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日本語で、“オリーブ”のことらしいのですが、私達が良く見聞きするオリーブとは別物であります。
橄欖とは、学名をCanarium album、英名をChinese white oliveといい、カンラン科。
地中海原産のオリーブ(英名)は、学名を、Olea europaeaといい、モクセイ科です。
橄欖は、インドネシア原産で江戸時代に渡来したとされています。
果実を生食したり、種から油を抽出したりと、オリーブの見た目や利用法に似ていているので、
オリーブのことを漢字で橄欖と書いたことから、混乱を招いているらしいです。
それで、お土産に頂いたこの橄欖ですが、
兎に角、大きい。ずしりと重みも有ります。1個が約3.5cm、16gも有ります。
噛むと、種からの実離れが良く、サクサクとしてとても繊維質の果実です。
薬草に漬けているのでしょう、ドライというより、しっとりした果実です。
ほんのりと甘味が有り、八角のような香りがします。
台湾では、どのような状況下で食べているのでしょうか?
あればあるだけ食べてしまいそうで、怖い!!