<陶器山のニュース

陶器山のニュース
<写真の上でマウスを動かすと説明文が出ます>
110415 萌葱色の森 110217に消滅した陶器山二号窯跡 110510 下今熊の森

2004年西山霊園南部、大野西の造成工事から始まり、陶器山の狭山側は静かに、
然し激しく変貌しています。堺市側は泉北ニュータウン造成期に60メートルは緑
地として残すべく大阪府が買収しましたので、豊かな森の景観が守られています。
然し私有地の儘残った狭山側は、計画性のない開発計画が次々に行われ、このま
までは「狭山の恥や〜!」と2010年末から始まった造成工事に危機感を懐いた人
達が立ち上がりました。このホームページは陶器山、あまの街道の素晴らしさを
広く共有したいと願って110530に開設致しました。    (あまの街道同好会)

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< 120228 約束は守られた、そして緑地として残った! >
< 標識写真の上でクリックすると拡大します。>
120228  約束は守られた!  120228  苗木の植え替えを待つノリメンと緩衝帯   120228  待ちきれず、サザンカと高野槇の苗木が植えられた 
あまの公園西側緩衝帯の白いフェンスに白い標識があります。
標識には、下記のように書かれています。

「自然環境の保全と回復に関する協定」締結標識
大阪府自然環境保全条例により、知事と近畿建設(株)が協定を締結して
設定したモノである。
協定番号1684
所在地 大阪狭山市今熊4丁目665-3」

昨年5月15日に近畿建設社長と造成地で遭遇した時、
野口社長は、「ここはあんた等にあげる」と言われたのでした。
この白い標識は、約束は反故にされず、
法的にキチンと緑地として残されることを意味しています。
武士の一言の重みを、改めて感じます。

これでドングリの森から北に続く今熊665-6(壺井氏提供地)、
665-8(西谷池堤との交換地)のノリメン、緩衝帯に続く
この一画(あまの公園の西側)までが緑地として保証されることになったわけです。

この勢いで、これより北に続く私有地の儘の
緩衝帯とツバサの森をこのまま残してもらうわけにはいかないでしょうか・・・・

< 120227 春の足音、ハイキングの足音〜,ランニングの吐く息〜♪ >
 120227  降り出した粉雪を縫って駈ける・・・  120227 昨日の切り口   120227 あまの公園に階段が出来ました 
肌に当たる空気は冷たくても、梢を亘る気は春。
日ごとに陶器山を訪れる旅人は増えるような。
今日は大阪ウオーキング連合の面々が続々と笑顔を連ねて南から北へ。

折からの雪。
それでも人は走る、走る、走る。

昨日、ドングリの森近くの倒木が伐られ、一安心。
切り口はご覧のように直径5cmの芯が残っていました。
これだけでもあれだけの大木が、どっこい、残ったのですね〜

K地点からM地点までの枯れ木街道の目に付いた枯れ木を
「陶器山春夏秋冬」に載せておきました。
いずれも、遊歩道沿いで、辛抱できなくなったら、道側に倒れてくること必至の枯れ木だけです。

そうそう、あまの公園から遊歩道に上がってくる階段が、立派に、広く新たに出来ました。
地権者の方が、切角残してくれた造成地のノリメンと緩衝地帯の
枯れた苗木をそろそろ植え替えてやらなければ・・・・
切角のご配慮に報いるには、美しい緑地を再現復活する事ですから・・・

< 120225 危ない倒木始末 >
 120225 根っこが腐って・・・  120225 しかも隣のか弱い木におっとっと・・・  120225 これで安心・・・
2月25日土曜日 9時過ぎ 小雨のなか 
ドングリの森(F地点)近くで公園課から派遣された3人の作業員が 
枯れ木(半倒木)の始末をしていました。

20日にこの頁でもお知らせしておりましたが、
工具or道具のない素人には ちょっと難しい太さの木が遊歩道にせり出していました。
横の細い支え木が支えきれなくなったら、遊歩道に落ちてきて大変なことになるところでした。
公園課の皆様、ありがとう。
(報告・写真 from Amano Touki)

< 120223 第4回陶器山丘陵の保全活動について市民協働会議 >
 120223   
本日13時半から約2時間に亘り、消防署トレーニング室に
市民18名、公園課職員3名と鳥山議員の計22人があつまり、
陶器山丘陵の保全活動についての市民協働会議がもたれました。

★イベント企画
@ 3月22日(木)13時半からどんぐりの森で植樹祭。(植樹済み)
近くの保育所の園児も参加予定。
Aあまの街道沿いの木に樹木板をつける。
植樹祭のあと 設置の予定。
  予算の都合で24枚の樹木板が用意されるそうです。
15〜16日に調査した結果、あまの街道周辺の木として
コナラ、クヌギ、、モチツツジ、サクラ類、ソヨゴ、アラカシ、マテバシイが確認され、
シンボル的な木として、ヤマザクラ、ムクノキ、ヤマボウシ(あまの公園に植樹済み)が挙げられました。

★会の名称 
とりあえず「今熊市民の森保全活動」と決まり、
事務局は市役所都市整備部緑地公園グループに於くことにする。
陶器山の自然木を使った工作教室や、環境教育などを企画。
講師には狭山の副池自然づくりの会、竜泉里山クラブ、大阪府立大学など
色んなグループに声をかけて依頼。
行政、NPO,各種団体との協働での活動についての広報、啓発推進は
市広報誌「おおさかさやま」、HP,新聞、ミニコミ誌等で行う。

★まちづくり研究会の伊勢田氏
今後の活動について、上記のような具体案の提示がありました。

★鳥山議員
意見が前回と重複したり まとまりのない雑然としたもの?になりがちなので 
分かりやすい地図を公園課に用意してもらい
実際の活動の説明、報告を地図に落とし込んでいく形にして 
会議参加者が共通の認識を持つことの必要性を指摘、提案がありました。

★公園課
陶器山に関する情報を(公園課に)伝えてほしい、と要望。
(報告・写真 Amano Touki)

< 120222 咲くやこの花 冬ごもり >
 120222  我が家の庭に咲いた〜♪   120222  落ち葉の道にも春が漂う・・・   120222  ドングリの森のヤマザクラに添え木が・・・
「難波津の咲くやこの花ふゆごもり 今は春べと咲くやこの花」 
  (古今和歌集仮名序 ー 王仁)
桜が「花」の代名詞になるのはこの歌から500年後。
王仁が渡来した頃(伝 仁徳天皇時代)は梅が「花」の代名詞でした。
ささやかに、慎ましげに寒さをついて梅が綻んできました。

天気予報通りの快晴とはいきませんが、生暖かい曇り空。
晴海台の森の落ち葉道を踏みしめると、春の香がたちあがるよう。
先日ドングリの森に植えられた山桜の苗木に、添え木が施されました。
今年,「花」がつくでしょうか?〜♪

< 120222 南中円卓会議の 陶器山元気ウオーキング >
 120222
日時:3月24日(土)9時〜 (受付 8時半〜 )
集合:南第二小学校 小雨決行 (荒天延期 → 翌日25日)
参加料:(保険料を含む) 百円/人
申し込み: ハーテイ(マツゲン)地下のカフェみらい (3月10日まで)

ミニ、ハーフ、フルの3コースで体力に応じて、選べます。
市立南中学校ブラスバンド部の演奏に送られ、
帰ってからは、豚汁やかやくご飯、お茶の用意が予定されています。
お楽しみにお米5kgほかが当たる抽選会もあります。
春風駘蕩の一日、体力試しと気力高揚の為に是非ご参加を?

< 120218  恒例のドングリの森下笹刈り >
 120218   120218   120218
2月18日(土)9時過ぎより どんぐりの森、北側斜面の草刈をしました。
  作業を始めると小雪が降り出しました。
  足がジ〜ンと冷たさで痛い。
厳寒の2月を全身に受けて鎌で熊笹を切っていきます。 
枝の折れたのや倒木が 結構あります。
絡まった蔓を切り 背丈のある倒木を引き摺り下ろすと
いつの間にか雪は降り止んでいました。 
体も温かくなって気持ちよく動けています。 
センリョウかな? それともヤブコウジ?
小さな赤い実を見つけました。
(報告・写真  Amano Touki)

< 120220 春への胎動 >
 120220  二上山はサヌカイトの産地として旧石器時代から有名でした  120220 朝日に光る下今熊の森の谷  120220 根っこが腐って、助けてーっ!
ダイヤモンドトレイルの山裾が白くたなびいて、正に
「春は曙、ようよう白くなりゆく山際すこし明かりて、紫たちたる
雲のほそくたなびきたる。」(枕草子ー清少納言)

24節季の「雨水」も過ぎて、山の気は春へ、春へ・・・
下今熊の森には根っこまで朝日が差し込んで、谷は光っています。
よく見ると、倒木が細い木に辛うじて引っかかっていて
今にも遊歩道に転げ落ちそう。
芽吹きの季節になる前に、徒長枝、倒木、葛などの整理が必要なんでは・・・

< 120216 ドングリの森に桜を植樹 >
 120216  3月の植樹祭に先立ち、先ず一本   120216  オ〜イ、こっちこっち 
ドングリの森の通路側の苗木一本が抜き取られており、
その理由が今朝判明しました。

1月26日の鳥山議員の提案に応えて、今朝その跡地に桜一本が植樹されていました。
3月には植樹祭が行われるそうです。
夏の直射が厳しい今熊地獄通りにも植えて頂けるのでしょうか?
急ぐとすれば、こちらを最優先でお願いしたいところですが・・・・

< 120212 トモロス森林ボランテイア活動 >
 120212 急斜面では足場の確保が第一です  120212  鋸、鉈は腰にシッカリぶら下げて・・・  120212  ヨーシ、引っ張れーっ!
岩湧の森の第6駐車場に集合した20名のトモロス会員。
ヘルメット、地下足袋、防寒具の出で立ちで持ち場に着くや
予て目印の木を探して、追い口、切り口のポイントを決める。

ロープをモヤイ結びで樹上高くたくし上げて
シッカリ鋸が入った所で、「セーノ!」と全員で力任せに引っ張る。
倒す角度を微妙に読みながら、上部の枝のもつれを解しつつ
20〜30mの木を引き倒す!

と、書けばこの通りですが、中々相手も命がかかっているものですから
そうそう簡単に伐られてはくれません!
ジッと立っているとガタガタ震える寒さが、ジーと汗ばんできます。
エ〜運動です、ハイ。

今日は、6〜7人グループが3組で約30本の杉を間引き伐採しました。
伐採木は玉伐り(約3〜4m長)して急斜面の足場作りにしました。
日本の健全な森はこのようにして保全されているのだと
常連さんは誇らしげです。

< 120211 下笹を苅りました >
 120211  愛山人が集まった   120211 ワイワイガヤガヤ、春にはササユリが・・・  120211  絶好の環境なんだから・・・
ドングリの森に10人の愛山人が集まり、
根本に光が届くよう、蔓延る下笹を苅り、徒長枝を払いました。
環境が変わって姿を消した植物たちが、復活出来ないかと、祈る思いの活動です。

< 120208 観光資源発掘会議 >
 120208  狭山も何も無いはずはありません!  120208  古市と百舌鳥が世界遺産になったら・・・!
2月8日13時半〜16時過ぎ 大野台コミュニティセンターで
=「観光ボランティア」の活動で地域の活性化を考える!=
の検討会が(出席者:15名前後)がありました。 

橋本市から 観光ボランティア関連のNPOを立ち上げ、活動している 浅井氏、藤田氏の2人が 
前回に引き続き講師orアドバイザーとして参加され 
着地型観光と地域ブランドの発掘をテーマに 
PCのスライドショーを使ってのプレゼンをしてくれました。 

着地型観光とは
地域に根ざしたモノを観光の対象にすると言う意味のようです。

古市古墳群と百舌鳥古墳群に挟まれた狭山には観光資源がある? ない?
現存する日本最古の溜め池、狭山池は日本の曙期の日本を経済的に支え、
今なお原型を留め、学問的位置付けも持っています。
池が親しまれていた名残の「モロコ饅頭」があります。

日常的に市民に溶け込んでいる陶器山。
あまの街道〜金剛寺を結ぶ10kmのハイキングコースと
大野ぶどう、天野酒などと組み合わせるビジネスモデル作り。
ガサガサと煩わしい看板がなく
遙かダイヤモンドトレイルを遠望しながらの歴史街道は何と言っても魅力です。
智恵を出し合えば、未来は幾重にも拡がってきます。

次回会合は 3/3(土)13〜16時 大野台コミュニティセンター
観光体験ツアーが 3/31 (詳細は後日)
  (写真・報告 Amano Touki)

< 120210 狭山高校1年生の耐寒訓練だーっ!>
 120210 凍てつく寒風をついて乙女達が行く!  120210  ワイワイガヤガヤ、天野山まで・・・  120210  訓練、歴史学習、生物学習、日本の未来について・・・
延々と続く若い熱気に嬉しくなって、ツイ質問。
「どちらの学校? 何処まで?」
皆一様に元気でにこやか、「こんにちは」の挨拶もひっきりなし。
狭山の明日を託す人材、と頼もしく見送りました。

あまの街道(岩室〜西山霊園)3.5km、〜天野山金剛寺7.2km
これに高校から岩室口までの約2kmを加えて、往復すると25km余り。
今時の若者が軟弱だなんて、誰が言ったのですかーっ!

< 120205 陶器山オリエンテーリング >
 ドングリの森近く  掲示板があります

 道端でアオジが啄んでいた!  住宅地が最接近の7丁目地獄通り
A地点 : 岩室方面から入った200mくらいの所、クボタの森を過ぎた辺りです。
B地点 : 最初の休憩所の近く。有志がベンチを作っています。
C地点 : 下今熊の森の中間当たり。斜度10度くらいの5mほどの坂道があります。
D地点 : 三都神社への里道があります。
E地点 : 目下建築中のエコタウンのある辺り。陶器山2号窯跡のある地点です。
F地点 : ドングリの森が目印です。

G地点 : 旧あまの街道同好会の掲示板があります。陶器山トンネルを上がった休憩所があります。
H地点付近 : 話題の「4等三角点」があります。
I地点 : 狭山側が開けた辺り。以前はアオジが人を恐れず道端で落ち穂を啄んでいました。
J地点 : 足元に道路があり,7丁目地獄通りに入る宅地最接近地点です。
K地点 : 7丁目地獄通りの真っ直中。
L地点 : 明るい雑木林が開け、鳥たちのコロニーがあります。
M地点 : あまの街道終点。西山霊園、桜の園が近い。

A〜Mは狭山市消防署の赤いマイルストーン(?)で、
「まさかの時」はこの目印が地点特定の鍵になります。
狭山の消防署は非常時、市域なら5分で到達する事になっています。

< 120205 冬来たりなば、春遠からじ・・・>
120205  赤いコーンは一年になりますが・・・ 120205  ツバサの森の冬の佇まい・・・
B地点休憩所近くの赤いコーンと土嚢3ヶはそろそろ一年になりますが・・・
年度末の予算消化対象なのでしょうか?
それとも、設置はしたけどそのまま忘れてしまった?

人間のそんな思惑には関係なく、ツバサの森はいつもの佇まい。
枯れ葉を落とした木々の間から、足元にまで陽が射し込んで春に備えています。

< 120204 雪にも負けず、風にも負けず〜そんな風に私も生きたい! >
120204  オー、やれやれG地点や〜 120204  何々、掲示板に書いてる・・・ 120204  あれが大津皇子の墓がある二上山です
2月4日(土)早朝 粉雪が舞っていましたが、 厳しい寒さが緩むとともに切角の雪も融け 
穏やかな日差しに覆われた10時半過ぎの陶器山。
たくさんのウォーカーが元気良く歩いていました。

  狭山市役所スタート→ 泉が丘着コース。
陶器山トンネルで堺市側に降り
フォレストガーデンから感鷹寺、櫻井神社、大蓮公園を廻る13km。

掲示板前でダイヤモンドトレールを眺めているウォーカーに 
「陶器山は 始めてですか?」と声をかけると
「もう、何回も来てますよ。 いいとこですね!」

「立春、耐寒、冬の天野街道から鉢ヶ峯の里山を歩く」
  西高野街道観光キャンペーン協議会主催のウォーキングイベントでした。
(写真・報告 amano touki)

< 120202 この冬一番の冷え込みで・・・! >
120202 水たまりも、蹲いも、めだか池も氷結! 120202  枯れ葉一枚残しません!
明日は立春だというのに、この寒さ!
ゴーゴーと梢を揺らして枯れ葉一枚残すまいと、寒風が吹き荒れていました。
昨日の雨の名残の水たまりも、踏んでも割れないくらいの氷結です。
温暖化、温暖化と危機感ばかりに駆られていましたが、
春になる前には、矢張り寒くなっておかないと、と
造化の神も気が付いたのでしょうか・・・
こんな朝でも、常連さんはいつも通りです、ハイ。

< 120130 オンタリオに行ったら陶器山を自慢してきます〜♪ >
120117 朝日に向かって歩く
10時頃の陶器山は、年齢構成もバリエイションに富んでいます。
平均年齢65才の常連に、保育所の子ども達、中高生の耐寒訓練、中年ランナー、熟年ハイカー。

今日は、今年アンタリオに交換訪問の高校生・大学生4人+世話係2人に
逆インタビューを受けました。
今の日本の閉塞感を打ち破るのは、国境を意識しない若い世代です。
目をキラキラ輝かせている4人の好奇心と若さに乾杯!

