番外編

  ドライブ中に見つけた歴史です。

久留里城址(雨城)

館山道君津ICより車で小一時間のところにある久留里城址。麓の駐車場からかなりキツイ坂を上がるが坂の下に杖を無料で貸し出してくれている。復元天守の近くに資料館もあり、ゆっくり見ても1時間かからないので房総ドライブの際には是非どうぞ。
歴史的には戦国時代後期に真理谷武田氏によって築城され、その後に安房の里見氏が攻略するが、相模の北条氏の支援を受けた千葉氏と攻防を繰り返すが豊臣秀吉の小田原城攻略と共に千葉氏は滅亡し、里見氏の支配は安定したように見えた。しかし里見氏も徳川時代の幕開けと共に滅びる。ちなみに、久留里市街地には湧き水で有名なスポットもありますぞ。

大多喜城址

久留里城同様に真理谷武田氏による築城の記録が最も古いらしい。久留里城で書ききれなかったコメントとして北条氏滅亡後、関東に徳川家が入るが里見氏はかなり目を付けられていたらしく、大多喜には家康配下の猛将本多忠勝が入城し里見氏への押さえとしている。それまでは、里見一族の正木氏の居城であった。
現在の復元天守の中は千葉県立南総博物館となっている。すぐ近くには「薬草園」もあり、これからの新緑の季節は良い所だ。
車なら養老渓谷も近いぞ。