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平成26年第2回定例会 一般質問 議事録 全文 2014.06.11

         △ 鈴 木 榮 君 

○議長(宮城力弘君)  続いて、12番 鈴木 榮議員の質問を許します。鈴木 榮議員。

         〔12番 鈴木 榮君登壇〕

○12番(鈴木 榮君)  私は、2問質問をいたします。
以下、登壇での質問は省略。「質問全文」を参照

 

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員の質問が終わりました。

 市長の答弁を求めます。太田市長。

         〔市長 太田順一君登壇〕

○市長(太田順一君)  鈴木議員の御質問にお答えします。

 最初に1問目の「障害者優先調達推進法の進捗状況について」の御質問にお答えします。

 「障害者優先調達推進法」は、障害者就労施設で就労する障害者や在宅で就業する障害者の経済面の自立を進めるため、国や地方公共団体などの公の期間が、物品やサービスを調達する際、障害者就労施設等から優先的・積極的に購入することを推進するために制定されたもので、平成25年4月からスタートしました。

 市内のおきましては、「草笛共同作業所」、「Mネット東遠」、「ジョブステイションしずおか」の3カ所が対象と施設となっております。

 1つ目の「26年度中の調達方針作成の策定スケジュールは」と、3つ目の「25年度の調達実績の公表は」についてですが、本年6月末までに「調達方針」を策定し、前年度の実績も含めて公表する予定でおります。

 また、障害者就労支援施設等から市へ供給できる物品等を調査し、全庁的に周知を図ってまいりたいと考えております。

 2つ目の「市による市民への周知や購買勧誘も必要と考えるが、市の考えは」についてですが、市民に対しましては、市のホームページ等により、前年度の「調達実績」とともに「調達方針」を公表し、周知等を図ってまいります。

 4つ目の「公契約における法定雇用率を満たしている事業者への配慮」についてですが、入札によるけいやくにおいては、入札参加にあたって資格が必要になりますが、現在、菊川市においては、入札参加資格の要件に事業者の法定雇用率の達成有無を問う規定はないのが現状です。

 しかしながら、平成11年の地方自治法施行令の改正によって、入札において価格以外に事業者の技術力や、地域や環境への貢献度などを含めて、総合的に評価し、落札者を決定する「総合評価入札方式」が導入されました。

 菊川市では、この総合評価入札方式を平成22年度から建設工事入札において年1回の試行を実施しており、事業者の評価項目として事業者の施工能力や技術者の能力のほかに、事業者の社会性・信頼性を評価する項目として災害活動実績、ボランティア活動実績、障害者雇用の有無を設け、総合評価を実施しております。

 次に、2問目の安全対策として南部農村公園と幼保園通路の分離をの御質問にお答えします。

 「おおぞら幼保園」の登校時の安全対策として、開園前に幼保園から保護者へ園内の通路を一方通行とするルールを事前に説明しておりましたが、開園当初は公園を利用される皆様はもちろんですが、幼保園側も全てが初めてのことであり、多少の戸惑いがあったかもしれません。

 現在は幼保園職員による交通整理や公園を利用される皆様の御理解により、登園時には公園利用者も一方通行で走行しており、安全な登園体制が機能してきていると考えております。

 このため、議員御提案の「新たな公園専用通路の設置」は考えておりませんが、引き続き、幼保園の保護者や公園利用者の皆様へ、園内通路のルールについて周知・徹底し、園児送迎時における安全を確保してまいります。

 以上で、鈴木議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(宮城力弘君)  答弁終わりました。鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  最初に、雇用についてお伺いをいたします。

 現在、調達方針を策定するということになっておりますが、これはいつごろできるのか、ちょっと伺います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 調達方針ですが、6月に公表ということでほぼ完成してございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  6月に策定して、そして今年度、26年度分はいつ、その中で策定できるということなんでしょうか。目標ですね。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 調達方針というのは毎年度つくります。で、内容は今、公表これからするものですので、大体概略ですけれども、その中で入れておく方針の中身というのは、調達するよという趣旨があって、それから適用範囲というのが市の事業所から調達しますよと、それのこと。

 それから、その施設の範囲であるとか、そういったものが最初にありまして、それから物品としてはどんなものがあるかということを出してあります。

 で、その中で25年の実績というのは入れてありますけど、もうすぐ雇用の話で済んで、その数字を見ますと、225,637円ということで、この目標、実績でございますけれども、今回の26の方針で、この25の実績を出しました。で、来年度どうするかと言いますと、去年の、24の実績を超えるように25の目標数値を立てて、その実績を超えたということであります。

