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< 110831 あまの街道沿いの工事フェンスが外されました! >
フェンスというのは、例え網状でも、疎外感を押しつけるものです。
今朝、その工事用フェンスがなくなっていました。
ウオーカーが口々に 「フェンスがなくなってる!」と歓喜の声。
児童公園はほぼ完成の域。
「ツバサ緑地」北の白いフェンス手前に何と、階段も出来ています!
あまの街道に虫取りに来る子ども達が、将来、この児童公園で手を洗ったり、遊んだり・・・
東を見やれば、ダイヤモンドトレイルのハイライト場面(金剛山〜二上山)が一望!
業者の配慮のお陰で、悪いことばかりではありません・・・・
< 110831 ツバサの森と西室池 >
現造成地に集まる水を、写真左の大きなパイプを通して西室池に流し込んでいます。
陶器山のささやかな水は下流の田圃を潤し、水路を通って狭山池に注ぎます。
池にそよぐ葦がもっと復活すれば、池水は浄化され元のようになるでしょう。
南の堤には数本の苗木も残され、数年後が楽しみです。
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< 110830 9月定例議会が1日から始まります >
8月の広報にありましたが, 第3回定例議会が9月1日から始まります。
8月25日に議院運営委員会があり、議案日程が審議されました。
議会傍聴は市役所3階窓口で申し込んで、議会傍聴室に入ります。(要静粛)
1日(木) 開会
12日(月)代表質問
13日(火)個人質問
15日(木)建設常任委員会
20日(火)総務文教委員会
26日(月)再開(最終日)
ペリクレスは古代ギリシャ・アテネ最盛期のプリンケプスですが、曰く
「政治に無関心な市民は、静かさを愛する者とは思われず、市民としての意味を持たない人間である」
(「ローマ人の物語」II p19 塩野七生 新潮文庫 平成18 )
私達の生活に関する議案が審議される議会を傍聴しましょう。
< 110829 西室池南ノリ面の吹き付け工法 >
あまの街道沿いの灌木の向こう眼下に見え隠れする西室池。
その池の南面の10メートル近い擁壁の補強ノリ面に、表土吹き付け工法が施されています。
斜面は黒々と表土が吹き付けられ、池の水際には土留めの処置。
手前汀には、辛うじて水草が穂を揺らしていました。
池は守られるんだと、嬉しくなりました。
この春、現造成地の街道沿いに吹き付けられたノリ面には、
吹き付けられた表土から芽吹いたアカメガシワが花を付けています。
「希望の緑や〜」と、ウオーカーが足を止めて見とれていました。
< 110829 町の姿が段々と・・・・ >
段々町らしい原型が見えてきます。
中央道路の舗装が昨日から始まり、あまの街道沿いのノリ面下の浄化槽の上には公園が出来るのか
街灯一本が建ち、ベンチ、滑り台、ファウンテンらしきセットが運び込まれていました。
新造成地には「開発エリアの3%の緑地確保」が条件で
この公園予定地がそれに該当するのなら、
街道沿いのノリ面とその底部の低木帯は、「ツバサ緑地」?
先週20日に「ツバサの森」に続く低木帯予定地と、その「ツバサ緑地」の間に白いフェンスが建っていました。
将来この公園や「ツバサ緑地」で遊ぶ子ども達が、急傾斜で落ち込む「ツバサの森」に行かないように?
