大井今朝雄の、わかり易い人間学、心の真理、「壮大・神秘・心の世界リンク集」

   五感の感度を高める
2007年1月12日(金)書き込み開始


私は、2002年2月8日(金)友の死後、言葉が心に強く響く現象と、
心にいろいろな言葉が浮かんで来る現象が起こる状態を感じた。

沢山
「真理の言葉」が心に強く響く事に気がついたのです。

普通言葉は耳から聞こえ、目から字を読んで、覚えて行くものであり
心に言葉が強く響く体験は、人生で初めてな為に、心に響く言葉に、
大変強く興味と好奇心を持つように成った。

心に浮かんで来る言葉は、私が意味を知らない言葉で有る事、
あまりにも、不思議な現象なので、辞書
(三省堂1957年版新小辞林)を引く
習慣が毎日の日課に成って来た。

そんなある日、心に「五感」と言葉が浮かんで来た、即辞書を引く

五管 五感を生ずる五つの器官。目・耳・鼻・舌・皮膚とでている。

五感 視・聴・嗅(キュウ)・味・触の五種の感覚ともでている。

この時点では、あーそうかぁー!・・・程度で、あまり奥深い意味の
理解はできませんでした。  わかりませんでした!・・・

しかし、その後、写真や画が浮き出て視えるように成って来たのです。
何と凄い現象が起こったのだぁーと、私が驚いていると、今度は

「りんかく」【輪郭】と言葉が心に浮かんでまいります。早速辞書を引く
@まわり。周囲の線。A外形。B顔だち。C物事のあらまし。概要

この言葉を知ったとたん!・・・何と友の姿写真が背景との区切りが
はっきりと浮き出て視えるではありませんか?・・何と不思議?・・・

そうかぁー!・・・画を書く基本は輪郭から書くんだぁーと気がつく!
しかし、私は友の写真だけが浮き出るのかと思い?・・・
他の有名な画を早速視ることにしました。

ピカソの画、横山大観の画、どの画を視ても、輪郭が浮き出て視える。

そぉーかぁー!・・・よく
「画を心で視る」と言う言葉があるが、画を視る
とは、画を描く人の心を、感じ取る事だったのだぁー!と、気がつく。

不思議や不思議?・・・ピカソの画が、一般の人には理解できない
ピカソの抽象的画を視て、ピカソの心を感じ取れるのです。

熊谷守一画伯の赤い輪郭の画が奥深く理解できて、何と熊谷画伯は
何人も子供を亡くし、私と同じ体験をして居る事に気がついたのです。
熊谷守一美術館熊谷守一記念館のリンクをご案内します。

日月の経過で、私は、いろいろな画を視ると、その画の心が深く視え
その画の素晴らしさに感動を感じるように成って行くのです。

* 柳田邦男さんの本

私は2002年4月、NHK心の時代のテレビ放送で柳田邦男さんの放送を
視て感動して、柳田邦男さんの本
「生きる力・言葉の力」(2002年6月15日新潮社発行)
の本を買った。 この本に書かれている日本画家高山辰雄氏の画に感動したり
写真家・星野道夫氏が遺した、写真と文章に魂をゆさぶられている。
柳田邦男氏の本の一部
「なぜ星野氏の世界に引きこまれたのか、その誘因を
考えると、複雑な構造になっている。第一の誘因は、星野氏が21歳の学生
だった時、山岳部の親友の遭難死という事件に直面して、自分の生き方を
180度転換させたことにあった。大学のキャンパスの明るさと喧嘩に違和感
を抱き、動物写真家になってアラスカに行こうと決意した若き日の内面の
ゆらめきが、ストレートに私の心の中に伝わってきたのだ。 というのは、
私も25歳だった息子を喪(うしな)った後、かなり長い期間、群集や風景を
モノクロの静止画面のように感じ、元気に仕事をしたり遊んだりしている人々
を別世界の出来事のように感じる離人症的な感覚に陥った経験があるからだ。

柳田邦男さんは1993年8月、次男洋二郎さんを亡くしているのです。
この時の気持ちを、テレビでは
「世の中灰色に見えた」と言っております。
宮沢賢治は
「修羅の心」と言っております。更に松下幸之助は、息子幸一
さんを亡くした時、
「事業をやめてしまおう」と思うほど衝撃を受けた。と言って
おります。大切な人を亡くしたとき、人は皆、喪失感、絶望感を強く心に感じ
1年から2年、このような悲しい、辛い心の状態が起こるのです。

柳田邦男さんは高山辰夫氏の画を視て感動したり、気鋭の中国人作曲家
・タンドウンの新作「門」を、シャルル・デュトワ指揮によるN響の演奏で聴き
感動したのも、私は五感の高まり、感性の高まりだと思う訳でございます。

しかし、神から心に送って来る言葉で、少しずつ心が癒されると、同時に
この不幸、苦難を耐えて来て、五感が高まるのでは、ないでしょうか!

* 私と同じ体験をした、松下幸之助は、ある時有名なアナウンサーに
インスタントラーメンの宣伝方法を聞かれます。そこで幸之助が答えたのは
「まずインスタントラーメンを自分で食べて五感で味わう事です」
答えたそうでう。この時期すでに、「松下幸之助」には息子幸一さんの神が
心に宿っていたのです。

* コンソメスープの味が、微妙に視分けられる話
* 食べ物の味が微妙に感じる
* 赤ワインのフルーティーな味の見分けができる
* クラッシック音楽を聴くと心から感動を感じる
* 演歌の詩の意味が奥深く感じる
* 弘法大師(空海)の悟りの教えは「密教の教え」五感で感じ取るです。


五感の最後に、日本の仏、空海(弘法大師)の教え(密教の教え)
悟りは文章や学問を学んでも悟れない、
「五感で感じ取る」を解く

続く・・・・



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