昨年の秋、湯ノ児沖タチウオのジギングをCanal君らと子供連れでやったところ、両家共、子供達に
大うけで今年も当日、予約をしていたのだが、海はベタ凪ながら朝から小雨の予報・・。
まさかと思ったが、前日、電話で確認したところ、「少しでも雨が降れば現地で中止にします。」とのこと・・・。
観光釣り船なので仕方ないのだろうが、小雨でも中止とは・・・。
息子も楽しみにしていたため、かなりショックの模様。
そこで、雨も止んだ午後、比較的近くの川へウグイ、カワムツ狙いで行ってみることにした。
いつもの巡回コースを回るだけだが、いきなり最初のポイントから流れ込みのベストポイントに、落ち鮎狙いの網が張ってあった。
こうゆう漁法って許可されているのだろうか・・・と思いながらも、仕方が無いので少し離れたポイントを攻めるが
アタリ無し・・・。
「次のポイントへ行こう。」と言って、車の位置まで戻ったところで、私がガードレール越しに横の深みにキャストしたところヒット!!
息子は「ずるい!」と怒っていたが、とりあえず魚が釣れたことで一安心。
息子に釣れたカワムツを持たせてパチリ。
息子は、この場所からのキャストは無理なので、私がもう一度キャストするとまたヒット!!
今度はウグイ。それにしても、どちらも小さい・・。
この後、数投しても出なかったので、次のポイントへ移動することにした。
次のポイントへ移動したところ、ここも流れ込み2箇所に鮎取り網が張ってあった。オイオイ・・。
これではキャストコースが取れず退散。次のポイントへ移動することにした。
次のポイントは、トロ場が長く続くポイントであるが、ここも上流側には鮎取り網が張ってある。
このポイントに限っては、我々のキャスト範囲に影響ないのでラッキーであった。
ところが、ここで息子のリールの内部ネジが外れてトラブル発生。
私のタックルを貸して、息子のリールを直していると、やっと息子にヒット!!
「型が小さい・・」と不満を口にしたが、とりあえず1尾目が釣れて嬉しそう・・。
その後も、このポイントで粘って釣って、お互い数尾ずつキャッチしたが、どれも型が小さい・・。
何故か、今日は型が小さい。もしかして、良型は網に掛かっているのではないか・・と二人で話しながら
釣っていたが、アタリも出なくなったところで、また移動することにした。
そして、また、車横のガードレール越しにキャストしたところ、今度は良型がヒット!!
また息子が「ずるい!」と怒っていたが、息子に持たせてパチリ。
やはり、良型は網から離れたポイントにいるようだ。
時間的にも、夕方になってきたところから、帰ろうとしたのだが、あまり釣れていない息子が、
「もう一箇所行ってラスト勝負」と言うので、いつもの残業ポイント経由で帰ることにした。
すると、このポイントにも鮎取り網が・・・。
少し離れた場所からキャストすると、ここは結構アタリも多く、連続で私にヒット!!
そして、良型もヒットしたため、また、息子に持たせてパチリ。
同じルアーを使っているのに、これだけ釣果に差が出るので、息子はプリプリしている・・。
すると、また、私に良型がヒット!!
今度のは、かなりデカイ。
ドラグを効かせてスリリングなファイトが続く。時折、体をくねらせる動きで腹がキラキラするのが見える
のだが、ヒットポイントが遠かったのと、辺りが暗くなっているためよく見えない。
「これは、ウグイの自己記バイ・・」と息子に言いながらファイト。
近くまで寄せて魚を見るとナマズであった。よく引くと思った。
しかし、久々に楽しい時間であった。
ウグイ釣りの外道で、3年前もこの川でナマズが釣れたことがあるし、その時のポイントとは数キロ離れていることから、
この川にはナマズも結構いるのかもしれない・・・。
シーバスの外道で釣れる河口のガタに生息しているものとは違い、クリアーな清流域に生息しているナマズは、何故か
高貴な感があり、スプーンで渓流タックルで釣るところもいい。
そういえば、河口部でシーバス釣りの外道で釣れる60cmUPのナマズは、蹴飛ばして川へ返していたような・・・。
ちなみに、前回のナマズ同様、今回もキープして蒲焼に挑戦してみた(爆)。結果は、「本日の料理」にて・・
この後、粘る息子にもヒットしたものの、ウグイだったためか、少し不服そうな顔で雑に取り込んでいた。
そして、完全に暗くなったところで納竿としたが、息子は、まだ釣り足らない様子であった・・。
結局、私は二桁近くキャッチしたものの、息子は4尾と不調であった。
短時間で遊べるウグイ釣りは、私と息子にとって最も手軽な釣りとして重宝している。また、
時として、ナマズ等の外道も釣れることから面白い釣りである。