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< 110827 小さい秋、見〜つけた〜♪ >
造成工事はいよいよ佳境。
中央道路の舗装工事が今朝から始まりました。
秋色一番乗りの桜(110803)に続き、萌葱色のイガグリが二つ、一つ、三つ・・・
見上げれば、アチラにもこちらにも小さなイガグリが大きな葉っぱの脇にしがみついて・・・
声明(しょうみょう)のようなアブラゼミのオーケストラも徐々に遠慮がちになると
その声明を通奏低音にミンミン蝉,つくつく法師が加わるコンチェルト。
体感温度は真夏でも、季節は確実に移ろっています。
< 110825 4度目の要望書を提出しました >
下今熊4丁目の造成工事は着々と進み、「秋までには終わるぞっ!」と言う勢いです。
第一期工事が終われば、第二期かと、思い至るとジッとしていられない。
第二期開発予定とされているのは「ツバサの森」です。
私達はこの「ツバサの森」をせめて現状で残して欲しいと、年初から活動を始めたものです。
9月議会に取り上げてもらうべく、再度、下記項目の要望書を提出しました。
1) 「ツバサの森」(今熊4丁目665-1(約12,000平方メートル))全部の買い取り
それが駄目なら、せめて壺井氏の持ち分である10分の4の面積を樹木が伐採される前に買収
「金がない」という財政上の言い訳で(1)が駄目なら
2) 「今熊市民の森」(市所有)と「ツバサの森の交換」 (面積比は1:2)
森としては:−
現造成地、田圃、畑、新街区に囲まれて孤立する「今熊市民の森」より
4月に逆線引きで保全が決まった「下今熊の森」13ヘクタールと連続し
西室池周辺の湿地を含む豊かな植生の「ツバサの森」を残したい。
「ツバサの森」が保全されれば、
岩室〜西山霊園まで3.5kmのあまの街道は
(大野台7丁目地獄通りを除いて)緑道が維持されることになります。
住宅地としては:−
湿地を含み、段差の激しい地形の「ツバサの森」より、
盛り土エリアを最小限に出来る「今熊市民の森」の方が適しているのではないか。
私達は開発全てを否定するモノではありません。
「国際森林年」の今年、森の役目、位置づけは十分に喧伝されています。
私達は狭山に残った唯一の、しかも、こんなにも美しい森を残して欲しいだけなのです。
早朝散歩でその森の恩恵を受ける自分たちの為にも、そして
「明日の狭山を担う子ども達」の為にも。
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< 110822 雨上がりの森の色 >
うだるような焦熱地獄の日々が続いた晩夏。
不安定な等高線に連れられて小雨・・・
蝉の凄まじい合唱が止んだか・・・・オッ、虫の音。
森に上がると、鳥たちの囀りも聞こえて・・・・
♪〜秋こんと目にはサヤカに見えねども森の音にぞ驚かれヌル〜♪
< 110821 市民憲章を見ましたか? >
イカリ寿司を上がった四阿(あずまや)横に我が狭山市の「市民憲章」が掲げられています。
5項目の憲章の2番目に「自然を愛し、美しく住みよい町を作ろう」とあります。
本気で作った憲章なら、自然破壊なんて起こらないはずですけどね・・・
因みに、西山霊園の新住宅地の建つ以前の、前々市長のころの古い議事録には、
「あまの街道沿いの20メートルの緑地を守る」と言う決議があるそうですよ・・・・
西山霊園の南、大野台7丁目の住宅はあまの街道に面して門があったり、
切り立った擁壁直下に住宅が建て込んでいたり・・・
理想は理想、現実は現実???
< 110819 現造成工事が終ったら・・・・ >
<地図写真の上でクリックすると拡大します>
土日返上、雨天決行の快調さで下今熊4丁目の造成工事は進んでいます。
道路、歩道、住居区劃、街道沿いの緑地帯フェンスなどがハッキリしてきました。
8月末で工事が終わると言うのが説得力をもって感じられます。
街道沿いの緑地帯に充分配慮してくれていますので、文句は言えません。
心配は最初から、第二期工事とされている「ツバサの森」です。
「ツバサの森」の環境の激変から植生も大幅に変わっていることと思いますが、
それでも残った「物言わぬ小さきモノ達」を守りたい。
小から大への関わりの連鎖は、頂点たる人間の生息環境をも決定づけるモノに他なりません。
「物言わぬ小さきモノ達」が生きられない環境は、人間にもいずれ不適合になるのではないでしょうか?
地震国で、活断層が縦横に走る日本。
意図せずに壊れた東日本一帯の大地の惨状は、つい5ヶ月前の事で、未だ回復できません。
切角残ったささやかなこの森を、子ども達の未来に残すにはどうすれば良いのか・・・・
AかBかの選択が許されるなら、
「ツバサの森」と隣接する市所有の「市民今熊の森」の交換というのはどうでしょうか?
