3・13重税反対全国統一行動
500人が参加
 第36回3・13重税反対全国統一行動山形集会が11日、500人の参加で繰り広げられました。
中小業者、農民、労働者、年金生活者などが諸要求を掲げて山形県民会館に集合。集会の後、「消費税増税は絶対反対!」と山形市内の中心部をデモ行進しながら、山形税務署への集団申告に向かいました。
この度の確定申告では、配偶者特別控除の縮小廃止に伴ない、一昨年より所得が減っているにもかかわらず支払う税金が増える方が続出。
その上、次の確定申告からは、老年者控除が廃止、年金控除の縮小など高齢者いじめの増税計画が目白押しで、「仮に今年と同じ所得だったら?」の計算では、4、5万円の増税になる方もざら。「それでなくとも、売上も毎年減っているのに、商売なんか、やめたほうがいいのかなあ。もう払いきれない。」と多くの方が苦しい胸のうちを訴えました。
また、改悪消費税法で、15年度売上が1000万円を超えたため課税業者になったBさんは、「来年から(平成18年3月)から消費税を納めなければならなくなるというから、練習のつもりで新しい通帳も作って、別管理できるかやってみた。
はじめの3ヶ月はなんとかかんばったけど、4ヶ月めには、なんともしょうがなくて、全額下ろして支払にあててしまった。サラ金から金借りるよりまし。」と17年度の消費税申告への不安を訴えていました。
 かたや史上空前の利益をあげているトヨタなどの大企業。かたやにっちもさっちも行かなくなった方が増えている昨今、不公平に怒り、商売を守り発展させるために、切実かつ大きな声が町にこだましました。


 
重税反対全国統一行動より
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