同クラブで天草大江の漁師かついち君から、「天草富岡沖で3kg前後のヒラス(ヒラマサ)が入れ食い中で、
一船45本あがった。」と情報が入ったため、急遽、師匠の
尾池氏が本渡の遊漁船「飛翔」を押さえてジギング釣行となった。今回のメンバーは、私が所属している
レッドアイ会長の前田氏をはじめ、尾池氏、上野氏、私と、尾池氏の上司である山下氏の5名。
早朝5時半、まだ暗いうちからの出港で気合が入ったが、富岡沖ではアタリも無く、おまけに
漁師の網(はえ縄?)が入っており、あちこちにブイが入れてあり海底は仕掛けだらけで根掛ってしまい
釣りにならない。
かなり粘ったが、ヒットも魚短の反応も無いため、このポイントを捨てることにした。
次のポイントヘ行ったところ、ペンペンシイラが湧いており、フォール中にやられてしまう。
それでも、何とか粘っているとネリゴ(カンパチの子)が釣れだした。ヤズ(ブリの子)と違い、
引きも食味も数段上のため、釣り人に好まれる魚だ。ヤズは人にあげてもネリゴは持ち帰るアングラーも
多い。
午前中絶好調の尾池氏はハガツオもゲット。これからの時期、脂がのって旨い魚だ。
群れで移動するので、もっと釣れると思い期待したが、
ハガツオはこの後、山下氏の1本で止まってしまった。
その後、またネリゴがポツポツ釣れ、前田会長も久しぶりのジギングでネリゴをゲット!
でも、後が続かずこの日は苦戦..。
南海の大物釣師、上野氏も順調にネリゴをゲットしていった。
いつもながら快調に数を増やしていく尾池氏。私も必死に追い上げるが、追いつきそうになると
ダブルヒット等で放される..。
近海ジギングでの数釣りバトルにおいては、相手がヒットしたら必ず自分もヒットさせるのが鉄則である。
反対にこっちがヒットしても相手もヒットさせるため、たとえ1本、2本
の差であっても、なかなか追いつけないものである。
このため、ダブルヒットは相手を引き離す大きなチャンス
であり、逆にバラシ等のミスは致命的になってくる。非常にスリリングなゲームだ。
しかし、今日の私には粘り?があり、私もダブルヒット等で応戦。
遂に午後から尾池氏を逆転しトップに躍り出た!その後、私が逃げ切り竿頭に!ネリゴ12本、ヤズ1本という成績。
連鎖食いが殆ど無い渋い状態を考えるとまずまずの釣果か。
全体(5人)の釣果としては、ネリゴ29本、ヤズ1本、ハガツオ2本。後はシイラ、イトヒキアジ、シブダイ、サバフグ、エソ多数等。
期待したヒラスは1本も釣れなかった..。
しかし個人的には、前回、天候不良で1本しか釣れなかったネリゴが12本ゲットできたのでgoodとしよう!