(写真右が初夏の「ツバサの森」。写真左の中央奥の緑の部分が今日の「市民今熊の森」)
☆ 「ツバサの森」と「市民今熊の森」を交換すれば ☆
街道沿いの緑が下今熊の森に連続して、植生、鳥たちのコロニーが守られる。
面積比が大の「ツバサの森」が残ることで、二酸化炭素の吸収力が大である。
面積比は2:1でも、住宅地としては立地条件上、市民今熊の森の方が妥当である。
都市整備部は、付近住民の「市民今熊の森」の環境云々の言い訳をしていましたが、
その住宅地と「市民今熊の森」の間の空き地の造成工事(9戸)を許可していることから
蛇足ながら、その根拠は既に壊れています。
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< 110819 蝉追うて雨いて来たる虫の声 >
昨夜から秋の訪れ、虫の音が聞こえます。
久しぶりの雨です。
猛暑もチョット一段落。(写真左)
数時間の小雨でしたが、それでも「水をくれーっ!」と叫んでいた木々の緑は生き返りました。
早朝、中高生たちのクラブ活動でしょうか、
雨にも負けず、夏の暑さにも、照り返しの厳しさにも負けず
次々に「お早うーす!」と叫んで駆け抜けていきます。(写真中央)
B地点近くの休憩所の堺側の路肩が揺るんで木製の柵が崩れ落ちています。
5〜6ヶのコーンと砂袋がありました。
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< 110814 ドングリの森が緑満開! >
折られたり、引っこ抜かれたりと試練続きだったドングリの森の苗木。
綺麗に整備され、添え木もしてくれたりと、ケアーの甲斐あって、
ニョキニョキ、ニョキニョキ。
鳥が運んできたポプラなぞ、5m近くにも育っています。
一方、造成地に切角植えてくれた苗木はこの猛暑に息も絶え絶え。
寒くなったら、この森の苗木をアチラに移植してやろう!
< 110813 今熊地蔵の提灯が新しくなりました >
あまの街道の今熊側の入り口近くの最初のお地蔵さん。
今にも壊れそうな手作りの粗末な小屋に鎮座しているお地蔵さん。
3.5kmのあまの街道を日々往復している善良な人々が手を合わせている姿を見ます。
今日、両側の提灯が新しくなっていました。
お盆ですからね〜♪
< 110812 地獄通り、何とかならぬか・・・ >
あまの街道は、夏でも緑のトンネルが快適なプロムナードですが
二箇所、朝日の直撃が厳しい所謂、「地獄通り」があります。
大野台7丁目沿いと現造成地の今熊4丁目沿いの200〜100メートルです。
平成7年に遊歩道整備した結果が今のあまの街道なのですが、
私有地ギリギリに道を作ったのが、そもそもの・・・・短慮と言わずして何と言おう・・・
7丁目沿いは民家の門があまの街道に面していて、植栽の余地は毫もありませんから
どれだけ、待っても緑のトンネルは復活しません。
4丁目の現造成業者は20メートルの緩衝帯をとってくれ、曲がりなりにも植栽してくれました。
今は苗木でも20年後は、子ども達が成長する頃には、元のような緑のトンネルが復元されるでしょう。
私有地なら、ギリギリまで建てても、文句はないところですが
場所がらを尊重して、配慮してくれた地主の壺井氏と造成責任者の近畿建設に深く敬意を表します。
問題は今です。
毎朝、朝日の直撃を浴びながらの早朝散歩をしている高齢者は、今が辛い!
「せめて遊歩道整備する以前のそま道を復活してもらいたい」
「かすかに残っているそま道の徒長枝を払ったり、道を復活させたり、
最小限、人が通れる空間を作って下さいませ〜?」
と市役所に相談しましたら、
公園課清水課長とフレッシュマンが早速現場検証に来てくれました。
当該道標は堺市側にあることから、狭山市の一存ではいかないので
「直ぐ、堺市に行きますわ」と担当区域外の事になると、結論が早い。
ともあれ良い感触を得ました!
楽しみにしています〜!!!
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< 110807 綺麗になったドングリの森 >
雨の後、植えたクヌギや、ナラの苗木が隠れるくらい雑草が生い茂っていました。
有志が三々五々、気になる雑草を少しずつ刈り取っていました。
昨日、根元に集めていた雑草が、何と言うことでしょう
刈り残った部分も含めて、すっかり綺麗になっていました!