 それ以外に、事業所からの調達の方法、連携をしてやっていくとか、それから市のホームページにこういうものを載せていくとか、そういったものが方針ということで、これから公表ということになってきます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  今、年度の確認なんですが、去年が25年度、ことしが26年度、ですから去年の25年度が実績が22万何がしだったというものですね。それで、ことし26年度はこれをもとにしてこれから定めると。(発言する者あり)22万以上の目標を掲げるということなんですね。

 それで、これは、詳しくこの法律によると、詳しく内容を定めなければならないとなっているんですが、この25万以上というのは、本当は22万以上、だから26万あっても27万とかそういう目標っていうのはあると思うんですが、ただ22万以上ということでしているわけですが、伺います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  目標設定は前年度以上ということでしてございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  現状確認なんですが、施設、先ほど3つ言いましたが、在宅施設というのもありますが、それは市内にはいくつありますか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  今、言っていますのは、草笛とMネット東遠、それともう一つが、何だったかな、3つあるわけですけど、在宅という言い方をしますと、全てが通所施設になります。通所施設。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  ほかにぞうさんっていうのがあると思うんですが、あれは入っていないんですか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  対応可能な物品というものが、今こちらの把握した中ではないということでございます。ですから、市内で対応可能な物品サービス等をやれるというところがMネット東遠、草笛共同作業所、ジョブステイションしずおかで、当然対応が可能であれば当然入っていけるということで、それはこれからもそういう把握をすればまた変わってくると思います。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  なかなか私もいろいろ調べたんですが、市で調達できる物品が少ないと。例えば、草笛は食品が多くてあれだということなんですが、例えば、どういう品目について調達をできるかという品目の候補というのはあるわけですか。

 これは、基本方針とか調達方針をつくらなければならないと。それで、調達方針の中に各品目別があると思うんですが、その詳しくどのようになっているか、ちょっとお伺いいたします。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 方針の中に、調達の推進方法ってやっぱり項目がございます。その中でいろいろな施設から物品の調達を総合的に推進するために可能な物品の情報を収集し、適用起業に対し、これは市役所の係になりますけど、そういうところに連絡をする。

 ということで、今、対応可能な物品というのは当然把握します。で、それ以外に何がというのは、私も非公式ではありますけれども、確かに調達できる物品というのが少ない現実がありますので、そこのところというのは、何か話の中でできるのかねということを話しておりますけれども、そういった連携の中で広げていくということは可能かと思います。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  例えば、草笛でいくと、食品のほかには名刺の印刷とかあるわけですが、これ市のほうでは、このどのような品目を現在調達していて、今後どのように広げていきたいと、そういう具体的な考えはあるのかないのか、ちょっとお伺いしたいと思います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 25年に調達したものは、それこそ議長さん、副議長さん、それから議員さんからの名刺というのが出ております。それ以外に、いろんな事業における啓発キャンペーン用のお菓子ということでMネット東遠から、それから、それが市内2カ所ですけれど、市外、県外、まだ広げますと、手話講座のテキストとかカレンダーの関係、それから要約筆記の消耗品、それから図書館のほうで図書整理用の消耗品、こういったものをやっております。ということです。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  私が言いたいのが、例えば、ぞうさんなんかでは、トイレットペーパーを扱っていて、これは、学校、高等学校、学校、中学校も、と幼稚園とも言ってましたが、そういったところに卸していると。それで、これは消費者グループが開発をした製品で、エコ製品につくられていると。多少価格が高いようですが。

 それとか、純石鹸と書いてあるんですが、石鹸なんかも、とか家庭用洗剤等もそれぞれこういう良品って言うか、そういうものを販売していると。

 これは、施設でつくって、もとはこれは静岡市のかなの家というところで、施設でつくっているわけですが、そういうのも仕入れて菊川で販売しているということもあるわけですね。

 ですから、こういうのを探し出してやる、やって欲しいという私の考えもあるんですが、草笛等では、例えばものをつくるだけじゃなくて、草とり、ただ草とり、シルバーセンターでは木の上に上って庭の選定とかしていますが、危険なことはできないというようなものですから、下に落ちたものを拾ったり、清掃をするということが可能だということなもんですから、その辺をシルバーセンターとも協議して、そういう人たちを積極的に使うとか、そういうことで、この法律を生かしてもらいたいというふうに思います。

