雑記帳      

344.台湾5日間

一日目

大山彩子さんと行く台湾の旅に参加した。

日時は9月15日(木)から19日(日)。

この旅は台湾から二本松に観光団が来ると言う。

そのチャーター便を利用しての旅行。

15日零時に二本松市役所を出発。成田着は朝の5時。

空港で大山彩子さんと他の地から参加の人と合流、23名全員揃う。


成田空港は小雨模様、出国手続きも無事終わり7時15分離陸開始

途中揺れるも暫くすると晴れて視界も良い

与論島付近の島々、珊瑚礁らしき景色を眼下に見て

台北桃園空港に10時頃着陸。前日には台湾の南側高雄付近台風も通過して

心配したけれど、台北付近再び曇り空に戻った。

手荷物受け取り現地ガイドの案内で待機のバスに乗る

最初の見学地は忠烈祠日本で言えば靖国神社。

過去の台湾の戦争犠牲者祭っているところ。

その衛兵交代を見る

衛兵さんの脚下注目、薄茶色に変色した五本の線

門から本殿まで100メートル余りはあるのだろうか、毎日の交代を日に何度か行う

それで軍靴の足音高く、足跡で残ったライン。

動きは全員ピタリ脚の動きも腕の動きもピノキオの如く完璧。

交代は役40分終わって門の入口に立つ衛兵の

ヘルメットの後ろ髪からポタポタと汗

みなイケメンで身長は178センチ身じろぎ、瞬き一つしない。

勿論声駆けても不同の姿勢崩さない。人形かと思うほど。

兎に角蒸し暑い台北でこの服装は相当な精神力でないと出来無い。

この後はお楽しみの台湾の昼飯

老舗「ディンタイフォン」で小籠包。旅雑誌なら大抵載っている有名店

台湾ビールで軽く乾杯、飲みやすい。

その後次々と小籠包が運ばれる

 

鉢毎に形は同じでも中身は違う物、箸で皮を破り最初に

中身の汁を味わう。

熱いので火傷に注意しないと舌が焼ける

ふうふうしながら頂く。

味に飽きたら刻んだショウガが小皿にあるので

醤油を少し付けて頂く、まさに本場、旨い!

腹も満足したら

次の見学地は故宮博物館、中国4000年の宝物

中華民国政府が中国から持ち出した62万点、その内2%程が展示されている。

博物館は普通撮影禁止、だがここは今春から良いと言う。

残念はカメラ持参していなかった。もし持っていても混雑で撮影は難しかった。

春の箱根、夏の台当区の不折記念館で見ていた彫刻など思い出す。

次は台湾のお寺。龍山寺。台湾には神社は無いと言う

門前の一行 中に入って何だろう?

この夜は十五夜、中華圏は中秋節で日本のお盆になるそうで台湾も四連休

それでお参りもするそうで、ここには4体ほどの日本なら神様、仏さまだろうか

祀られ大混雑。そのお参りの仕方も丁寧。

境内に入って入口の門構えに向かって、40センチほどある二股に別れる線香を

頭の上にかざし三拝、次にそれぞれの神様毎に同じように三回ほど頭を下げる。

縁結びの神様に参拝するのは若者だった。

丁寧さに信心の深さを知る。

ちなみに台湾の60%は仏教、30%が達磨さんで知られる道教とか。

この辺も親日の理由かもしれない。

夕食は「欣葉」(しんよう)で台湾料理。勿論紹興酒やビール付き

ビールはアッサリしていて飲みやすい。

軽く切り上げ「士林夜市」(しりんやいち)、日本なら「竹下通り」と新大久保の「コリアンタウン」「アメ横」

等思い出すと解りやすい。様々な夜店が並んだ町

蒸し暑いのは昼と変わりない、アスファルトから熱気が伝わって来る

もの凄い人波、満員電車と同じで真っ直ぐ前に歩けない。
この時間夜9時頃

一般に台湾人の夕食は8時頃とか。4連休とあり韓国からの団体客などで混んでいる

見上げると十五夜、つまり名月。

台風の影響で見られないと思っていたがラッキー。

ホテルに入ったのは9時半頃か、こうして長い一日が終わった

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