チャイナペイント 1.2.

窯から出して磁器になったヘッドは、ワレやシミが無いか入念にチェックして、(確立70%??)

合格したへッドのみ専用のヤスリでまず丁寧に磨きます。
磨きが悪いと色がムラになり、磨きすぎると色ノリが悪くなる事も...



★ウオッシュ 肌色付け★

人形の種類でそれぞれ肌色が違うのは
言うまでもありません〜

Worksheet を見て、必要な色を必要な量混ぜ合わせ、
適度な粘りを持たせてねり上げます。

同じリプロでも作り手によって違う感じに仕上がるのは
まずここから〜

色の配合は計量するわけではないので
少しづつ違ってきます。

   白磁に肌色を付けます。

十分練った肌色をスポンジで
荒く顔に塗りつけていきます。
  きれいなスポンジに持ち替えて
ムラ無く色が行き渡るように、

そして凸凹に溜まらない様に
気をつけながら、全体をスポンジで叩きます。


ここで、どれくらい良くたたくかは
最終的な出来栄えに大変な影響を与えます。

きめ細かな肌にするには
とにかく無心でたたく〜たたく〜!

  三回目の焼き
ある程度の大きさの窯では、1個だけ頭を焼くという事はまずありません!
ですから頭を複数個描きためてから焼く事になります。



焼き上がると、色は一段薄くなります。
しかしここでまた、シミが出たり肌色のノリの悪い物などは、排除されます。
哀し〜〜っ!

 
肌色が定着したヘッドに
一回目の描き

自分か見本にしたいアンティークドールの画像を
手持ちの資料から探します。

スポンジにエリア・オイルを取り、
ヘッド全体にムラ無く塗ります。
まず、まつげ描き

絵付けはご存知のように、
焼かないと定着しないので
何度でもやり直しが利きます。

自分が満足できるまで
どれくらいやり直すか〜〜〜で
出来栄えは違います。

一筆書きのように一気に仕上げる事も
出来ますが、

納得できるまでやり直す事で、
可愛い子が生まれます。


※ 関係ないですが日焼けしすぎの私の手
恥ずかしいです。
  アイラインを入れて、眉の下書き

鼻の穴や、くちびるも一度目の色付け。

このあたりは色は決まっていますが
練りや、ぼかし加減で、
描く人の個性がかなり出始めます。

私は薄く色付けする方かな???



まつげ以外は、全体的にぼんやりと色がついています。
 四回目の焼き
やはり、描いて描いて・・・・
頭を複数個描きためてから焼く事になります。


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