 ですから、ただあるものを、これは買えますがほかにないから買いませんと、買えませんというのではなくて、積極的に開発するというか、こういうことはできませんかとか問い合わせて、お互いに問い合わせるというか、相談をして、なるべくたくさん購入するということを、今後していただきたいというふうに思いますが、その辺はどうでしょうか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 ありがとうございます。とにかくそういった情報というのは当然収集する中で調達するのが通例となると思います。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  それで、市民にこういうことを利用してほしいという周知も必要と思うんですが、その辺はする予定というか、考えはありますか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 事業所と協議、連携しながらその辺も考えていきたいと思います。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  それで、上達の、先ほどに戻りますが、実績を公表すると、年度が終わって速やかに公表するということになっておりますが、25年度、もう過ぎてしまったんですが、この内容については、22万何がしという金額はわかったんですが、細かなことは公表をするという計画がありますか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  健康福祉部長です。

 どこそこからいくらというのはありませんけど、当然数字は出してきます。それでどういったものを買ったかという、どういったものって、そうですね、物品、事務用品とかそういった分け方になりますけど、それを出してきます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  25年度も過ぎたんですが、それいつごろの計画になっておりますか。公表の時期。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。落合健康福祉部長。

○健康福祉部長(落合哲郎君)  もう準備はできておりますので、早急だと思いますので、ちょっと担当課のほうに確認せんとわかりませんので、録音しちょってください。お願いします。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  わかりました。積極的にひとつお願いしたいと思います。

 それで、公契約、市の契約において、先ほどの答弁だと既に、平成21年からやっていますよということなんですが、この障害者の雇用促進に関する法律第44条ということですが、これ満たしている事業所というのは、市内にいくつあるのか。

 これ支店とかそういうものは含んでという話なもんですから、ちょっとお伺いします。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。大野財政課長。

○財政課長(大野慶明君)  財政課長でございます。

 入札の関係、私ども、財政課で取り扱っております。で、ただいまの御質問の、市内の業者におけるその登録状況というところまでは把握していないのが現状であります。

 以上です。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  この法律は民間企業って書いてあるんですが、1.8%以上を雇用しなければならないという法律なんですが、これは重度の障害者については1人を2人と換算するとか、そのほかは0.5人に換算するとか、そういう数字があるんですが、これ市内の業者、契約の相手方になると思うんですが、そういうところどういう条件になるかというのは、これから調査をするということなんでしょうか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。大野財政課長。

○財政課長(大野慶明君)  財政課長でございます。

 市長の答弁の中にもありましたように、基本的に入札の中で価格以外の条件については、規定がないというのが今現状であります。

 そのような中で、総合評価方式というのが導入はされているんですが、その中で項目が出てくるということであって、常にって言いますか、入札参加状況の中でそういった項目を把握するということにはなっておりませんので、今後そのそういったことを整備するというところも、今のところは考えておりません。

 以上でございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  この法律の第10条、この中に障害者の雇用の促進等に関する法律は施設等から相当程度の物品を調達をしていることに配慮すると障害者の就業を促進するために必要な措置を講ずるよう努めるものとするということが書いてあるわけです。

 それで、この必要な措置を講ずるということについてはどのように考えているか。今の話だと、これ全然考えていないという話なんですが、これは去年の4月にできた法律なもんですから、その辺をどのように取り組んでいくのか、ちょっと伺いたいと思います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。大野財政課長。

○財政課長(大野慶明君)  障害者のその法の改正でそういった措置を講ずるということはあろうかと思います。で、その中で、こちらの入札制度の中においては、先ほど申し上げたとおり、総務評価方式の中で対応をしているというのが現状でございまして、それ以上、こちらといたしましては、今のところ、それ以上の措置については、検討はしていく予定はございませんということでございます。

 以上です。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  これ読むと、特別な配慮はせよというふうに読めるわけですがそれは、それにしても、障害者施設から購入するに当たって、どんな措置を講じようとしているのか、入札に当たってね。失礼、違いました。この雇用1.8%以上を雇用している企業とそうでない企業と比べてどのように差別をしていこうと考えているのか。その辺を具体的にちょっと伺いたいと思います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。赤堀企画財政部長。

