ケンケン漁で釣り上げたかつおは、直ちに活け締めにした上で血抜きをし、水氷（海水に氷を浮かべたもの）に頭から突っ込んで、沖合いから短時間で市場に運ばれてきます。丁寧に放血され、氷温に保たれたかつおの身は、脂が乗っているにもかかわらずさっぱりとした食感と舌にまつわりつくような旨みがあり、すさみでは一般的な“たたき”よりもそのまま刺身で食べる方が好まれます。
ハッキリ言って高知沖で獲れるかつおもすさみ沖で獲れるかつおも変わりはありません。「すさみのケンケンかつお」はすさみの漁師がその鮮度保持の技術を駆使して造るものです。
海の男のかつおにかける思い入れが、繊細な取り扱いとなって現れ、日本一のケンケンかつおを生んだのです。
詳しくは、ケンケンかつお動画劇場で。 |
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●一本釣りで獲ったかつお
釣り上げられたかつおは、甲板に張ったシートに落下し、そのまま船倉に滑り落ちて行きます。当然、活け締めや血抜きは行われず、いわゆる野締め状態で市場に出ます。
●巻き網で獲ったかつお
かつおの群れを網で取り囲み、文字通り一網打尽にする漁法で、水揚げ時の取扱は荒く、網でスレて傷ついたり、下積みになったかつおは身割れを起こしていることもあります。 |
すさみ漁協では、すさみのケンケンかつおを他のかつおと区別するため、出荷するケンケンかつおにはブランド認証シールを貼り付けます。このシールは「すさみケンケンかつおブランド化委員会」が発行し、すさみ漁協が厳重に管理して品質保持に努めます。
すさみケンケンかつおのお買い求めは、産地直販店か「すさみケンケンかつお登録店」で。 |
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