現在、絶好調の鬼池沖へマダイ狙いで会社のメンバー3人で出かけた。
私にとっては、前回の深海沖でのリベンジである。
前回から関東風の豆テンヤを使用しているが、前回は竿の調子が柔らかかったためアワセが効かず、
良型含め3匹もバラしてしまった。
関東風の豆テンヤを使用する場合、中錘の片天秤(30号)の下に2ヒロのハリスをつけて、その下に豆
テンヤ(2号)をつける。そのため、底取りが難しいのとアタリが出た後のアワセを強烈に入れないと
アワセが効かずバラシの原因にもなるのである。
前回の反省から、今回は、しっかりアワセの効く、73調子且つやや強めの竿
(ダイワ:LEADING-X NERAI210M)を持参した。
少しオーバータックルのような気もしたが、同船した常連さんも同じ竿を使っておられたので安心した。
開始1投目、まだ私の仕掛けが着低する前からS氏に良型がヒット!!
慎重なやり取りの末上がってきたのは59cm,2.7kgのコロダイであった。
外道ではあったが、幸先良いスタートでS氏もご機嫌。
(ただし、この後、納竿までサッパリであったが・・・(爆))
ちなみに、今回も大矢野からの船であったが、シマノの探検丸の装備がされており、千円で
貸し出してくれる。常に地形を見ながら釣りができるので、駆け上がり、駆け下がりなどの状態が分かり、
底取りが難しい豆テンヤ等を使う場合には重宝する。
今回は小ダイのみ6枚とイマイチ調子が出なかったJ氏。
私はというと、今回も豆テンヤに執着したのだが、前回に引き続き中盤までは棚取りの感覚が掴めずサッパリで、
一旦は通常の有明海で使用されるテンヤに変えたりもした。
後半になり、やっと、豆テンヤでの棚やシャクリの感覚が分かるようになり、ポツポツとヒットが出だした。
ところで、冒頭紹介した竿(ダイワ:LEADING-X NERAI210M)であるが、豆テンヤにはベストマッチであった。
長さ、穂先の柔らかさ、バットの強さ等、丁度良く、特に強いアワセが必要な豆テンヤにおいては、ほぼベストに
近い竿ではないかと思った。今回のバラシは0であった。
と、ここで12時を過ぎたため、納竿となってしまった。
気持ち的には、これから、という時であったが仕方ない。次回での釣果を期待しよう。
今回のお土産。左上の刺身がとれるサイズをもう1枚釣ったが同行者にあげた。小ダイは船長から
4枚貰って追加した。
我々3名は不調だったが、同船された3名と船長は1.5〜2Kg前後の良型の他、4〜5Kgクラスのバラシ
も数回あり、数も上げられていた。
我々も腕を磨いて型数ともに上げられるよう、勉強しなくては・・・。
(でも、結局、船に装備されているシンプルな仕掛けが1番釣れているのだが・・・(爆))