七里ヶ曽根ヒラマサ・ブリ
(2010.4.16)

 昨年同様、この時期に会社の同僚Canal君の幹事で、会社の釣り仲間らとで壱岐、対馬沖の七里ヶ曽根で マグロ、ヒラマサ、ブリのトップウォーターゲームとジギングを楽しんで来た。
 今回のメンバーは、昨年同様、Canal君に福岡勤務のFishermanさんとその義理の息子Y君、それに 今回初挑戦のJ氏を加えた5名。
 キャスティングの乗り合いのため6名定員ということで、我々の他、山口県から来られた方も1名いた。
 この日は、風が強く外海は時化模様。波高2mとの予報だったが、七里ヶ曽根はもっと波が高そうである。
 まずは、壱岐近海でヒラマサのトップから始めたが、うねりが高く釣り辛い・・・。風裏のポイントも攻めたが、前日も やって駄目だったとのことから、早々に打ち切り七里ヶ曽根へ移動。
  
 七里ヶ曽根へ着くと、船長がしばらくマグロの様子を窺っていたが、波が高くキャスティングには不向きと判断したのか ジギングをするとアナウンス。
 ところが、今月になり釣れなくなったとの噂通りアタリが無い・・・・。
 不安が的中か、と思いきや、私に外道のボッコ(ウッカリカサゴ)がヒット!!
  
 条件が悪い中、いきなりお土産確保で少し気分が良くなった。
(ここで初挑戦のJ氏は、船酔いで気分が悪くなりダウン・・)
 すると隣で釣っていたFishermanさんも底物をヒット!!揚がってきたのは嬉しい外道タカバ(マハタの子)であった。
  
 ところが、この後が大変で、延々、青物のヒットは無く、気がつけば納竿時間が迫ってきた。
 (この間、何があったかといえば、山口から来られた方だけ良型のヒラマサ、ブリ、マダイまでゲットされていたものの、 我々5名はボウズ状態。唯一、Canal君が終盤、2.5kg位のヒラゴ(ヒラマサの子)を釣った位であった・・・)
 また、私はというと、あまりにも釣れないものだから、前日に釣具屋で仕入れたエビング(ジグに天秤をつけ、その下に 2ヒロ程ハリスをつけてカンつき針を結んでワームをセットする、といったもの)も試してみたが、これが大失敗。
 天秤へジグをセットする際のスナップスイベルのスナップが開き、新品のジグを2個もロストしてしまった。しかも、 アタリすらなかった・・・・(涙)
 また、随時、マグロのナブラが出る度に船で追いかけミヨシの数名がキャストするも、この日は不発。
 そして、こんな事もあった。ミヨシでキャストしているのをトモで見ていた私であったが、丁度、私の左前方から マグロの群れがイルカの様にジャンプしながら私の方向へ突進して来たのである。そして、群れの進行方向にルアーを キャスト。ルアーはペンシルでは無く専用のシンキングミノー「ワークス」。キャスト後、テンションフォール後、二度ほど ジャークを入れて待つ・・・。しかし、無情にもマグロの群れは私のルアーを無視し、通り過ぎて行った・・・(涙)
 やはり、マグロはウォッチングで終わってしまった・・・。
 その後、ジギングに戻し、延々シャクリ続けたのだが・・・
 もう今日は完敗。青物ボウズで帰ろうか、と片付けを始めようかとしたその時、何と私に本日最初の青物のアタリ!!
  
 揚がってきたのは4.7kgのブリ(福岡ではヤズ)であった。
 直後にFishermanさんにも待望のヒット!!
  
 揚がってきたのは6キロクラスのブリであった。
 そして、この後、私も連続ヒットで立て続けにブリ4本ゲット!!
 普通なら休憩の為インターバルを開けるのだが、これまで釣れていない上に、納竿間際ということで 休憩無しの連続投入!!(釣り上げた魚は船長、ポーターが処理してくれるため、釣り上げたら即投入。)  水深95mからのシャクリで中層でヒットする為、かなり上までシャクル必要があり、腕は限界でパンパン・・・。
 そんな中、これまた私の隣で釣っていたY君も待望のヒット!!
  
 いい引きである・・・。
  
 揚がってきたのは8kgクラスのブリであった。うまそ〜。
 そして、こちらも連続ヒット!!
  
 何と今度はヒラマサであった。うらやまし〜。
 そういえば、昨年も私の隣で大きいのをバンバン釣っていた・・・。
 連続ヒットで盛り上がっていた私の周りであったが、その間、沈黙していたCanal君にもヒット!!
  
 揚がってきたのは3kgクラスのカンパチであった。これまた、うらやまし〜。
 これから夕マズメにかけて釣れまくること間違いなし、といったところだったが、ここで時間切れ、 納竿となった。
 で、これが私の釣果。すべてブリ(ヤズ)で、5kg×2尾、4.7kg、3.7kg、3kgの計5本。終わってみれば、 きっちりお土産は確保していた。
 しかし、あのワンチャンスが無ければどうなっていたことか・・・。

  
 ちなみに、これがブリの胃袋に入っていたベイトである。子イカとは聞いていたが、こんなに小さいとは・・・。 ジグへの反応が鈍いはずである・・・。

  
 船長曰く、カタクチイワシが入って、これを捕食しだしたら本格的なシーズンとかで、まだ、ひと潮早いとのことであった。
 ちなみに、他の船では、この日トップのヒラマサが一船十数本揚がっていたらしい・・。
 七里はポイントが広いため、場所によっては既に活性が上がっている場所もあるようだ・・・。

 
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