赤(紅)大根、紅化粧・・・とも

今年の大根は、全般に不作であります。

何がいけなかったのでしょう?
振り返れば、種蒔きは、9月の初め。青首、赤大根、聖護院…
順調に発芽し、整然とした大根の畝が 幾筋も誕生したのでした。
毎年、発芽したての新芽が、日照りで消えてしまうものですから、
今年は、上空に寒冷紗で屋根を作り、日除けを施しました。
いつもは、ほったらかしの 土寄せまでしてしまいました。
なのに、不作です。相変わらず消えていく新芽の根元に、害虫除けの顆粒を蒔き
かろうじて、両手で数えられる程の大根が育ってくれました。

早速、赤大根の色を生かしたサラダや甘酢漬けを作りました。

甘酢漬け
如何でしょう。綺麗な桜色ですね。
赤梅酢を使わず、大根本来の色で染まりました。
お酢を薄めにしましたので、早めに食べきれる分量にしたのですが、
味見をしていたら、止まらなくなってしまいました。
・・・もう少し作れば良かった・・・
この桜色も、食欲をそそるのですよね。

そうそう、、、小さい頃、千葉の海岸で拾った桜貝を思い出しちゃった。


以前作ったのは、紅芯大根といって、中まで紅色が入っておりましたが、
今回は、鮮やかな赤色が特徴的な、赤大根です。
断面を見ると、中は対象的な白色。
青首大根が、やけに長く育っておりましたので、隣に並べてみました。


この写真のように、外側が真っ赤のものや薄紫色、甘味のあるもの等々、赤大根にも多品種あるようです。
上手に出来て、良かった。
サラダも、鮮やかな赤がとても印象的でした。

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******************************** 今回使用した器です ********************************


加藤 陽子さんの作品
こちらの作陶家のコーナーにてご紹介しております