中3で受験中の息子が、この月曜日が代休となり、塾も休みとのことで、私の代休も合わせることにして、息抜きがてら、釣りに連れて行くことにした。
早朝は雨の予報であったが、何とか濡れずに済んだが、この日は大潮で上げ潮の潮流が速く、あちこちで渦を巻きながら流れている・・。
少しポイントをずらし、激流を避けながら、必殺の"磯哲釣法"を二人で試みるも、二枚潮や渦の為、底が取れず、次々に根掛かりで仕掛けをロストしていく・・。
すると、ここで、ブリらしきボイルが出た為、予めセットしていた青物用キャスティングロッドで息子にキャストさせるも、もたついてしまい、チャンスを
逃してしまった・・・。
結局、朝マズメはマダイを狙いたかったが、断念することにして、キジハタ(アコウ)狙いに切り替えることにした。
息子的には、本命がハタ狙いだった為、喜んでいたが、前回と少しポイントを変えてみたところ、これが入れ食いとなった。
みるみる間に、良型のキジハタが溜まっていく為、一旦、バケツに放り込み、溜まったらイケスに入れていくが、これまた忙しい・・。
キジハタを一頻り釣ったところで、満潮前で潮が緩くなってきた為、再度、マダイ釣りに行くこととしたが、ここで、アカハタも頭をかすめた為、
息子にどっちがいいか尋ねたところ、「アカハタがいい」と言うので、次はアカハタを狙うことにした。
大きなワームを使用しており、魚はそれを丸呑みしている為、ラインブレイクした魚は逃げても死ぬ筈である・・。
ハタ類の中で、最も根に潜る習性が強いアカハタは、フッキングした瞬間、一機に根に走るので、引きも強く、ターゲットとしては
最もゲーム性が高いが、ラインブレイクした魚が死ぬようであれば、切らさない強いタックルにすべきと反省したのであった。
このサイズを狙う場合は、更にハードなロッドとPE1.5号、リーダーはフロロ10号を使い、ドラグを締めて一機に根から離すことが
無意味なバラシを防ぐものと思うので、次からは、そのようなタックルを持参することとしたい。
潮が下げに変わり、また流れが速くなりだしたところで、次は何を釣るか迷ったが、とりあえず、移動しながら、あちこち様子を見たものの、
流れが速すぎて釣りにならず、結局、それなりの流れの場所を探してハタ釣りをすることにしたところ、これまた初めて叩くポイントで
キジハタが連続ヒットとなった・・。
すると、ここで私に大型がヒット!!根に潜らせまいと、ラインの限界でファイトして、何とかキャッチ出来た魚は、久しぶりのオオモンハタで、
47cm、1.5kgの良型であった。
その後は、ここでもキジハタの数釣りをしていると、遠くで大型のマグロらしき魚が水面から飛び出した。
息子もそれを見て、「あの形は絶対マグロだよね〜。」とビックリ。
実は昨年も、この海域で大型マグロらしき魚のジャンプを見ており、今回で二回目なのだ。
そろそろ移動しようと思っていた時だったので、魚が跳ねた付近に行ってみたところ、今度は、イルカが数頭泳いでいたが、さっきのは間違い無く形が
マグロだったと二人で確認し合ったのであった・・。
この牛深海域では、マグロの養殖場があり、過去に、逃げたマグロが釣られているのも事実なので、おそらく本物だったと思うが、
餌はおそらく、養殖場周りのおこぼれや、個体が大きく数多くいるヤズ等を食っているのではと考える・・。
そうこうしていると、流れが少し緩やかになってきたので、ここで、必殺の"磯哲釣法"にタックルを変えて、二人共マダイを狙ってみることにした。
すると、直ぐに私にヒット!!
上げてみると魚は何と46cm、1.6kgの良型キジハタであった。(一見、アオナ(アオハタ)にも見えるがキジハタである。)
いつの間にか、イケスの中はハタだらけになってるし・・。
時間は14時を過ぎており、翌日は、二人とも通常の仕事、学校のため、早めに切り上げないと、後が大変であるが、
最後に、ちょっとだけアカハタを釣ってみたくなり、釣り始めたところで、また、得体の知れない物が水面から頭を出した・・!!
何と、今度は大きなウミガメである・・(笑)
(本日のウォッチング:ブリ、マグロ、イルカ、ウミガメ)(爆)
ここで、また私が大型をラインブレイクしてしまい、息子も同様で、それでも互いに良型を数尾追加して納竿とした。
で、これが今回の二人の釣果であるが、かなりの数のキジハタで、高級魚の大漁であった。
息子もかなり満足した様子で、良い息抜きになった筈。
さあ、受験勉強、頑張って下さいネ!!