< 120128 下今熊の森の探索 >
120128  コクラン 120128 コクラン 120128 マサキ

120128 サルトリイバラ 120128 フユイチゴ 120128 シュンラン
「1/26 陶器山をどうする?」の話し合いをうけ 
1/28(土)9時にドングリの森に、サブローさんを筆頭に7名の有志が集合。
C地点の眼下、東に広がる下今熊の森を探索し、
米田池周辺の植生調査を始めました。

  草刈、ゴミ拾いをしながら進んで行きました。
落ち葉が厚く 予測したほど見つけることができなかったのですが 
楽しい藪漕ぎ1時間の代償は;−
シュンラン、コクランの稀少植物を数株発見。 
モチツツジ、冬イチゴ、マサキの赤い実もありました。

谷の北側の杣道には サルトリイバラの赤い実がたわわに成っていて 
x'masリース用に 探しているときは なかなか見つからないのに 
「こんなに あったんだ!」とちょっと嬉しい発見もありました。

今回の探索調査で見つかった稀少種の保護のために、
この下今熊の森をどのように保全すればいいのか
ツバサの森で「絶滅した稀少種群落」の二の舞を避けるために
植物専門家のご意見を集めて考えたいと思います。
(写真と報告 amano touki)

< 120126 ツバサの森について; その後の状況は? >
120126  ツバサの森はそのまま残してもらえるのですか?
★都市整備部を訪問
1月26日 10時から約1時間 あまの街道と陶器山の自然を守る会有志が
大阪狭山市都市整備部を訪問。
岡田部長と公園課清水課長に前回11月25日の会談以降の
「ツバサの森」をめぐる状況を聞きました。

@市の買い取りたい意向は 地主に伝えている。
A現在 地主の返事待ち。
Bその後は 価格交渉に入る予定。
との事でした。
(報告; Amano Touki)

< 120126 40ヘクタールの森の保全をどうする? >
120126  40Haの森、一度には無理です・・・
★陶器山をどうする?
1月26日 15時から17時 18名の市民と
鳥山議員、公園課清水課長ほか公園課職員2名の計22名で
  「第3回 陶器山丘陵の里山保全活動」の議題で 意見交換しました。
40ヘクタールの森を下記の3ゾーンに分けて考得る、つまり、

@ゾーン  自然の推移にまかせる、、、手をつけないエリア
A ゾーン 失った緑を復元する、、、、回復エリア(植樹)
B ゾーン 稀少植物の再生を試みる、、手を入れるエリア(枝払い、下草刈)

鳥山議員からはAに関して
  山桜を毎年1本づつ植樹し植樹祭のイベントもして多くの人に参加してもらう、
と言う提案がありました。
何処から何処までをどのゾーンと考えるかなど、検討する課題は沢山あります。
(報告 Amano Touki)

< 120124 もう辛抱できません! >
120124  屋根に樋に庭に、落ち葉が降り積もって! 120124  遂に枝打ちを決意! 120124  序でに7丁目地獄通りも綺麗になりました
遊歩道に最接近の住宅です。
屋根に積もって落ちない落ち葉。
樋にも一杯の落ち葉で、雨水が流れるのだろうかと、
毎朝通るたびに、「気の毒や」とささやきあったものですが、遂に限界!
屋根に張り出していた大木の枝を「ウイーン」とチェインソーでバッサリ。
序でに7丁目地獄通りの堺側の枝も切り払われました。

< 120122 正月は明けましたーっ! >
120122  「46億円のダルビッシュ」を目指して始動! 120122  ダルビッシュも河内の兄ちゃんやで 120122  遂に色づくことのなかったムラサキシキブ 120122  雨にも負けず笹にも負けず〜
ダルビッシュのビッグニュースに
ジッとしていられない河内のボンボン達が走り始めました。
辛うじてユニフォームが身に付いたユースから甲子園狙いまで、
雨上がりの陶器山は、アチラからこちらから若い熱気でムンムン!
「綺麗にしてくれてる道を走らせてもらうつもりで走れ」とコーチの声が聞こえた。
「エーッ!」とついホロリ。

秋の変な気候で遂に色づくことを忘れたムラサキシキブ。
冬枯れの森に鳥たちのポリフォニーが聞こえる。
「アッ、あれはシジュウカラ・・・」
ベートーベンはこんな空気の中で「田園」交響楽を着想したんだ、としばし瞑目。
下笹をスッカリ苅られたドングリの森にももうすぐ鳥たちのコロニーが出来るだろうか・・・

< 120119 ゴミ捨人にお願い >
120119 120119
陶器山は消防署の表記版以外、殆ど看板や落書きがなく、
雰囲気、植生、眺望等、狭山の誇りでもあります。
遊歩道も有志がそれぞれの好みで整備清掃や、ゴミ拾いをしています。

5〜6人の有志がビニール袋を持って毎日ゴミを拾っておりますが
時として、枯れ枝を持ってしても届かない所に引っかかっているゴミがあります。
どうしても持ち帰れないゴミなら、拾える範囲に落として頂けると有り難いんですが・・・

< 120117 2歳から70歳まで耐寒訓練! >
120117 2歳の耐寒訓練 120117 70歳も参加の耐寒訓練 120117 朝日に光る 120117 朝日に向かって歩く
朝日に光る山。
朝日に輝く冬枯れの木々。

この冬一番の冷え込みの朝、近くの保育園から子供たちが山に上がってきました。
ホッペを赤くして走ったり、笑ったり、ふざけたり、落ち葉の滑り台で転げ回ったり。
行き交う大人たちの頬もつい綻びます。

白金も黄金も玉もなにせんに勝れる宝 子にしかめやも
(山上憶良 「万葉集」)

< 120115  新年健康対策始動! >
120115  泉北高速歩け歩け協会が行く 120115
泉北高速鉄道、沿線ウォーク、歩け歩け協会の旗を先頭に 
約350名の団体walkerが 陶器山を通り抜けて行きました。 
泉が丘発、金剛着だと聞きました。 
今日は 大野台の町会(自治会?)も 2組の団体walkerが 陶器山を歩いています。
  グループで走っている学生もいました。 
今日は「陶器山DAY」とも云えるよ〜な陶器山でした。
(写真 ひろこさん 報告 Amano Toukiさん)

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< 120114  ドングリの森の草刈り  >
120114  ガンピやササユリの群落がありました 120114  下草を刈って、復活を祈る
笹やかづらの密生でガンピもヒョロリ、ササユリはどうなったのか・・・
植物博士のサブローさんの呼びかけで、山愛人7人が鎌を持ってドングリの森に集まりました。
兎も角、笹を苅って、足元に光を入れようと。
初夏に美しい風景が見られるか・・・・♪

土曜日に再度、ドングリの森の下草刈りを行います。
草刈り鎌や剪定ハサミ持参でご参加下さい〜♪

< 120113 陶器山にリスが走った! >
120113  猫以外の四つ足の動物、発見! 120114 ツバサの森の冬の佇まい
D地点当たりで茶色の小さなリスが200mほど駆け抜けるのを見ました!
猫は数匹ツバサの森にいるのを何度も確認していますが
リスは。。。。!
陶器山、大野、今熊の先住者タヌキの所在確認も聞いています。
鳥の種類は多いですが、動物はどれ程いるのでしょうか?
一度調べてみようーと。

< 120112 雪隠村、改めエコタウン? >
120112  ソーラー発電のパネルが付きました 120112  120112  盛り土スクエアの9軒の家
あまの公園付近の6軒のモデルハウスにソーラー発電のパネルが付きました。
雪隠村かと見ておりましたが、目指すところはエコタウン?

今熊市民の森の東にも、早くも9軒の家が姿を見せています。

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< 120107 今日は七草粥を食べます >
120107
正月の慌ただしさも漸く落ち着き、日常が始まっています。
おせち料理の残りに飽きてきた頃、七草粥とは世の中、昔からうまく出来ているものですね〜
せり、なずな、ごぎょう、ハコベラ、ホトケノザ、すずな、すずしろ
これぞ春の七草、と言われて千数百年。

日本の伝統は、何やかや言われながら、受け継がれております。
すずしろ(大根)以外はあり合わせの七草で、雑煮仕立て。
世界平和と陶器山の安泰を願って、アフガン青年を交えて食しました。

< 120105 市民寄贈のヤマボウシを植樹 >
120105  木にも裏表がありますから・・・ 120105  小さな公園も木が植えられると風格が!
あまの公園と名付けられた造成地の児童公園の入り口に
市民寄贈のヤマボウシが移植されました。
1mほどの穴を掘り、パーライトや腐葉土をたっぷり入れて
シッカリ足元を衝き固めて着床を祈ります。
移植のために枝を剪定していますので
「今年の春は花は咲かない」、とのことですが楽しみです。

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< 120101  心当てに歩かば歩かん初霜の置き惑わせる落ち葉道かな >
120101 造成地からの初日の出 120101 今年も走ります!
明けましておめでとうございます。

初日の出を待ちかまえましたが、残念ながら曇り。
タイミングを計っているうちに、
雲がうっすら明るくなって、金剛山の右手に上がっていました。

白い息を吐いて走り去る一軍。
今年も走ります。
今年も陶器山の日々を折に触れ書いていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

< 111228  愛しい森よ・・・ >
111228  アフガニスタンの山河 111228  ささやかな愛しい森よ
アフガニスタンからの若者がホームステイ中です。

遙かに大きい国ですが、多くの種族の切磋琢磨する難しさと
あたら資源を持ちながら、活用できず、それ故に他国の介入を受けて
自力では動けない無念の国情を知りました。
タリバンが跋扈する前のアフガニスタンは美しいオアシスが拡がる国だったと、
美しい青年は唇を噛み、目を潤ませて話しています。

四季折々の、変わらぬ山紫水明に恵まれた日本に生きる幸せを感じます。
霜おく朝、落ち葉を踏みしめて歩きながら、
ささやかな箱庭のような陶器山がひとしお愛おしく思われました。

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< 111224  モデルハウス6軒が建ち上がりました >
111224 陶器山2号窯跡付近、奥はツバサの森 111224 急ピッチの建築
101227 今年初めのあまの街道 101227 今熊市民の森に続く尾根、左はツバサの森 101227 左はあまの街道、右は第三小学校側、奥はツバサの森
キリ土エリアに6件のモデルハウスが建ち上がりました。
一年で景観はこんなにも変わりました。
これからどんな風になっていくのでしょうか?

「陶器山・春夏秋冬」のページ更新

< 111222  公園課と里山保全活動の現地踏査 >
111222 冬至の木立 111222 ドングリの森に着きました 111222 下今熊の森近辺、陽が届くように・・・ 111222 B地点ベンチで説明を・・・
先月26日(土)の第一回会合に続いて、
今日22日(木)13:30 鳥山市議、川口民児協副会長、井上前市議を含む
20数名の,市民と公園課職員がクボタ提供地に集合。
地図を片手に、これから保全活動をするエリアを歩きました。

公園と見るか、里山と見るか、自然の推移を見守るか、活動の拠点とするか
色んな考え方がありますが、放置するのは限界に来ていると言う事は共通の認識。

破壊された西室池近辺の植生の復元の為には
ツバサの森の保持と、
三都神社への里道北辺の広いエリアの下草、蔓の除去と枝打ち、間引きにより
先ずは木々の足元に陽が届くようにする事が急がれます。

ささやかな森ながら、手入れをするとなると、3.5kmは中々小人数では追っつかない。
陶器山の恩恵を受けている堺市と狭山市両市の市民協働で進めることが望ましい。

次回会合は1月26日(木)午後3時 消防署トレーニング室
と決めて本日の第二回会合は解散しました。

私有地であるツバサの森の買い取りについては、公園課の判断では動きようが無く
市民としては保全活動だけに捕らわれず、軸足のぶれない活動が肝心と再確認。
吉田市長〜〜〜〜〜!、岡田部長〜〜〜!

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< 111222  冬至の日でも落ち葉の滑り台〜♪ >
111222 今日は一年で一番昼間が短い日 111222 落ち葉の滑り台でキャッキャッキャッ〜! 111222 枯れ葉の季節・・・・! 111222 誰ですか、こんな所に乗り入れる人は!
子供は遊びの天才。
落ち葉に埋まった傾斜地は格好の滑り台。
何度も何度も、登っては滑り、登っては滑り。
「ボク、いくつ?」「ボク、2才〜!」
誇らしげなお兄ちゃんの顔でした。

願わくは、子ども達の来る時間帯に、車の乗り入れはご勘弁!

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< 111215  建設厚生常任委員会傍聴 >
111215  狭山市役所
6月に提出した要望書に関する討議があると期待して行ったのですが
建設厚生常任委員会の傍聴室満席の為、別室で音声のみの傍聴になりました。
本日の建設厚生常任委員会では「乳幼児等の医療費の助成に関する条例改正の件」と
共産党提出の請願書4〜7号(介護保険・年金に関する事項)の委員会討論でした。

議会事務局で下記を確認しました。
11月22日に議会運営委員会でそれまでに提出された要望書、請願書、要求事項等の中で
12月定例会で質疑される議案を選定し
本日は建設厚生常任委員会の扱うジャンルについて討論され
明日は総務文教委員会の扱うジャンルについて討論される事になっている。

デハ、私達の要望書を含め上記以外の案件はどう扱われるのか;−
11月22日の議会運営委員会で、「幹事長会議に付託」と言うことになって
各会派幹事長である諏訪、片岡、鳥山、中井、西尾、薦田の六氏が
12月9日に代表質問の形で質疑。
その結果は12月21日定例会終了後に西尾議長名で
各要望書提出者宛に、文書で返答が送られる、と言うことです。
エッ! まさか、それでおわり???

3度の要望書提出、13,000名の署名簿、全会一致の採択を過大評価して
待ちの姿勢でいたわけでもありませんが、世間知らずと知識不足を
鼻先であしらわれたような、忸怩たる思いがしました。

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< 111214  議会を傍聴しよう >
111214
明日12月15日午前9時半、市議会定例会が始まります。
6月にあまの街道と陶器山の自然を守る会が提出した要望書が
全会一致で採択され、今市議会で討議されることになります。
無関心では何も良くなりません。
傍聴席に座ることで、行政へのアピール、意思表示になります。
是非、市議会の傍聴に参加しましょう。

< 111214  第3小学校マラソン大会 >
111214 到着順に整列! 111214 こだわりベンチが丈夫に模様替え
5,6年生の恒例マラソン大会。
G地点休憩所発着〜西山霊園。
逞しくなった我が子の走りを見たくて駆けつけた大勢の父兄も感動の面持ちで。

「陶器山公園部長」も今日は子ども達が走りやすいように
念入りに落ち葉を片側に掃き寄せていました。
B地点休憩所近くの日溜まりベンチが、これまたこだわりウオーカーが
ベンチを丈夫な角材で模様替え。
100kgの巨漢がドカッと座ってもOKです。

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< 111210  森林ボランテイア・トモロス養成講座終了 >
111210
河内長野市の木根館(林業センター)で最後の課題と終了式がありました。
森林ボランテイアを志す人達のやる気満々の若々しさに驚きました。
何しろ30数人の受講生の8割近くがトモロスに入会。
次回の再会を満面の笑顔で約していました。

河内長野市外である狭山まで遠征してくれるかとの質問に
近々、現場を見に行くと、実に気軽に応じてくれました。
公有地、私有地に拘わらず、間伐、伐採には許可が要るとのこと。
地球環境の視点から、むやみな伐採が二酸化炭素削減効果に及ぼす影響云々。

陶器山については、地権者の同意は勿論必要事項ですが
市の公園課が協働の姿勢を見せていることが、力強い!
22日は新たな視点で、話しを伺いたいと思います。

< 111210  またまた小火(ぼや)騒ぎ >
111210 ベンチの上で火を炊くか! 111210 枯れ葉の季節に・・・・! 111210 雨用の置き傘ですが・・・
悪戯は程ほどに・・・
「火事を起こせば七代祟る」と言う言葉は死語か・・・?

黒山署から直ぐにガッチリポリスが直ぐに駈けづけてくれました。
焦げたベンチが堺市側と言うことで、堺南署に連絡。
素早い対応をしてくれました。

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< 111207  電気代不要の「陶器山ルミナリエ」、完成・・・・ >
111207  モーツアルトのピアノソナタが聞こえませんか〜♪  111210 11月の冷え込み不足で・・・ 111210 ワイワイガヤガヤ〜
漸く冬の冷え込みが続いて木々の葉は日一日と色を変え、山は一挙に「秋色」!
陶器山ルミナリエが完成しました。
木枯らしが吹き荒れるまで、この光のページェントは続きます。
「陶器山・春夏秋冬」のページを更新しました。

< 111206  まちづくり大学研究部環境部会の取り組み >
111117  今は寄り添っている葛ですが・・・ 111117 葛に巻き付かれて絶叫!
先月26日の「陶器山里山保全活動の取り組み」会合の報告会があり
まち研環境部会でも、継続して取り組んでいくことを申し合わせました。

公園緑地グループ清水課長は 
現時市役所が所有している陶器山の土地を、市長の公約通り
公園等に利用することを検討するための説明会である
と趣旨説明をした。

「市所有の陶器山沿いの緑地 39,507平方メートルの整備を市民と協働で進めていきたい。
市民の意見、提案を勘案しながら、活動の場を提供し、より良い緑地保全、整備を進めていきたい。」

公園課が分かりやすい資料を配布し、一歩踏み出す姿勢を見せたことを
大いに評価したいと思います。
次回は
12月22日(木)午後一時半 於 クボタ提供地(A地点〜岩室側)
市民協働の時代では、参加しなければ何も始まりません。
私達の狭山がイキイキと輝く町になるように、 「散歩がてら、ご参加を!」

< 111206  熟年大学ハイキング >
111206  熟大の溌剌ハイキング  111206 今年一番の紅葉 111206 ガヤガヤ話しながらが楽しい
総勢40名の元気な「昔若者」が西山霊園から入山。
紅葉が今一の今年ですが、曇り後時々晴れ間の光が刺すと、流石に「陶器山のルミナリエ」。
ハッとするアングルが展開します。
四季のある日本に生きる幸せを感じる今日の散歩でした。

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< 111205  子ども達のザワメキがこだまして〜 >
111205 賑やかな一年生の遠足〜♪
散歩の時刻が少しずれると出会う顔ぶれも変わります。
今日は一年生の「耐寒」遠足と行き交いました。
黄葉のトンネルを賑やかな声が通り抜けました。

< 111204  陶器山をどうする? >
111128  秋の朝日に照る山モミジ〜♪
11月26日(土)消防署会議室で、公園課と市民が集まり、陶器山について話しました。

公園課より5名、市民10名出席 
9月議会より提案があり
  今熊自然の森の維持管理を今後どの様に進めて行くか
市は 土地の確保のみ行ってきて 整備には手付かずの状況である。
皆様の意見を聞きたい。

この会は 土地買収は 懸案に含まれていないと
初めに釘を刺されました。
意見として

・1年で自然環境が随分変わった。(1haでCO2が5t削減される) 
  ・里山を前提としているが 狭山に唯一の森(5%)を自然のまま残して欲しい。
 森と公園の棲み分けを 管理する市が 強い態度で 決定して欲しい。
・生物多様性と言うが 狭山市は 動物の研究がされていない。
・部分的に里山にするエリアを限定して 実験的に実施してみる。
 枝打ち 蔓除けには 体力が必要

次回は 12月22日(木) 午後1時30分 A地点のクボタ提供地に集合。

どの様に活動を進め、どのような場所で、何から始められるかー
まずは現状を知り 見ながら考えよう、との結論になりました。
多くの人に来て頂き 色々の意見が出る事 期待したいものです。

< 111202  B地点のベンチが新しい! >
111202 竹製のボロボロのベンチが、ア〜ラ♪
B地点の休憩所近くのボロボロのベンチが、シッカリした立派な木製のベンチになっています。
直ぐ近くに立派な休憩所があるから使われなくなって壊れたのか、と思っておりましたが
そこは樹間を通して朝日が差し込む日溜まりスポットなんだそうです。

大きな木を運んで来てベンチを作る人、
毎日ゴミを拾って歩く人、
花壇を作って季節の花を愛でる人、
長い遊歩道の落ち葉を掃き寄せる人。
それぞれの愛し方で、陶器山は人々の心の拠り所になっています。

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< 111130  「陶器山ルミナリエ」の予感〜♪ >
111128 今年は駄目かと思っていましたが・・・
数日の冷え込みで、山は漸く秋色(?)が始まりました。
徐々に緑が明るくなり、樹間を通して仄かな彩りが朝日に映えます。
桜はとうに裸になり、ハゼの紅も精彩を欠いたままですが、
コローが秋を描いたらこんな風だと思える世界が展開しています。
明日からの冷え込みで、黄葉は一段と進むでしょう。
木枯らしが吹き荒れるまで、ワクワク「陶器山ルミナリエ」は続く・・・

< 111126  トモロス森林ボランテイア養成講座報告 >
111127 目立てをするのは・・・ 111127 こんな風に足で抱えて固定する 111127 チェインソーは当てるだけで切れます

111127 抑えると勢い余って足を怪我する 111127 半時間かかって切り倒した木は「ウイーン」で丸太になる! 111127 丸太にしたら1/2に割って 111127 更に1/4に割って薪にする
今回は、午前中 チェインソーの実技。
腰が引けると、チェインソーは重いから、危険だとか。
電源を入れるときは取っ手を足で固定。
必ず機械をコントロールする気構えが大事。
色んな注意事項を胸に納めると、丸太は意外に簡単に切れました。

前回切り倒して2メーター長にした丸太は、今回50cm長にカット。
それを更に1/2,1/4に縦割りして、岩湧山四季彩館の来年の薪になります。
仕事は道具とはよく言ったものですね〜

専業林業先生曰く、森林は間伐、枝打ちをしなければ、確実に衰退する。
日本全国の70%の森林は、間伐しなければいけない。
国からの助成金と共に、皆さんのご協力が必要です・・・
(助成金浸けで衰退した農業・・・・中々悩ましい問題です・・・)

救いは、近大と協力して、バイオコークスの研究が進んでいるとか。
資源がない日本と言いながら、これだけ豊かな森林資源を活用しないで
悲壮がっているのは、何だかおかしい、でしょう?
ガンバレ、日本の林業!