○企画財政部長(赤堀慎吾君)  企画財政部長でございます。

 今の議員の御質問ですが、現在、菊川市の入札制度におきましては、総合評価入札方式というものを毎年実施をしているわけでございますが、これは価格のみで落札業者を決定する制度ではございません。いろいろその業者の社会貢献度ですとか、先ほど申し上げましたが、障害を持っている方の雇用率とかを点数化をいたしまして、総合的に評価をして、落札業者を決めるという制度です。

 その中には、今議員がおっしゃった要件が入っております。で、それ以外のことは、現在、検討はしておりませんということでございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  それはわかりますが、先ほどの話だと、平成21年度からそういう制度があって、それを続けてまいりますという話なんですが、この制度ができたのは去年の4月1日から実施ということなもんですから、その後、どのように変わった見方をするのかということを聞きたかったんですが、今まで通りの答弁でもいいんですが、その辺をもう一回、ちょっと確認のために聞きたいと思います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。大野財政課長。

○財政課長(大野慶明君)  財政課長でございます。

 先ほど来、申し上げているとおり、総合評価方式の制度の中で取り扱っていきたいと考えております。

 以上です。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問ありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  わかりました。

 次に、公園なんですが、一口で言うと、現在、公園からの朝出るのは、公園に入った車が外に出てくるのは幼保園の玄関を通って、一般の車と幼保園へ通う車と同じように出てくるので、問題はありませんと、安全であると考えております。

 以上です。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  わかりました。

 次に、公園なのですが、一口で言うと、現在、公園からの朝、出るのは、公園へ入った車が外へ出てくるのは、幼保園の玄関を通って、幼保園へ通う車と同じように出てくるので、問題はありません。安全であるという話なんです。これはどなたが言われたのですか。それで、実際にその現場を見たかどうか伺いたいと思います。朝ね。

○議長(宮城力弘君)  赤堀建設経済部長。

○建設経済部長(赤堀正人君)  建設経済部長でございます。

 朝、私どもも幼保園に行かさせていただきまして、現地は確認しております。また、利用者の方にも、状態、そういったものもお話させていただきました。また、利用者におきましても、ほとんどの利用者が固定しておりまして、午前中1つの団体、午後1つの団体、ですから2団体がほぼ利用されております。そういったことで、十分交通安全ということにつきましては、利用者の方々も熟知していらっしゃると、そのように理解しております。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  現在、公園へ入る。昨日も見に行ったのですが、約10台の車が公園のほうで入っておりまして、非常に混雑しているわけです。朝、大体8時から8時半が一番混雑しておりますが、下の駐車場へ、先ほど言ったように3歳児以上は、下の駐車場へ置くものですから、お母さんと保護者と手をつないで渡ってくる子もいれば、親だけ先に行っちゃって、子供は後で追っかけて跳んでくるという子もいるし、その子供が先に跳んで行っちゃってという子もいます。そんな中をみんな車が上がってくるわけですが、下に置いた車も上へ上がって通るものですから、非常に皆さん気を使って、特に私がそこに立っていたものですから、余計気を使ったかどうかわかりませんが、非常に皆さん気を使って徐行していくということですが、それはそれで非常に結構なんですが、園長さんも毎日、話を聞くと雨の日も出て旗をふっているよという話で、非常に感謝をしているわけですが、それにしてもやはりあれだけ混雑している中を公園へ用がある人も通るということは、これはいつかは事故が起きるというような感じが、私だけではなくて、きのう行ったときには、ちょうど知っている保護者もいたものですから、一緒になって話ながら見ていたわけですが、やはり危険だなということなんです。それで、私が言ったとおり、土手の通る道を国交省の許可を得てやれば、お金はそれほどかからないし、土手の上がまた、普通、土手の上は一車線の幅しかないのですが、あの場所は3車線は取れないのですが、十分2車線ぐらいとれるような幅があって、向こうから来たのをそこで待つこともできるというような位置なものですから、あそこを使えば幼保園の玄関の外側へ出れる。外側から入って、公園へ行けるということで、なお安全が増すということと思いますので、それもお金も大してかからないものですから、ぜひそういう別ルートをつくってもらいたいというふうに思いますが、その辺はどうでしょうか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。赤堀建設経済部長。

○建設経済部長(赤堀正人君)  建設経済部長でございます。

 先ほどお答えいたしましたが、やはり午前中、御利用いただいている団体の車両というのが、最高でやはり10台ぐらいなんです。それで、開園当初につきましては、グランドゴルフ場へ上がった車で、忘れ物かないし、またうちに戻るときに、確かに今回つくりましたスロープを逆走して下がったというようなことも聞いております。しかし現在は、そういった場合でも必ず、幼保園の保護者の皆様と同じルールを守りまして、一方通行の通行をしております。

