最近、仕事が忙しく、なかなか釣りに行けない日々が続いていたが、やっと代休が取れたこの日、
丁度、いい具合に海が時化ていた為、潜り屋君とヒラスズキ釣りに出かけることにした。
考えてみると、昨年は1度しかヒラスズキ釣りには出ておらず、それが約1年前で、この潜り屋君
との釣行であった。(
釣行記)
まずは、昨年のポイントに入ろうとしたが、波が高過ぎ断念。とりあえず一旦、小型主体のポイントへ入り、
波が治まるのを待つ作戦をとった。
開始早々、私にヒットしたが、予想通りというか、40〜50cmクラスで、寄せてる時にバラシてしまった。
小型はよくバレるのである。
その後、潜り屋君にもヒット!
やはりこのサイズが群れで入っているようである。
その後、お互い、何度かバイトはあるが乗らない状態が続いた後、潜り屋君に再びヒット!
今度は、一回り大きいサイズ。
しかし、その後はバッタリ反応が無くなり、ポイントを休ませたりして粘ったものの、やはり反応が無い為、
ポイントを移動することにした。
次のポイントは大きなゴロタ場に根が点在するポイントで、本来なら朝一もしくは干潮時に釣るべきポイント
であるが、日も昇り満潮時ということで、ちと辛い状況。
半ば諦めモードでキャストしていた私は、キャスト時のトラブルでフロントフックがリーダーに絡まった状態のルアーを
回収していたところ、丁度、瀬際にさしかかった所でドバッと良型のヒラが飛び出した。
しかし、一瞬、ロッドに乗ったもののフッキングには至らず・・。
サイズは70〜75cmといったところで体高のあるヒラであった。
その後は、2人とも気合が入り、大波を待って慎重にキャストを繰り返したが反応も無く、
満潮時でポイントも限られる為、しばし休憩。弁当食って昼寝して潮が引くのを待ったが、風が一段と強くなり、
このままでは、本命ポイントには入れないことを悟った我々は、このエリアを諦めることにし、大きく移動する
ことにした。
また、撤退した理はもうひとつあり、実は、私のリールが壊れてしまい、私が釣りを続行出来なくなって
しまったのである(笑)。
実は、ヒラ用に使っているリール(旧型TWINPOWER5000HG)は、昨年の釣行以来の出番で、
急に釣行が決定した為、メンテもしておらず、ハンドルを回すとシャカシャカと音がしていた。
そんな状態でキャストを繰り返していたところ、突然、ハンドルが重くなり、まともなリトリーブが出来なくなった為、
無謀にもゴロタ場でリールを分解してペットボトルのお茶でギヤ、シャフトを洗うことにしたのであるが、
当然というかネジが1本無くなったが、何とかハンドルは回るようになった。(爆)
ところが、しばくキャストを繰り返していたところ、突然、ハンドルがロックされ、まったく回らなく
なってしまったのである。(涙)
その後、一旦、引き返した我々は、車で約30分程度のエリアへ移動し、再度、ヒラを狙った。
私は、リールが故障したため、仕方なく車にあったエギング用のEXIST2506を装着し向かった。
開始早々、潜り屋君に大型がヒット!!比較的ファイトしやすいポイントであったが、普段、出る
所でなかった為、焦ったのか痛恨のバラシ・・・。
その後、私は本命ポイントを目指すが、潮位の関係で定番の立ち位置まで行けない・・。そこで、一か八か
、手前からポイントへキャストすることにした。もし、ヒットしたら瀬を幾つもかわさなければならない。
サラシの状態が良いので、数等でヒットすると思っていたが10投目位でヒット!エラ洗いで姿が見えたが
大型である。70後半から80オーバーのサイズ。エギング用のリールにはPE1号、リーダーは10号のフロロを
一ヒロ弱。当然、瀬にメインラインが触れるとアウトである。出来るだけ沖目で長時間ファイトをし、魚を弱らせてから
瀬をかわして取り込む作戦をとった。そして魚を弱らせるまではうまくいったのだが、波が押し寄せるため瀬をかわすのが難しい・・。
二、三回失敗した後、うまく瀬と瀬の間を通過させたと思った瞬間、引き波で押し返されてしまい、魚も気を
取り戻し再び潜ってしまい、この時、ラインが瀬に触れブレイク・・・。(涙)
その後、場所を潜り屋君と交代したが、潜り屋君、根掛かりでブレイク。再度、交代した私に、またヒット!
しかし、今度のは小型で60cmクラス。今度はバラすまいと思い、慎重にファイト。何度もラインが水中の瀬に
触れたが、その度、ラインをフリーにしてやり取り・・・。ところがラインを出し過ぎたのが原因で、今度は
沖の大きな瀬に回られアウト・・・(涙)。やはり、タックルに不安があると弱気になり駄目だね〜。
ふと、後ろを見ると、手前の振り倒したポイントで潜り屋君ヒット!60cmクラスの小型であったが、
慎重に私がタモで取り込み無事キャッチ!
いつに無く結果を残す潜り屋君(笑)。
その後は、魚がスレたのか反応が無くなり納竿とした。
結局、私はボウズで、潜り屋君が3キャッチ。
いつもなら、この結果に落ち込む私であるが、今日は良型との長時間のファイトを含め、結構、遊べたので
悔いは残るが楽しい一日であった。
ちなみに、ラインブレイクしたルアーは、後で沖の瀬に引っ掛かっていた。ヒラスズキはルアーを外すのが
上手で、ラインブレイクしても、結構、自力でルアーを外しているケースが多いのである。
一方、小型ながら結果を残した潜り屋君、今日が38才の誕生日だそうで、きっと恵比寿様からの年に一度の
プレゼントだったのだろう・・・。(爆)
ところで、いつもは4〜5個のルアーしか使わない私であるが、この日は、この写真にロストした2個を合わせ
計16個ものルアーを使用していた。釣れない時は、あの手この手を考えるものだが、結局は気休めに過ぎない
ケースが多く、やはり大波が来るのをひたすら待ち、良い状態のポイントへ一番信頼するルアーを確実に打ち
込むのがヒットの秘訣であるのだが・・・。