西伊豆                          H,16、11/13,14
「12日の夜から 浜名湖へハゼでも釣りながらキャンプに行こうよ!!。」
って、K,Uちゃんから誘われていた。・・・・大丈夫かな??。
11日の集中豪雨で 浜松方面が大打撃を被ったようだが・・・・。

「朝になったら 様子を見ながら行って見ようか。」
「朝は自信無いから今から行くよ!。」
電話を切って急いで支度をする。そしてK,Uちゃんの家で飲みながら計画
の練り直しである。

「いっそのこと西伊豆まで走ろうか、去年良いカサゴが釣れた所へ!!。」
「そうすっか!。朝4時起きして行こう!!。」
ギクッ!!。っとする事を さらっと言いよるな、この男は。

朝4時、叩き起こされた!。
1時間半位だと思うが、伊豆修善寺近くまで記憶が無い。真っ白!。
ただ、K,Uちゃんの車の後を もうろうとした状態で走っていたと思う。
怖いねぇ、夢遊病者みたいで・・・・・。

あっ!。そういえばオレは夢遊病者だった!。
過去、何度か言われた事があったんだよな。疲れと飲みすぎが重なると危
ないようだな、どうも。どうなるのかって言うとだな、夢遊病だから全然覚え
ていない訳なんだよ、だから説明は出来ないんだよな!。

それでも何とか事故にもならず、無事西伊豆のとある港へたどり着いた。
朝は寒い、網を上げてきた地元の漁師と話をしながら 日が出て来るのを
待つ。

9時半、のそのそと竿を出す。餌はオキアミ、こませはやらない。何時もそう
海を汚したくない気持ちもあるが、早い話が面倒臭いのである。

一発目がフグ、次は知らない魚、その次も知らない魚。そのあとは小さい
フグやらネンブツダイの猛攻撃である。いつの間にか 知らないうちに餌が
無くなってしまっている。堤防の反対側のテトラに移動して見る。
一発目の魚信を合わせると すんごい引き、グングンと底へ走る!。
竿はチヌ用の1.5号の5.4M、ハリスは2号だから大丈夫だろうが のされ
そうだ!。竿を立てたままドラグを少しずつ弛める、ようやく浮いて来てくれ
た。後で気が付いたK、Uちゃんが玉網を持ってきて掬ってくれた。
ありがとーーー!。
赤っぽいカサゴのような色をした魚である。でっぷりしていて、鱗がでかい。
大きさは33センチ位だが結構重い。水中を走っている時は40センチクラス
の黒鯛かな?って思ったぜ。何て魚なんだろう???。
いちおうフラシへ入れておく。
   去年のかさご

そのあとは またネンブツダイの猛攻撃である。目先を変えてテトラのカサゴ
釣りに変更しよう。2メートルの短竿で ガリガリとテトラを齧りながらの釣り
である。この釣りが結構面白いんだな。去年は27センチのカサゴを引きず
り出した。今回はどうかな〜、ったら手のひらサイズが出た。あとはまたネン
ブツダイのオンパレードである。や〜〜めた!。

今度は餌をさなぎに変えて黒鯛狙いに変更!。寒い夜釣りである。
9時まで頑張ったが諦めた。朝早くから良くやったよ!。目が回る!!。

あとで教えて貰ったんだが フラシへ入れた魚はぶだいだった。
「煮付けで食べると美味しいよ。」って。
家に帰ってからカサゴと一緒に煮付けたが旨かった〜〜!!!。
また喰いたいなぁ!!!!!。