 また、園児を預けてから帰るのも、入ったほうから戻るのではなくて、必ず園舎の前を通って、一周回るような形で帰っていただいております。そういったことを考えますと十分安全が確保されていると言いますか、大丈夫ではないかと、そのように考えます。また、それでもどうしてもということでありましたら、基本的に公園利用の関係につきましては、下の駐車場に車を駐車していただきまして、徒歩にてグランドゴルフのところまで移動していただいて、そこで利用するということが基本になっております。そういったことを今一度、教育委員会の関係にはなりますが、利用者の方々に周知徹底して、そういった方向で利用をしていただきたいと、そのように考えております。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  公園を利用する人は、下の駐車場に置いて行くということなんです。現在、みんな上へ上げていますが、何で基本を守らないのですか。伺います。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。栗田教育文化部長。

○教育文化部長(栗田正弘君)  教育文化部長でございます。

 ただいまの議員のほうから、なぜ上に上げているかということでございますけれども、基本的には、先ほど建設経済部長がお答えしましたように、下の駐車場に車を置いて徒歩で上に上がっていくと、上はグラウンドでございますので、そちらでスポーツ等をしていただくというのが原則になるかと思います。

 ただ、中に実際に資材等の運搬、そうしたもの、道具をたくさん持っている方が上に車を持って行って下ろすとか、そうしたことというのは、実際現実には起こることでありまして、そうしたものについては、限られた場合でございますので、また頻度とか、台数もそんなに多くあるわけではございませんので、そうしたものについては、特にだめだということで扱ってはいないというのが、今の現状でございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  道具を運ぶ車だけは、特に認めるということでよろしいですか。それで、ほかは今後認めないということでよろしいですか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。栗田教育文化部長。

○教育文化部長(栗田正弘君)  教育文化部長でございます。

 基本として、あくまでもグラウンドでやるものはスポーツ、あるいはその他レクリェーションでございますので、基本としては、駐車場に置いていくというのは、まず原則だということで、御理解をいただきたいと思います。

 それから、先ほどの駐車場に関して、資材を置く、上げるということにつきましては、これは、だから全てがいいということではないと考えてはございますけれども、やはり当然、その場合によって、その時々によっては、当然許可をしていかざるを得ないというものでございますので、それについては、認めているということでございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  基本ということですが、だから基本は下だから、基本を守らせるということなんです。荷物が特にある場合は、1台は上に持って行ってもいいということで、今後徹底をするということなのでしょうか。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。

○12番(鈴木 榮君)  基本はそうだけれども、今、全部上に上がっているわけですね。基本はそうだけれども、全部上へ上がってもいいというのは、それはちょっと基本を指導するにしては、ちょっと腑に落ちないと思うのです。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。栗田教育文化部長。

○教育文化部長(栗田正弘君)  教育文化部長でございますが、今の御質問の中で、10台とかそうしたお話がありますが、それはどういう意味合いか、ちょっと御説明いただきたいと思いますが。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  グラウンドを利用する人は、下の幼保園の皆さんが置いている駐車場へ車を置いて、上へ上がっていくというのが基本ですということです。ただ、荷物もあるだろうから、その点は許可をしている。黙認しているということは、全部下へ置いて、上へ上がらなければならない車だけ許可をする。今後そうするということでいいかということを聞いている。もっというと、実際は下へ、その人たちが10台置くと邪魔になる。幼保園が今度は。幼保園の皆さんが置く、混雑をする。大体30分間に200台くらい出たり、入ったりするものですから、非常に邪魔になる。だから、皆さん、その辺はお互いにわかっていて、上へ上げているんだと、今までは幼保園ができる前は、下へ置いた人もいるみたいですが、その辺がみんなわかっていてそうしている。だから、今後も公園を利用する人は、全員上に置くのが筋というか、気持ちだということなんです。それで、そうなるとやはり混雑したときに、出入りするというのは、非常に問題があるものだから、バイクなんかで来る人もいるのです。かなりグランドゴルフをやるというと、シニアの方が多いものですから。

