戻る


2009/03/22  デジタルpH計


3/22(立ち上げから18日経過)
3日間程、出張で家を空けたが3日水槽を見ないとその違いは明らかだった。
『随分とハイグロ、カボンバ、グレートモスが伸びたな〜』が率直な感想。
ネットで頼んでおいたカラーサザエ石巻貝が到着。
デジタルpH計も到着。
早速pHを測定してみた。pHは6.1
換水後はどの位pHが変化するのか知りたくなるもの。。。

1/3換水後にpH測定。

おっと、カメラが近づきすぎた。pH6.3
ヤマトヌマエビもやっと調子が出てきた感じ。

根をあまり生やさないカボンバは、どんどん引っこ抜かれてしまった。仕方がないから「水草のおもり」で固定する事にした。


2009/03/27 心配事


カボンバ、グレートモス、ハイグロは順調に伸びているが、頂いた他の水草の伸びはイマイチ。
う〜ん。恐らく栄養素が足りないのだと思う。
ガラス面に付いていたコケは水換えの時に一度落としたっきり、その後はコケが付かない。

この状況は以前、この水槽を始めて立ち上げた時と同じだ。
底床が大磯砂の時、水中葉を購入してその水中葉がどんどん伸びていたので安心して肥料を与えずにいたら、
段々と成長が鈍り、コケが水草に発生するようになった。

その時もガラス面にはコケは発生せず、ほとんどノーメンテナンスで水槽を維持できた。
あの時は水槽の中には栄養素がほとんど含まれておらずに、水中葉の活力のみで成長していたのだと思う。
その水中葉の活力が無くなると同時に、水草は伸びなくなり、おのおの10匹程度飼育していたテトラとヤマトヌマエビの糞尿から窒素・リンの二つの栄養素が発生してコケの栄養源となり、コケが勢力を伸ばし始めた。
頂いた水草の一部(水槽右側)にコケが付き始めた。
ヤマトヌマエビも食に合わないのか食べてくれない。
オトシンクルスも食べてはくれないのだ。

ガラス面にコケはあまり付いていない状況で水草の葉にコケが付くのは、恐らく水草の生長が鈍いのだろう。

しかし、今の状況で肥料を与えて良いのだろうか?
こんな感じでコケが伸び始めた。
グロッソにも、生えてきた。

他の水草には発生していないので、恐らく成長の鈍い水草にコケが生え始めたのだろう。


2009/03/29 コケ取り部隊投入


サイヤミーズ・フライング・フォックス1匹投入。

地元(と言っても60km位離れた場所だが)の熱帯魚屋で購入した。
ブラック・モーリー1匹投入。

5匹800円で販売していたので、5匹購入したがさすがにコケのあまり無い水槽に5匹投入しては餓死すると思い、4匹はグッピー水槽に入れた。

数日後..
おいおい...

カボンバの根っこの掃除はいいから、コケ食べてくれよ。
知らん顔しないで、コケ食べてくれよ〜

コケ取り用として、オトシンクルスは随分と購入したがやはり個体差というものはあり、茶ゴケを一晩で食べつくす個体もいたが、あまり働き者ではなかったオトシンもいた。

そのようなオトシンは長生きはしなかった。

このブラックモーリーも1週間程で落ちてしまった。
カボンバ、ハイグロ、グレートモスの伸びに隠れて、
マツモが伸びていない事に気がついた。

水草水槽であまりにも伸びすぎたので、グッピー水槽に入れたマツモはあっという間に伸び広がったのに、CO2添加、高光量の水槽で伸びないのはやはり、栄養素不足なのか?

自慢ではないが、グッピー水槽は窒素・リンは売るほどある。
(アナカリスがコケまみれ)
グッピー水槽からグッピーを5匹水草水槽へ移動。
餌は極力少なく、食べ残しの無いように与える。

このグッピー達はグッピー水槽で4ヶ月程暮らした個体。
私が水槽の前に立つと餌を貰えるものと思い、水面に集まってくる。
サイヤミーズ・フライング・フォックスは、水に慣れると水草の葉をなめるようになった。

しかし、発生してから時間の経ったコケは食べてくれないだろうな。



2009/04/06 施肥する



水草水槽はこんな感じ。
何だか水草のストック水槽みたいになってしまったが、仕方が無い。
カボンバ、ハイグロ、グレートモスの生長は著しいがグロッソと右側の水草(多分ルドヴィジア・プレビベス?)が生長していない。
他の水草は少しずつではあるが、生長はしている。

