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   トップブログ資料ファイルナンバー003 世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 貨幣セットが発売された(前半)>ファイルナンバー003b 同左 (後半)

ファイルナンバー003b
記事タイトル『 世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 貨幣セットが発売された』
<後半編>

※これは『 世界文化遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 貨幣セットが発売された』<前半編>の続きです。最初に前半編をご覧下さい。


        ○熊野三山

熊野本宮大社
(くまのほんぐうたいしゃ)
かつては「熊野巫神社」と呼ばれ、熊野川の中洲に古代の創祀以来鎮座したが、1890年水害に罹災した後、流失を免れた主要神殿を1891年に現在地に移築し、再建したものである。
熊野那智大社
(くまのなちたいしゃ)
 那智山の中腹にあり、那智大滝に対する原始の自然崇拝を祭祀の起源とする神社である。主として、熊野十二所権現を祀るほか、那智大滝を神格化した飛瀧権現を併せ祀っている。
熊野速玉大社
(くまのはやたまたいしゃ)
熊野川河口近くに鎮座する熊野速玉大社境内を中心とし、神倉神社が鎮座する背後に権現山・御船島・御旅所を含む。権現山の中腹には祭神が降臨したといわれる神倉神社がある。
青岸渡寺
(せいがんとじ)
神仏分離令以前は、那智の如意輪堂として発展し、西国三十三所観音巡礼の一番札所となっている。
那智大滝
(なちのおおたき)
高さ133m、幅13mの日本一の滝で、熊野那智大社、青岸渡寺の信仰の原点であり、信仰の対象である。


        ○参詣道

熊野参詣道中辺路
(くまのさんけいみちなかへち)
京都あるいは西日本から熊野三山へ参詣するルートのうち最も頻繁に使われた経路で、大阪湾沿いに南下し、紀伊田辺から東に転じ山中に分け入り、「熊野三山」を巡る道である。
熊野参詣道伊勢路
(くまのさんけいみちいせじ)
紀伊半島東岸を南下する、主に東国から熊野三山を目指す参詣者が歩いた道。伊勢神宮と熊野三山を結ぶ険阻な山坂の多い道で、随所に石畳が遺されている。
大嶺奥駈道
(おおみねおくがけみち)
霊場「吉野・大嶺」と「熊野三山」を結ぶ修験者の修行の道であり、吉野山から大峰山寺、玉置神社を経て熊野三山に至るルートである。
高野山町石道
(こうやさんちょういしみち)
 金剛峰寺への参詣道で、空海が開き最もよく使われた主要道である。沿道には一町(約109m)ごとに町石が建てられている。


        ○吉野山

金峯山寺
(きんぷせんじ)
 修験道の中心寺院で、修験道の霊場「吉野」の中心的伽藍として信仰を集めている。
吉野水分神社
(よしのみくまりじんじゃ)
古代の分水嶺に対する信仰を祭祀の起源とする神社である。
吉水神社書院
(よしみずじんじゃしょいん)
神仏分離令および修験道廃止令によって神社となった。行者や参詣者の滞在所としても利用された。

これらの写真は造幣局の許可を得て掲載しています。転記はご遠慮ください。

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  参考:独立行政法人造幣局 販売 世界文化遺産貨幣セット(紀伊山地の霊場と参詣道)