ 【や行】


■ 《ユーザカスタマイズ機能》

取扱説明書P.328に 「ユーザカスタマイズ機能」 として、設定変更可能な項目が記載されています。 これらは、ディーラーさんで設定変更して貰う必要があります。 

【補足】
オートエアコンの 「外気導入」 / 「内気循環」 がPOWER ON時に自動的に切り替わらないようにするなど、マニュアル記載事項以外にも、設定変更が可能な項目が幾つかあります。 詳細は、ディーラーさんなどにご確認下さい。 


■ 【ら行】


■ 《レカロシート》

腰痛対策が考慮された、ホールド性が良いシート。 メーカHPによれば、 「腰痛を化学したシート」 です。  「商店主さん」 が、自分で交換したレポートを写真入りで公開されています。 DIYされる方は、そちらを参照されるとよいでしょう。 もちろん、メーカHPも必見です。 

(メーカHPはこちら→) RECARO(レカロ) [別窓]


■ 【わ行】


■ 《ワイパーガリウス》

ドラえもんさん命名? 組立て状態によっては、ワイパーの付け根が周囲の樹脂部品に当たって擦れた疵が付く。 明らかに設計ミスと思えるが、走行装置のように危険性が高いわけではないので、リコールやサービスキャンペーンにはなっていない模様。 

ワイパーガリウスの様子


■ 【その他の用語集、FAQページの紹介】

リンクは張っていませんので、以下の《ホームページ》【管理人さん】を参考に、訪問してみて下さい。 


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暫定版:2005年06月05日、最終更新:2005年11月08日