役所の定期的な整備活動だったそうです。
< 110807 夏の陶器山は群像が似合う >
早起きの夏は6時過ぎから、人影が絶えることはありません。
常連さんに加えて、子ども達の朝練、色んなクラブのウオーミングアップ。
静かに話しながら、賑やかに笑いながら、玉のような汗を吹き飛ばしながら、
リハビリの人も、暇つぶしの人も、健康対策の人も、
蝉の大オーケストラをBGMに歩く、走る・・・
四阿では三人、五人、二人の清談あり。
夏の陶器山は特に朝が賑わいます。
< 110804 新造成地続々 >
今熊市民の森の東側の低地は現造成地とは10メートルほどの落差があります。
第3小学校西の南谷池への里道からも10〜3メートルの落差があるのですが
ここに沢山の土砂を入れて嵩上げをするそうです。
問題は造成工事ではありません。
フェンスの外側に大阪府自然環境保全条例の適用看板があります。
看板には「自然環境の保全と回復に関する協定」を
知事と大倉建設が締結し、緑地管理者は大阪狭山市となっています。
どういう意味なのでしょうか?
このエリアの自然環境を守るぞっ、という意味にはならないんでしょうか?
この看板のある狭い区域だけに「自然環境の保全と回復に関する協定」が適用され、
3メートル程の落差のある市民の森側の空き地は適用外として
管理者の狭山市が造成工事の許可を出したのでしょうか?
落差がある低地の景観は東側の住民の景観への思いに抵触しないと言う事でしょうか?
世の中複雑で、単細胞には分かりにくいことが多すぎる!
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< 110803 鳥山市議からアドバイス >
市議訪問シリーズでまたまた市役所へ。
登庁してきた鳥山市議とグッドタイミング。
「私も、最初はどう手を付けて良いモノやら・・・あれから色々勉強しました」と嬉しいお言葉。
「気持ちは分かるし、同じですが、それからの道筋が見えないと、進めない」
と、さやま池まつりを先導してきた自信の裏付けの一言一言が力強い。
「敵対するんじゃなくて役所、地区会とNPOの3者で協働する方が、
急がば回れで、帰って結論に近づける。」
と下今熊で聞いたのと同じ事を、言われた。
(何も敵対はしていないから、お願いに伺っているんですが・・・・)
「しっかりした基盤を打ち出す意味でNPO立ち上げがいい、
条例もさることながら、時間がかかる。」
NPOも条例も時間がかかりすぎて、8月末に第一期の工事が終わるのに、
モタモタしていたら、第二期工事の企画が始まってしまうんですよね・・・・!
デモ、兎も角出来ることからコツコツと・・・・・
< 110803 太陽の季節とは言うものの・・・・ >
節電の夏を哀れと思し召して、今年の夏は、暑くないっ!
去年は40度近い日が連日だったでしょう?
それに比べれは、今年は、「団扇、おしぼり、打ち水、シャワー」で凌げています、ハイ。
朝っぱらから、木陰の途切れる地獄通りを好きこのんで汗タラタラで歩いたり
日本人はホンに、辛抱強い!
日本の主婦を怒らしたら、アカンぜよ〜!
< 110803 夏休みの風景 >
父ちゃん、爺ちゃんに守られ、夏休みにブレイクして子どもは生きる知恵を獲得するのです。
「爺ちゃん待って、僕が先に行く〜」なんて偉そうに言ってた子どもも、巣立って
夫婦二人になると、優しく寄り添う笑顔が美しい。
狭山の夏、日本の夏。
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< 110801 陶器山の最高峰? >
山と言うからには最高地点があるはずと思っていましたが
何しろ120〜130メートルの高さでウネウネと天野山金剛寺まで続く丘陵地。
何処が最高地点なのか、とんと分かりませんでした。
脇道に登って見つけました!
下今熊地獄通りの直射を避けた脇道を上ると、突然、三角点(?)がありました!
残念ながら、刻印はありそうでなさそうで摩滅して読めません。
三角点(?)ではなく道標なら、遊歩道整備する前の本来の道はこちらだったのですね?
だったら、地獄通りが緑のトンネルになるまでの20年間はこちらに道を戻して頂けないでしょうか?
今の時期、朝日の直撃がきびしいーっ!
エッ? こちらは堺市側だから、堺市役所の管轄?
堺市に相談に行ってみようっと!