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○検査結果とそれから言えること○

荒川(あらかわ) 取水地:茨城県取手市取手(取手駅南西約750メートル)
天候 水温 気温 採取日 検査日 COD値 pH 水質評価
晴れ 29℃ 27℃ 8月9日8時30分 8月10日17時30分 4ppm 汚れている
現地の状況 魚がたくさん泳いでいた。(種類は不明)
周りに草が生えていたので流れが少なくゴミも漂っていた。
少し腐ったようなにおいがした。
周辺にビルが多く市街地でした。
備 考 気温は気象庁発表
CCO値は目視値
酸性度は酸性雨測定薬を用いています
利根川1
ゴミが浮いている
利根川2
右上のみどりは藻である
利根川3
すこし濁りとにおいがある
利根川4
利根川河川敷、かなり広い
利根川(結果)
結果は5ppmである。
しらべた結果、ゴミやにおいがあったわりには数値が小さかった。岸壁で取った為流れが少なかったので数値が違うと思う。また、水量が多いため少ない数値になったと思う。

利根川(とねがわ) 取水地:東京都足立区千住(北千住駅北北西約900メートル)
天候 水温 気温 採取日 検査日 COD値 pH 水質評価
晴れ 30℃ 31℃ 8月9日10時30分 8月10日17時45分 7ppm 6.5 汚染が多い
現地の状況 河川敷公園で川に降りれるようになっていた
泳いでいる人がいた。
ビルもあったが、南側は古くからの下町があった。
船の往来があり採取付近も少しながら水流の変化があった。
備 考 気温は気象庁発表
CCO値は目視値
酸性度は酸性雨測定薬を用いています
荒川1
河川敷から降りれるようになっている
荒川2
肖像権のため写さなかったが泳いでいる人がいた
荒川3
にごりは普通においはあまりしない。
荒川4
看板が「建設省」のままだ
荒川(結果)
結果は7ppmとでた。
この川に関しては利根川よりも透明度があったが汚れは多かった。多分川岸がコンクリートの為泥が混入しないんだと思われる。数値上少し汚いと出たが、泳いでいる人は大丈夫だろうか?

日高川(ひだかがわ) 取水地:川辺町和佐(和佐駅西約250メートル)
天候 はれ アンモニウムイオン(NH4+
アンモニウム体窒素(NH4+-N)
0.2ppm
0.16
水温 27℃ 亜硝酸イオン(NO2-)
亜硝酸体窒素(NO2--N)
0.02ppm以下(未検出)
--
気温 33℃ 硝酸イオン(NO3-
硝酸体窒素(NO3--N)
1ppm以下【未検出)
--- 
採取日 8月11日15時45分 りん酸(PO43-
りん酸体りん(PO43--P)
1〜2ppm
0.23〜0.46
検査日 8月12日17時10分
   13日
pH(水素イオン濃度) 約7.0
COD値 1ppm 水質評価 きれい
現地状況 若野堰下流約10メートル
堰上流は遊泳禁止の為下流にたくさん泳いでいる人がいた。
備考 気温は気象庁発表
各数値の値は目視値
酸性度は酸性雨測定薬を用いています
日高川1
若野橋(若野堰)下流
日高川2
取水場所(堰下流)
日高川3
堰上流
日高川4
ほとんどにごりはない
日高川(結果)
1ppm

下川(しもかわ) 取水地:御坊市薗(西御坊駅東北東約200メートル)
天候 水温 気温 採取日 検査日 COD値 pH 水質評価
晴れ 28℃ 30℃ 8月12日15時30分 8月12日17時15分 5ppm 6.5 少しの汚れ
現地の状況 この付近は下水道が未整備の為川に水を流している。
もちろん泳いでいる人はいない。
古くからの町並みである
備 考 気温は気象庁発表
CCO値は目視値
酸性度は酸性雨測定薬を用いています
下川1
直接排水が流入している。
下川2
かなりにごっている
下川3
濁りが多い
下川(結果)
高い値

西川(にしがわ) 取水地:美浜町和田
天候 アンモニウムイオン(NH4+
アンモニウム体窒素(NH4+-N)
0.2ppm
0.16
水温 27℃ 亜硝酸イオン(NO2-)
亜硝酸体窒素(NO2--N)
0.02ppm以下(未検出)
---
気温 29℃ 硝酸イオン(NO3-
硝酸体窒素(NO3--N)
2ppm
0.46
採取日 8月11日16時45分 りん酸(PO43-
りん酸体りん(PO43--P)
0.5ppm
0.165
検査日 8月12日17時20分
   13日
(pH)水素イオン濃度
COD値 6ppm 水質評価 普通
現地状況 取水用堰(西川千貫堰)上流1メートル。
この堰は稼動堰で夏季のみ使用し大雨以外は締め切り、水深1〜1.5M
この付近は以前は下水道整備はありませんでしたが、今では一部併用中
備考 気温は気象庁発表
各数値の値は目視値
酸性度は酸性雨測定薬を用いています
西川1
農業用水取水用千貫堰
西川2
見えにくいがごみがたまる。
西川3
普通のにごり
西川(結果)
大変高い値

<まとめ>今回は東京方面と日高方面での調査を行いましたが、荒川でも泳いでいる人がおりびっくりした。たとえば荒川の7ppmの日高川の2ppmでは大変な差がある。日高川では泳げるが荒川で泳ぐのはやめた方がよさそうな値です。たとえば日高町から美浜町をとおり日高川河口へと流れる西川では、8ppmという大変高い値がでました。西川にはいくつかの川が合流しており、大部分が先ほどの川辺町の若野堰から流れてきます。またここは千貫堰という川全体を堰きやく1.5メールとの水位を農業用水のために維持しています。この閉鎖的環境のため高い値になったのかも知れませんん。現在美浜町の一部では集落排水の設備が順次整いつつありますが、日高町や日高川からの経路となる御坊市などは未整備のところも多く、高い数値になったと推測します。昔はこの川で水泳大会を行っていたそうです。しかし、これらの数値は水量によっても変化するため、東京の利根川や荒川といった汚水の流れ込んでいそうな河川でも河川規模が大きいため大量の水で薄まるからだとも考えられます。だから、こちらのような人口が少ないが川の流れが少ないところでは高い数値になることと思います。

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