黒落花生

う〜ん、さてどちらに軍配が…

半年前の初夏のこと、再びジャンボピーナッツを育てようと、
行きつけのお店に足を運びましたが、時既に遅し…
名札だけ取り残された空っぽの箱を、恨めしく見入っておりました。
何故か、投資額を抑えてしっかり元以上に取ろうという魂胆を見透かされたようで、
いや〜な気分に浸ってしまいました。

と、天使が微笑む如く、爽やかなパッケージが目に飛び込んで参りました。
『黒落花生』と、大きな文字で書かれているにも関わらず、
表を飾っているのは、紫色の落花生。

いやいや…前置きが長すぎ!!
早い話が、昨年と違う落花生に挑戦したということです。
それがこちら


生の落花生って、、結構殻が硬いのよ〜〜数個挑戦してすぐさま諦めました。
このバケツ一杯の落花生…とても無理!!

ということで、全部、殻つきのまま茹でてしまいました。
薄皮は、普通の物より紫色が濃く見えます。
ここに、ポリフェノールが含まれているのですって…
ということは、皮を剥いてしまったら、わざわざ黒落花生でなくても良いということになります。
ですから、しっかり皮ごと食べて頂かないとね。
あ、それと食べ過ぎには注意しましょうね。
アンチエイジングの為に、ポリフェノールを沢山取ろうとするとカロリーも沢山取ってしまいますので‥
更に、大変珍しいと口上を述べてから、ご近所にお裾分けしまくりました。

ということで、今年もジーマミ豆腐作りは断念です。
ですが、茹でピーナツがホクホクして美味しいので満足してます。
このホクホク感…採りたてならではですから。

6月28日

青々と茂った苗の下の方に、
人目を惹くほど鮮やかな、黄色い花が咲きました。
ちょっと、蘭のような形ですね。

受粉後、花の下の部分から子房柄が伸びて地中に潜り、
その先端に落花生を作るのです。

花は一日しか咲きません…というか、半日でしょうか??
かなり薄命です。


株の種類には、
立木になるものと、茎が地を這うものと2種類有ります。
この黒落花生は、後者。
長いものでは、1m30cmも伸びていました。

かなり間隔をあけて種を蒔いたのですが、
全体的にワサワサと茂ってしまい、
大変窮屈だったようです

結実は株から2〜3節までに集中しており、
地中に潜れない子房柄は、
大気中でも結実しようとするのですよ。えらい!!

さて、ジャンボピーナツと黒落花生…
出来栄えは、どちらも同じ…あくまでジーマミ豆腐作りに固執するのであれば、
黒落花生で有る必要はないのです。
でも、茹でピーの甘さは、黒落花生かな〜〜
今年は、黒落花生に軍配が上がりました。
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