座標指定切り抜き


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画像の一部分を切り取るには2つの方法があります。
一つ目は切り取りたい部分にカーソルを置き、右下にドラッグして範囲選択をして切り取ります。
二つ目は「座標指定切り抜き」を使う方法です。
前者は簡単で便利すがサイズを指定して切り取ったりするには少し不向きです。
後者は言葉などから難しそうですが一度理解すると簡単でいろんな場面で活用できます。

「座標」とは


拡大画像

デジタル画像は小さな点「ドット」の集合で、各ドットに番号(座標)が付いています。
横を「X」、縦を「Y」で表し、其々基点からのピクセル(ドット)数を入れます。
基点は左上隅で、(X : 0   Y : 0)となります。

画像は四角で表示され、左上の赤丸の位置を「座標1」、右下の黒丸の位置を「座標2」とします。

画像をクリックすると拡大画像になります。

拡大画像

左の画像の大きさは 400×250 で、左上の基点に座標1があります。そこでこの様に表示します。

 座標1・・・(X:0   Y:0  )
 座標2・・・(X:400 Y:250)

カーソルで範囲指定するときには、左上にポインターを置き、右下にドラッグしますが、
位置関係を見てみると 座標1から座標2にドラッグするということになります。
(画像の大きさは下に表示されています。)


座標指定切り取りダイアログを表示さすには

拡大画像

1) 「イメージ」→「座標指定切抜き」 (前回使用した「座標」が表示されます)
   「ダイアログ」と「範囲選択枠」が表示され、数値を変えると「範囲選択枠」が変わります。
   「OK」すると「座標指定切抜き」が実行され、「座標指定切り取りダイアログ」の数値は記憶されます。
   右上の「×印」をクリックすると「ダイアログ」が消え、「範囲選択枠」だけが残ります。
2) マウスで「範囲選択」し、「イメージ」→「座標指定切抜き」 (範囲選択した座標が表示されます)

 画像から上下左右20Px内側を切り取る

   元の画像から上下左右20px内側を切り抜く場合、この様に指定します。座標はそれぞれ元画像の座標の位置から20px内側の数字になります。
   (座標1は20pxプラスになり、座標2は20pxマイナスになります。)


 画像の一部を指定した大きさで切り取る

   画像の一部を指定した大きさで切り抜く場合、このように指定します。 (この例では250×150の大きさを指定しました。)
   座標1は「0」を、座標2は「指定した大きさ」の縦横の数値を入れ、「縦横比を維持する」にチェックを入れると左上に「範囲選択枠」が表示されます


   「範囲選択枠」の中にポインターを入れるとに変わり移動できるようになります。左クリックで切り取りたい部分に移動しOKします。
   この時の座標指定の数値はスクロールされた位置が自動的に表示され、座標2から座標1の数を引くと「切り抜く大きさ」になります。


   次では実際に「座標指定切抜き」を使ってみましょう。

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