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部長その2 「今、ちまたではあちこちでクリスマス
ムード一色だね。」
部長その1 「僕達はかっぱ教徒だからよく分らない
けど、人間達はくりすますで楽しそう
だよね。」
店長 「こうなったら僕達もくりすますを
やるっきゃないね!」 |
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部長その1 「ところでくりすますって何をする
儀式なの?」
部長その2 「なんでも、“さいれんとないと”とか
“ほーりーないと”とか言ってお祝い
するらしいよ。」
店長 「よし、分った。みんなちょっとまってて。
今したくをするから。」
そういうと店長はいそいそと出かけていきました。 |
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店長 「くりすますってこれだよね。」
何と店長は栗の瓶詰めと酢と枡を持って
やってきました。
店長 「これで栗(くり)・酢(す)・枡(ます)!」
部長その2 「・・・」
店長 「この栗と酢を持ってます釣に行けば
栗・酢・ます釣りー(クリスマスツリー)」
さらに店長は何かとりに行きました。 |
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店長 「これでよし!」
店長はサイレンと納豆を持ってきました。
店長 「これがサイレンと納豆(サイレントナイト)
だよね。あと夜に穴を掘れば掘りーナイト
(ホーリーナイト)もばっちり。」
店長 「でもこんなもんが楽しいなんて人間って
おかしな生き物だねー」
部長達 「おかしいのは店長の頭じゃーっ!」 |
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部長その2 「だいたい店長は近所の人が
店長のことをなんて言ってるか
知ってる?」
店長 「みんな僕のことをおめでたい、
おめでたいと言ってくれてるよ。」
部長その2 「喜んでどうするーっ!
こうなったら店長に勉強させて
お利口にさせなきゃ。」 |
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部長その2 「“くりすます”って言うのは
なんでも“さんたくろーす”という
紅白の服を着た大黒様が鹿の
引く馬車に乗って子供達に
贈り物を配る日なんだって。」
店長 「へー、紅白の大黒様なんて縁起が
良さそうだね。」
部長その2はかっぱ辞典を見ながら店長に
クリスマスを説明していますがなにしろ
かっぱの世界の辞典なのでいいかげんです。 |
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店長はこんな感じだと思っています。
ちょっと違うかも?
何はともあれみんなでケーキを囲んで
パーティーを始めました。 |
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かっぱ特製きゅうりケーキを囲んで
パーティーを始めました。
ケーキのアップは画面にマウスポインターを
重ねてください。←
店長 「くりすますおめでとう!」
店長はクリスマスとお正月がいっしょになってます。
部長達はお祝いに歌を歌っています。
部長達 「♪かっぱのめがねの店長さんは
いつもみんなの笑い者。」
こうしてかっぱ達のクリスマスの夜は
ふけていきましとさ。 どんとはれ |
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勢いで作ってしまったきゅうりケーキ・・・
まだ食べる決心がつきません。
そこでお隣のお家の犬に一切れおすそ分け。
そうしたら匂いをかいだだけで食べてくれません・・・
犬も食べないきゅうりケーキであったとさ・・・
とほほ・・・ |
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