ヘンテコおばさんと
子どもたち
〜「非常識」のハーモニー〜

くろいわ　ちづこ　　
黒岩 秩子著

1700円（税別）

「あなたは、線路のない道を行く機関車だったので、ずいぶん人もハネたし、あなた自身も傷を負ったのだと思う」と評した人がいた。
機関車ほどの力があったわけではないが、人をたくさんハネたこと、そして自分自身もかなりの傷を負ったことは間違いない。
常に後悔と反省をしながら新たな発見もした。
不登校の子どもたち、障害児、その親たち、そして夫と七人のわが子──「大地塾」八年の歩みと半生をふり返り、いま、新たな一歩を踏みだそう。

　◎おもな目次
　［プロローグ］「大地塾」の成立と消滅
　［一章］泥まみれの大地に咲いた小さな花たち
　　　　　 ＜山田正和／矢島七重／坂西耕輔／種村彩女／目崎美絵＞
　［二章］私の後悔と発見
　［三章］親って？──いじめ・登校拒否・精神障害
　［四章］障害者にとって“普通”とは？─
　［五章］生と性、そして死
　［六章］親との和解