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< 111125 都市整備部長を訪問 >
111125 岡田部長と話し合う「守る会」のメンバー 
「あまの街道と陶器山の自然を守る会」のメンバー4人が市役所に岡田部長を訪問。
第一期造成工事終了後の、特にツバサの森に関する状況、動きについて聞きました。

「地権者の壺井氏は、以前は月1ペースだったが、最近は余り来阪の気配が無く、
来阪時の面会は予測できないが、穏便な電話での話し合いは可能になった。
将来的には、話し合いの対象は壺井氏のみになるようで、
市としては、値段さえ歩み寄れれば、買い取りの意志を伝え、進めたい。
市議の多くも「緑を守る」事についての共感が拡がっており、
市議宛に、情報を纏めて逐次ブリーフィングを行っている。」

要約すれば以上で、何の具体的な進展もないのですが、
「戸惑い」ばかりで『打つ手無し」の印象が強かったこれまでの面会とは
「買い取りの意志」と言い、市議の共感と言い、印象がかなり違うように思いました。

都市整備部としては、狭山池と陶器山を一体化して歩けるよう、考えたいー
単なる通過エリアに埋没してしまわないよう、徐々に市内の旧道の整備も着手したいー
オ〜、狭山全体の活性化の為に、今ある資産を有効に活用する視点に向いているんだー!

それなら、出来ることからボチボチと、手っ取り早く、地産地消。
狭山産物を狭山で販売できるよう、クボタの森(将来的に)を「道の駅」に開放して下さいませ〜?
と、和やかに、狭山の未来を話し合って散会になりました。

< 111123 「陶器山・春夏秋冬」のページ更新 >
111123 ドングリの森からツバサの森遠望 
今年は9月、10月の冷え込みが無かったため紅葉が進まず
コナラもクヌギも何時までも青々。
桜やイチョウが多い町中の方が紅葉も黄葉も綺麗なのに、
秋色の山の景色が中々撮れなくて、秋を通り越し立冬も過ぎてしまいました。

やっと、仄かな秋色の数枚が撮れました。
今年は陶器山の「ルミナリエ」は実現するのでしょうか・・・・?

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< 111123 街道脇のゴミが撤去されました >
111123 デッキチェアとゴミが撤去されました! 111123 狂い咲きの高砂ユリ 111123 今を盛りのグミ
チョット拾って片づけるには、早朝散歩の出で立ちでは荷の勝ちすぎたゴミが
公園課のご配慮で、今朝は無くなっていました。

ドングリの森では、異常気候のため狂い咲きの高砂ユリが・・・
半年に二度も花をつけたりしては、来年のエネルギーが残らないのでは・・・
切角沢山ついたからと、茎を揺らしたらバラバラと種が周りに・・・
来年は芽吹くかな?

< 111121 クボタ提供地に菜の花とレンゲの種まき >
111121 ウーッ 堅い! 111121 雑草のしぶとい根っこをエイッ! 111121 鍬とスコップで溝を掘り、種を蒔いています
3時きっかりに公園課の方が,ゲイトの鍵を開けてくれました。
暇人、好事家8人が三々五々、それぞれ鍬やスコップ、水を持って、クボタ提供地に集まりました。

先ずは鍬でチョンチョンと表土を削る作業。
手強い!
スコップに体重をかけてエイヤッ!
仕事は大勢とはよく言ったもので、8人でかかれば作業は順調。

雑草が刈られたスッキリした広いサイトは、優しそうに見えてかなり手強い。
それでも、1時間半で何とかレンゲ20袋、菜の花30袋の種を蒔きました。
序でに遊歩道沿いの斜面にカタクリ、チューリップの球根も植えました。
春が楽しみで〜す。

< 111119 秋の行事が始まります〜♪ >
111119  名残柿は鳥たちのため・・・ 111119 今年のハゼは・・・ 111119 心なしか精彩がない

111119 槇塚台自治会のウオーキングがあります 111119 B地点休憩所に着いた子ども達 111119 ワイワイガヤガヤ・・・・
矢張り堺市は人口が多い!
1校区の行事にこれだけ子ども達が集まるなんて!
福祉委員の皆さんが通過証代わりのおやつを忙しなく、漏れなく子ども達に配布。
アッ〜大人にも要るんだ・・・・

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< 111118 「 陶器山の花木」が更新! >
111114  ソヨゴの実 ススキもあります
ウオーカー氏の写真の提供があり、久しぶりに「陶器山の花木」のページを更新出来ました。
紅葉は中々綺麗にはいきませんが、季節の移ろいをシッカリ受け止めるモノがあります。
ススキは西山霊園より南に行った所にあるそうです。

< 111118 21日(月)午後3時に葉の花の種を蒔きます〜 >
111118  掃き寄せられた落ち葉 雑草が刈られたクボタ提供地
「陶器山公園部長」の好みが微妙に変わったらしく、落ち葉が中央に掃き寄せられています。
山らしく、秋らしく、落ち葉の上を歩きたい・・・そんな思いが伝わってのでしょうか?

陶器山の北の入り口A地点に、雑草が刈られたばかりの広い空き地があります。
そのクボタの提供地にいよいよ菜の花とレンゲの種を蒔くことになりました。
当日21日(月)午後3時 現地集合。

通常は「立ち入り禁止」ですが、公園課が鍵を開けて立ち会ってくれます。
種は「非遺伝子組み替え体」を使います。
雑草の根がシッカリはびこっている場所ですので、生育が懸念されるところですが、
春に木の間越にレンゲのピンクや菜の花の黄色が風にそよぐのが見られるかも、と思うと嬉しくなります。

狭山市は「市内に花いっぱい運動」を勧めています。
暇と興味のある方は、ご参加を!

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< 111117 公園課の皆さん、出番ですよ〜 >
111117  倒れた境界石 111117 ご苦労さんなゴミ! 111117  今は寄り添っている葛ですが・・・ 111117 葛に巻き付かれて絶叫!
毎朝、あるがままの自然の美しさに見惚れて歩いておりますが、
ふと目をこらして見ると、矢張り人の手が要る事を理解します。

シッカリ立てられているはずの境界石が倒れたり、傾いたりしていますし、
わざわざ時を選んで持ってきたとしか思えないゴミが見つかることがあります。
道端のテイッシュや飴紙は毎朝数人のウオーカーが歩きながら、拾っていますが
脇に入ったところにあるデッキチェーや大きなスチロールの箱は持って行き場所がありません。

若い木に巻き付いた葛は余裕がありますが、
これが年数を経ると、葛の葉っぱが樹幹、樹上を覆い化け物のような姿です。

大型のゴミは堺市側に多く、問題のある木は狭山側に多い。
枯れ木の林立も異様ですし、今なら枯れ木と生木の区別は簡単です。
冬になる前に、枯れ木の駆除と、間伐を!
この際、三者協働で、陶器山クリーン・復活作戦は如何でしょうか?
三者とは勿論、市民、狭山市、堺市です。

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< 111116 中高生のクロスカントリーの汗光る >
111116  高校生が走る 111116 中学生は歩く
先日は幼稚園児が遠足でドングリの森から上がってきていました。
先生の制止も聞かずに駈けだして、転んで泣き出すのが1人はいる。
簡単に起こしてもらえないと分かると、ガバッと立ち上がって又駈ける。

今日は帝塚山学院の中高生の合同クロスカントリー。
先頭集団は先を競って真剣に走っていましたが
流石に数百人の規模になりますと、後の方は和やかに談笑しながら・・・
「オーイ、君ら寛いでいる場合やないやろ」
行けども行けども、学生の「こんにちわ」の挨拶が続く。

陶器山は彼等の原風景となる・・・

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< 111112 河内長野森林ボランテイア養成講座 実技編 >
111112 伐り口は水平に入れる 111112 上で枝が引っかかったら、木を回す 111112 ロープを引っ張れーっ! 111112 それでも駄目ならロープの方向を変えろ

111112 2m長に伐った木を林道まで運び出す 111112 生木は思いと軽トラが唸っとります 111112 ヤレヤレ、本日の予定終了
二度目の実技演習で、物々しい出で立ちはひたすら安全対策。
A〜E班までリーダー2人を含み6〜10人のグループが
各持ち場で5〜6本の木を伐りました。
斜面に足場が不安定な山で、水平に伐ることがこんなに難しいとは!

伐り役が伐り口と追い口に没頭している間に、
他のメンバーは「もやい結び」のロープを出来るだけ、対象の木の上部に掛け
ロープ中程をを滑車にセットし、山側に足場を固めて、引き倒す準備。
上の方は枝打ちをしていませんので、周りの木の枝に引っかかって、
追い口から十分に伐られた木も、倒れようとして倒れられない!
リーダーはすかさず倒すの方向を変えるべく滑車の位置を替え、
ロープを逆方向にセット。
ロープを引っ張るとあっけなく、15〜20mの木がドーンと倒れる。
思わず拍手!

倒れた木に駆け寄り、枝を払い、2m長に丸切り。
=鋸は使うときだけ鞘から出し、使わない時、移動時は必ず鞘に収める=
「山の深刻な事故はこんな些細な注意事項を失念して起こる」のだとリーダー。
遊山気分がピリッと引き締まる。

軽トラの待つ林道まで1kmもないのに、伐ったばかりの木は重かったー。
日本の林業の衰退は、運び出しのコストが原因だと、林業専業先生。

然し化石燃料問題を考えると、山林資源の豊かな日本で間伐材を
無駄に山で朽ちさせるのはいかにも勿体ない。
効率的にバイオチップにする経路は出来ないモノか。
手っ取り早いのは、林道の整備・・・

次回は、そうした問題対策とチェインソーの使い方。
ガンガンの肩こりが、ズシリと食い込む5本の丸太運びで、
何やりスッキリして帰宅致しました。
次回が楽しみで〜す♪ 

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< 111110 ♪〜風吹けば 化粧始めよ陶器山 あるじ無きとて 秋な忘れそ〜♪ >
111109 冷え込み不足で照り葉とは言えない・・・ 111109 コクラン、ササユリが群生していました 111109 朝日に輝くツバサの森

111109 仄かなルミナリエの兆し 111109 綺麗に草が刈られたクボタ提供地 111109 イッパシの風格を感じさせる・・
意外と落葉樹はあるはずなんですが、今年は秋の冷え込みが今一で紅葉も遅い。
鮮やかな赤い落ち葉の筈が、イエロウ・・・
昨年はコクランやササユリが群生していた所に植えられた苗木も息も絶え絶え・・・
冬になったら、ドングリの森の苗木を移植しようという声が上がっています。

朝日を受けたツバサの森は、ささやかな水面に裾模様を映しイッパシの風格があります。
先住者のタヌキくらいは居てくれるかもと、期待したり・・・
出所不明の目撃情報もありますが・・・

産廃の埋め立て地というクボタの提供地の雑草が綺麗に刈られました。
結構広いエリアですが、今は立ち入り禁止。
ここに菜種とレンゲの種を蒔こうという話が持ち上がっています。
勿論、非遺伝子組み替え体のものです。
春になれば、樹間を通して、「菜の花の記」なんて、お洒落!

< 111107 自然環境を守る活動説明会 >
111106
広報11月号の「情報のページ」に活動参加者の募集案内が出ています。

「陶器山丘陵などの自然環境を守る活動や里山づくりなどの保全活動に
感心のある人を募集しています。

活動内容は、森の管理、植栽、森とのふれあいに関すること、
森の自然保護、山林の防災・保安・利用モラル向上に関すること、
森の学習・調査・研究の場の提供などを予定しています。

活動内容などの説明会
とき: 26日(土)午後2時から
ところ: 消防署トレーニング室
申し込み: 18日(金)までに公園緑地課
問い合わせ: 公園緑地グループ

陶器山は「森の年齢」的に、50年頃の今が一番ピークに当たるとか。
このまま手入れをしないで放置すると衰退の一途。
皆の森を何時までも、このまま美しい憩いの場であり続けられるよう
市役所に任せっぱなしではなく、皆の協力が必要です。

活動するには、それなりの知識がなければ、役に立ちません。
心あらん者、26日に消防署トレーニング室へ!

< 111106 キノコを展示しています >
111106  槇塚台自治会有志の下見ハイキングの皆さん
B地点の休憩所に展示しているキノコを見るウオーカー。
次々に覗いて、驚いたり感心したりしてくれました。
「へーっ、こんなに沢山あるん?」
「昨日、採ったって? 雨の中?、ヘーッ!}
(詳しくは次ページの「あまの街道沿いのキノコ」をご覧下さい)

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< 111105 雨天決行のキノコ探訪 - キノコ >
111105 111105  111105 111105 111105 111105 111105
< 写真の上でクリックすると拡大します >
この他はB地点の休憩所に展示してあります。
キノコの詳しい情報はサブローさんの「陶器山の自然」http://tohki.weblike.jp/ へ

< 111105 雨天決行のキノコ探訪 ー オ〜健気な稀少種達! >
111105 あまの美し草 111105 ショウジョウバカマ 111105 コクラン 111105 キリンソウ
< 写真の上でクリックすると拡大します >
陶器山の槇塚台側の森で見つけました。

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< 111105 雨天決行のキノコ探訪 >
111105 ルーペでキノコの裏ヒダをチェック 111105 雨にも負けず・・・ 111105 エーッ、これもキノコ? 111105 エ〜と、これは何かな?
2度も続けて中止はしたくないと、雨天決行!
サブローさんについて熟女3人が物々しい出で立ちで、イザ!
残念ながら、目的のツバサの森は雨でジュクジュクのため予定変更。
あまの街道沿いを中心に歩きました。

博士の説明を聞きながら2時間余り街道沿いと槇塚台の森を探訪。
雨の森は、釣瓶落としの秋の空。
3時過ぎにはもう薄暗い。
サブローさんが持参の図鑑片手に、B地点の休憩所で名前をチェック。
40種を特定して、ベンチに展示しました。
小さいキノコは薄暗い中、特定不能でした、残念!

< 111103 陶器山、秋景色 >
111103  秋色仄か・・・  111103 芸術の秋、ミニギャラリー  111103  陶器山一のダンデイガイ 
昨日も今日も温かい狭山では、中々紅葉が進みませんが
桜ばかりは季節を忘れず、其処ここに仄かな秋色を見せています。
芸術の秋を先取りして、名物画家がミニギャラリーを開催。
希望者にはその場で、ササッと描いてくれます。(写真右端に座っている人)
芸術の秋はファッションの秋でもあります。
陶器山一のダンデイガイもオータムファッションで闊歩。

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< 111103 沿道市民に告ぐ >
111103  わざわざこんなゴミを捨てに?  111103 ゴミ収集日に出す方が簡単では?  111103  ポイ捨てを見てる子供が真似をする 
選挙とゴミは民度のバロメーターです。
立派な家に住み、格好良く歩いていても、地域にゴミがチラホラあるのは
捨てる人が居て、片づける人が居ないから。
「日本で4番目に住みたくなる町」、と言われたのはツイ数ヶ月前のことです。
住民が本当にそう思えるよう、綺麗な町にしたいものです。

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< 111102 東北の茜色の森 >
111030 桧原湖畔の森 111031 五色沼の森 111101  観音沼森林公園の黄昏 
3度目の福島県訪問は、裏磐梯〜那須白河コース。
異常気象の所為もあり、「錦織成す唐紅」、とは行きませんでしたが
それでも、関西に比べれば、圧倒的な山国の秋を堪能できました。
大勢の紅葉狩りの団体客がカメラを構え、談笑しながら、歩いていました。
「原発事故がなければ、人出はこんなものではないと」、無念の声が聞こえました。

それでも「カナダのメイプルロードよりエエよ〜!」と言う声が上がるほどの数時間。
紅葉街道の距離はカナダに負けても、多様に織りなす「絵羽模様」の華麗さは日本の山なればこそ。

森の他は何もないという森林公園。
国道や県道に出れば、「道の駅」にその地の産物が並んでいる・・・
規模の差はあれど、陶器山もあんな風にいかないものか。
小さな市域に40ヘクタールの森林公園〜なんてステキじゃありません?

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< 111025 陶器山の薪争いについて >
111021 歩きやすくなった杣道
10月22日に陶器山全体の自然公園化を提案した記事の中で
「泉州・河内の薪争い・・・」に触れました。
古いことをいい加減に書いているのでは、と言う声に押されて調べました。

近くは「狭山市史」II p.73,74(門脇禎二監修)、
チョット古くは「狭山町史」p.89〜91(末永雅雄監修)、
もっと古くは「日本三代実録」(新訂増補国史大系)が両書の原典です。

「貞観元年三月条
四日庚申遣左衛門少尉正六位下紀朝臣今影右衛門大志
従六位上桜井田部連貞雄麻呂於河内・和泉両国弁決陶山之争
貞観元年四月条
廿一日丙午・・・・河内・和泉両国相争焼陶伐薪之山
依朝使左衛門少尉紀今影等勘定為和泉国之地」

つまり, 859年3月4日に和泉・河内で陶器山の薪争いの訴訟が持ち上がり
正六位と従六位の政府高官が派遣され、4月21日に陶器を焼くための薪を伐採する陶器山が
和泉の国の地だと裁定された、とあります。

古墳時代には全国に須恵器を供給し、下っては調(税金)として土器を納めておりました。
盛んな土器生産のために陶器山地域で薪材が減少して起きた現象で
両国の国司の調停でも収まらず、中央政府から武官が派遣されるほど激しい争いだった・・・・
何時の時代も、庶民は逃れるより、責務を果たすことに懸命になるんですね〜

古い時代ですので泉州ではなく和泉国ですが、いい加減な思いつきではありませ〜ん。

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< 111023 キノコ探検ツアー案内 >
110929 ツバサの森遠望 110929 あまの街道沿いのキノコ 110929 
前回は雨のため中止になりましたが、熱意に応えて「キノコ探検ツアー」再企画のお知らせです。

集合時刻 :11月5日(土)午後一時
集合場所 :G地点近くの休憩所(イカリ寿司を上がったところ)
参加装備 :長靴、虫除けグッズ、採集籠、軍手、スパッツ、手洗い用タオル等
探検場所 :ツバサの森

因みに、ツバサの森とは、
売り出しの幟がはためいている造成地の北側から、
十数メートル切れ落ちた所に西室池がありますが
その西室池を抱えるように拡がる起伏に富んだ森で、
三都神社への里道までのエリアで、広さは約12,000u。
地権者ゆかりの名称を拝借して、勝手に命名しました。
意味深ですが、ロマンがあって、中々良い名前でしょう?

