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専称寺の声明会と聞法会のご案内
○ 専称寺では、毎月27日に声明講習会(6:30〜7:15)を開きます。「正信偈」のお勤めの練習をします。
初めての方でも、気軽にお越しください。
○偶数月の第4金曜日の午後7時半からは、聞法会(7:30〜9:30)を開催させて頂きます。
宗教に対する疑問や諸問題等を、住職や参加者と話し合えたらと思っています。
また奇数月には、お西の山上町西念寺(青木寛誠師)で開催しています。真宗の教えに触れて
頂けるようになればと願っています。いろいろな課題を持って、どなたでもご参加下さい。
お問合せは、Eメ−ル、又は専称寺住職にお尋ね下さい。
比叡山無動寺谷大乗院で
親鸞聖人報恩講
住 所 : 大津市坂本本町4220番地比叡山無動寺谷大乗院
郵 便 番 号: 〒520 − 0116
日 程 : 平成15年8月20・21日
電話、Fax : 077−579−2615
携帯-星野 : 090−8650−5375
冥加料(参加費): 1口 五千円〜(含:宿泊、夕朝食)
親鸞聖人御自作の蕎麦食い木像が奉安されている無動寺谷大乗院で,親鸞聖人報恩講が
勤修されて既に80年余の歴史があります。平成13度より星野住職晋山記念として、
天台宗の声明以外に、浄土真宗本願寺派と真宗大谷派の声明が記載された、
「無動寺谷大乗院勤行聖典」を、宿泊でお参りされる方々に進呈されています。
報恩講参拝の宿泊ご希望の方は、上記に問い合わせ下さい。「大乗院報恩講参拝について」と
言って、お尋ね願います。宿泊をされますと、夕朝食には、美味の精進料理も用意されますし、
般若酒も振舞われ、伝統の大乗院盆踊りもあります。比叡山で一夜を過ごしてみませんか。
8月20日は午後3時に天台宗のお勤めとご法話があり、続いて、午後7時からは、大谷派(お東)の「正信偈」の
声明とご法話があり、21日午前6時には、本願寺派(お西)の「正信偈」の声明とご法話がなされます。
伝教大師が開かれた山で親鸞聖人のご縁の深い地で、ご一緒に報恩講を体験してみませんか。
天台、東西のご門徒に限らず、多くの方々のご参加を念じています。但し、無動寺谷は比叡山における
回峰行の修行の聖地ですので、山道を約20分程徒歩で歩いて頂かなくてはなりません。
念のために乗用車では行けないことを言い添えておきます。運動靴がお奨めです。
※ 大乗院(親鸞聖人蕎麦喰木像)について
今からおよそ八百年前、浄土真宗の開祖親驚聖人が29才の時、比叡山の大乗院から京都の六角堂に百日間参篭したことがある。その留守中に、日頃より親鸞聖人の栄達をねたんだ一部の僧達が、ある夜「蕎麦(そば)」をめでる会を開いて皆を集めた。親鸞聖人を誹謗した悪口をいい、比叡山より追放する悪計を企てました。慈鎮和尚は、親鸞聖人の姿が見えないので、すぐに会へ来るように命じると、下座よりいつもと変わらぬ親鸞聖人が現われ、皆と共に蕎麦の振舞いを受けられた。留守中の親鸞聖人の出現に、悪僧たちは不思議に思い、いろいろ詮議してみたが解らなかった。翌朝に親鸞聖人御自作の木像を見れば、口にそば粉がついていたという。その後、悪僧達は改心したと言われている。
中外日報
住職の思惟
いつも比叡山無動寺谷に寄せさせて頂きますと、伝教大師の広い心と親鸞聖人の強い志しを感じます。
行に命を惜しまず取り組む修行僧にお出会いする度びに、日本仏教の伝統の深さを感じます。
本人に真実を求める心がなかったなら、仏教に触れられ無いことが、ここで理解出来ます。
「親鸞聖人は修行の体験者」であった事実を見据えた上で、親鸞聖人の教えを聞かないと、
修行の未体験の私たちには、聖人の教えの意図が理解できないと思います。それにしても、
比叡山の無動寺谷大乗院で親鸞聖人の御影像を安置して長年間報恩講を勤修され、
お守りを頂いていることには、真宗僧として心から感謝しています。
「親鸞さまのお通りイン関西」をご覧下さい。
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