有明海メバル
(2009.1.17)

 例年通り年末年始の休みは忙しくて釣りは出来なかった。
 その後、プチ遠征で予定していた壱岐・対馬釣行も時化のため中止。
 やっと、今年の釣り始めが出来たのは1月も半ば過ぎの会社の釣り仲間とのメバル釣りであった。
 ところで、このメバル釣り。陸ッパリのルアーフィッシングも楽しいのたが、良型が揃うボートからの 餌釣りも魅力で、近年ハマっている釣りのひとつでもある。
 私的には、ライトタックルでのイワシメバル(生きたイワシの泳がせ釣り)が大好きなのだが、今年は 餌の活イワシが入荷しないとのことで、今回は淡水の活モエビと冷凍イカナゴを餌にした釣りとなった。
 朝一のポイントは近場の岸沿いの駆け上がりで、暗いうちからポツポツとメバルが釣れ出した。
  
 今年、最初の魚でとりあえず記念撮影。(↑S氏。↓私。)
  
 ところが、明るくなりだした頃からアタリが少なくなったため、場所移動・・・。
 数箇所叩くも外道のガラカブ(カサゴ)やベラばかりで、なかなか本命のメバルが来ない・・・。
 船長も、今シーズンはメバルを始めたばかりで、まだ、各ポイントの状況を把握しきって無いのか、 それとも、まだ今年のメバルのピークには早いのか、各ポイント共、例年のような型、数ともに出ない・・・。  結局、あちこち叩いて南島原沖まで移動。しかし、ここでも単発的にメバルがヒットする程度。特に私と メバル初挑戦のN氏は苦戦し、4時間ほど経過して私1匹、N氏0匹。また修行僧のような辛い釣りとなった・・・(涙)
 と、ここでやっとN氏にもヒット!!
  
 当初、N氏は簡単に釣れると思っていたのか、マダイとは違ったメバルの沖釣りの難しさを痛感した様子・・。
 ちなみに、我々三名以外のお客は数少ないチャンスをものにし、少しずつではあるがメバルの数を稼いでいた。
 また、この南島原沖の漁礁ポイントではメバルは単発ながらもガラカブ(カサゴ)はそこそこ釣れるため、私は メバルは諦め、お土産用にガラカブを狙うことにし、陸ッパリで使うジグヘッドにワーム仕掛けで水深15m前後ある 海底を探りながら数を稼ぐことにした。
 するとポンポンと釣れクーラーに10匹程度入ったところで、再度メバル釣りにチェンジ。
 と、ここで下げ潮に入って潮が動き始めた途端、やっとメバルのアタリが出始めた。
  
 S氏はダブル、トリプルと数を稼ぐ。
  
 やっと、私にもアタリが出始めダブルも出始めた。
 連続ヒットで、しばし船内が忙しくなってきた・・・。
  
 するとSは、この日最大の大物をゲット!!
  
 尺いったかと思ったが、28cmの子持ちの良型メバルであった。  ところで、今回も活魚輸送を試みる私、磯哲水産は・・・(笑)
  
 こうして、ブクブクを使って船内でも生かしておき・・・
  
 車では、鯛釣りで成功した活魚輸送用の発泡スチロール製の大型ケースに入れ、 ブクブクで生かして持ち帰り、自宅で活魚を捌いて美味しく頂くのである。歯ごたえのある刺身は病みつきになる。(笑)
 ちなみに今回は10匹のメバルを持ち帰ったが、全て自宅まで泳いでいた。
 また、浮き袋が脹らみ逆さまになっていても、あまり関係なさそうである。
  
 今回は、何とかメバルもお土産程度は確保できたが、最後のポイントでの短時間の入れ食い がなかったら危ないところだった。(汗)
 今年のメバルは、少しスロースタート気味のなのかもしれない・・・。
  
 それにしても、ライトタックルでのボートからのメバル釣りは面白い。うちの会社の釣り仲間 の間でも、マダイよりメバルの方が面白いという人も多く、これからピークを迎えるため楽しみである。

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