この企画はあくまでも、自己責任がモットーの「身近な秋の探検」です。
どれだけ沢山の種類のキノコを見つけられるでしょうか?

< 111023 ホトトギス咲きつる方を眺むれば・・・ >
111023  ただアカツキの露ぞ残れる〜♪
秋の使者が一もと、西山霊園の杣道に楚々と咲いています。
2日間の激しい雨に、慌てて顔を出したような・・・
陶器山の美しい時が始まります。

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< 111022 追加提案 自然公園という案 >
110415 萌葱色の森
「あまの街道・陶器山の自然を守る会」は7月27日付けの市議会議員宛に
陶器山の自然を守るための7項目の提案書を提出しました。
以後、順次議員の方々を議員控え室に訪問致しましたが、
先日の北村議員の他は、残念ながら、さしたる反応もありませんでした。
全ては、当該地が「私有地」であるという難しさにあります。

7月27日の提案項目は;
1.市街化区域への逆線引き
2.ナショナルトラスト
3.ノーブレスオブリージュ
4.市の所有地との交換
5.景観条例の策定
6.税制上の特例(減免)
7.あまの街道沿いの20m幅の現状保存

これに加えて下記を提案項目としたいと考えました。
8.自然公園指定

自然公園法(しぜんこうえんほう、昭和32年(1957年)6月1日法律第161号)は、
優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより
国民の保健、休養及び教化に資するとともに、
生物の多様性の確保に寄与することを目的(第1条)として定められた法律。
とウイキペデイアにあります。

カテゴリーは民有地、公有地を問いません。
大阪には交野森林公園があるだけですが、兵庫県は沢山あり、
広さとしては、53haのひよどりごえ森林公園に類似の様相が想像できます。

堺・狭山にまたがる40haの森林域として考えると
あるのは森林だけという贅沢空間は、堺にとっても魅力的な事は間違いありません。
遺跡、歴史遺産は数あれど、森林公園というリッチエリアは堺市にはありませんから。

歴史的にも、陶器山は堺の方に帰属意識が高いのかも知れません。
全国の古墳に須恵器を供給していた頃、燃料の薪を争ったことがありましたが
時の政権は、陶器山の薪は河内(狭山)ではなく泉州(堺)のモノであると判決しました。

現在でも、陶器山の尾根道に上がってくる杣道は、
9月6日に復活した杣道づくり作業でも分かったことですが、圧倒的に堺市側からが多い。
昨日今日の杣道でも、獣道でもなく、
ずっと長く日常的に(薪採り用)生活道路として使われてきたことを証明しています。

又近くは、泉北NTの造成に当たり、
堺側が、陶器山の尾根筋から60m幅の緑地を残す見識を示したのに対し
狭山側は、私有地は市街化区域としてそのまま残され、現状の惨状を呈しています。

となれば、この案は堺市役所にも持って行って、総合的に扱ってもらう・・・・?

狭山と堺の市役所公園課が密にコミュニケイションを取り合って
両市にまたがる自然公園が実現すれば、何とステキなことでしょう!

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< 111021 未だ描きそめし秋模様、桜の葉ずえに見えしとき・・・ >
111021 春も秋も、季節の先駆けは桜 111021 秋の朝日に照る山モミジ〜♪ 111021 マドンナ達の陶器山・・・
111021 歩きやすくなった杣道 111021 切り株はもうありません 111021 踏みしめられた杣道
陶器山もボチボチ秋色に染まり始めました。
劇的な変化は、春も秋も日本では矢張りさくら。
冷え込みが一度来れば、未だ地味色の紫式部も、ピラカンサスも、ハゼも
鮮やかに『唐紅にみずくくるとは・・・・」となる。
産廃投棄地だったという『クボタ提供地」にレンゲや菜の花の種を蒔こうという声があります。
春になったら・・・楽しみです〜♪

9月初めに公園課と一緒に作った下今熊地獄通りの杣道。
中々しぶとい切り株があって、歩きにくかったのですが
米原さんが鍬を持参で処理してくれました。
今朝歩いてみましたら、写真では分かりにくいのですが、切り株はなくなり
とても歩きやすい山道になっています。

< 111019 造成地東北の9戸の新造生地の今 >
111019 第3小学校西部の里道 111019  ビオトープじゃなかったのか、南谷池の現状! 右は第3小学校 111019 サンタウンを望む工事現場俯瞰 左前方は下今熊の森
111019 谷が埋まりました 向こうの台地は102戸の造成地  左は第3小学校 110804 大阪府自然環境保全条例の適用看板 110804 (右の写真と同じ場所・工事開始前)ここに9戸の家が建つ
あまの街道から見える造成工事は終了し、販売開始の幟がはためいています。
その向こう、第3小学校の東北部の谷底を造成して、9戸の街区が出来るという現場を見てきました。
8月4日にお知らせした「大阪府自然環境保全条例の適用看板」があったエリアです。

下今熊への道路の高さまで嵩上げされ、既に街区の姿が出来ています。
数メートルの段差がある北の空き地も整地している様子。
ここに洗濯物がはためく街区が並び建てば、
市役所が言うところの「今熊市民の森の景観云々というサンタウンの民意」とやらは・・・

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< 111017 ツバサの森保護 ・ 進捗状況は如何に? >
110627 岡田都市整備部長を訪問
(写真は6月27日に市役所を訪問したときのものです)
昨日、「・・・守る会」の窪田さん、小谷さんが市役所で都市整備部の岡田部長 清水課長に面会しました。

岡田部長の話は次の如くでした。
1.ツバサの森の買収について:
ツバサの森の地主、壺井氏は月に1回は来阪されているとの情報がある。
人を介し 場所を設定して面談したい。 
市としては、下記の申し出をしたいと考えている。
1.ツバサの森のご寄付のお願い(今熊4丁目655-1 約12,000u)
2.それが叶わないなら:−
   1.ツバサの森全部を市が公定価格で買い取る。それも叶わないならば
   2.沿道水平20メーター幅以上の購入(公定価格で)

2.緑のまち作り基金(あまの街道・陶器山の自然を守る会の提案)について:

市と民間が一体で募金をすると、これは基金になる。
基金は入ると公金になり 契約者は市長になるので、公定価格でしか買えない。

不足分を募金で補うならば 
NPOなら募金の賛同者があると思われるが、個人名では無理であろう。

以上の如くで、現時点のさしたる進展は感じられませんでしたが
岡田部長が 壷井氏との面会を現実的に考慮していることが分かり、これは大いに評価したいと思います。 

13,000余の署名簿、4度の要望書提出、数度にわたる市議への働きかけ後も、馬耳東風と受け流されて、
暖簾に腕押しの忸怩たる思いでおりました。
9月20日の北村市議のコメントに続き、今度は行政サイドの反応が感じられ、仄かに嬉しく思いました。

毎朝、工事終了間近の第一期造成地(新町)を横目に見ながら、
「もっとゆっくりやれ、もっと丁寧にやれ」と思っていたものです。
工事が終了してしまうと、ツバサの森を見に来る人がいないか、
つまり、第二期工事を示唆する何かが出てくるかと、ハラハラしているのです。

思えば、私達の活動は自然破壊の工事が第二期に及ぶ事を
何としても止めてもらいたいと願って始めたものだからです。

グッチャンによれば、陶器山40haの緑は、二酸化炭素200トン/年の削減効果があるそうです。
景観だけの問題ではなく、地球人狭山モンの誇りの見せ場です。
切角今まで残ったこの陶器山の森が、子孫の代にも身近な自然としてあり続けますよう、祈ります。

< 111017 Who are you? >
111017 君は一体何物だ?  111017 これでもキノコなのだ・・・!
土砂降りの一日が明けたドングリの森近くの街道沿いで、奇妙なキノコ(?)を発見。
キノコのようで、キノコではないのか・・・・?
2cm〜10cmサイズが其処ここに顔を出していました。
そうかと言えば、押しつぶされたような焦げ茶色のキノコが犇めくように、抱き合うように・・・
自然はまだまだ奥が深い・・・!

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< 111017 ソーラー発電、ウフフフウフ〜♪ >
111006 ソーラー発電準備OK 
経過報告。
今月7日に、我が家でささやかなソーラー発電が開始しました。
少しでも太陽の光があると、ブルーのランプが点灯して発電しているのが分かります。
言うまでもなく、夜は太陽は地球の裏側ですから、発電しません。

「ウフフフフ〜♪」の訳は・・・

発電量より、使用量が多いと、ランプの色が昼光色に変わり、関電の電気を使っていることが分かります。
3箇所にチェック時点の発電量、使用量、残量の数値が出ますので
冷蔵庫、冷凍庫、PCなど、コンセントを抜けない器具の基本使用量が分かりますから
ヒーター、室内灯、エアコン、レンジ、風呂など、スイッチオンのその都度
使用電力の数字をチェックしたくなる!
結果、省エネ努力で、「地球に良い!」と清々しい贖罪感。

もう一つの「ウフフフ〜♪」は
ささやかな発電ながら、昼間、殆ど電気を使いませんから、
関電に我が家の電気を「売れるのです〜♪」
しかも、関電から「買う価格」より、関電に「売る価格」の方が遙かに「高い!」

最初は、菅前首相の「脱原発」提言応援だけの思いでしたが、
今は「ウフフフフ〜♪」の数字チェックで、楽しんでおります、ハイ。

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< 111015 トモロス(森林ボランテイア)養成講座 受講報告 >
於 : 岩湧山四季彩館
111015 トモロス受講受付 111015 森林作業の安全と森の種類の講義
(写真は「森林ボランテイア養成講座ニュースNo.1]より拝借しました。
土砂降りの2度目の講座は、またも実地作業が出来ず。

午前は大阪府森林災害防止協会による「森林作業に於ける安全確保について」。
労働災害の発生は、何と林業が一番多いのだそうです。
4日以上の休業を含む死傷者は、厚生労働省「労働災害発生状況」に依れば
平成22年度で2,149名(内死者59名)。
然し多くは単純ミス、不注意によるモノで、基本を守れば避けられたはず、だとか。
何であれ、仕事を舐めてはいけない!

午後は大阪府森林組合による、森林の概況と林業経営の実情。
人工林、天然林を問わず、日本の森林の90%は民有林であり、
森林は人の手を加えることで、健康に保全されると言うお話。
外材に押される一方の日本の木材の高値の原因は、色々あるが、主として搬出のコストにあり、
搬出用軌道を敷設出来れば、という現場の切実な声が聞こえました。

これは、過日、竜泉里山クラブを見学した際、
陶器山の竹や間伐材を竜泉里山クラブで竹炭や木炭にしてもらえるかとの問いに、
間伐材は現地処理がベターだと言われたことにも、規模は異なりますが、符号します。

次回(晴天なら)は、檜や杉の実際の間伐作業があります。
山師の出で立ちで、イザ!

< 111014  キノコ探訪、中止のお知らせ >
111014 雨続きで、キノコ探索は中止します〜
雨のキノコ探しは結構たいへんですので、今回は残念ながら、中止と致します。
次回は未定ですが、雨上がりの状況次第で、改めてお知らせします。

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< 111010 世にも破廉恥な被災地への支援費請求 >
110908  朝日新聞夕刊の記事(i面トップ)に驚いた!
東日本大震災で福島、宮城、岩手の3県を支援した自治体が、その経費を3県に請求?
冗談でしょう?
初回申請は22都道府県で合計44億円!

ジッとしていられない人達が、寝袋持参、手弁当のボランテイアで駆けつけ、
(筆者参加レポートを6月12日と 7月16日に既報)
社会福祉協議会や、市の職員は出張扱いで出かけた筈です。
食事はそれぞれが途中のコンビニや、開いている商店、食堂で、自弁で賄ったのです。
バスでは、商店や企業の協賛というお茶やジュースが配布され、感激したものです。
現地の炊き出しの食事も勿論頂きましたが、
多くは「支援物資」だった筈です。

沢山の市町村が、無償で支援に行ったのではなかったのでしょうか?
だから、皆、感動と充実感の高揚で誇りを感じ、自信も持てたのではなかったか。

エッ! 何かの間違いでは?
こう言うのを「連れション的火事場泥棒」というのではないのでしょうか?
広島の2600万円〜東京15億円!
エーッ、恥ずかしくないのかしら・・・・・
まさか、狭山の社協さんはそんな請求、してませんよね〜?

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< 111007 北村市議のコメント >
110906 復活した杣道を歩く 110906 意外に簡単に道ができた!
9月20日の総務文教常任委員会で北村市議が「市民の森の位置付け」と共に
「あまの街道の緑の保全」について発言された事は非常に嬉しいことでした。

私有地という難しさは理解しますが、
4度の要望書、署名簿、数度の市長面会、市議へのアピールを続け
6月議会では、全会一致で4度目の要望書が採択されたモノの
行政、市議からの正式な生の声が聞こえませんでした。
10ヶ月目にして、初めての反応が聞けたわけです。

初めての反応に感動はしたのですが、若干の齟齬を感じています。

9月6日に復活した迂回路は、あくまでも緊急避難路のようなモノで
当然ですが、恒久的な位置付けにはなりません。
毎日踏み固めていますので、随分歩きやすくなってきました。

堺市側には同様の杣道(そまみち)がそれこそ無数にあり
晴海台、槇塚台等、何処からでも陶器山に上がってこれるほどです。
9月6日の杣道は、そんな元の杣道を繋いだだけですから2〜3時間で出来たものです。
新しい道を作ったのではない、つまり生態系を乱す「工事」ではありませんでした。
足元の雑草を払い、徒長枝を伐って、人1人が通れるように広げただけの道なのです。

開発を許可し、消えた緑を補う脇道を造って「緑のトンネルでござい〜」では本末顛倒です。
陶器山を拠り所にする虫、蝶、鳥がいて、人間がいる。
その全てが依って立つ森があると言うこの環境。
点や線ではなく、マスとしての緑(森)を残さなければいけないという私達のスタンスは変わりません。

早朝散歩の朝日の直撃対策だけではなく
未来の狭山、これからの日本を担っていく子ども達のためにも
このささやかな陶器山の森一つ守れないでは、日本人の恥や〜!

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< 111007 ソーラー発電開始! >
111006 モジュールを設置 111006 ソーラー発電準備OK 
6月の菅直人前首相の命がけの「脱原発」提言に呼応して
しがない我が家でもソーラー発電導入を決意。
決定から工事開始まで2ヶ月待ちで漸く、今日設置完了。
ささやかな発電が始まりました。

人の月給ほどの日給をとる超エリートが束になってかかっても、
3月11日から半年以上になる10月でも未だ、竹槍戦法しか対処できない原発は
実用には適さない、と言うのが我が家の結論です。

< 110929 キノコ探検ツアー案内 >
110929 ツバサの森遠望
110929 あまの街道沿いのキノコ 110929  110929 
キノコ博士のサブローサンが「キノコ探検ツアー」をしてくれます。
10月15日(土)九時にG地点近くの休憩所(イカリ寿司を上がったところ)に集合。
長靴、虫除けグッズ、採集籠、軍手、長靴、スパッツ等をお忘れなく。
あくまでも、自己責任がモットーの「身近な秋の探検」です。
どれだけ沢山の種類のキノコを見つけられるでしょうか?

< 110929 秋の風景 II >
110929 羽根を休める黒アゲハ 110930 久しぶりのキンさんギンさん 110929 G地点掲示板を見るウオーカー
110929 すっかり大きくなりました 110929 植栽の始まった児童公園
I地点付近で、少し小ぶりの黒アゲハ(と言っても15cmくらいはある)を見ました。
見とれていると、久しぶりにキンさんギンさんが「お早う」とにこやかに通り過ぎて行き、
G地点の休憩所を過ぎると、ウオーカーが熱心に掲示板を読んでいます。
ドングリの森の苗木も夏の陽を一杯受けたお陰ですくすく成長。
間引きが必要な混雑ぶりです。
街道沿いの児童公園では植栽が始まりました。

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< 110925 里山の保全活動 II>
110925 竜泉里山クラブのレクチャー 110925 竹炭液抽出装置も手作りです 110925 手作り窯で竹炭を焼きます。
110925 土窯では木炭を焼きます 110925 上質の木炭、竹炭を焼く高圧窯です 110925 風力発電で最大1.5kwの発電が可能です
まちづくり研究会環境部会の特別勉強会が今日9月25日現地でありました。

竜泉里山クラブは自然環境保全と資源の循環型利用等を目的として1998年に設立。
富田林竜泉、千早赤阪村、富田林市、大阪狭山市、堺市南区をフィールドとして活動しています。
平成19年には吉田友好市長から、感謝状も贈られました。
私有地の一角を、地主さんのミカン畑の採果作業を条件に、無償貸与を受けた
何とも答えられない「大人の遊び場」(と言っても、かなり広い!)といった風情です。

手作りの横型改良窯2基、土窯1基、竹酢液蒸留窯1基、高熱窯1基、風力発電機1基、
太陽光発電機、雨水浄化設備を駆使して、朝9時から午後3時まで、充実の日々を楽しんで居ます。
クヌギ、栗、コナラが林立するエリアには栗の実を狙ってやってくるイノシシ除けの罠もあり、
木陰には椎茸の栽培の室(ムロ)もありました。

備長炭や菊炭に適した大きさ(せいぜい10cm経)になるまで4〜5年かかるウマベ樫やクヌギより
毎年必要大に成長する竹の方がこうした施設では適しているとか。

陶器山のナラやクヌギは生長しすぎて、需要に適合する炭にはならないんだそうです・・・・!
しかも枝打ちや手入れを受けずにきた樹木は曲がりくねっていて、
窯にキッチリ入らない為、炭用としては使われないとか。
陶器山の木々は、間伐しても炭用としての材にはならないことが分かりました。

間伐材、下草等は撤去せずに置くと自然の肥料となって森を育む事になるのだと
言われて、奈良の春日の悠久の原生林を思い出しました。
現代的には、バイオチップとしての活用法もあるはずですが、
これについては、10月15日の河内長野森林ボランテイア「トモロス」の養成講座で。

< 110922 4等3角点を見つけた〜 >
110922 狭山の最高地点・・・! 110929 三角点の認識番号036 021・・・? 110922 確かに「国地院」の刻印がありますが・・・
意外に近場にありました。
H地点近くの鳥類説明版「ヤマガラ」の、堺側のマウンドを2〜3m上がった所。
国土地理院のHPの位置表示は「晴美」となっています。
クヌギ、コナラの鬱蒼とした森の足元、「イササムラタケ」の中に慎ましく座っていました。
GPSで位置確認をする現代、昔のように「点の記」設置の大仕事はないはずですが
この3角点、意外に新しいのが気になります。
ともあれ、4等3角点。
全国のピークハンター、来たれ!

