(1)ファーストコンタクト
 
実は前に、知り合いがアルトワークス乗ってました。当然(?)乗せて貰ったのですが、その時の衝撃が未だに忘れられない、と言うのが実は本心でして(笑)。アレですな、一種のトラウマです。あの加速はハンパじゃないっす。おかしいっすよ、あの加速。反則すれすれ、と言うか反則です。ヤバすぎます。もうね、ゼロ発進だけだったらレーサーレプリカのバイクぐらいしか勝負にならないんじゃないかな、と言う程。なんつっても、軽いですからね。ビートの車両重量は760kgなのに対して、同時期のアルトワークスの一番軽いヤツが630kg。なんとまあ、130kgも違いますよ。
 
一応ビートもNAながら64PS出てますが、殆どそれは有名無実と言うか(苦笑)。恐らく実測では60ps程度でしょうねえ。僕の13年落ちのビート君、恐らく圧縮抜け抜けですから、(測ったことありませんが)55PSくらい出てれば御の字でしょう。
いや、書きたいことはそういう事じゃなくて、加速で重要になってくるのは実は馬力ではなくトルクの方でして。トルク勝負になれば圧倒的にターボ車有利。ビートがトルク6.1kg・mなのに対して、アルトワークスが8.7kg・m(F6A・DOHC)。しかも最大トルク発生回転数がビートが7000rpmとほぼレブギリギリで絞り出しているのに対し、アルトワークスは4000rpmで余裕を持ってトルクフラットな特性となってますから、ビートなんか勝負になりませんわな。
 
<参考>
パワーウェイトレシオ
 ・ビート:11.88kg/PS
 ・ワークス:9.84kg/PS
 
トルクウェイトレシオ
 ・ビート:127.87kg/kg・m
 ・ワークス:72.41kg/kg・m
 
 
・・・ぐはぁっ。マジ勝負になんねぇ。。。
 
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