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平成17年第3回定例会 発言通告書(一般質問)
 
 上記定例会において一般質問を行いますので通告いたします。
平成17年 8月29日提出     
菊川市議会議長 寺本 達良 様
                      提出議員氏名  鈴 木  榮    印


質問番号


質問事項

(題目)
 


 菊川市の災害防止対策を問う 


 

答 弁 者

1問目
2問目
3問目


市 長
 

 地球温暖化の影響からか、従来、南洋で発生していた台風が、近年、日本近海で発生するようになった。
 報道によると台風の進路は、従来の九州が沖縄地域に、中部は九州地域と同等の位置関係になってきたという。
 もし、それが事実ならば、当市は、風速40ないし50mの風雨にさらされることになる。先日の台風11号でも御前崎では40mを超す風が吹いた。
 昨年の伊東市のように屋根が飛び、瓦が飛ぶ様子が思い出されるが、これも、現実として起こり得る事態である。  
 台風の来襲を止めることは出来ないが、あらかじめ進路の予測ができ、事前に対策を立てることが出来る。
 そこで、生活弱者の安全について考えて見たい。
 菊川市の最近の高齢者率は19%である。これに加え、母子世帯も189世帯ある。
 被害発生中に救助を求めても、救助者の生命の危険もある。あらかじめ安全な場所へ自主的に避難させた方が良いと考える。 
 避難する、しないは個人の自由としても、少なくとも避難先を準備しておく必要がある。 しかし、適切な避難先はあるのか。
 市の防災計画によると、まず、第一避難所として近くの公会堂、集会所、公民館等がある。第二避難所として、地区センター、学校施設、市の施設等がある。しかし、これは地震災害を想定したものであり、すべてが風水害に適したものとは言い難い。例えば、私の地域の集会所は「木造平屋建て」である。しかも、ガラス戸の外にシャッターはない。瓦が飛んできたら窓が壊れる。屋根も飛ぶかも知れない。台風の避難場所としては適当ではない。では、第二避難場所の地区センターは「鉄筋コンクリート造り2階建て」で屋根はまず心配はない。2階建てであるので、もしもの洪水にも対応できる。しかし、シャッターがない。ガラスが割れたら居るところがない。地域に1ヶ所は、風水害に耐えうる施設をほしい。
 @ 地区センターへシャッターを設置する考えはないか
 次に、避難先が確保できたら、寝具、食料等の非常用物品が必要となる。
 これも避難者がすぐ利用できるように即応性が重要である。
 A 市の管理で地区に保管してある非常用備蓄物を地域の自治会(自主防災隊)等に管理を委託する考えはないか
 B 同 非常用備蓄物を定期的に点検する仕組みは出来ているか