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< 110921 里山の保全活動 >
110906 杣道歩きの楽しさ 110729 光が届かず立ち枯れた桜
河内長野森林ボランテイア「トモロス」の養成講座を受けています。
12月10日まで6回あります。
初日の19日は生憎の雨で、フィールドワークは残念ながら中止。
6時間みっちり、岩湧山を軸にした森林の仕組み、森林・竹林の生態についてのお話がありました。

森林は人手が入らないと樹勢が衰え、生態系の維持も難しくなってくる。
間伐や下草を払って光を入れることで森を蘇らせるー
つまり人との共生によって、里山は健康的に維持されるーと言うお話でした。

陶器山は今、とても美しい。
里山としての役目を終えた山の木々は、伐られる事もなく鬱蒼として、
その美しさは今がピークだと地の人は言います。

私達の世代は、地球資源を好き放題に使いまくって公害を次々に生み出し
財源の倍の国家予算を組んでしか国を動かせない事態にし、
子孫の代に1000兆円の負債を押しつけています。

せめて居住域のささやかな森を守ることくらいはさせて欲しい。
その為に何が必要なのか、何をしなければいけないのか、
ソーラー発電導入のほかに、私に出来ることは何なのか・・・と。

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< 110918 秋の風景 II >
110918 汀に草がシッカリと 110918 電線が張られました
先日来の雨にも、吹き付け工法で固められた西室池のノリ面は崩れませんでした。
汀には水草がついて、土留めの役目をシッカリと果たしています。
造成地では、電柱が一日で設営され、今日は電線が張られていました。
造成から始まった新町なのに、どうして電線や上下水道、ガス管などのライフラインを
地下埋設にしなかったのでしょうか?
ともあれ、後は家が建つのを待つばかり?
いえいえ、地盤が固まるのを待って下さ〜い?

< 110918 秋の風景 I>
110918 大野台4丁目の歩こう会 110918 いぬはぎ 110918 梅のような実がポタポタ・・・
雨上がりの爽快な日曜日、大野台4丁目の30〜40人が賑やかにハイキング。

そう言えば、4丁目の老人会は凄い!
毎朝、東大池公園でグラウンド・ゴルフをしていますが、
毎回、自前の掃除用具持参で1時間ほどかけて、事前にグラウンドの整備を欠かしません。
お陰で、公園はゴミも余計な草むらもなく、丸で上等のゴルフ場のようになっています。
しかも、活動日は子ども達が使う土日以外のウイークデイ、と徹底しています。
老人会の鑑に脱帽ーーー!

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< 110917 市議会傍聴記 >
9月定例市議会傍聴    
9月定例市議会が下記日程で開会中です。
1日(木) 開会
12日(月)代表質問
13日(火)個人質問
15日(木)建設常任委員会
20日(火)総務文教委員会
26日(月)再開(最終日)

12日には、鳥山市議が「自然と歴史」という観点から
「狭山池の水質維持設備バッキ問題」と共に、
「地域の特性を活かす自然保護と緑地環境の活用を提案する」と
あまの街道について提起した。
具体的には
1/2008年施工の生物多様性基本法を尊重し、官設民営の緑地環境保全活用団体の設置について
2/公益信託○○ファンドの設置について
これについての市長、若しくは岡田都市整備部長の答弁は26日になるのでしょうか?

それにしても、他市企画の歴史ウオークの第一回目にあまの街道が選ばれたのに
あまの街道を有する狭山市が、活用施策、イベントに無策の訳は・・・・・

< 110915 秋への足音 >
もう造成地と言うより、ニュータウン 今熊のススキの土手に鳴く鳥の声聞くときぞ秋は哀しき 110913 三都神社の大木が伐られました 
1.道路が出来、区劃が出来、児童公園も完成。
電柱が建ち並び、もう造成地と言うより、ニュータウンです。
売り出しの黄色い幟(のぼり)がはためいて、どんな町になるか、ドキドキします・・・

2.三都神社への出口の田園風景に、一挙に秋を連れてくるススキが加わりました。
「秋こんと、目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」
中秋の名月も過ぎ、正に秋なのですが、暑い!

3.三都神社の階段横の大木が伐られました。
そのまま放っておくと、石段が壊れたり、神社近辺の民家の屋根を壊したり
大変なことになってしまう懼れがありました。(〜110725 の続き)
神社境内の樹木は、神社の関係者が鳩首会議と神事を経て伐られました。

この四月に市街化区域から、市街化調整区域に逆線引きされた13ヘクタールの今熊の森。
森が残ったのはとても喜ばしく、感激したのですが、
地元の人達の話では、樹木の寿命を考えると、森の手入れは欠かせないとか。

今がピークの陶器山の森は、段々黒くなっていき
つまり、落葉樹の樹勢が、年中太陽を浴びる常緑樹の樹勢に負けてしまうと
常緑樹の山になり、山が衰退していくのだそうです。
樹木は、自然の儘にしておいては、人と共生が難しい・・・
今の美しさを、将来も維持できるようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?
日本のアチコチの里山の保全は、どうしているのでしょうか・・・・

と言うわけで、里山保全に取り組んでいる「竜泉里山クラブ」見学に参加する事にしました。
興味のある方は、下記にご参集下さい。
9月25日(日)午前9時 市民活動支援センター集合 (さやかホールの南隣)
主催; まちづくり研究会環境部会 

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< 110911 みなみかわち 歴史ウオーク開催 >
悠久の歴史を秘めた身近な街道です ダイヤモンドトレイルの展望台  110904  ツバサの森のトレンチ跡  110911 1月に出土した陶器山2号窯跡
第一回は「初秋のあまの街道を歩く」、と題して
狭山市役所〜狭山池〜あまの街道〜穴地蔵〜小山田分岐〜寺ヶ池公園〜西條酒造〜河内長野駅
全12kmの健脚コースで、拝観料実費以外は参加費無料。
全3回予定されているそうです。
主催は河内長野市産業振興部観光課 072-153-1111
エッ! 狭山市じゃないんだ・・・・!
(110915 当日の参加者は900名とのことでした。)

< 110910 レッスンライフの会で活動紹介 >
110910 山が壊され、造成が始まり・・・ 110910 森が消えていきました・・・
110910 ツバサの森近くで採れたキノコ 110910 このキノコは食べられません・・・ 110910 これは可食ですが、まずいです
レッスンライフの会の定例会が総合体育館の会議室であり、喚んで頂きました。
狭山、堺両市民が会員の健康志向の会で、
元通産官僚の長老会長があまの街道を毎日5時に歩いていて
私達の活動を知って、声をかけてくれました。
井上元市長はじめ、関電、毎日新聞などに人脈を持っているとの自己紹介に
市井の主婦達は「ホー・・・」
10月中旬にも、その人脈を生かした活動が始まることになりました。
2時間余りの意見交換後、「やるぞっ!」と鼓舞された思いで散会しました。

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< 110908 雨降って地を固める >
110908 台風一過の抜けるような青空 110908 区劃をチャラにして地堅め作業 110908 力強い重機の働き
先日来の大変な雨で、切角綺麗に区劃割りした造成地に若干崩落が出現。
「雨降って地、固める」作業が始まりました。
いつかは同じ狭山市民になる人達の町が、「住んで良かった」と思ってもらえるよう
シッカリした地盤造りを期待したいものです。

< 110908 E地点の自己責任健脚コース〜♪>
110908 元の杣道はこんなでした 110908 遊歩道とは一味違う・・・ 110908 目下、造成中! 110908 手作りの道です
6日の作業結果をお知らせします。

遊歩道は車椅子でも、通行可能ですが、
この200メートルはあくまでも「自己責任の健脚コース」です。
つまり、不安定なアップダウン、歩幅の大きな階段、ボーとしていると道を見失うかも・・・
(見失っても、所詮は遊歩道沿いですから、「おい」と叫べば何処からでも聞こえます。)
足元をもっと踏み固めてから、道しるべを垂らしておきます。

堺市側には無数にある杣道と同類ですが、
狭山側から上がる人には、これまでになかったとても新鮮な山道です。
足に自信のある方は、お試しあれ。

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< 110906 新しい杣道、復活〜♪>
110906 枝を払い、蜘蛛の巣をとって・・・ 110906 意外に簡単に道ができた! 110906 E地点の石のベンチ奥から入ります
8月12日に公園課の清水課長に相談したところ、早速所管の堺市に掛け合って
元の杣道復活の了解が得られました。
今日の午後、公園課から清水課長他2名の方と、あまの街道今熊4丁目の地獄通りで合流。
早速、蜘蛛の巣を払いながら徒長枝の剪定からはじめました。

あまの街道の遊歩道整備は平成7年ですから、この杣道は15年前に廃棄されたわけです。
それ以来、荒れ放題かと思っていましたが、暗い森状態の15年間では、クヌギも、コナラもか細く、
枝先はポキポキと簡単に払い落とせました。
堺市側からの杣道は沢山走っていて、途切れたところは、堺道に合流。
そんなわけで3時間足らずで、地獄通りの西(堺側)に200メーターほどの杣道が復活しました。

落ち葉フワフワの「山道」です!
早朝散歩にこんな道を歩けるなんて、想像したでしょうか・・・・!
明日からは緑のトンネルの快適なハイキングです〜♪
公園課の皆さん、有難う!

< 110904 スポーツの秋、始まりーっ!〜♪>
110904 3時間のランニングが始まります〜 110904 役員諸氏の試験ラン 110906 平均年齢70才のハイキング
いよいよ活動開始の季節です。
光明池の堺ランニングクラブが3時間ランニングを開催。
最近は狭山より堺市民の姿が多いようです。
そりゃ〜、人口だって10倍以上ですから...

< 110904 野分のコンチェルト〜♪>
110904 台風12号の長雨で白濁した西室池 110904 台風12号がやっと行った! 110904 カタツムリ発見
960ヘクトパスカルの勢力を維持しながらの、時速10〜20kmのユルユル進行の台風12号。
「過ぎたか」、と夜明けに耳を澄ませば・・・まだ上陸もしていなかった!
いつもは公園部長が掃き寄せるあまの街道の遊歩道も、
ノロノロ台風一過の朝は落ち葉が一杯。
清少納言曰く、「野分のあしたこそ おかしけれ」(枕草子)

アチコチに爪痕を残して日本海に抜けた台風ですが、
幸いなことに、狭山ではこの程度の風で済みました。
被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。
長雨に洗われて爽快気分のカタツムリも這い出て
ジーという通奏低音にミーンミーン、ツクツクホーシ、リンリンリン、ヒーヨヒーヨ、ピピピピ〜♪

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< 110901 チョットいい話 >
110901 ソニーの心意気
ソニーは、
「東日本大災害で被災した宮城県多賀城市の仙台工場の生産体制立て直しで生じた遊休地4万m2を
地元の中小企業、研究機関に, 無償で貸し出す」と、
今朝の朝日新聞(7面)にありました。

一流企業の社会的貢献、所謂ノーブレス・オブリージュという言葉と共に、
1961.1.20の J.F.ケネデイ の大統領就任演説を思い出しました。曰く、

"....and so, my fellow Americans,
ask not what your country can do for you, but
what you can do for your country."
( 国が何をしてくれるかと問うのではなく、国のために何が出来るかを問うて欲しい )

未曾有の災害の復興資金に目が眩んで.己が立ち位置も忘れて党内抗争に、足の引っ張り合い、
これじゃ〜、カンさんだってガンさんだって弁慶の立ち往生です。
せめて、菅さんの「脱原発」発言に呼応して、また
原発村の気持ち悪さへの意思表示としても
我が家ではソーラー発電の導入を決定。目下、納品工事待ちです。

< 110831 あまの街道沿いの工事フェンスが外されました! >
110831 開放〜!!! 110831 公園が出来た! 110831 階段が出来た!
フェンスというのは、例え網状でも、疎外感を押しつけるものです。
今朝、その工事用フェンスがなくなっていました。
ウオーカーが口々に 「フェンスがなくなってる!」と歓喜の声。
児童公園はほぼ完成の域。
「ツバサ緑地」北の白いフェンス手前に何と、階段も出来ています!
あまの街道に虫取りに来る子ども達が、将来、この児童公園で手を洗ったり、遊んだり・・・
東を見やれば、ダイヤモンドトレイルのハイライト場面(金剛山〜二上山)が一望!
業者の配慮のお陰で、悪いことばかりではありません・・・・

< 110831 ツバサの森と西室池 >
110831 西室池堤の苗木(前方は今熊市民の森) 110831 ツバサの森(左)の水辺
現造成地に集まる水を、写真左の大きなパイプを通して西室池に流し込んでいます。
陶器山のささやかな水は下流の田圃を潤し、水路を通って狭山池に注ぎます。
池にそよぐ葦がもっと復活すれば、池水は浄化され元のようになるでしょう。
南の堤には数本の苗木も残され、数年後が楽しみです。

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< 110830 9月定例議会が1日から始まります >
110830 第3回定例議会予定表
8月の広報にありましたが, 第3回定例議会が9月1日から始まります。
8月25日に議院運営委員会があり、議案日程が審議されました。
議会傍聴は市役所3階窓口で申し込んで、議会傍聴室に入ります。(要静粛)

1日(木) 開会
12日(月)代表質問
13日(火)個人質問
15日(木)建設常任委員会
20日(火)総務文教委員会
26日(月)再開(最終日)

ペリクレスは古代ギリシャ・アテネ最盛期のプリンケプスですが、曰く

「政治に無関心な市民は、静かさを愛する者とは思われず、市民としての意味を持たない人間である」
(「ローマ人の物語」II p19 塩野七生  新潮文庫 平成18 )

私達の生活に関する議案が審議される議会を傍聴しましょう。

< 110829 西室池南ノリ面の吹き付け工法 >
110829 西室池ノリ面が黒い! 110829 現造成地のノリ面に咲いたアカメガシワ
あまの街道沿いの灌木の向こう眼下に見え隠れする西室池。
その池の南面の10メートル近い擁壁の補強ノリ面に、表土吹き付け工法が施されています。
斜面は黒々と表土が吹き付けられ、池の水際には土留めの処置。
手前汀には、辛うじて水草が穂を揺らしていました。
池は守られるんだと、嬉しくなりました。

この春、現造成地の街道沿いに吹き付けられたノリ面には、
吹き付けられた表土から芽吹いたアカメガシワが花を付けています。
「希望の緑や〜」と、ウオーカーが足を止めて見とれていました。

< 110829 町の姿が段々と・・・・ >
110829  中央道路の舗装工事が着々! 110829 浄化槽の上に公園が・・・・・〜♪ 110820  白いフェンスは何のため?
段々町らしい原型が見えてきます。
中央道路の舗装が昨日から始まり、あまの街道沿いのノリ面下の浄化槽の上には公園が出来るのか
街灯一本が建ち、ベンチ、滑り台、ファウンテンらしきセットが運び込まれていました。

新造成地には「開発エリアの3%の緑地確保」が条件で
この公園予定地がそれに該当するのなら、
街道沿いのノリ面とその底部の低木帯は、「ツバサ緑地」?
先週20日に「ツバサの森」に続く低木帯予定地と、その「ツバサ緑地」の間に白いフェンスが建っていました。
将来この公園や「ツバサ緑地」で遊ぶ子ども達が、急傾斜で落ち込む「ツバサの森」に行かないように?

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< 110827 小さい秋、見〜つけた〜♪ >
110827 道路の舗装工事が始まった 110827 ホラッ いがぐりが・・・ 110827 成長力不足で落下したイガグリ
造成工事はいよいよ佳境。
中央道路の舗装工事が今朝から始まりました。

秋色一番乗りの桜(110803)に続き、萌葱色のイガグリが二つ、一つ、三つ・・・
見上げれば、アチラにもこちらにも小さなイガグリが大きな葉っぱの脇にしがみついて・・・
声明(しょうみょう)のようなアブラゼミのオーケストラも徐々に遠慮がちになると
その声明を通奏低音にミンミン蝉,つくつく法師が加わるコンチェルト。
体感温度は真夏でも、季節は確実に移ろっています。

< 110825 4度目の要望書を提出しました >
110825 市長にお渡し下さいね? 110825 市議会議長にお渡し下さいね?
下今熊4丁目の造成工事は着々と進み、「秋までには終わるぞっ!」と言う勢いです。
第一期工事が終われば、第二期かと、思い至るとジッとしていられない。
第二期開発予定とされているのは「ツバサの森」です。
私達はこの「ツバサの森」をせめて現状で残して欲しいと、年初から活動を始めたものです。
9月議会に取り上げてもらうべく、再度、下記項目の要望書を提出しました。

1) 「ツバサの森」(今熊4丁目665-1(約12,000平方メートル))全部の買い取り
   それが駄目なら、せめて壺井氏の持ち分である10分の4の面積を樹木が伐採される前に買収

「金がない」という財政上の言い訳で(1)が駄目なら
2) 「今熊市民の森」(市所有)と「ツバサの森の交換」 (面積比は1:2)

森としては:−
現造成地、田圃、畑、新街区に囲まれて孤立する「今熊市民の森」より
4月に逆線引きで保全が決まった「下今熊の森」13ヘクタールと連続し
西室池周辺の湿地を含む豊かな植生の「ツバサの森」を残したい。
「ツバサの森」が保全されれば、
岩室〜西山霊園まで3.5kmのあまの街道は 
(大野台7丁目地獄通りを除いて)緑道が維持されることになります。

住宅地としては:−
湿地を含み、段差の激しい地形の「ツバサの森」より、
盛り土エリアを最小限に出来る「今熊市民の森」の方が適しているのではないか。

私達は開発全てを否定するモノではありません。

「国際森林年」の今年、森の役目、位置づけは十分に喧伝されています。
私達は狭山に残った唯一の、しかも、こんなにも美しい森を残して欲しいだけなのです。
早朝散歩でその森の恩恵を受ける自分たちの為にも、そして
「明日の狭山を担う子ども達」の為にも。

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< 110822 雨上がりの森の色 >
110822 3日間の小雨に洗われた森の色〜 11082 ア〜一息つきました〜!
うだるような焦熱地獄の日々が続いた晩夏。
不安定な等高線に連れられて小雨・・・
蝉の凄まじい合唱が止んだか・・・・オッ、虫の音。
森に上がると、鳥たちの囀りも聞こえて・・・・
♪〜秋こんと目にはサヤカに見えねども森の音にぞ驚かれヌル〜♪

< 110821 市民憲章を見ましたか? >
110821 理想高らかな我が市民憲章! 110821 ホラ、ここに市民憲章に自然を愛しって・・・
イカリ寿司を上がった四阿(あずまや)横に我が狭山市の「市民憲章」が掲げられています。
5項目の憲章の2番目に「自然を愛し、美しく住みよい町を作ろう」とあります。
本気で作った憲章なら、自然破壊なんて起こらないはずですけどね・・・

因みに、西山霊園の新住宅地の建つ以前の、前々市長のころの古い議事録には、
「あまの街道沿いの20メートルの緑地を守る」と言う決議があるそうですよ・・・・
西山霊園の南、大野台7丁目の住宅はあまの街道に面して門があったり、
切り立った擁壁直下に住宅が建て込んでいたり・・・
理想は理想、現実は現実???

