昭和27年
 
旧「道路整備特別措置法」制定に基づいて
県が新笹子トンネルを有料道路として改良計画を立てる。
   28年 調査に着手。
   30年 国の直轄事業として着工。
   31年 日本道路公団の発足にともない移管される。
   33年 全工事を完成。


延長2,953b、幅員7b。当時は関門トンネルに次ぐ日本第2位の道路トンネルであった。
このトンネルの開通により、峠越え道路延長で約14.9キロが約6.3キロに短縮され、時間で約45分の短縮、また当時の御坂越えの国道8号線ルートに比べ距離で40キロ、時間で1時間40分の短縮となった。
有料は昭和46年3月まで公団で営業され4月からは一般国道として移管されて維持管理を国(建設省甲府工事事務所)が行うこととなる。新笹子トンネルによって東京−甲府間が自動車で2時間半の距離となり、山梨の産業と観光の進展、産業経済の開発振興にとって重要な役割を果たすこととなった。



工事中の笹子トンネル

笹子トンネル竣工式


交通量
開通時 最大300台/日
20年後 2,000台/日と予想
38年 9,000台/日
41年 16,700台/日


中央道開通で1時期通行量は減ったが現在は増えているように感じる。
交通量の多い頃はドライブインがたくさんありました。
現在では4軒のみとなっています。

2001年 7月甲府に向かって左側の側面にパネルが張られました。
       8月   〃      右側          〃