このままの状態では、生体からの糞尿と餌で窒素・リンが増えていくだろう。それをカボンバやハイグロが吸収してくれれば
良いのだが、恐らくコケが発生してくると思う。

ここはひとつ底床の赤玉土に施肥する事とした。
肥料はテトラのイニシャル・スティク。グロッソを植えた場所を中心に左右の水草の根元から少し離れたところに一粒ずつ、合計で10粒程施肥した。
頂いた水草の名前も分からない状態では情けないので、水草の名前を色々と調べてみた。
まずはコケ防止の為に小鉢に植えているカボンバ、ハイグロ、グレートモスを一時的に取り除く。

取り除く前の水草水槽。マウスを当てると取り除いた後の画像になります。
以前の水草水槽の生き残りのバコパ オーストラリスを水槽の中央奥に植えたが、これは結構生長していた。
う〜ん。他の水草はあまり育っていないような気がする。
この水草達が無ければ、きっとコケだらけの水槽になっていただろう。
又、今まで見えなかった水草も見ることが出来るようになったが、結構コケの付いている水草も発見できた。
グロッソ・スティグマ。

拡大画像のように、コケが発生している。
又、上に伸びているような気がする。
ハイグロフィラ・ロザエネルヴィス

本当は葉の色がピンクに染まるはずだが、一見普通のハイグロフィラと同じように見える。bさんのお話では、光量が強すぎると赤みが飛ぶとの事だったが、光量が強すぎるのかな〜。
ロタラspヴェルデキラリス

この水草は絶好調みたい。
コケも付いておらず、結構生長していた。
水槽の右奥と左奥に植えたロタラなのだが、
ロタラspセイロンとロタラ・インディカの区別がつかない。

インディカが真っ赤になってくれれば分かるのだか、今のところどっちがドッチなのか分からずじまいだ。

今まで気がつかなかったが、この右奥のロタラ系には、結構コケが発生していた。
これにはびっくり。
ルドヴィジア・レベンス

ピンボケになってしまったが、何とか少し赤みを残して踏みとどまっている感じ。

鉄分の不足なのかもしれない。
ルドウィジア ブレビペス

恐らくこの名前で間違いないと思うが、この水草はコケまみれになっている。
換水直後なので、気泡がコケに付いている不思議な光景だ。

しかし、その根元からは新芽が出ている。
パールグラスだと思う。

この水草もコケに負けている。
こっちがラージパールグラス(で、間違いないかな)

立ち上げ当初からあまり気泡を付けなかったが、
根元が白くなってきた。

いよいよどうすれば良いのか分からなくなってきた。
ヘテランテラ

この水草は結構伸びてきた。

困ったことにポリゴヌムspピンクが何処に植えたか分からない。
ポリゴヌムspピンクも葉の先がピンクに染まるそうだが、今のところそのような気配をみせる水草は現れていない。
ニューオランダプラント

葉の裏がワインレッドになるそうだが、たぶんこの水草がそうだろう。

この水草は水槽右奥に植えてあるが、その上にロタラ系が伸びてきてしまった。


現在の水槽はこのような状態で推移している。
コケの侵略にあっているのは、グロッソ、ルドウィジア ブレビペス、パールグラス、右奥のロタラ系と言ったところか。
元気に生長していると思われるのは、ロタラspヴェルデキラリス、ヘテランテラと
以前の水草水槽での生き残りのバコパ オーストラリス  ロベリアカーディナリスだ。
3月末にグッピー5匹を投入したのは、間違いだったか。。。
換水後の測定で、pHは6.8だった。
本日底床にテトライニシャル・スティクを施肥したが、この肥料は遅効性らしい。
即効性の肥料を入れるべきか?
しかし、やみ雲に肥料を入れても元気の無い水草には効き目が無いだろうし、この水槽にはどの要素が足りないのか分からない。

う〜ん。今この水槽には何が足りずに、何が余っているのだろうか?
とりあえず、カボンバ、ハイグロ達を元に戻して色々と考えてみた。




考えたって分かる訳がない。。笑
色々と水草に関するページを検索していると、面白く、興味深いものに出会った。
bさんから教えて頂いたサイト様で、今まで一通り目を通したつもりだったが、指標植物なるページを見逃していた。
そのお方は「ラージパールグラス」を指標として、水槽内の環境を見極めていると言う。

詳細は省くが、ラージパールグラスは肥料吸収量が極めて多く、必要な要素が不足、過多の場合に顕著に現れるとの事だった。

その中で、窒素が欠乏するとラージパールグラスは葉が小さくなり下部の葉が黄化する。と記されていた。
『我が家のパールグラスと同じだ。。。。』

しかし、この水槽で窒素が足りないのか?  コケは生えている。
窒素分をコケが全部吸収しているのか。。。そんなことがありえるのだろうか?

何れにしても、やみ雲に肥料を入れるのは避けたほうがよさそうだ。





戻る 次へ