米沢城址上杉公園の桜は、花吹雪が舞い、今まさに絶好の見ごろです。現在時刻午後4時過ぎ、西に傾きかけた太陽は朱色に塗られた「赤い橋」(地元ではそう呼んでいる、正式には菱門橋と言うそうです)を一層際立たせています。
  まさに満開、花弁を大きく広げてその優雅さを誇張しているかのように見せ付けてくれています。
 堀に覆いかぶさるように咲く桜は美しく見えます。
 祭りには出店がないと始まりません。
かき氷、たこ焼き、お好み焼き、いか焼き、米沢牛の串焼き、チョコバナナ等たくさんの店が並んでいます。
 昔と違うのは、おもちゃやが無いことです。お面やプラスチックのままごと道具や模型の船や飛行機、自動車、汽車などのおもちゃが並べられていたものでしたが今は見当たりません。
  水面に映る桜は栄華必衰のことわりを表すかのようにわが身を映しています。
 金魚すくいには、多くの子供が集まって最中の皮で金魚すくいに悪戦苦闘しています。その姿は昔と同じですが、料金が1回300円だとか。
 米沢城址の桜は、今、代替わりを計ろうとしています。かつての大木は大枝が枯れ一回りも二周りも小さくなってしまいました。ここ北門の桜もかつては豪華さを競ったもので、桜の花以外は何も見えない桜のトンネルでした。かつてのような桜をまた見たいものです。
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米沢・上杉公園の桜

撮影・平成18年5月3日

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