五感(ごかん)とは人間の5つの感覚器官で感じたものを「」に伝えることを言います。心は感ずる処!頭(脳)は知識を蓄える処。「心」の命令で身体に指令を出す所!



人間の身体には5つ感じる部分が有る。養老猛さんの説明によると、五感で感じた事、「目」や「耳」で見たり聞いたりした事を頭に入れることを「頭にインプットする」と言う。そして体や言葉で反応して行動、発言する事を、「アウトプットする」と言うのだそうです。養老猛さんは、目で見て、耳で聞いて頭に伝え、思考し、考えて、頭から指令を体に出す、神経や筋肉に指令を出して、人間は行動します。、また口で言葉を発します。と説明しています。
しかし、私は五感は心で感じるものだと、思う訳でございます。五感で感じたことは言葉では解からないのです。例えば女性のお産は、どうゆうものか、男性には解からないと、養老猛さんは言っているのです。例えをもう一つ、この料理は美味しいと言われても、テレビでどんなに美味しく見えても、食べて見なければ自分で美味しいか、まずいか解からないのです。これを感性(ここをクリック)と言うのです。五感で感じて理解出来るもの、五感を心で感じてわかるものが感性です。
まず心と頭(脳)は本当に良く似ていますが、まったく違うものなのです。人間は心で感じる言葉、ソクラテスの誠の言葉はどんなに優しく説明しても、心で体験して感じ取らないと、理解出来ない言葉(例えば幸せ、不幸)わからない言葉が沢山あるのです。
1、「目で視て感じる」、美しいとか、綺麗だとか、汚いとかを心で感じるのです。
2、「耳で聴いて感じる」、言葉を聴いて感じる。音楽を聴いて感じる。音を聴いて感じる。先日2005年4月3日(日)のNHKTV、心の時代で恵泉女学園・中学・高等学校校長、安積 力也先生の話の中に、生まれつきの難聴の子供(約1年3ヶ月)に昔は(1991年ごろ)感度の高い補聴器で、始めて音を聞かせた時、一瞬子供は「ピク!」として15秒ほど動かない。それから「ギャー」とものすごい声を出して泣く、しばらく泣いた後で子供は何か珍しい世界でも見るように周りを見回している。音の世界を生まれて始めて知る、感じる時の子供の状態を目の当たりにして鳥肌が立ったと言っていました。まさに人間がこの世に生まれて、はじめて心に届く音の世界を感じた時はこのような状態が、必ず起こると言われます。生まれてはじめて心に届く、音の世界の誕生の「産声」なのです。最近では骨伝道システムと言う骨の振動で頭に音を伝える機会が開発されて、生まれつき難聴の子供の治療方法が良く成りましたが、心に音の届かない状態は親子の断絶にも成ってしまいます。親と子供の心が通じあわないのです。五感の一つどれが悪くても、人間の心は育たないのです。
3、「鼻で臭いを感じる」良い香りとか、香ばしい香りだとか、香水の香りとか、やな香りとか、くさいとか全て鼻で感じるのです。
4「舌で味を感じる」、甘いとか、辛いとか、しょっぱい、美味しいとか、うまみ(アミノサン)、まずいとか最近ではいろいろな味が出回って、複雑な味を感じる時代です。
5、「皮膚で触を感じる」、暑いとか、寒いとか、やわ肌とか、ざらざらしているとか、痛いとか、触れて感じる。
以上五感を生ずる人間の体の五つの器官、目・耳・鼻・舌・皮膚によって生じた感覚は心で感じるのです。決して頭で感じるのではありません。
更に心には異性を好きに成るとか、愛が発生するとか、煩悩(我)が自然発生するのです。
この、壮大な働きをしているのが「心」なのです。
良く第六感と言う言葉が有ります。これは心で気が付いたときを言うのです。

神の存在の証明・仏の存在の証明・魂の存在の証明・神は心に宿る・愛は神に成る・
大切な子供の死・愛する人の死・神は必ず貴方の心に宿ります・恋と愛の違い・恋を愛に変える・養老猛さんの「死の壁」を超えた世界・人間の心と頭(脳)の違い・ソクラテスや日蓮・弘法大師(空海)・親鸞・道元禅師の体験した「未知の世界」・全ての真実を解き明かしてまいります。事実は小説より生成り。なぜ真実が世界に明かされていないのか?私の人生を掛けて真実を全世界に解き明かしてまいります。

人間の心の幸せを願う!   袈裟 感洞(大井 今朝雄)トップページに戻る