津軽の夏  
平成18年8月7日(月)〜8日(火)

田舎館村・田んぼアート

弘前ねぷた(8月7日なぬか町土手町コースの運行)

  津軽情っ張り太鼓の勇壮なバチ
   捌きと笛の音がねぷたを引っ
    張る
  弘前のねぷたはスポンサーが
   大企業ではなく町内会とか実行
    委員会などが主で60台ぐらいが
     出てくるそうです
  形も青森のねぶたのように大きな
   組ねぷた(人形型)り扇の形をした
    燈籠型が多いのが特徴。従って昼よ     りもやはり夜の灯りの燈ったねぷた      の方が良さそう
  こんなねぷたもありました。今年
   の最優秀賞の県知事賞を受けたね
    ぷただそうです。
  子供たちがお囃子を奏でながら
    ねぷたををひく。青森ねぷたと、
     比べると静のねぶた
  これでなぬか町土手町コースの
   弘前ね ぷた最終日午前運行は終了。
     ねぷたはおのおののねぷた小屋に      帰っ ていくそうです。
  予定にない弘前のねぷたを見ることが
   出来てラッキーでした。
 
  今度は夜に見てみたいものです。

立佞武多(8月7日 五所川原市)

ビルよりも巨大な立佞武多がビルの間をすり抜けるように、多くの曳き手に引っ張られて登場してきました。
踊り手は鉦と笛の音にあわせて踊りながら立佞武多を先導する。
あすなろ大太鼓。直径3.2m、全長3.6mの巨大太鼓。女性の叩き手が多い。
青森のネブタと同じ造りのネブタも登場して祭りに勢いをつける。
子ども会のピカチュー?ネブタ。かわいいね
五所川原高校生の立佞武多。神妙に
立佞武多を引っ張っている。
これは平成16年〜18年まで運行される立佞武多「杙」(くい)

今年から運行された「絆」、最近の子供が殺されたり虐待されたりする世の中で親子のきずなを再確認しようと言う願いを込めた立佞武多だそうです。
平成17年から運行された「炎」(ほむろ)

  この大型立佞武多は毎年1台造られ3年運行されるそうです。
初めて見た五所川原の立佞武多でしたが、4階建てのビルよりも大きな構造物が街内を練り歩く様は、津軽の「もっけぶり」を表すに充分におつりあるお祭りでした。

 津軽の夏、それは爆発、熱く燃える夏である。田舎館の「田んぼアート」が新聞やテレビで報じられ、居ても立っても居られず
8月7日の夜明け前に自宅を抜け出し、高速道路を飛ばした。

4階建ての役場の庁舎は天守閣を模した展望台が設備されていてそこから眼下に田んぼアートの作品を見ることが出来る

今年の作品は「雷神・風神」。江戸時代に俵屋宗達が描いた屏風絵をモチーフに田んぼに描かれた。御覧のとおりの迫力で今ににも飛び出しそうです。

 田んぼに3500本の葦をマーカーとして差込、4種類の稲の苗を植えたそうです。これほどまでに繊細に表現した役場の職員さんに脱帽です。

アートで黒く見えるのがこの古代米の稲株です。静岡から買って植えたとの事です。

 道路から見るとこんな感じで、ものすごい芸術作品がそこにあるとは感じません。

 朝、8時半に現地に到着してこの田んぼアートを見ましたが、稲葉に着いた夜露が朝の太陽に照らされきらきらと輝く様は更に感動さえ与えてくれます。

 間もなくでんでん太鼓が赤色になるそうです。そんなアートも見てみたいものです。

田舎舘で「田んぼアート」を見て弘前に向う。弘前ねぷたは今日が最終日、10時からなぬか町土手町コースの運行が予定されいました。

津軽の熱い夏の総集編は五所川原の立佞武多です。今年の春、立佞武多館を訪れ、夏にこの巨大な立佞武多が市内を運行する様子を絶対見たいと思ったのが今回の行動のきっかけです。

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