平戸ジギング
(2003.5.1)
 随分ご無沙汰してしまったが、釣りに行かなかった訳ではなく、 単に釣れなかったのだ(涙)
 今回は、私の春遠征最後のイベントで、久しぶりに平戸の幸漁丸に乗ってきた。
 幸漁丸は、前の船で岩崎船長が餌釣りばかりしていた頃からクラブでは行ってたのだが、 私はここ2年程ご無沙汰だった。最近は、あまりにも有名になったため乗船するのも難しいようだ。
 今回は同クラブ”えいとまん”からの誘いで、当初は10名でチャーターし、男女群島へ行く予定だったが、最近、近場で 大型のヒラス(ヒラマサ)があがってるとのことで、急遽、乗り合いになり2名追加して12名の定員 で近場でのジギングとなった。

 早朝からは不調で誰にもアタリは無く、しばらくたってから左舷トモで釣っていた平田氏にヒット !!5kg前後だった。その後、ミヨシで釣っていた同クラブ平野君に7kgがヒット!

 最近、よく通っている平野君、ここの最近の釣り方を良く知っている。ここの釣り方とは、 スピニングタックルでキャストしての斜め引きである。ルアーはセンターバランスのロングジグである。
 そうこうしていると、右舷トモで釣っていた”えいとまん”もヒット!!

 7.5kgGet!!”えいとまん”何処に行っても良く釣る人だ。 その後も5.5kgを追加!!また、左舷トモの平田氏も5kg前後を追加。

 今度は、ミヨシの平野君、8kgGet!! 何だ〜、ミヨシとトモばかりしかヒット しね〜じゃね〜か〜!と怒っていたら、またミヨシの平野君ヒット!!

 いい引きであがってきたのは、また8kg。
 もう、昼も過ぎて後半戦である。左右トモの二人が2匹ずつ釣って、ミヨシが3匹。 船長がヒラ子を1匹釣ったのみで、私を含め他の9名はボウズである。私は半ば諦めかけていたところ、 ミヨシで釣っていた平野君が、見かねて場所を交代してくれた。
 初めて立った(立てた)幸漁丸のミヨシである。キャスティングならここが一番有利で、何か釣れるような 気がしてきたが、実は私、スピニングの斜め引きは大の苦手としており、いつも大半がベイトタックルなのだ。 (スピニングは昔流行ったロングジャークかジャカジャカ巻きしかまともにできましぇん。)船長が「スピニングの斜め引きしか釣れん。」と言い切るので、 仕方なくスピニングを使用することにした。(昔はベイトタックルでも釣れてたのに...(涙))
 という訳で、しばらくスピニングをやってみたのだが、どうもシャクリ方がギクシャクして釣れる気がしない。
 そこで、ベイトタックルに替えたところ、すぐにヒット!!やった〜!と思ったのも束の間、タカ切れで即バラシ。 やっときた一発だったのに〜、と悔しがったが仕方がない。渋々、再度、スピニングタックルに替えることにした。
 しばらくして、スピニングのシャクリのリズムはつかめてきたが、慣れない筋肉を使っているため、 あちこち筋肉痛が...。
 私の場合、ベイトは右巻きだがスピニングは左巻きなのだ。腕も張ってきた。 よし、次で休憩を入れよう、と思ってシャクっていたら、ガツガツと二度程当たってドスンとヒット!! 強めに締めたドラグからラインが出ていく。大きな首振り動作も伝わってくる。やべ〜、デカイのが 掛かってしまった。こちらが元気な時なら嬉しいが、シャクリ疲れているときにヒットしてしまって..!!
 ただ、ここで船長が他のアングラーを止めさせて、船を瀬から離してくれた。 最近はこのパターンで客に獲らせてくれるそうだ。そしたらこっちのもので、きついながらも 何とかあがってきたのは、18.8kgの大マサであった。

アップ写真はここ。

 最近の幸漁丸は、数こそ出ないものの一発が期待できるようだ。15〜20kgオーバーは 結構出ている模様。ヒット後、あの操船をしてくれるなら、今後、どんどん大マサがキャッチされて いくことだろう。数年後は、たかが20kgと言っているかもしれない...(笑)
 ただし、これから産卵期に入り、大マサも一時期釣果が下がるので、これから計画立てる方! 注意が必要ですぞ!(笑)。

【使用タックル】
ロッド:スミスOffshore stick WGJ-S56H
リール:シマノSTELLA16000PG
ライン:スパイダーワイヤー80Lb
リーダー:バリバス ナイロン100Lb
ルアー:MCワークス KILLER JIG 170g


  Field Reportへ戻る トップに戻る