暖冬と言われていましたが、寒い冬ですね。

娘が右肩、腕、手首が痛いと何枚もシップを貼っています。原因は弓道の練習にあるようです。私は弓道をしませんので、そのような痛みを体験しませんが、年齢による身体の不調は起こります。

「人間には自分にふさわしいことが起こる」と言われますが、こんな事からもなるほどなぁと思えます。

 仕事でも、趣味でも、日常生活でもトントン拍子に行く絶頂期もあれば、頑張っているのに成果が表れない停滞期や 何をやってもうまく行かない、もうダメだと落ち込んでしまう『どん底』の時もあります。

 『どん底』の渦中にいるときはわからないのですが、後から振返ってみると、言わばターニングポイント、人生の大転換期だったりする。あなたも私もそんな『どん底』を、今日までいくつ経験してきたことでしょう。

『どん底』はさらにすばらしいものを味わうために、考え方や生き方の変革を求められている時期なのかもしれません。
乗り越えた時には、必ずステップアップしています。
若い頃真剣に悩んでいた事も、今となれば「何であんな事を悩んでいたんだろう」と思えますし、再び同じような『どん底』がやってきたときには、今度はもっとうまく切り抜けられると思います。


 でも、今すぐなんとかしたい『どん底』。少しでも早く終止符を打つためのわたしの秘訣を紹介します。

まず、『どん底』を解決するためにジタバタします。
それでも、解決策が見出させない時は、『どん底』を見えない所に一時預けておきます。どこでも良いのです。貸金庫でも、押入れでも、箪笥や机の引出しの中でも (イメージするのよ)
そして、どんな些細なことでもいいから、目の前にある事に全力で取組みます。身近にいる人に誠心誠意尽くします。いつもより余計に動きます。

しばらくすると突然『どん底』の解決策がどこからかやってきます。そうしたら、預けておいた『どん底』を取出し解決。
「解決!よかった」と言って処分します。
時には気付かないうちに自然消滅していることもありますが
「解決!よかった」と言ってピリオドを打つことが重要です。
 きちんと宣言してケリをつけておかないと、問題は解決したのにイヤな感情だけが取り残されてしまうからです。
過ぎ去った事を後から何回も思い出し、ため息をついてしまうのはケリがついていないため。

『どん底』に関わる事柄だけを見つめていると、かえって解決までに時間がかかってしまうので、『一時預け』が効果的です。

2005年2月
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