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店長 「どこかに旅に行きたいなー」
部長その2 「秋って旅に出たくなるよね。」
部長その1 「この間SLが走っていたよ!」
店長 「よし、汽車の旅に出るぞ!」 |
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部長その2 「でもどこへ行くの?」
店長 「あてのない旅さ。行き先は風にでも
聞いてくれ。」
部長その2 「かっこいいー、男の旅立ちだね。
あれ、部長その1は?」 |
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部長その1は男物の足袋を立てようとしています。
部長その1 「男の足袋立ち・・・うまく立たないな!」
店長達 「・・・」
とりあえず旅の準備を整え駅に行きました。 |
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部長その2 「店長、列車が来たよ。」
店長 「あれは各駅停車。旅立つ僕達が
あんな庶民の列車には乗れないよ。」
部長その1 「特急が来たよ。」
店長 「あれはこまち。あんなのには乗れないよ。」
部長その2 「じゃあいったいなんに乗るのさ。」
店長 「もちろん僕らが乗るのはその名も高き
かっぱ鉄道きゅうりナインさ。」
←画像にマウスポインターを重ねると、
こまちが見られます。 |
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部長その2 「さっき来た電車より小さくない?」
店長 「きのせいさっ。さあ出発だ。」
発車のベルが鳴り響きます。
かっぱ鉄道きゅうりナインの出発です。
レールより小さく見えますが気のせいです。
かっぱ界での最新型の列車ですので
ティシュの箱などでは断じてありません。
←マウスポインターを写真に重ねると
きゅうりナインの全景が見られます。 |
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部長その2 「いま乗ったのはティッシュの箱みたいな
汽車だったよね。」
部長その1 「なんか中が広いよね。」
店長 「まあまあ、細かいことは気にしない。
駅弁でも食べよう。」
みんなはきゅうり駅弁を食べました。 |
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部長その1 「ねえ、メーテル。みんなこっちを見て
びっくりしてるよ。」
店長 「鉄郎、それはね岩手の人は
みんな汽車を見たことがないからよ。」
部長その2 「いや、こんなわけの分らんもんが
走っているからじゃ・・・」
←わけの分らんもんはこちら
写真にマウスポインターを重ねてね。
店長たちはスリーナインごっこをしています。
スリーナインの意味の分らないよい子のみなさんは
ご両親に聞いてね。 |
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待ち合わせで止まったホームで一休み。
部長その1 「ところで店長、どこに行くの?」
店長 「あてのない旅だから、最後まで
乗って行こうよ。汽車が最後に
止まったところが目的地なんてどう?」
部長その2 「さすがー。旅慣れてるね。」
店長 「いやー僕ぐらい旅のベテランになると
ガイドブックなんていらないのさっ!」
店長の提案でみんなは汽車が最後に止まった場所で
降りることにしました。 |
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かっぱ鉄道きゅうりナインが最後に止まったのは・・・ |
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部長その1 「ここってもしかして・・・」
部長その2 「もしかしなくても車両基地だよ!」
そうです。みんなは最後の最後まで
列車に乗っていたのです。
店長 「・・・まあこれも旅の醍醐味さ。」
部長その2 「俺たちゃ酔っ払いかい!」
と、言うわけで店長達一行は終着駅の
そのまた先まで行ってしまいましたそうな。
今回もまた店長のおかげで思い出深い
旅となったとさ。
どんとはれ |
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店長 「ここで箱を立てて・・・」
部長その1 「足袋を立たせて・・・」
店長 「箱を立てて函館(箱立て)
足袋が立って旅立つ(足袋立つ)」
函館に旅立つ・・・
部長その2 「おいおい・・・」 |
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