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第101回 正木まどかCD「巨人のなみだ」特集1解説 高井健
《正木まどかCD「巨人のなみだ」発売中!》
http://www14.plala.or.jp/inu789/yama/radio/kyojinnonamida.htm 第101回は、先日、石川県で、正木がレコーデイィングしたCD「巨人のなみだ」特集1として、4曲の中から、「巨人の涙」と「地球は何色」をお届けします。なお、次回もこのCDから残り2曲を紹介します。 CDの購入方法ですが、山川浩一のスタンダードジャズ入門のホームページに、問合せ先のメルアドがありますので、そちらに、連絡してください。送料は別で4曲入り、税込み500円です。なおこのCD販売の収益は、環境問題系の団体に寄付されることになっております。よろしくお願いします。 それとたのもしいニュースです。毎回、ゲストで、曲の解説をしてくれてる気鋭の若手ジャズ評論家、高井健さんに、お願いして、レギュラーは無理だと言うので準レギュラーで、解説を、引き受けてもらうことになりました。健ちゃん、ありがとうございます。他に番組を引き締められる人物がいないので頼みますよ。 さて、このCDですが、石川県の音楽工房「ビブラソン」内の有志によるチーム・ビブラソンが企画。石川県の著名な書家にして詩人の山崎やす子さんの詩に、ベテランジャズピアニスト、池野成秋先生が曲をつけたものです。正確には、「地球は何色」だけ、池野先生が作詞と作曲、両方をやってます。 地球の環境問題と未来について、障害と戦いながら左手で書と詩を書き続ける、山崎さんが、書いたユニークな詩に、池野先生がすてきなジャズのメロディとアレンジで応え、正木も精一杯歌いあげています。ユニークなCDに、仕上がっていると評判です。 山崎やす子さんと池野先生の紹介は、次回に、回して、今回は、当地でのライブやレコーディングの話をしますね。 金沢の有名なジャズの店、もっきりや、で、正木と池野先生他で、ジャズライブ。今回のCDの曲などを披露。店には、ジャズのLPレコードがたくさんあり、とてもいい雰囲気。地元メディアの取材インタビューもありました。 「まどかさん、地球環境問題の歌を歌っての感想を聞かせてください」と質問されて、「私は夜、お酒を飲みながらジャズを歌っている畑違いの人間ですが、それでもこの歌を歌ってとても感銘を受けました。私のような関心の薄い人間に、こんな歌で、ちょっとでも関心を持ってもらえればと思いました」と答えました。 山崎先生もライブに来てくれました。障害で苦労しているようには見えない、チャーミングで元気なステキな女性でした。 レコーディングは、小松市の所有するスタジオで実施。寝泊りもできる、よくできた施設でした。
73歳の病に苦しむおばあちゃんが、自らに立ち上がれと、書と詩を書き綴ったのが、皆を、引き寄せる力になった。自分も山崎先生の書と詩を見て、地球環境を守るために、ひとりひとりが、何か、しないといけないと感動した。 池野先生) ボーカルとして正木が選ばれたのは、インターネットで、チーム・ビブラソンの田中代表やもっきりやさんが調査して、決めました。 健ちゃん、補足説明があればお願いします。
実は、正木がレコーディング前に、自宅で練習したカラオケを作らされたのは健ちゃん。詞なしでは、ずっと前から曲を知っていた。 「巨人のなみだ」はドマイナーで始まる曲(演歌調?)健は、この曲を「日本海」と命名し、呼んだ。テレビドラマで船越英一郎が、崖の上で、演技しているイメージ。 「地球の涙」は、金沢の関連で、思うことがある。出だしが、宇宙人と通信するモールス信号をイメージした音作り。三島由紀夫の小説「美しい星」を思い出した。 大学教授一家がある日、自分たちが、全員、宇宙人だと気づく話。各自、星はバラバラ、父は火星人、娘は金星人など。で、UFOも見て、このままでは、地球は、危ないと使命感を抱き、アクションを開始する。ケネディ?ジョンソン?米国大統領やソ連のフルシチョフに手紙を書いたり、講演活動をしたりする。やがて、娘が、同じく金星人と名乗る詐欺師の男性と文通を初め、金沢で、会ってしまう。その一夜で、懐妊する大事件となる。三島由紀夫が嫌いな人でも堅苦しくなく読める、面白い小説。地球は何色の歌詞とそっくり。 歌詞大意です。 ○巨人のなみだ(山崎やす子 作詞) ○地球は何色?(池野成秋 作詞)
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