アーティチョークを食す(6.18)

花が咲きました(7.16)

本日の収穫です。


手前がアーティチョークの蕾。
蕾なので、なかなか採れず時間が経ってしまいました。
少々、成長し過ぎでしょうか…
奥の黄色い野菜は、ズッキーニ。そして胡瓜

この時期は、野菜の苗自体が余り成長していないのに、
立派な実を付けてしまいます。
早めの収穫がお勧めです。


昨年、野菜として3株植えました。
寒い冬を無事に過ごし、まさに花を咲かせんとしています。
優秀なことに、子株も出来ていたりして…

アーティチョーク…和名はチョウセンアザミ。
しかし、朝鮮半島から渡来したものではなく、オランダより広がったらしいです。
欧米では、サラダにしたり焼いて食べたり、ハーブティーに使われたりていますが、
日本では、栽培条件が合わず食用ではなく観賞用として普及したようです。
四季の豊かな日本では、その他にも優秀な野菜が豊富なのですもの、
必用無いと言えば、そういえるのですが…

私が考えるに…ヨーロッパでは、本草学が盛んでした。
ハーブや精油に関しても、先進的な考えを持っていると思っています。
ですから、視点は、食べる薬草…ということから親しまれたのだと。

このアーティチョークの葉には、シナリンという成分を含み肝臓の働きを助ける作用が有ると言われています。
乾燥させた葉を刻んでハーブティーにして。
消化促進効果も期待され、夏バテや呑み過ぎた後などにもお勧めです。

食べるところは、蕾なのですが…でんぷん富み、豆のような食感です。今話題の水溶性繊維も豊富です。
カリウムも豊富ですので、ナトリウムの排出にも役立っています。
高血圧の方には、良い効果が得られるのではないかと思います。

こちらは、外側の硬い苞の部分を取り除いたところです。
指で、パキパキと剥けるのですが、固いところは包丁で削ぎ取ります。
苞の根元部分、やや肉厚になっている部分を、歯でしごいて食べる…と言われていますが、
今回の蕾は、やせっぽちで、膨らんだ部分など殆ど有りませんでした。
この時点で、殆どは廃棄処分になり、1/2位の大きさになってしまいます。

半分に切りますと、
苞に隠されて、雌しべ雄しべが詰まっているChokeと言われる部分が見えます。
この部分は流石に食べられませんので、スプーンなどでかきだし、
残った部分(Heartと呼ばれている)を食べます。
軟らかい苞も食べますよ〜。

こちらは、保存用にオイル漬けにしたものです。
アクが強いので、レモン水に浸しながら下ごしらえをすると綺麗に仕上がります
。 自分の指も、レモン水に浸しながら調理すると汚れません。
鍋に、水、塩、レモンの輪切り、ローリエなどを加え10分位茹でます。
大きさにもよりますが、かなり柔らかくなり、ややぬめりも出てきます。

レモンと塩味で結構な味が付いていますので、そのままでも食べられますし、
ピクルスのようにサラダに加えると、パンチがきいたものに…

今回は、オリーブオイル漬けてみました。

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こちら無臭大蒜…です。一見、玉ねぎと間違えそうです。
大きさは、丁度ゴルフボール位の大きさ、臭いは、1/40とも言われていますが、確かに香りは淡いです。

実は、
同じ市内に、以前からアーティチョークを生やしている農家が有って、
毎年枯らしているのを見ており、この度、厚かましくも頂きに伺ったのでした。
快く、大小様々な蕾を分けて頂きました。あっ、勿論海老で鯛を取ってきたのですよ。

そしたら、無臭大蒜食べるかい?と問われ、思わず二つ返事をしてしまったのです。
○○さん、ありがとうございました。
こんな厚かましいおばさんも居るものかと、大変驚かれたことでしょう〜。

来年もいらっしゃい!と言われ、今、真に受けていいものか迷っているところです。

来年は、我が家のアーティチョークも、もっと立派なものになっているかも知れませんね。

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見応えのある花が咲きました。

アーティチョークの花(7.16)

アメリカオニアザミ

鮮やかな、藤色の花色ですね。
美しく可憐という言葉は浮かんで来ませんでした。
何処となく頼りがいのある姐さんの様です。
並べていないので分かりにくいのですが、軽く10倍は有りそうです。
名前に、アメリカが入っていますが、
ヨーロッパ原産だとか、、、(wikipediaより)
今、外来種が本来の生態系を破壊しているとのことで、
幾つか候補に挙がっている植物のひとつらしいです。
今回は、大きさの比較ということで・・・・

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