○議長(宮城力弘君)  あと3分です。

○12番(鈴木 榮君)  はい。シニアの方が多いものですから、危なかしいあれでバタバタ上がってくる人もいるもんで、その間を子供が跳んで歩いているということもあるものですから、これは危険だから、かなり莫大な金はかかるんなら、あれですが、そうでなかったら、やはり土手を通した道をつくってやったほうが、いろいろな面で安全だということが私の主張なんです。コメントあったらお願いします。

○議長(宮城力弘君)  答弁を求めます。栗田教育文化部長。

○教育文化部長(栗田正弘君)  教育文化部長でございます。

 先ほど来申しておりますけれども、やはり私もこの場で申し上げるには原則というものがございますので、どうしても運用として理解できるということで申し上げているわけでございますので、その辺は御理解をお願いしたいと思います。

 また、先ほど時間帯による保護者の車との遭遇といいますか、そうした点で御意見がございましたけれども、基本は私どもは、実際の園のほうが、現場のほうで、これから調べたものというようなものを、ことしこちらに報告をいただいているわけですが、そうしたものからいきますと、やはり公園から、例えば車が出ていく時間帯というのは、どうしても園の登録時間とはかなり異なるということも伺っておりますので、そうした面では時間帯での保護者の車との遭遇は、ほとんど見られないというようなことも伺っております。実際に台数的にも、先ほど建設経済部長もお答えしましたように、台数も非常に限られているということでございますので、今の運用の中で、皆さんにもだいぶ周知されてきて、ルールを守っていただけるような状況になってきておりますので、そうした点については、十分今後も安全というところで、状況を見守ってまいりたいと、そのように考えております。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員、再質問はありますか。鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  だいぶ現状把握に差があるわけですが、非常に危険なんです。今にも事故が起きるんじゃないかなと、ちょっと上の駐車場の車の置く位置も工夫しないかんにゃと思うんですが、下へとめた3歳児以上の車については、私が思うには、公園のほうへ出て、土手を帰ってもらうというのが、一番スムーズな方法かなと、子供らが出入りする玄関口へ、みんな車を全て出車させるというのはどうかなというふうに思います。玄関のところも、車が入っていて、通路をふさいでバックをして、それまで皆、数珠つなぎの車がすごい。一旦停止して入るのを待って、また行って、また同じことを繰り返しているので、余計に渋滞しちゃう。だから、駐車場の形も考える必要があるし、下の駐車場へ置いた車は公園のほうを回って、土手を回って帰ればスムーズにいくんじゃないかなというふうに思うものですから、また今後もいろいろ研究をしていただいて、現在は安全ではないというのは、私が見た感じではあるし、保護者も一緒に見て、そういうふうに感じておりますので、ぜひ再検討をお願いいたします。以上、何かコメントありましたら、お願いします。どうでしょうか。

         〔発言する者なし〕

○12番(鈴木 榮君)  なければ、もう1つ。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  国有地、くぼ地があるんですが、大体、車が3台くらい置けるくらいのくぼ地が、あれは国有地になっているのですが、あれは払い下げてもらえないかどうかという話はしたことがありますか。公園というのは、下の駐車場というのは、公園の管理になるわけですか。とにかく伺います。

○議長(宮城力弘君)  公園の管理について。赤堀建設経済部長。

○建設経済部長(赤堀正人君)  建設経済部長でございます。

 今の位置というのは、堤防側の東側のところだと思いますけれども、あれは確かに国の所有地でございます。ちょっと記憶に忘れちゃったんですけど、何か勝手に埋めたり、何かできないというようないきさつがあって、あの状態になっていると、そのように記憶しております。

○議長(宮城力弘君)  追加で、栗田教育文化部長。

○教育文化部長(栗田正弘君)  教育文化部長です。

 ただいま建設経済部長からもお答えがありましたが、あの土地につきましては、当時、園のほうをつくっていくときに、駐車場のところでも国交省のほうと十分に協議をさせていただいて、今、議員がおっしゃるような形で使用はできないかということをお話をさせてもらったわけですが、あれにつきましては、現状で許可はできないということでもらっておりますので、今のような形になっているというわけでございます。

○議長(宮城力弘君)  鈴木議員。

○12番(鈴木 榮君)  その話はいつの話か知りませんが、最近も平田の事務所の出張所の所長も変わりましたし、また話をしてみてはどうかなというふうに思います。

 以上で、時間切れで終わります。

○議長(宮城力弘君)  以上で、12番 鈴木議員の質問を終了いたします。