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☆現行硬貨の紹介☆
ここでは各硬貨の特徴や雑学を紹介します。
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○一円硬貨について 1995年(昭和30年)6月1日に発行されたこの1円硬貨のデザインは硬貨として始めて公募されました。 その結果中村雅美さんが応募した「若木(特定の植物ではない)」に決定しました。また、裏側の「1」のデザインは高島登二雄さんです。 こちらで見ていただけると分かるように消費税導入のため平成元年から数年にかけて大量の一円玉が製造されました。しかし、作りすぎたためか平成5年以降どんどん製造数を減らし、平成10年を過ぎるとぐんと減り平成13年にはわずか800万枚ほどになりました。これは、最多発行の平成2年のわずか0.3%です。そのためか某コインショップでは1枚500円(ただし未使用)で売られています。 |
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○五円硬貨について 現行五円硬貨には3種類あり、一番上まず流通していません。2段目・3段目の違いは字体の違いだけで、デザインは変わっていません。2段目の5円は通称「フデ五」とよばれ、少しだけですが、両替やお釣りで入手することが出来ます。しかし、最近は少なくなっているらしい・・ デザインについてまとめていました。デザインは当時大阪造幣局勤務の小柴利孝さん。
発行枚数は1円同様平成10年以降極端に少なくなっています。 |
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○十円硬貨について 皆さんご存知の通り10円には以前ふちにギザギザがついていました。通称「ギザ10」と呼ばれ昭和26年〜昭和33年の話です。その理由は江戸時代から近代にかけてなど金貨・銀貨が発行されいて、そのふちを少しずつ削って売るという行為がありました。それを防ぐためにギザギザがつけられました。また、当時最高額面であったためギザをつけたという言い伝えもあります。その後50円・100円が発行され、ギザはなくなりました。 デザインは平等院鳳凰堂が使われています。(それにもいくつかうわさがあるので上のリンクより) また、昭和26年の10円硬貨には粗銅が用いられたためわずかながら「金」が含まれています。その量わずか0.003%・0.000128g で金額にして0.5円未満。ある方法を用いれば取り出せますが、損をするだけで逮捕もされちゃいます。 |
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○50円硬貨について 中段の50円からし硬貨は材料を節約して、製作費を抑えようと穴を開けた。しかし穴をあける方が制作費が高くなってしまった。しかし、目の不自由な人にとってこの穴は判別に役立っている。ちなみに中段の50円にはキザが付いていない。昭和62年の50円硬貨は約77万枚と大変少なくミントセットに組み込まれただけのためコインショップでは8000円程度の高価格で売られている。 昭和42年にニッケルから白銅に変更された。この時代自販機が普及しつつあり、ニッケルでは破損することがあるため100円と同時に変わった。 |
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○100円硬貨について コインロッカーやゲーセンなどで多く使われる何かとよく見る100円硬貨。大きさや重さは初期のものと変わっていない。昭和57年に500円硬貨が登場するまで最高額面の硬貨として役立っていた。新五百円硬貨発行の平成12年以降発行枚数がぐんと減った。 |
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○500円硬貨について 昭和57年に発行された500円硬貨は世界で一番高価な硬貨(笑)。旧500円に良く似た韓国の500ウォン硬貨(日本円で50円程度)を偽造して自販機などで使う行為が多発した。そこで、最新の技術を盛り込んだ新500円硬貨が平成12年に発行された。このためか平成12年以降他の額面の硬貨の発行枚数が減った。 最新の技術を盛り込んだ500円硬貨ですが、今年に入って偽造貨がATMで見つかるなど、偽造が多発している。これを受けて500円硬貨を紙幣に戻す案も出ています。 |
※各硬貨の詳しい発行枚数は別ページ「現行硬貨の発行枚数」をご覧下さい。