島原カマス
(2003.9.19〜20)
 最近、同クラブ島原メンバから島原半島の某有名港でカマスが爆釣中との連絡が入り、 キャプテン尾池氏と珍念と三人で19日夜、有明海を渡った。
 本来なら夕マズメから釣り始めるところだが、私の仕事の関係で港に着いたのはPM8時前であった。
 港に着くと、島原太郎氏こと同クラブ長崎リーダーでボーグファルコンのフィールドテスターでもある 宇土君が出迎えに来てくれており、早速、釣況、メソッド等を聞きながらセッティングを 始めた。
 港は凄い人集りで、ポイントである約100mの岸壁は3〜5m間隔でアングラーがひしめいていた。 (宇土君らが、このポイントでカマスを発見した当時は誰もいなかったそうだが、口コミで広がり、現在の状況になったそうだ。 そりゃ、そうでしょう。毎晩、一人平均20〜30匹、釣る人で50匹というから凄過ぎる。)
 我々は前日よくヒットしたという列の端に立ちキャストを開始した。  すると、私の2投目に早くもヒット!!

 あがってきたのは、30cm弱のカマスであった。ここのアベレージサイズで、大で30cm強だとか。 (こいつはそうでもないが、全体的にベイトのイワシを食って丸々と太っているのが、ここのカマスの特徴。)
 ヒットルアーは、マリアのラ・セグンダF9cm。宇土君によると、ここのヒットルアーのひとつだそうだ。

 ここでは、9cm程度のフローティングミノーのスローリトリーブのノーアクション が良いらしく、小刻みにバイブするものより、オーバーアクションタイプのミノーに実績があるとも..。 ただ、この日は、若干早めのリトリーブの方に分があるようで、スレてきたら一回のリトリーブ中に 若干の速度変化をもたせてバイトを誘う方法も有効だった。宇土君らも言ってたが、意外にも トゥイッチは逆効果のようであった。また、 グラスミノー等のジグヘッド&ワームタックルは、ミスバイトが多くあまり釣れないとのことで、 確かに他のアングラーもミノーばかりであった。
 当日は、岸壁の中心あたりにヒットが集中していたので、私も割り込んだところ爆釣!!バラシも多いが、 2キャストまたは3キャストで1フィッシュくらいのペースで数を伸ばしていった。

 尾池氏も初めこそ苦戦したものの、ポイントを移動してからは爆釣!?

 後から駆けつけた長崎同クラブの平野君、松本君も加わり、世間話しをしながらのキャストとなった。
 ところが、丁度この頃から潮の動きが鈍くなり、ヒット間隔も空いてきて序所に釣れなくなっていった。 それとともに、あれだけいたアングラーも一斉に帰っていった。
 その後、我々は深夜まで粘ったが、結局ヒットも無く、朝マズメを狙うことにして、しばし仮眠をとることにした。

 翌朝、私が1匹、尾池氏が3匹釣ったところで、珍念がメッキを釣った。よく見ると、岸壁にかなり の数のメッキが付いているではないか。その後、たて続けに3、4匹あげたため、私もメッキ釣りにチェンジすることに。

 この朝、トップでカマスを狙っていた宇土君は、かなり乗りそこねがあったものの、 ペンシルでカマスをゲット!!さすがこのポイントのパイオニア、新たな可能性にチャレンジしている 模様。

 私も、ミニポッパーでメッキをゲット!こりゃいいぞ、これからメッキの爆釣・・・といきたかったが、 台風15号の接近で海が時化始めたため、すぐ帰らなければならず、後ろ髪を引かれる思いで船に乗り込み 、今回の釣行は終了した。

 結局、カマスが釣れたのは我々が港に着いたPM8時から10時までの短時間であったが、自己申告 で私が20匹強で、尾池氏、珍念共に14、5匹とぼちぼちであった。夕マズメからいい釣り座で釣っていたら、もっと 釣果もあがっていたはずだ。近いうちにまた行く機会があったら、今度はタックル、パターン、時合等分かった ので超爆釣か?(爆)。ただ、宇土氏によると、魚も随分少なくなったそうなので、早く行かねば超爆釣は難しいかな?
 (ちなみに、自宅に帰ってクーラーから出して数えてみたらカマスは17匹だった・・・。おかしいな(笑))

 
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