< 110819 現造成工事が終ったら・・・・ >
110819 新しい町の姿が・・・ 110804 ここに9戸の家が建つ 新緑がモコモコと湧き上がるツバサの森
<地図写真の上でクリックすると拡大します> 110627 あまの街道沿いエリアマップ
土日返上、雨天決行の快調さで下今熊4丁目の造成工事は進んでいます。
道路、歩道、住居区劃、街道沿いの緑地帯フェンスなどがハッキリしてきました。
8月末で工事が終わると言うのが説得力をもって感じられます。
街道沿いの緑地帯に充分配慮してくれていますので、文句は言えません。
心配は最初から、第二期工事とされている「ツバサの森」です。

「ツバサの森」の環境の激変から植生も大幅に変わっていることと思いますが、
それでも残った「物言わぬ小さきモノ達」を守りたい。
小から大への関わりの連鎖は、頂点たる人間の生息環境をも決定づけるモノに他なりません。
「物言わぬ小さきモノ達」が生きられない環境は、人間にもいずれ不適合になるのではないでしょうか?

地震国で、活断層が縦横に走る日本。
意図せずに壊れた東日本一帯の大地の惨状は、つい5ヶ月前の事で、未だ回復できません。
切角残ったささやかなこの森を、子ども達の未来に残すにはどうすれば良いのか・・・・

AかBかの選択が許されるなら、
「ツバサの森」と隣接する市所有の「市民今熊の森」の交換というのはどうでしょうか?
(写真右が初夏の「ツバサの森」。写真左の中央奥の緑の部分が今日の「市民今熊の森」)

☆ 「ツバサの森」と「市民今熊の森」を交換すれば ☆
街道沿いの緑が下今熊の森に連続して、植生、鳥たちのコロニーが守られる。
面積比が大の「ツバサの森」が残ることで、二酸化炭素の吸収力が大である。
面積比は2:1でも、住宅地としては立地条件上、市民今熊の森の方が妥当である。

都市整備部は、付近住民の「市民今熊の森」の環境云々の言い訳をしていましたが、
その住宅地と「市民今熊の森」の間の空き地の造成工事(9戸)を許可していることから
蛇足ながら、その根拠は既に壊れています。

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< 110819 蝉追うて雨いて来たる虫の声 >
110819 蝉追いの慈雨の水たまり・・・ 110819 雨にも負けず走ります 110819 B地点休憩所近くの路肩が・・・
昨夜から秋の訪れ、虫の音が聞こえます。
久しぶりの雨です。
猛暑もチョット一段落。(写真左)
数時間の小雨でしたが、それでも「水をくれーっ!」と叫んでいた木々の緑は生き返りました。
早朝、中高生たちのクラブ活動でしょうか、
雨にも負けず、夏の暑さにも、照り返しの厳しさにも負けず
次々に「お早うーす!」と叫んで駆け抜けていきます。(写真中央)
B地点近くの休憩所の堺側の路肩が揺るんで木製の柵が崩れ落ちています。
5〜6ヶのコーンと砂袋がありました。

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< 110814 ドングリの森が緑満開! >
110814 苗木がニョキニョキ〜  110814 造成地の夏バテの苗木
折られたり、引っこ抜かれたりと試練続きだったドングリの森の苗木。
綺麗に整備され、添え木もしてくれたりと、ケアーの甲斐あって、
ニョキニョキ、ニョキニョキ。
鳥が運んできたポプラなぞ、5m近くにも育っています。
一方、造成地に切角植えてくれた苗木はこの猛暑に息も絶え絶え。
寒くなったら、この森の苗木をアチラに移植してやろう!

< 110813 今熊地蔵の提灯が新しくなりました >
110813 新装提灯で衣替えの地蔵尊 
あまの街道の今熊側の入り口近くの最初のお地蔵さん。
今にも壊れそうな手作りの粗末な小屋に鎮座しているお地蔵さん。
3.5kmのあまの街道を日々往復している善良な人々が手を合わせている姿を見ます。
今日、両側の提灯が新しくなっていました。
お盆ですからね〜♪

< 110812 地獄通り、何とかならぬか・・・ >
110812 元はここが街道でした  110812 役所から現場検証
あまの街道は、夏でも緑のトンネルが快適なプロムナードですが
二箇所、朝日の直撃が厳しい所謂、「地獄通り」があります。
大野台7丁目沿いと現造成地の今熊4丁目沿いの200〜100メートルです。
平成7年に遊歩道整備した結果が今のあまの街道なのですが、
私有地ギリギリに道を作ったのが、そもそもの・・・・短慮と言わずして何と言おう・・・

7丁目沿いは民家の門があまの街道に面していて、植栽の余地は毫もありませんから
どれだけ、待っても緑のトンネルは復活しません。
4丁目の現造成業者は20メートルの緩衝帯をとってくれ、曲がりなりにも植栽してくれました。
今は苗木でも20年後は、子ども達が成長する頃には、元のような緑のトンネルが復元されるでしょう。
私有地なら、ギリギリまで建てても、文句はないところですが
場所がらを尊重して、配慮してくれた地主の壺井氏と造成責任者の近畿建設に深く敬意を表します。

問題は今です。
毎朝、朝日の直撃を浴びながらの早朝散歩をしている高齢者は、今が辛い!
「せめて遊歩道整備する以前のそま道を復活してもらいたい」
「かすかに残っているそま道の徒長枝を払ったり、道を復活させたり、
最小限、人が通れる空間を作って下さいませ〜?」
と市役所に相談しましたら、
公園課清水課長とフレッシュマンが早速現場検証に来てくれました。
当該道標は堺市側にあることから、狭山市の一存ではいかないので
「直ぐ、堺市に行きますわ」と担当区域外の事になると、結論が早い。
ともあれ良い感触を得ました!
楽しみにしています〜!!!

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< 110807 綺麗になったドングリの森 >
110807 スッキリしたドングリの森 110812 来年は高砂ユリの群生が見られるでしょうか・・・♪
雨の後、植えたクヌギや、ナラの苗木が隠れるくらい雑草が生い茂っていました。
有志が三々五々、気になる雑草を少しずつ刈り取っていました。
昨日、根元に集めていた雑草が、何と言うことでしょう
刈り残った部分も含めて、すっかり綺麗になっていました!
役所の定期的な整備活動だったそうです。

< 110807 夏の陶器山は群像が似合う >
110807 蝉のオーケストラ 110807 喋って歩いて家庭円満!
110807 夏休みは体力作りです〜♪ 110807 毎日鍛えて長生きします 110807 インターハイを目指すぞっ〜!
早起きの夏は6時過ぎから、人影が絶えることはありません。
常連さんに加えて、子ども達の朝練、色んなクラブのウオーミングアップ。
静かに話しながら、賑やかに笑いながら、玉のような汗を吹き飛ばしながら、
リハビリの人も、暇つぶしの人も、健康対策の人も、
蝉の大オーケストラをBGMに歩く、走る・・・
四阿では三人、五人、二人の清談あり。
夏の陶器山は特に朝が賑わいます。

< 110804 新造成地続々 >
110804 大阪府自然環境保全条例の適用看板 110804 ここに9戸の家が建つ 110726 南谷池への里道 
今熊市民の森の東側の低地は現造成地とは10メートルほどの落差があります。
第3小学校西の南谷池への里道からも10〜3メートルの落差があるのですが
ここに沢山の土砂を入れて嵩上げをするそうです。
問題は造成工事ではありません。

フェンスの外側に大阪府自然環境保全条例の適用看板があります。
看板には「自然環境の保全と回復に関する協定」を
知事と大倉建設が締結し、緑地管理者は大阪狭山市となっています。
どういう意味なのでしょうか?
このエリアの自然環境を守るぞっ、という意味にはならないんでしょうか?

この看板のある狭い区域だけに「自然環境の保全と回復に関する協定」が適用され、
3メートル程の落差のある市民の森側の空き地は適用外として
管理者の狭山市が造成工事の許可を出したのでしょうか?
落差がある低地の景観は東側の住民の景観への思いに抵触しないと言う事でしょうか?
世の中複雑で、単細胞には分かりにくいことが多すぎる!

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< 110803 鳥山市議からアドバイス >
110803 市議訪問
市議訪問シリーズでまたまた市役所へ。
登庁してきた鳥山市議とグッドタイミング。
「私も、最初はどう手を付けて良いモノやら・・・あれから色々勉強しました」と嬉しいお言葉。
「気持ちは分かるし、同じですが、それからの道筋が見えないと、進めない」
と、さやま池まつりを先導してきた自信の裏付けの一言一言が力強い。
「敵対するんじゃなくて役所、地区会とNPOの3者で協働する方が、
急がば回れで、帰って結論に近づける。」
と下今熊で聞いたのと同じ事を、言われた。
(何も敵対はしていないから、お願いに伺っているんですが・・・・)
「しっかりした基盤を打ち出す意味でNPO立ち上げがいい、
条例もさることながら、時間がかかる。」
NPOも条例も時間がかかりすぎて、8月末に第一期の工事が終わるのに、
モタモタしていたら、第二期工事の企画が始まってしまうんですよね・・・・!
デモ、兎も角出来ることからコツコツと・・・・・

< 110803 太陽の季節とは言うものの・・・・ >
110803 これぞ、日本の青い空ー! 110803 好きこのんで歩いています・・・ 110803 苦行の夏、日本の夏
節電の夏を哀れと思し召して、今年の夏は、暑くないっ!
去年は40度近い日が連日だったでしょう?
それに比べれは、今年は、「団扇、おしぼり、打ち水、シャワー」で凌げています、ハイ。
朝っぱらから、木陰の途切れる地獄通りを好きこのんで汗タラタラで歩いたり
日本人はホンに、辛抱強い!
日本の主婦を怒らしたら、アカンぜよ〜!

< 110803 夏休みの風景 >
110803 小さい秋見〜つけた♪ 110803 3世代の夏休み 110804 やばいっ!朝練に遅れる!
110804 陶器山一のダンデイ 110804 夫婦道
父ちゃん、爺ちゃんに守られ、夏休みにブレイクして子どもは生きる知恵を獲得するのです。
「爺ちゃん待って、僕が先に行く〜」なんて偉そうに言ってた子どもも、巣立って
夫婦二人になると、優しく寄り添う笑顔が美しい。
狭山の夏、日本の夏。

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< 110801 陶器山の最高峰? >
110730 下今熊4丁目地獄通り 110730 三角点があった!? 
山と言うからには最高地点があるはずと思っていましたが
何しろ120〜130メートルの高さでウネウネと天野山金剛寺まで続く丘陵地。
何処が最高地点なのか、とんと分かりませんでした。
脇道に登って見つけました!
下今熊地獄通りの直射を避けた脇道を上ると、突然、三角点(?)がありました!
残念ながら、刻印はありそうでなさそうで摩滅して読めません。

三角点(?)ではなく道標なら、遊歩道整備する前の本来の道はこちらだったのですね?
だったら、地獄通りが緑のトンネルになるまでの20年間はこちらに道を戻して頂けないでしょうか?
今の時期、朝日の直撃がきびしいーっ!
エッ? こちらは堺市側だから、堺市役所の管轄?
堺市に相談に行ってみようっと!

< 110730 薦田市議、早朝から現場視察 >
110730 朝練始まる  110730 造成現場を後に薦田市議と窪田代表  110730 焼け焦げた雑木を前に「こんな所で危ないね〜」 
あまの街道と陶器山の自然を守る会有志と薦田育子市議がトンネル上の四阿で8時半に待ち合わせ。
中学校の朝練が始まり、子ども達が「ウワーッス」と挨拶を残して駆け抜ける。
歩くぞっ!と言う出で立ちで、下今熊4丁目の工事現場へ。
真夏の太陽が、朝とはいえ、カッと照りつけ、正に地獄通り。
ツバサの森の街道沿いの地形、土色から「ここら辺に窯跡がある・・・」の説明に「うんうん」
緑のトンネルのそよ風を頬に受けて通り抜けながら歩くと、表情も和らいできます。

昨日の小火騒ぎの現場につくと,「ヤッ、危ないね〜」と絶句。
「府議にお願いしようと思うんですが、市議会の環境を整えて頂きたい」と窪田代表。
「環境部会でも取り組んでいるので、一緒に頑張りましょう」と薦田市議。

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< 110729 今年2度目の小火(ぼや)騒ぎ >
110729 B地点の小火騒ぎ 落ち葉の焼け跡 黒山署が駆けつけた
焼かれた陶器山ニュース第3と4号 B地点の休憩所 
放火は刑事事件です。
駆けつけた黒山署は担当部署の係員を呼んで、刑事事件として調書を挙げると興奮気味。
カラカラに渇いた山の小火(ぼや)は引火しやすく、民家が山際に迫る狭山側は大変なことになります。
遊歩道を歩いていて、「山火事注意」の派手な標識に眉を顰めていましたが
必要な標識だったんですね〜。
(小火はこの標識の5メーターほど北ですが・・・・)

休憩所に掲示した陶器山ニュースは無惨に焼かれ、木製のベンチに焼け焦げがありました。
それだけでも大騒ぎをしていたら、狭山側の道端に落ち葉の焼け跡と
その上の雑木が150cmほどチリチリに焼け焦げて、背筋が寒くなりました。

その後、市役所公園課に連絡し、
公園課はすぐ見に行く、見回りを強化すると確約してくれました。

< 110801 蔓つたうあまのの道のナラ、クヌギ 陽も届きかね そは立ち枯れし >
110729 夏に元気ない木は来春、花開くか・・・? 110729 一葉もついていない瀕死の老木
原生林の美しさは今の時期、例えようもないほど美しいが
木というモノは手入れをしてこそ人と共生できると、地元の人の言葉。
言われてみると道沿いのクヌギや桜、ナラの木が無惨に立ち枯れているのが目に付くようになりました。

陶器山の間伐材や倒木をバイオチップや炭に加工してくれるところをありませんか?
ニュータウンでもわざわざ富田林まで里山の手入れに出かける人が居ます。
狭山でも里山クラブを作って、炭焼き窯やバイオチップ工場を立ち上げませんか?
森はスッキリ、産業創成、地球に優しい、
三方一両得の名案!

< 110729 両者の言い分 >
110729 遊歩道の際に建つ家の屋根 110729 土砂崩れ防止のブルーシート
此処まで迫って来るなと言う森。
公共の道なら手入れをしてくれと言う、落ち葉まみれの民家。
雨が降ったら支えきれないぞと言うブルーシート。
街道沿いに、私有地だからと理念もなく建てられた家に住む人こそ、言い面の皮・・・・

< 110729 あまの街道の自然を守る為にご尽力を? >
110729 2人の市議を訪問
3回目の今日は薦田育子氏、林憲一郎氏を訪問しました。
薦田氏は「脱原発」への熱い思いと共に、熱心に話し、環境部会でも早くから取り組んでいると、
林氏は既に先週、鳥山氏と共にあまの街道を歩き、頼もしく「このままではいけない」と言われた。
ベテランと新鋭の二人の頼もしい反応に、心強い思いがしました。

< 110728 あまの街道の自然を守る為にご尽力を? >
110728 2人の市議を訪問
今日は西尾浩次氏、中井新子氏を訪問しました。
昨日は「今のニュータウンは昔、ウサギ追いしかの山〜♪」だったと鳥山氏。
今日は「大野一帯はあのガスタンクの高さの山だったんですから・・・」と西尾氏、
古き佳き時代の、正に狭山の姿を慈しむように話してくれました。
「要望書の採択後は行政に、「議会からの要望書」を提出予定で
変化があれば、報告をするよう申し入れをしている」と中井氏。
「変化が報告されるとき」は既に事業が動き出して最早止められないんじゃ・・・・?
廊下で西野栄一氏とばったり。
「何かあったら、遠慮なく言って下さい」とにこやかに。

< 110727 あまの街道の自然を守る為にご尽力を? >
110727 6人の市議を訪問
あまの街道と陶器山の自然を守る会の有志が市役所に市議を訪問。
「あまの街道と陶器山の自然を守るために」と題した文書を登庁中の市議5人に手渡しました。
在室中の皆さんは徳村賢氏、鳥山健氏、丸山高廣氏、西野栄一氏、北村栄司氏、松尾巧氏の6人。
省エネ時代を反映して、室内は消灯、エアコンを切って団扇でパタパタ。
昼時にも拘わらず、皆さん丁寧に対応して下さいました。
徳村氏は「ハイハイハイハイ」と上機嫌で話を受け、
丸山氏は建設・厚生常任委員長として真摯に、
北村氏、松尾氏は過去の報告書を示して、私有地の難しさを話し、
鳥山氏は、「汗をかいて走り回らないと」とさやま池祭の経験を交えて、
「緑を守りたいのは皆さんと同じです」と市長と同じ事を言われ、
9月議会に向けて、最善の策を模索すると言われましたが、
最終的には、地主の意向次第という「結論ありき」の本音が見える空しさ。
貧乏人は無力ですな〜
当たりの宝くじ、落ちてへんかな・・・・

< 110727 早起きは三文の徳 >
110727 朝日がでるぞっ! 110727 朝日が二上山の北にでたっ! 110727 朝焼けの日は天気が・・・・
(小谷 撮影)
朝まだきに家を出て、カメラを構えて待つことしばし・・・
出た、真夏の太陽はダイヤモンドトレイルの中間部のここ(二上山の北)からお出ましだ〜!
ニンマリ笑って、ダイアモンド・ダイアモンドとつかの間の至福の対面。

< 110727 ドングリの森の手入れ>
110727 雨の後は草がぼうぼう
植えられた苗木が、時々折られたりしますので
「これは大事な未来の森になるんだ」とアピールするため
添え木をしたり、雑草をとったり、施肥をしたり、
あまの街道を愛する人達の心意気を感じる風景です。

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< 110727 クボタ提供地のヘドロは撤去されました >
110727 投棄されたヘドロvvvvv! 110727 ヘドロ撤去の作業車 110727 撤去作業中
(小谷 撮影)
異臭を放っていた投棄ヘドロは今朝9時半頃、市役所と業者がクボタ提供地に集まり
ヘドロ撤去作業をしていました。
「週明けには撤去させる」と言った先週末の約束は守られました。

ヘドロの正体は、大野の溜め池の浚渫汚泥だそうです。
先日の車の「産廃」の標識については浚渫汚泥、瓦礫等は「産廃」車で搬送する決まりで
浚渫汚泥は一時空き地に「保管して、水分を蒸発させて土砂にする」目的だったと
市の水道部担当者は弁明しておりました。

< 110726 工事現場の東側はこんな風です >
110726 工事現場と第3小学校の隣接地 110726 工事現場の北東面から 110726 工事現場からの坂道
いつもはあまの街道から工事現場を眺めながら歩いておりますが
第3小学校側からの姿は容易に分かりません。
入り口が一箇所だけの町づくりを他人事ながら、心配になって、
本当に通り抜けの道は出来ないのかと思っておりました。
確かに落差は大きいのですが、
山を穿ち、谷を埋める技術力なら、克服できない訳ではないと思いました。
如何ですか、近畿建設さ〜ん?

