米沢雪灯篭まつり    H20.2.9きーさんTOPへ

  第31回を迎えた米沢の上杉雪灯篭まつり、今年も雪不足の中での開催催となったようです。
山形県でも日本海側はかなりの雪が降っているようですが米沢は道路に雪がありません。まつり
の実行委員の方々は今年も雪集めの苦労から始めなければならなかったようです
 これは米沢市内のある施設の駐車場に作られた雪
ぼんぼりです。施設の利用者に「無限」のメッセージを
伝えているかのようです。このような雪灯篭が市内の
あちこちに作られています。もちろん一般のお家庭の
玄関先にも遠来のお客様をお待ちするかのように作ら
れています。
 昨年は全く雪がなく吾妻の山からトラックで雪を運ん
での雪まつりでした。一昨年は大雪でふぶくの雪の中
での雪まつりでした。
 今年は、雪は少ないものの、天気は穏やか風もあり
ません。ロウソクの炎がゆらゆらと優雅にゆれています。
今年の灯篭は140基だそうです。
上杉神社の境内は、ほのかなロウソクの明かりが照らす
世の中の喧騒を忘れた小宇宙です。
熱いローソクの思いは、新たな宇宙に向かって燃えて続
けて行きます。
絶好の雪灯篭まつり日和に恵まれた博物館前の物産テ
ント村は、多くの観光客でごったがえしています。ここ数
年なかった光景です。
氷の彫刻は当てられる光によって表情が出てきます。
氷の彫刻イーグルス
雪灯篭が漆黒の闇をほのかに照らすのに対して、キャン
ドルタワーは未来を照らす光の空間です。
カラフルな出店のテントが白と黒の世界に彩を添えていま
す。
上杉伯爵邸の御門前の雪灯篭、地元の中学生が作成し
たものです。
伯爵邸の中庭のぼんぼりは静寂の小宇宙です
足元で柔らかな光を灯す小さなぼんぼり。とってもやさし
い心の灯火です。
観光客の足音もここまでは聞こえません。

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