牛深イサキ
(2012.7.8〜9)

 梅雨時期なので当然でもあるが、潮と天気と休みが噛み合わず、なかなか釣りに行けないでいたのだが、 やっと、というか少々強引に休みを取って釣行することにした。
 この時期は沖のイサキがメインになるのだが、昨年のこの時期はシマアジが釣れたので、密かに期待 しての釣行であった。
 今回も会社の先輩N氏と二人で陣内丸での釣行となった。
 今回の仕掛けは、昨年のように直接、真下に落としての天秤仕掛けでは無く、3号の磯竿に 4号鉛と編みかごをつけての浮流しで、年末のクロ釣り仕掛けと同じものである。
 夜釣りメインのため、夕方から出港したが、まずは昨年、シマアジが釣れたポイントに入ると、 幸先良くN氏にヒット!!
 しかし、この後、2〜3尾ヒットしたところで、シイラが掛かるようになり、本命のイサキが来なくなった。
 干潮の潮止まり前だったので、上げ潮が動き出せば釣れ出すかもしれなかったが、陣内氏の判断で移動。
 ところが、これが大正解で、移動後、撒餌が利き出したところで私の浮が沈んだ。
 これがなかなかの引きで、上がってきたのが2kg前後のシマアジであった!!
 その後もポンポンと面白いように2キロ前後のシマアジがヒットし、私が4尾、N氏が3尾釣ったところで潮が変わり、 しばらく撒餌を効かせていると、私に立て続けに大物がヒット!!
 ところが、これがあまりにもパワフルでラインブレイクの連発・・・。どうも鮫が原因のようだ。
 その後は、私とN氏共に次々ヒットするものの、針の直ぐ上からスパッと切られる状態が延々と続いた。
 おそらく、これは鮫では無く、歯が鋭い魚のようであるが、結局、下手人を捕まえることなく延々と切れ続けた・・・。
 気がつけば餌は残り1角になっていた。二人で8角用意していたが、撒餌を頻繁に使うため減るのも早い・・・。
 このままでは、朝マズメまで持たないことから、しばらく仮眠して休むことにした。この時点で3時。
 1時間程仮眠を取り、4時に目を覚ますと東側の空が明るくなっていたので、釣りを再開。
 すると、撒餌が利きだすより先に私の浮が沈んで、朝の爆釣タイムに突入して、イサキの連続ヒットとなった!!
 すると、また、ここで潮が替わり反対へ流れ出したが、利かせる撒餌も既に底をつき、適当に浮を流していると N氏に良型のマダイがヒット!!
 陣内氏によると、この潮ではマダイがよくヒットするポイントだそうで、その後、私にヒットしたのも、なかなかの引きで 、良型マダイかと思っていたら、なんとキロクラスのタバメ(ハマフエフキ)であった!!
 しばらくして、私にも800g程度のマダイがヒットしたが、この時点で餌切れ・・・(涙)
 夕べの謎の魚にかなり餌を使ったのが悔やまれた・・・。(次からは10角必要だな。)
 朝マズメに餌切れとなった我々は欲求不満で、しばらくタイラバタイムにしてもらい、底物狙い。
 すると、面白いようにアカハタがヒット!!
 これで納竿とした。
 これが私が釣った分の魚だが、底の方にイサキが溜まっている。
 結局、イサキ18尾、シマアジ(1.8〜2.3kg)4尾、ハマフエフキ1尾、マダイ1尾、アカハタ10尾。
 本命のイサキは不発であったが、これも朝のラッシュでなんとかお土産程度は確保出来た。
 今回は、丸々と肥えて脂が乗ったシマアジが4尾も釣れて、とてもラッキーであった!!


 
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