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< 110726 ヘドロがそのまま残っています! >
110726 ヘドロは撤去されていない!
7月22日に搬入された産廃ですが、「土日あけの月曜日に撤去させる」との役所の返事でしたが
今日(26日)も未だ、クボタ提供地の芝地の上にあります!
遊歩道まではもう流石に異臭は感知されませんが、
最終的には、陶器山の地下水は狭山池に流入する水系に繋がっています。
早急に撤去して頂きたい!
狭山は、ただでもらったクボタの提供地を産廃の置き場にするのでしょうか?

< 110726 桜の園の桜が元気ありません >
110726 死に行く桜
自生の樹木はしっかり根を張り、緑の天蓋のように葉がビッシリの筈ですが、
植林した木々の宿命か、今、西山霊園の桜の園は老木ばかり。
幹はカサカサ、枝は朽ちて折れ、葉っぱもまばら。
数年前までは全山染まるくらいの桜山の感がありましたが
この分だと来年の花見は如何なモノか・・・・

< 110725 森の手入れが必要なわけ・・・ >
110725 ツバサの森〜三都神社への里道 110725 石段に迫る巨木 110218寺院を破壊したカンボジアの巨木
今年2月の大雪の日、三都神社の石段横の巨木の枝が湿雪の重みで折れ、隣接する民家の庭にバサッ!
大木は遠くから見ている者には「風格ある自然」だが、近くで生きる者には脅威だと。
春秋の膨大な落ち葉が樋に詰まって、家が傷む。
屋根に登れるうちは良いけれど、若い者が出てしまえば、家を維持するのが大変になると。
写真の巨木2本も、民家に張り出しすぎ、根っこが石段を壊す恐れが出てきたので近く伐られることになりました。

緑に囲まれた邸宅も羨ましいばかりではないんだな・・・・
そう言えば、2月に行ったカンボジアで、巨木の根っこの成長が破壊した寺院を幾つか見た・・・

木の寿命は30年。
ひご生えが成長できるように、下刈り、間伐などの手入れが要るとの
森を抱えて生きてきた人の言葉の重みを感じました。

< 110724 三都神社への里道に猫がいる >
110724 三都神社への里道 110724 猫が居る!
あまの街道とは趣が少し異なる三都神社への里道に住み着いている猫が数匹。
人の顔を見るような、怖れるような・・・選別してるような・・・

畑仕事をしている人達に陶器山ニュースを「どうぞ」と言うと、「もう読んだで〜」
長雨の後、畑・田圃仕事がワンサカある貴重な時間に下今熊の人達と話しました。

「あまの街道同好会の活動の目的は?」ー「陶器山の緑を守りたい」
「どうして欲しいんですか?」ー「せめて街道沿いと里道沿いの20メーターを買って欲しい」
「ツバサの森も今熊市民の森も別々ではなく、一帯に考えるべきです」ー「・・・」

住宅が増えると、車が増えて危ないから反対と聞きましたが・・・
「あっち(西山台方向)に抜ければ別ですが、
下今熊の一車線しかないところに対向車線を作れるんですかと言うことです」
ツバサの森の逆線引きの可能性はないですか?
「下今熊の森130,000平方メートルについては、役所から働きかけがあったと・・・」
「同好会の人が個別に動くんではなくて、役所と地区会と一緒にやった方が良いと思います。
 先日も議員さん3人と役所の人が視察に来てましたよ。」
矢張り、地の人達の言われることはいろいろ含蓄がありました。

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< 110722 産廃の上積みが丘のように盛り上がっています >
110723 クボタ提供地の入り口 110723 産廃が投棄された!? 110723 ヘドロが臭う〜
今日、正午頃 上今熊7 あまの街道入口 地蔵の所で 中型トラックが坂を登り
クボタの提供地の 鍵を開け 荷持台から流れ落ちない程度に積んだ 
異臭の強い 真っ黒なドロドロ状の物を空き地に 流し捨て
直ぐに 鍵を掛けて 去って行くのに 偶然会いました。

市役所公園課に車のナンバーを言い 「許可したのか」 聞いている間に 
業者は素早く立ち去り 写真も質問も出来ず仕舞いでした。
「産業廃棄物」取扱車のカードが車体のフロント前にありましたが 
業者名が全然ない 車でした。
「昨日から 何回も積んで来ては 空にして帰り 市役所に 文句を言おうと思っていた」と
友人が強い口調で 抗議の電話をして下さいました。
13時過ぎに 公園課から 
「業者から 砂を置かせて欲しいと要請があり 許可したが 撤去さす。
明日は土、日と 休みなので月曜になる」
と電話がありました。 

元は谷だった所に、穴を掘って沢山の産廃を埋め、暫くは異臭が漂う異様な台地でしたが、
今回はその上に、埋めることもしないでヘドロを投棄。
行政の監督管理体制の甘さを認識し 改めて我々自身も目をしっかり見開いて行動すべきと! 

   < 夏の主役は矢っ張り、カブトムシ >
太陽の季節! 蝉が来た、台風一過のシンフォニー 110721 クヌギの木にカブト虫ゴロゴロ
先日,スズメバチが乱舞していた同じクヌギの木に、今朝は大きなカブト虫が14匹も!
「蜂の巣があったから危ないよ」と言っても諦められない子どもが、根気よく虫取りに挑戦していました。
早朝、「14匹のゾロゾロ」を見ていた大人が、「ヨシ、おっチャンもてつどたろ」と参加。
君ら、夏休みはまだやろ〜 遅刻せんようにハヨ行け!

< 110719 苗木が植えられました >
110719 町の枠組みが見えてきた 110719 ドングリの森〜ツバサの森まで苗木が植えられた
12日にお知らせしたノリ面下の一帯の穴の位置に百本近い苗木が植えられていました。
「ノリ面〜宅地の間に低木を植える」と、以前近畿建設のタコ監督が言われたことが履行されたわけです。
約束が守られるというのは、何と気持ちの良いことでしょう!
関係者の皆さん、有難う〜
20年後は「地獄通り」を返上する、緑豊かな下今熊通りがが楽しみです〜

< 110716 狭山・社協主催のボランテイア >
110716 南三陸の瓦礫の街 110716 南三陸ボランテイアセンター前 110716 志津川高校で草取り
0泊三日という驚異的な日程で東北は南三陸へ災害ボランテイア。
人口58,000人の一市でバス一台(36名)12時間彼方へのボランテイアを編成できたのは、凄い!
申し込み受付から数分で枠が埋まったと聞くと改めて、狭山の若者達の熱さに感動してしまいました。

金曜日夜行〜日曜日朝着とは言え、若者が半数以上だったのは予想外の事でした。
「大阪狭山市 社会福祉協議会」の黄色いリグスをID代わりに着用して、「さ〜 やるぞっ!」
若者達は志津川町の福祉センターの瓦礫撤去、泥出し等の重労働に泥だらけの汗を流しました。
高齢者は体育館の支援物資の仕分け、仮設カフェの掃除手伝い、草引きなどでアッと言う間の5時間。

熱中症が懸念される酷暑の中、1人の故障者もなく、全員無事に狭山に帰着。
ハードな一日をこなした若者が「感動した、機会があれば又参加する」と美しい涙のコメント。
松井さん始め、社協職員の皆さんのきめ細かいコーデイネイター仕事に、感謝。

意図しなくても壊れる時は壊れてしまう大自然。
切角残った我が町のあまりにささやかな山と森を何としても守りたい、ひとしお思った0泊三日の旅でした。

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< 110712 あまの街道沿い・造成地西部に植栽用穴 >
蝉しぐれ陶邑びとの夢の跡 植栽用穴が穿たれた!
ドングリの森からツバサの森まで続く造成地ノリ面底部に植栽用と覚しき穴が沢山穿たれています。
春先に見学したとき、「この線まで低木を植えるから」とタコ監督が言った「棒杭が打たれたライン」に一致します。
近畿建設さんは約束を守る企業なんだ〜

< 110712 中野稔子、密議浩明、古川照人3府議と都市整備部を訪問 >
府会議員3人と都市整備部を訪問
「あまの街道・・・守る会」の窪田、中山、小西の3人が府議3氏と10時に市役所に集合し、
都市整備部岡田部長を訪問。
清水課長、池田次長、竹谷氏同席で,先月来(110627)の状況を聞いた。

狭山市所有の土地(南谷池堤)と陶器山2号窯跡南部(壺井氏所有)の交換が成立したことから
順次今熊市民の森との交換が可能ではないか、と打診したが、細切れの交換は現実的ではないとの見解。
今熊市民の森とツバサの森の交換の可能性について聞いたところ
今熊市民の森があることで、「これ以上の開発」のバリアーになっているし
下今熊住民と今熊市民の森東部の新しい町(100戸+100戸)の意向を聞く必要があるとの考えを示した。

土地取得のため8,000万円の予算が今期計上されているが(広報)、それであまの街道沿道を順次買い取れないかとの質問に
相手がある経済常識として「あり得ない」し、先方が提示する価格は市としては受け入れ可能範囲を超えている。
結局、「私有地」の前には、13,000名の署名は何の効力もなかったと言うことになる。

中野府議; 市民と市民の代表である市議の意見を纏める事です。
古川府議; 「要望書」が採択されたことは市議が賛同したことを意味するから、
      採択で一丁上がりにしないよう、市議の意見を纏めて行政に働きかける事です。
密議府議; 昨日,大阪府でも「緑を守る」事について積極的に関与する決議をしたので、近く通達が出ると思う。

「あまの街道・・・守る会」としては、旧村や今熊市民の森東部の人達の考えを聞き取りをし、
市議会議員の1人一人にあまの街道視察を働きかけて行きたい。
何より、地権者の方に直訴したいが、どうすれば面会できるのだろうか?

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< 110703 西野市議会議長 陶器山視察 >
西野市議会議長が陶器山を視察
午前8時、陶器山の四阿で西野議長、丸山市議、徳村市議が合流。
3人は建設・厚生常任委員会に属し、丸山氏は1月に続き、2度目の視察になります。
3氏はあまの街道・陶器山の自然を守る会の有志と会談後、今熊4丁目の現造成地を、また
そこから北のあまの街道から三都神社に至る道を下りて、今熊市民の森とその森に迫る造成地を視察しました。

西野氏は「市民の森が、隣接する田圃に迫り、日当たりを悪くしている」現状を指摘しました。
然し今の造成だけでもあまの街道の景色が無惨に変貌してしまったのに、この上、
現造成地の北に隣接する「ツバサの森」(今熊4丁目665-1)まで禿げ山にはしたくないとの認識を共有しました。
狭山のかけがえのない自然・文化遺産である「あまの街道・陶器山」をどうすれば守れるのか
次代に引きつげるのか、一緒に考えたいと思います。

< 110701 陶器山ニュース第4号が出ました! >
陶器山ニュース第4号が出ました!
第3号以来、めまぐるしい変化にニュースの整理が追いつきませんでした。
現造成地の工事が休日返上の急ピッチで進捗しており、工事終了はかなり早まるのでは・・・
現場の標識では年末となっておりますが、夏には終わってしまいそうな勢い!

第一期工事が終われば、第2期工事(ツバサの森)に目がいくのは理の当然。
第一期工事が始まって仰天して、それこそ私達が怖れ、この活動を始めた所以なのですから。
何としても、これ以上の森の破壊は勘弁願いたい。
どなたか、良い案を授けて下さ〜い〜!!!
そうや、地主の方に直訴しよう!

< 110630 スズメバチがでた! >
110630 クヌギの木にスズメバチの巣 110630 駆除されたスズメバチ
B地点近くの休憩所の大きなクヌギの木にスズメバチの巣があります。
先日、市役所が駆除の処置をしましたが、未だ残っているようで、数匹が出入りしていました。
ご注意!

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< 110630 壺井氏より譲渡されたエリア >
110630 壺井氏から寄贈された場所、前方奥はツバサの森 先日、市役所で確認した「壺井氏より譲渡された場所」です。
ドングリの森の北に続く疎林地帯で今熊665-4に当たります。
第3小学校南西の南谷池の堤(今熊705)と交換が成立した部分と併せると
ドングリの森〜陶器山2号窯跡間のあまの街道沿いの緑は残されることになりました。
ツバサの森が守られるようになれば、陶器山の緑は現状を維持されることになります。

< 110630 陶器山の夏のバイプレイヤー >
110630 モチノキの花 110630 ネムノキの花が咲いた 110630 豊作の山桃
照りつける朝日を受けて陶器山を彩る花・実が楚々として美しい。
里山の役割を卒業して、陶器山の木々が伐られることがなくなり、木々は想像以上の成長ぶりで
お陰で夏の早朝散歩も緑のトンネルで快適です。
ネムノキもクヌギや楢も、普通こんなに大きくなるか〜!
と言うくらいの大木ぶり。
見上げなければ、見つかりません!

< 110627 市役所を訪問 >
110627 あまの街道沿いエリアマップ 110627 岡田都市整備部長を訪問
(地図の上でクリックすると拡大します)
1.岡田都市整備部長を訪問
先週からの今熊市民の森(A)の異変につき、確認のため市役所を訪問。清水課長同席で、岡田部長に面会出来ました。
今熊市民の森と現造成地との境界線奥の削平については、市は了解しており、侵害でも、譲渡でもなく
ノリメン傾斜を緩やかにして種子吹き付け工法を施し、低木を植えることで合意していると言われました。
つまり今熊4丁目665-2の6,611平方メートルの小山はそのまま市の所有であることを確認。

また第三小学校に西接の南谷池(P)に隣接する堤(C)今熊4丁目705(市所有)とあまの街道沿いの665-4(B)と交換が合意。
その南接する街道沿いの林(D)はドングリの森まで私有地でしたが、
地主の壺井氏から市に寄付された由、壺井氏に深く敬意を表します。
これにより、陶器山2号窯出土辺りまでの今熊4丁目地獄通りの緑が続くことになりました。
(7月1日発行の陶器山ニュース第4号に関連記事掲載)

2.市議会議員に面会
登庁していた西野議長、丸山市議、鳥山市議に面会。
先月の議会であまの街道同好会の「要望書」が市議会の全会一致で採択された件に付き謝意を表明。
丸山議員は7月3日(日)午前8時に2度目の視察をされることになりました。
鳥山氏は後日視察することを確約された。
なお、丸山議員は今年度建設厚生常任委員会の委員長に選出されました。
同常任委員会は保健福祉部、都市整備部、(市税以外の)市民部、水道局・農業委員会所管の事項を審査します。
徳村氏、小原氏、西野氏、林氏、松尾氏、山本氏の7名が構成員です。

< 110624 今朝の今熊市民の森とダイヤモンドトレイル遠望 >
110624 日の出が見える二上山 110624 今熊市民の森の異変 110624 葛城山と金剛山

雨に洗われたダイヤモンドトレイルがあまの街道からクッキリ見えます。
下今熊地獄通りからは金剛山、葛城山、二上山の稜線の連なりが一望。 正面に二上山が信貴山へ連なって双耳峰を際だたせています。
二上山にはその昔、壬申の乱で敢えなく果てた大津の皇子の墓があります。
今の時期、日の出はこの辺りに見られます。

その下今熊地獄通りから、今熊市民の森が左手にこんもり見えていたのですが、
一昨日から、重機がしきりに土を掻き出し、たった三日間で写真のように削平。
今朝はすっかり舞台のような広場風になっています!
あれは大阪狭山市の所有と聞いておりますが、市役所のみなさ〜ん!

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< 110623 今熊市民の森に異変が! >
110619 休日返上の勤勉さ! 110622 今熊市民の森の異変!
昨日から、「ツバサの森」の対面の「今熊市民の森」のノリメンが削られています。
写真は昨日のものですが、今朝はノリメンのずっと奥までユンボが土を掻き出していました。

「今熊市民の森」は大阪狭山市所有と伺いましたが、市は開発を許可したのでしょうか?
「ツバサの森」と交換合意がされたのでしょうか?
つまり、「ツバサの森」は守られることになったのでしょうか?
つまり、稀少種達の拠り所の湿地や森が守られることになったのでしょうか?

もしそうなら、ポコッとして立ち入りが容易ではない「今熊市民の森」は犠牲になっても
糞詰まりのような「出口なき100戸の村」の開発許可の愚を後世から笑われる事も避けられるかも。
如何に新しく魅力的に造作しても、出入り口が一箇所しかない村は、防災上あり得ないでしょう。
村中で火事が起これば、パニック以上の壊滅しかないでしょう。

森は全て現状保存が望ましいのは言うまでもありませんが、私有地である以上、経済の原理は如何ともし難い。
AかBかと選択を迫られれば、狭山で唯一の森のスペースと、森が蔵する生態系を守ることを優先したい。
それに、新しく作られる100戸の村が防災上の策が講じられているとなれば、人々は安心して住めるでしょう。

< 110622 キノコが沢山出てきました〜 >
110622 桜の園で 110622 L地点辺りで 110622 K地点辺りで 110622 F地点辺りで 110622 E地点辺りで 110622 C地点辺りで
(写真の上でマウスをクリックすると画像が拡大します)
雨が続いて、山全体が湿っぽい梅雨真っ直中。
西山霊園のそま道を上がる辺りで、小さなキノコを見つけました。
そろそろ「キノコ探索」の季節です。
サブローさ〜ん、出番ですよ〜!

