湯ノ児沖タチウオ
(2012.9.15)

★今回の釣行記は、「Field Report」と「Family Fishing」を併用しております。

 毎年、この時期、息子を連れてボートからのタチウオ釣りをしているのだが、一昨年は時期が遅くなりフグの連発で、 昨年は、何と時化のため船着場で中止宣言という最悪の事態であった。
 今年は時期も良く、心配された台風16号の接近による風も大したこと無く期待が持てる・・・。
 例年、この時期は5時出港というのが定番だが、ここ数日、暗いうちは釣果が上がらなかったとのことで、 6時出港となった為、私的に例年2時半に自宅を出発しているのが1時間遅れとなり、多少楽になって良かった。
 今回のメンバーは、canal君ファミリー(canal君、長男、次男)と長男の友達1名と一緒になり、 計6名での出船となった。
 元々、観光釣り船のため、釣り時間は3時間と短かく、マズメ中心の短時間勝負である。
  
 多少風がある日がこの釣りのベストで、船が流されるかどうかが釣れる鍵であるが、今回は、台風16号の接近で 風が多少出ている為、申し分の無い状態である。
  
 開始早々、canal君とこの次男にヒット!!毎年、ファーストフィッシュをゲットしているとかで、今年も幸先良い スタートとなり、船上も盛り上がる。
  
 私が2〜3尾釣ったところで、少々ふて腐れ気味だった息子にもヒット!!
  
 今年の息子は、殆ど餌釣りをしていたが、今年は船が流されていたため、じっくり沈めて斜め引きをしていたのが良かったのか、 結果的には15尾の釣果で、本人も満足していた様子。
  
 船中、皆ヒットがあり、餌、ジグ共に釣れているが、餌がかじられる事も無く、群れに当ると手返しが良い ジグの方が効率が良い。(どの船頭も、最初は餌の方が釣れると言うが・・結果はジグの方が上になる。)
 ちなみに、私は、毎年、ルアー筋で、一昨年からジグの他、ワインドも試しているが、こちらは、さっぱりアタリが無い。
 今年は、世間でもタチウオのワインド釣法が流行っていることから、更に進化した仕掛け(専用トリプルフックの1本 にシングルフックを装着し、掛かりを良くしたもの)や、タチウオカラーなる専用ワームも購入する気合の入れようだったが、 結局、今年もワインドではノーバイト。やはり、ジグが釣れる。
  
 皆、10尾以上釣れたところで3時間が経過し、終了となった。
 群れに当れば、まだ釣果は出ていたので、ちょっと心残りであるが、今年は延長もせず切り上げた。
  
 これが全体(大人2名、子供6名)の釣果。
 大人二人は子供の世話もあり釣果はイマイチであるが、私は18尾で、何とか息子に負けずに面目を保った。
  
 今年はフグは1尾も釣れず、まあまあの釣果。  そして、タチウオを駐車場で分配して分かれたのが10時前後だったので、息子のリクエストで 我が家二人だけ、長島まで足を延ばして釣行することにした。
 私的には、堤防からマダコ釣りをしてみようと考えていたのだが、現地の看板に9〜10月は繁殖期のためマダコ釣りは禁止と 書かれていたため断念。
 そこでエギングをしてみたものの、エギ位のミニチュアサイズばかりだったのでリリースして辞め、ワームでカサゴ、 ハタ狙いでやったものの、底荒れしているのか不発で、エソ1尾のみ。
 その後、突然、湾内に小魚を追い込んで大型魚のボイルが始まったが、そのままジグヘッドをキャストしたもののバイトのみで不発。 魚はおそらくヤズ(ブリの子)かシイラと思われるが、こんなハプニングがあるのもこの辺りの特徴で、期待感がある。
  
 息子は、得意のアイスジグでキンチャクダイ、スズメダイ、ソラスズメダイの群れが湧いてくるの を見て楽しんでいた。(写真はカワハギの子)
 1時間もしないうちに昼過ぎになったが、時間帯的にも期待出来ないし、帰りの行程を考慮して納竿とした。
  
 昨年同様、黒の瀬戸大橋近くの物産館に立ち寄り、ソフトクリームを食べたが、なかなかのお味で、息子もご機嫌であった。
  
 今回のタチウオ釣りでは、均等に6等分して我が家2名分がこれ。
 これだけあれば、十分でしょう。

  
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