(2004/06/17執筆開始)
(2004/06/20最終改訂)

実を言うと 私はロックマンシリーズ全ゲーム未プレイです
兄弟やその友達がプレイしているのを横から見ていただけです・・・・・

神の前で懺悔しても許しは得られないから ここのHPに来られた訪問者の前で懺悔します



思い起こせば 我が家にファミコンが来た時にはマリオ兄弟は配管工ではなく
ピーチ姫救出に向かって走っていたように覚えている
最初のジャンプでキノコを出すのに何度ジャンプした事か・・・・私は当時からアクションは苦手であった
1面以降の面をよく覚えていないところをみると 30回ぐらいは挑戦したが1面すらクリアできなかったのではないだろうか?

RPG関係はというとドラゴンクエストは1から知っているのだが 冒険の書を書いた記憶が少ないところをみると
兄弟間のコントローラー争奪戦にも負けていたようだ

記憶の片隅に兄弟に「お前にコントローラーを持たせるとファミコンが壊れる」と言われた記憶がある
私の異常な運動神経はゲームに熱中するとコントローラーを腕力で壊すくらいひどいものであった
鉄棒でさかあがりができない運動音痴がなぜそんな腕力に恵まれたのか今でも不思議ですが
とりあえず2代目のファミコンが我が家に来たことだけは事実であった

ロックマンなのですが 元祖1からほぼ全部家にあったのかもしれない
私は1度もコントローラーを握った事がなく 
兄弟のプレイしているゲームがシリーズの何作目なのかまったくわからなかった
それも もはや今となっては 県外に就職した兄弟の誰が持っているのかは怖くて聞けない

なぜ兄弟に聞けないかというと
兄弟は純粋なゲーマーだが 私は2次創作物好きであり
私が2次創作物好きだという事は兄弟達はよぉーーーく知っていて 
兄弟間の暗黙の了解として 2次創作物関係の話題はしてはならない事になっているため
ゆえに 私はロックマンの2次創作物のファンである事を兄弟達に知られるわけにはいかないのです

もし「X1のオームニングデモ見せて!!エックスが泣いているように見えるシーンがあるらしいから ネタにしたいから」
などと口に出したら殺されます

そして もし自分でゲームを買うにしても
今の私は 全身の関節が痛むという原因不明の病気のせいで 両手の親指の感覚がほとんどない状態です
もしアクションゲームなどやろうとすれば病気が再発し今度こそ両手の関節が動かなくなる事はまず間違いない


・・・・・・・・・・・・・・・・・・で どうしてそんな人間がロックマンにはまったかという話は・・・・
・・・・・・長くなりそうだから以下の文は読まなくてもいいです


そもそも「ロックマン」というアクションゲームが発売されたのは手持ちの資料によると1987/12/17
兄弟達が色々なアクションゲームをプレイしているのを眺めていたが
どのゲームが何作目なのかは当時の私にはまったくわからなかった

しかし 兄弟の持っていたコミックボンボンのマンガや攻略本をかたっぱしから見ていた私は
なぜか知らないが ブルースの正体を知っていた・・・・・・・・なぜに???
・・・・・・・・当時のブルースのイメージは
      「ロックマンのピンチになると現れてアイテムをくれたりするサンタクロースな兄さん」
        (間違っている自信あります エディと混じってないか??)

しかし 私のロックマン関係の最も古い記憶は 
「世界征服といってもこの『制服』じゃないぞ」と言いつつセーラー服を着て踊っているワイリー博士なのだが
当時兄弟の誰も同人誌に手を出していなかったはずなので 商業誌の何かのマンガのネタなのだろうが
まったくもって意味不明です もしかしたら別のゲームパロディマンガと混じっているのかもしれない

あれは「ロックマン4」が発売された頃だろうか あまりにもワンパターンなストーリー展開に
私は愚かにも兄弟にこう口走ったのだ
「ねえ ロックってさ 本来家庭用お手伝いロボットなんでしょ
 いちいち毎度毎度戦闘用に改造するなんて無駄な事してないで 最初っから戦闘用ロボット作ればいいのにね」
兄弟は困惑してこう答えた
「ライト博士は 戦闘用のロボットを作るのはイヤなんだよ」
当時の私はロックマンシリーズをよく理解していなかった
10年以上後になって 私は自分自身が愚かにも口走った言葉を後悔することになった


「ロックマンX」が発売されたのは手持ちの資料によると1993/12/29
当時新聞中1面ぶち抜きで 開発中にバグが見つかり発売が延期になった広告が載っていたのをまだ覚えている
たしかフルアーマーのエックスのイラストであったようにかすかに記憶している

当時コミックボンボンでは 元祖ロックマンとエックスの2つのマンガが同時連載されていて
ワイリーマシンのパターンを読んでトラップを回避するロックマンと比べて
やたら初歩的な罠にはまって絶叫しているエックスが
           ・・・・・・かわいそうで かわいそうで 
                ライト博士はロックマンの戦闘経験をエックスに入れなかったのかと激怒したものだ

しかし 私のロックマンの記憶は岩本版2巻の途中でいきなり途切れる事になる
「X1」で大破したゼロが「X2」で復活するという情報がゲームの攻略本に載っていたからだ
普通のファンだったら拍手して喜んだかもしれない
しかし私の捻じ曲がった宗教観は
「死んだと思わせておいてさんざんファンを泣かせておいて
     今度は生きかえらせてもう1度ダシに使おうとは!! 許さん!!!」としか感じなかった






そして約10年後
あれは2003/06の頃だっただだろうか めずらしく帰省した兄弟が「X6」をやっていた
横から見ていた私は「なーーーんだ ゼロまた死んだのか? これで何度目だ?????どうせまた生きかえるんだろ??」
と冷酷に言い放った
兄弟は一言「えーとね 条件次第ではゼロが復活しないエンディングもあるらしいぜ」

そして私はインターネットでゼロが死んだ回数を調べ始めた
  ・・・・・・・・そしてロックマン関係の2次創作物に出てくるキャラクターが誰なのか興味を持った
        ・・・・・・・なんだこのゼロと呼ばれているロン毛の少年は?? それにしてもアイリスって誰??

そして某リレーマンガを見て パソコンの前で窒息死寸前に笑い転げている私がいた
・・・・・結局私はロックマンシリーズが好きだったのだ・・・・・・・愛しすぎていたと言ってもいい
好きだったからこそ もっとキャラクターの内面に迫るようなストーリー展開が見たかったのだ
キャラを簡単に死なせるようなストーリーに激怒したのだ

そして1年間サイト巡りをしていて あまりにもロクゼロシリーズは空白の時間が多すぎるから
年表でも作ってまとめてみようと思った事が 戻れない1歩を踏み出した瞬間だった

スタートレックファンの先輩達(1名は星の世界に旅立った)の言葉がよみがえった
「本編中で不明な設定があっても ファンが3人あつまって議論すれば全シリーズの設定に矛盾しない設定は作れるんだよ
 だってスタートレックの設定の半分以上はファンが作った物なのだから」

・・・・・・・そして30ヶ月ぶりに長編小説を書いている自分がいた


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