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< 110620 B地点休憩所で花火の残骸が散乱 >
110620 B地点休憩所 110620 陶器山で一番大きな木 110620 地点標識
梅雨の今は辺りが湿っていますから、大事には至りませんでしたが
夏のカラカラ天気の時だったらと考えるとvvvvvvvv!
あまの街道同好会の有志が近くの警察(堺市と大阪狭山市)2カ所に夜間巡回を依頼致しました。
こんな大きな木がある陶器山です。
異変に気づかれたら、街道沿いの両市の標識地点を警察に通報して下さい。
堺市は「堺1〜34」(右写真の青い部分)、大阪狭山市は赤いマイルストーンのA〜Mで地点の特定が可能です。

< 110619 雨の草引き >
110619 雨の陶器山 110619 ドングリの森の草引き
梅雨のタップリの恵みを受けて、森はこよなくイキイキとしてオゾンたっぷり。
鳥たちの囀りもひときわ艶やかに冴え渡っています。
ホッホー、ホッホー、ケキョケキョケキョ、チチチチー、ホーホキョ、ホーホケrキヨ、
河内訛りか、狭山訛りか、文字で見慣れた鳴き声とは一味違う森の楽団。

6月18〜19日とあまの街道同好会と有志の人達がドングリの森の草引きをしていました。
見慣れた光景に近所の子ども達も気軽に声をかけてきます。
「僕、ダンゴムシも、ミミズもこわないで」
「僕もこわないけど、気持ち悪いだけや」
日曜日の陶器山は雨でも平和に賑わっています。

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< 110612〜19 気仙沼の唐桑地区へ行って参りました >
110616 津波で壊滅した町 110616 仮設住宅のフリーマーケット
「唐桑御殿」と言われるほど、お寺か旅館かとまごうばかりの光る甍が競う豊かな村でしたが
目を海岸べりに移すとテレビで見慣れた惨状。

校庭に建った仮設住宅の5m下は、壊滅住宅の瓦礫の撤去で重機が毎日唸りを上げていました。
仮設の人々は「そこにはもう怖くて帰りたくない」、としみじみ呟いていました。
「そうだろうな〜」と地盤沈下で中々現状復帰が難しい瓦礫のエリアを見つめてしまいました。

ボランテイア終了後、45号線を走っている間にアチコチで見た3ヶ月経っても手つかずの廃墟の町です。
病院らしき3棟の建物の1〜3階は空洞状態で4階の左端の窓が壊れています。

下の写真は仮設住宅の奥に張ったテント式フリーマーケット。
支援物資や、依頼に応じて集めた「商品」を並べています。
女達は朝昼晩の食事の準備、片づけとそれが済んだら、朝2時間、午後2時間のフリマの店番。
寸志を集めて依頼品を買いに走ります。

男達は瓦礫の撤去や泥掃除など力仕事。
切角 長靴、軍手、ショベル持参で行ったのに出番がなかった〜!
ハキハキと、にこやかに労を厭わず働く男達の姿は「男が男であった」古き時代の力強さを感じました。
頭でっかちで自信を喪失した男達よ、ボランテイアに行こう!
広い東北、多種多様なボランテイアの需要はいっぱいあります。
(参照 「唐桑now!」 http://karakuwanow.com/ )

地域差が想像以上に大きい東北に義捐金の公平配布は簡単にはいかない・・・・
東北まで行けない人は、東北産品をどんどん使えば、後方支援になるかも。
小さい日本、みんなで支えんと日本の恥や〜!

4泊6日のボランテイア行の仕上げは青根温泉の露天風呂。
久しぶりのお湯に浸かって、極楽極楽〜。

それにしても、意図せずに壊れてしまったこの東北の自然と大地。
翻って、切角今まで残った自然を守りきれない空しさ。
東北の雄大な山河を見ながらあまりにささやかな我が町の箱庭のような森。
雨に煙る陶器山を歩きながら、ひとしお愛おしく思った今朝の散歩でした。

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< 110605 どうです、この緑は・・・・ >
湧き上がる緑輝く梅雨の入り
早々と始まった梅雨の雨に洗われて、緑一段と鮮やかな昨日今日。
鳥たちの囀りも一段と賑やかに、つややかに・・・・
連日、ツーリングやジョッギング、ウオーキングの人数が増えています。
今日は堺国際ツーデイマーチやコーナンのゼッケンを付けた団体が、
西山霊園〜岩室を往復する間も途切れず延々とにこやかに続いていました。
ゼッケンを見ると、奈良、京都、堺、大阪・・・
ようこそ、陶器山へ〜♪

< 110605 土日返上で工事着々 >
低木樹林帯と道路境界ライン ミドリが鮮やかなノリメン
造成工事は着々と進んでいます。
遂に、南北に通る道路の側溝が輪郭を表しました。
以前、説明を受けたとき、10メーター間隔で棒杭が立っていた所です。
つまり、此処まで低木が植えられると、近畿建設さんが言われたラインに一致しています。
つまり、あまの街道沿いの20メーターは緑が復元される・・・・!
種子吹き付け工法で、元の表土に種子を混ぜ込んで吹き付けられたノリメンは
日増しに緑が濃くなっていきます。
今年は、苗木の木陰は望むべくない、朝日の直撃厳しい「下今熊地獄通り」の夏ですが、
目をつむれば、20年後の木陰が風にそよぐのが、目に浮かびます。

<110524(火)午前10時 あまの街道同好会の有志が大阪狭山市役所に集合>
市長宛の要望書を提出 市議会議長宛の要望書を提出
「ツバサの森」の緑と景観の保全につき要望書を提出しました。

吉田市長宛の要望書は窓口の人権広報課(左の写真)、
西野市議会議長宛の要望書は議長室(下の写真)に提出し、受理されました。
要望書の趣旨は;
1.今熊4丁目665-1のうち、せめて地権者の持ち分4/10の面積でも樹木が
伐採されて禿げ山になる前に、数年がかりでも買収して頂きたい。
2.関係各位が、任期中のみの視点ではなく10〜50年先の
狭山を考えた政治を行って頂きたい。

平成22年に競売で大阪狭山市が取得した22,000平方メートル、昨年逆線引きにより
市街化調整区域になった130,000平方メートルの今熊の森が守られることになった事
は大いに評価いたします。 然し2004年に西山台11,900平方メートルと12,000平方メ
ートルが宅地化され、2006年に西山霊園南、大野西の28,000が宅地化されました。
そして今又、今熊4丁目665−7で大規模開発が進行中で、樹木の生い茂っていた
林は100戸以上の住宅密集地に変貌しようとしています。

大阪府は平成10年に景観条例を公布しておりますが、景観条例を制定していない本市
がこれ以上の自然破壊、景観破壊を食い止めるには、現実的には買収しかないと思う
に至りました。大阪府知事橋本氏が、生駒山〜岩湧山に至るダイヤモンドトレイルの
価値を認め、「直ぐ近くにある大自然。奈良、和歌山両県ともタッグを組み、観光資
源としてどんどんPRしたい」と意気込みを語っています。(朝日新聞 5月24日朝35面)

陶器山の遊歩道(あまの街道)は、そのダイヤモンドトレイルを常に狭山側の疎林を通し
て眺めながら歩ける、優れた景観を誇る歴史街道、自然探訪、理科学習の道であり、市民
の日常的健康対策の場でもあります。狭山の知識と力を結集して、貴重なこの森を守って
いきたいものです。折から今年は「国際森林年」。二酸化炭素200トンの浄化作用のある
この森を残せなかったら、狭山の恥でしょう。

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< 110521(土)14:30 大阪府議&市議 あまの街道視察(写真左) >
110521 造成工事現場の状況を見る府議と市議 110521 西山霊園南を視察した市議と府議
西山霊園南端の現場視察に向かう古川・密議・中野府議と小原市議(写真右)
陶器山のF地点四阿であまの街道同好会有志と大阪府議古川氏、中野氏、密議氏、
大阪狭山市議小原氏が集合し、造成地、次期造成地三都神社への参道〜西山霊園南端
まで一緒に歩き、"成る程、狭山の大事な宝だ"と認識されました。

< 110519  坂本充元府議をあまの街道同好会の有志が訪問 >
IMG src="sakamoto.jpg" align="center" hspac"20" alt="110519 坂本充元府議宅で">
坂本氏は昨日堺市役所で竹山市長と面会され
建設局公園緑地課長安永氏、環境保全部環境総務課長米田氏も同席され、
あまの街道の環境問題に付き意見交換された。堺市も陶器山の隣接地を有し、他人事ではな
いので充分念頭に置き、後日 あまの街道同好会とあっても良いと話された由。坂本氏は、
「選挙後 吉田大阪狭山市長にあってますか?」と言われた。。。。

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< 110519 陶器山の緑のトンネルが完成しました >
緑のトンネル
但し、大野台7丁目沿い(J〜K地点)と造成中の今熊1丁目(E地点)の朝日の直射に
炙られる”地獄通り”を除いて。。。。。。五月の風が吹き抜けて森の遠近で鳥たちの囀
りがこだまする。ミツバツツジに続いてウツギ、ネジキ、栴檀、紫式部(?)の花模様。
あれはヤマボウシか・・・・・?ウメモドキはまだか・・・・?陶器山で今緑と風と鳥た
ちの壮大なシンフォニーが始まる。トトロの森のメイチャンのように、「ワーッ!」と叫
ん駈けてみる。アハハハハハ〜

< 110516 ツバサの森の役割 >
新緑がモコモコと湧き上がるツバサの森 西室池を挟んで今熊市民の森(110515)
このささやかな池の水は狭山池の流路から外れた下今熊の田畑の生命線でしたが下流域の
宅地化が進み灌漑用という役目を終えようとしています。池の周りは沢山の稀少種が群生
し、80数種の鳥たちのコロニーを形成していました。木が伐られ、下流域が明るくなっ
たと言う声。しかし、この風景は稀少種達の挽歌でもあります。朝日の直撃を受ける早朝
散歩はあまの街道沿と三都神社への下り口沿いの疎林がなければ地獄の下今熊通りになっ
てしまいます。せめて街道沿いと下り口添いの疎林は残して欲しいものです。

110516 陶器山のグリーンシャワー
4月の雨をタップリ受けて、あまの街道は萌葱色に輝いています。
5月に入り、日一日とその色は微妙な変化を見せ鳥たちの動きも活発なような。
初夏〜夏への絶妙な移ろいが今。

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< 110516 地権者代理人上設計 淺野社長と面会 >

地権者と市役所の感情的な齟齬の原因は 数年前に遡る。1.地権者の言い分は
現造成地の南に50数戸が建ったとき、 あまの街道沿いの緑を残すべく協議。
残せるだけ残させて、 ノリメンを雀の涙ほどに買い叩かれたーと言うのが地
権者側の対市役所感。2.市役所の言い分地権者は、値段交渉の段になって実
勢価格の6〜8倍の値段を言われた。財政状況から見て あまの街道だけに法
外なお金を使えない。結果、地権者は席を蹴って、決裂した。3.第三者の印象
芥川龍之介の「藪の中」の感。両者同席で話せば、双方の言い分は噛みあう?

因みに 昨日 近畿建設社長が 「あんた等にあげる」と言われたのは写真の
機材を置いた辺りのみであると。あまの街道同好会が土地をもらって喜ぶとで
も思われたのでしょうか?私達は、陶器山の遊歩道、あまの街道沿いの緑、森
を守って欲しいのです。私達の願いは、子ども達の未来の為、地球のため、狭山
を品格ある街に維持したい為に、ただひたすらに狭山に唯一残ったこの森を、
せめてこのまま残して欲しいだけなのです。

    < 110515 近畿圏説社長と遭遇 > 
あまの街道沿いの残された疎林
ツバサの森の写真を撮っていたら偶然、近畿建設 野口社長と遭遇。「あまの街道
同好会」を名乗ると「街道沿いの疎林はあんた等にあげる」と! 何と太っ腹な!
流石 社長! 街道沿いの木々はこのまま残ると考えてよろしいのでしょうか?

< 110514 ノーブレス・オブリージュについて考える >
モコモコと緑湧き上がるツバサの森
古来、金持ちの社会貢献として私財を公共の建造物に投じる事で資産家、権力者
は人々の尊敬を受けてきた。ローマのアッピア街道、フラミア街道、アウレア街
道、カラカラ浴場などは時の資産家、権力者が自家の為ではなく公共の為に造っ
て今に残るローマの重要観光資源になり、その名は千年を越えて今に残る。陶器
山の現造成地の地権者の祖先には狭山に来る前の江戸時代に公共の為に道を造っ
たり、運河を開いたりしたという事蹟があります。(「さまざまなことおもひだ
すさくらかな」より) 偉大な祖先の例に倣ってもらえないかと狭山の未来のた
めに少しでも森を残したい私達は、第二期開発予定地の今熊4丁目665-1の森を
「ツバサの森」と名付けました。

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< 110513 大阪府景観条例について考える >
今熊市民の森を歩く 深い森だからこその緑です ツバサの森(左)と半分埋まった西室池
平成10年10月30日に大阪府景観条例が公布されました。第一章総則第一条に府民
の生活及び文化の反映である都市の景観、歴史的景観及び自然景観の創造又は保
全を図ることにより、風格ある都市空間及び豊かな生活空間を創造し以て府民の
文化的な生活の確保に資することを目的とするとあります。春夏秋冬、鮮やかな
変化を見せる陶器山の景観は正に狭山に日本有数の理想的居住空間を約束するも
のです。都市計画の明確な理念を欠いた行き当たりばったりの町造りの結果は20
〜30年後の無惨なスラム化では? 子孫の代まで、せめて今の環境を残したい。

< 110513 支援センターでブログ講習 >
ブログを立ち上げました
「陶器山ニュース」を3部まで発行しましたが、より多くの方に陶器山、あまの街道
と知って頂くためには、色んなメデイアを使うことだと思い至り、支援センターでブ
ログの講習を受け、早速開設。点より、線より、面を守りたいと「陶器山の森」と名
づけて、発信を始めました。アドレスは http://tokiyamanomori.seesaa.net/ です。
日々の変化を発信していきたいと思います。

< 110501 造成地のノリメンが緑になった! >
苗木が植えられた 110317 吹き付け工法1100401 緑がうっすらと
無惨に地肌を曝していた造成地のノリメンに3月17日にクヌギやアラカシの苗木
が植えられ、4月1日には種子吹き付け工法が施されました。雨が続き、急斜面の
覆土が流れないかと気になっていましたが5月になって、苗木に新芽が付き、地面
には草芽が萌え出てきました。20年後にはキット、以前のような緑のトンネルにな
るだろう! そんな期待をしながら毎日歩いています。

< 110425 署名活動の報告が要るでしょう? >
110425 陶器山ニュース第3号発行
大勢の方達が署名活動に協力して、1〜10枚と署名用紙を預かって署名を集めてくれました。
一人一人への報告が物理的に不可能だから、「第3号」が要るでしょうと言う声におされて、
第3号を出しました。なお、4月12日の署名簿&陳情書の提出日には読売新聞が取材に来庁。
翌日の4月13日朝刊31面に大きく掲載されました。

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< 110412 私達に今 出来ることを >
110218 署名簿と陳情書を提出 110412 署名簿と陳情書を提出 110412 読売新聞 (左クリックしてみて?)
あまの街道(陶器山の尾根道)の造成工事は昨年末始まりました。樹齢数十年の
大木も次々となぎ倒され、山が削られ谷が埋められ、森が消え禿げ山になってし
まいました。あまの街道の素晴らしさと危機を一人でも多くの人に知ってもらい
たいと「陶器山ニュース」 第一号、第二号を各一万部出し、主婦6人が手分け
して配りました。造成工事によって緑のトンネルは消え、景色も変わってしまい
多くの稀少植物も姿を消してしまいました。            

「森がなくなっていく」と危機感を懐いた主婦達が署名活動を始めると堺、富田
林、河内長野からもウオーカーやランナー、歩く会、歌う会、絵を描く会、自然
保護団体、野鳥の会の方々が署名をして下さいました。北は福島〜南は沖縄まで
国では韓国、クロアチア、ドイツ、アメリカの人達からも署名を頂きました。4
月12日に13,172名の署名簿と陳情書を吉田友好市長に手渡しました。「思いは皆
さんと同じです。どうしたら守れるか一緒に考えましょう」という市長の言葉に
我々は大いに期待しています。
残された今熊4丁目665−1の自然林を開発から守って欲しいと言う13,000余
人の思いと「あまの街道沿道の緑を守る」という市長のマニフェストを実現する
ためには市当局や市議会議員、行政の力なしには不可能です。三都神社以北の森
は昨年、市が買収しました。三都神社以西のあまの街道までの土地が市街化地区
から市街化調整区域に逆線引きされたことと併せて大いに評価致します。また、
逆線引きに同意された地主の方々には深く敬意を表します。

春夏秋冬、老若男女が日課として憩い、集う。ドングリを拾って遊ぶ園児達が大
人になっても楽しめる小径。私達が老いて、病んでもリハビリに歩ける小径。我々
の孫や曾孫の代までも変わらず私達の身近な自然であって欲しい。その為に私達は
何をすれば良いのでしょうか。      あまの街道同好会 代表 窪田 由紀

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< 工事前、工事開始後のツバサの森は >
080623 第三小学校から見たツバサの森 110318 伐採後重機が走り回る同じ場所
この2枚の写真はグッチャンに拝借しました。
第三小学校から陶器山の山並みが校庭の向こうに、昨年は青々と連なっていました。
3月18日、緑は消え、荒々しい山肌が露出、日々その姿を変えています。
隣接する南谷池近辺は子ども会や学童のミニハイキングで楽しんだ所です。

< 新聞、見た見た! >
110310 陶器山ニュース第2号発行 110310 金剛コミュニテイ新聞 (左クリックしてみて?))
金剛コミュニテイ新聞が、2月24二号で署名活動を取り上げてくれ、登り窯が出土
した後の3月10日にも大きく報道されました。ニュータウン、泉北の広範囲に配布
されるコミュニテイ新聞のお陰で、一挙に私達の活動とあまの街道の知名度は上が
り、もう「陶器山って、あまの街道って何処?」とは聞かれなくなりました。新聞
の威力って凄い! 気をよくして、3月10日に「陶器山ニュース」第2号を第1号
同様、配布能力を考えて10,000部発行しました。

< 110220 「陶器山ニュース」第1号発行 >
110220 陶器山ニュース第1号発行
署名活動のモドカシサから新聞の発行を思い立ち、手作りの第一号を10,000部発行しました。
陶器山、あまの街道の知名度を上げる為です。署名を求めても「何処にあるの?」と言う逆
質問が何度かあったので、狭山人なら常識と思っていた私達には驚きでした。また新聞に葉書
を組み込めば、署名活動の届かない人達にも簡単に市役所への意思伝達が可能になると考えた
からでもあります。手作り新聞を6名の主婦が手分けしてニュータウンをメインに配りました。

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< 110127 500年前の登り窯が出てきた! >
110127 あまの街道沿いに出土した登り窯跡 110217 消滅した陶器山二号窯窯跡(中央の白い部分)
陶器山が何故 陶器山なのかを証明する格好の教材が出土しました。堺市側に入り
口がある登り窯で、狭山市側で出土したのはその先っぽ2メートルが今回の遺跡。

1600年前に日本全国に須恵器を供給していた陶邑古窯群の東の端に位置していた
のが、狭山池堤と共に陶器山です。泉北ニュータウン造成時に2000基余りの窯跡が
消滅しましたが、その時の調査研究の結果、世界に冠たる日本の土器編年が確立
しました。同じエリアで500年に亘って須恵器が焼かれ続けた為に、土器の変化
状況が一年単位どころか、月単位の先後関係が分かるという世界でも稀有の遺跡
群であったと言えます。今回出土の窯跡は大阪狭山市教育委員会の調査が2月4日
に始まり、10日に終了。陶器山二号窯として記録保存の決定が出され、2月17日に
遺跡は破壊され消滅しました。

< 101227 伐採工事が始まりました! >
冬枯れのあまの街道 ア〜森が消える・・・ 左はあまの街道、右は第三小学校側
年末に今熊4丁目665-1の山と森で伐採が始まり、明けて正月には重機が走り回って
一ヶ月で山は丸裸。山が削られ、谷が埋められ、2ヶ月経つとすっかり山の様相は
変貌。写真のように、既に山があったなんて思えないほどです。毎日陶器山の尾根道、
あまの街道を歩いている人達がボー然としてもいられないと市役所に善処を求める
べく署名活動を始めました。あまの街道、霊園、狭山池、金剛駅前、公民館、さや
かホール、狭山池博物館。人が集まりそうな所は何処へでも署名用紙を持って出か
けました。狭山で唯一残ったかけがえのない「森への思い」、伝われ〜ッ!


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